狩人達と薔薇の家

紫陽花

文字の大きさ
11 / 24

ヘザー

しおりを挟む
トレイのなかに、切りとられた両胸が並ぶ。
ヘザーの胸元は赤く丸い穴が空いてしまっていた。

ヘザーは痛みで何度か意識を失いかけたが、その度に、体に電気を流され強制的に目を覚まさせられた。

すると、ギルは軽く腹部を触りはじめた。
しばらく触ると、中心部にゆっくりとメスを入れる。

白く柔らかい肉が裂け、赤黒い液体がこぼれ落ちてくる。
ヘザーの体が今まで見たことないほど、揺れ動く。

「ぎいいいっっ!ひぎっ!ぎいいいい!!」

身を裂かれる痛みに、潰れたような声で悲鳴をあげ続けている。
しかし、そんなヘザーを気に求めず慎重に、かつ手早く腹の中に手を入れると、丁寧に一つの臓器...肝臓を取り出す。
切り取った箇所は出血死しないよう、きつめに縛っておく。

臓器が一つ欠けたショックからか、ヘザーの顔は青ざめ、目の焦点が合わなくなってきていた。

肝臓をトレイに入れ、別の棚に移して置いたギルはそんなヘザーの様子に気づくと、電極を取り出すと、無くなった両胸の傷口に、ゆっくりと電極のプラグを差し込んでいった。
赤い筋肉の中、奥深くに潜り込ませる。 

苦しそうにあえぐヘザー。
ゆっくりと、電力のつまみが動かされる。

「!?あっ!あっ!ぎっ!」

小刻みに体が跳ねる。
体の中を何かが巡り、失いかけてた意識が強制的に戻される。
失いかけてた痛みが、蘇ってくる。

「ちょっと必要なものを先に貰っておいたよ。後は,,,死なないようにこれもな」

首筋に注射針が刺さる。
中の液体が入ると、気を失いそうな程の激痛が少し和らいでいく。
さらに反対側には、血液パックを吊るした点滴が打たれた。

確かに、早々にこれで死ぬことは無くなった。
輸血をされ、意識が飛ぶような痛みも少しだがましになった。
彼女は、それがどんな意味なのか理解していなかった。
したくなかった。

口から赤い泡を吹きながら、苦悶の声をあげる少女の腹を更に探っていく。
出血で息絶えないように、太い血管を縛り上げ臓器を一つ一つ丁寧に抜き出していく。

腹の中の物が無くなる度、そして顔の横の棚に赤黒い物が浅い器に乗せられて並ぶ度に、ヘザーは喉が潰れそうな程の悲鳴をあげた。
いっそ死んでしまえば楽だろうが、もはや彼女にそれは許されていない。

腹の中の物があらかた無くなると、ビデオカメラはアングルを変え、その中身のほとんどない肉の中を撮す。

残っているのは赤く脈を打つ心臓と忙しなく動く両肺。

そして、下腹部に鎮座している女としての象徴。

男はヘザーの両足を大きく広げると膝を折り曲げて固定する。
まるで出産するかのような体勢だ。
もはや息絶え絶えの少女はされるがままで、時が過ぎるのを待っているかのようだった。

冷たい目をした男が、ワゴンから取り出したのは今までと雰囲気の違う代物だ。

銀色の洋梨の形をしたそれは、恐らくそういった趣味の者が見ればすぐにわかっただろう。

ギルはヘザーの眼前にそれを持ってくると、ゆっくりと回転させながら見せつけると、唐突に洋梨型の器具の先端をヘザーの口に押し付けた。

金属のひんやりとした固い感触に、少女は朦朧としていた意識を少しとり戻す。

「しっかりキスしな」

低い響くような声が聞こえる。

「お前の処女を捧げる相手なんだからな」

そして、耳を疑うような言葉が続けて耳にはいった。

あまりのことで思考が追い付いていないヘザーに構わず、ギルは金属の洋梨をヘザーの股間に押しあてた。

未だに誰にも侵入を許していない穴が、ミリッと少し悲鳴をあげると、少女の声からひきつるような声が出た。

恐らく叫ぶ体力ももう無いのだろう。
口をパクパクと動かし、止まっていた涙が再度滝のように流れる。

「ん?どうした?死ぬ前に『卒業』しておきたいかと思ってな。まあ、安心しろ。しっかり破いてやるから」

その言葉と共に、一気に中に梨が突っ込まれた。

「ひぃぃぃぃぃーーーーー!」

肉を無理矢理広げるように入ってきたそれの痛みと不快感に、ヘザーは顔を反らせた。

こんなものの痛み、今までに比べたら何てことは無いだろう。
だが、涙は止まらず心が壊れていく。

女として最も最悪で最低な屈辱。

まだ体も心も幼いヘザーだったが、本能でそれを感じ取っていた。

だが、これで終わりではなかった。

ゆっくりと手元のネジが回されると、中の梨が開いていった。

少女の汚れを知らない穴が、血を流しながら肉が裂けるような音を立てて広がっていくと、梨の中に隠されていたトゲが、さらに膣の奥深くに突き進んでいく。

トゲが奥へと進むごとにヘザーの心が、意識が壊れるように薄れていった。
悲鳴をあげる事すらも、忘れていく。

そしてトゲが一番奥。
子宮の最深部に到達したとき、ヘザーの心臓はようやく動きを止めた。

その顔は、まるで苦痛から解放されたかのように穏やかだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...