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店の中は外観と同様落ち着いた雰囲気であった。
中に入ると入り口に向けて置かれた大きな空のショーケースが目に入ってくる。
何も入っていないけれどチビ達の好奇心を刺激したのか、ミーナとリーはテテテっと駆け出してショーケースにビタっとくっついた。そして離れない。
「それ、楽しい?」
「「たのしーのー♪」」
「そう。」
レイヤはショーケースにくっつく2人を後ろから見守っている。
「ふたりともダメだよ。離れて。」
「「いーやー」」
アレン君が声をかけても2人はくっついたままです。
大丈夫ですよ。レイヤは特に気にしてませんから。
むしろちょっと冷やしてひえひえにしてあげようかなとも考えていましたから。
「別にいいよ。リラックスリラックス。アレンは固すぎ。ミーナとリーみたいにくっついておいでよ?」
「う、ぅ・・・。大丈夫です」
「そ?」
ふるふると首をふりながら返事をするアレンですが、目線はミーナとリーの2人、いえショーケースに釘付けのままです。微笑ましいですね。
「何にも入ってないの?」
「まだ開店してないからね。」
「へー。」
「何がはいるの?」
「秘密」
「ひみちゅ?」
「そうひみちゅ。」
「ちゅ~。あっ、ひみちゅきち!忘れてたの!」
本来の目的をようやく思い出してくれたのか、ショーケースからペリッと離れてレイヤのところまで戻ってきた。
「ほら、ひみちゅきちはこっちだよ。」
そう言ってレイヤは再び手をとって奥へと進んでいく。
ショーケースの奥には大きな料理場があった。どうやら料理関係の店のようだ。
「いい匂い~♪」
「甘い匂いするー。」
レイヤはいい匂いにつられて足を止めてしまうちび達を気にせず、どんどん奥へと進んでいく。
「ここだよ」
店の奥の扉の前でレイヤは立ち止まった。
「開けてごらん」
そういってレイヤはチビ達の手を離して後ろへ下がった。
皆、誰が開ける?っとそわそわしている。
「……俺が開ける。」
ジャンが代表して扉に手をかける。ドアノブはない。
どうやって開けるのかと悩んだ末、ジャンが扉をおしてみると
ガチャ
「「わぁ~!!」」
扉の向こうには不思議な空間が広がっていた。
地面は緑に覆われており、いたるところに何かが植えられている畑と大小様々な水溜まりがある。
そしてその中央には巨大な大樹が1本植えられていた。
「突っ立ってないで。ほら。いくよ。」
レイヤの声に後押しされ子ども達は緑の中を進んでいく。
「水溜まりは深いのもあるから気を付けて。畑の作物も危ないのがあるから気を付けて。まぁ、コイツがいれば大丈夫だと思うけどね。守樹。」
大樹の前まで来るとレイヤは大樹触れながらそう話しかけた。
その声に答えるかのように大樹は体を揺らしている。
「この樹は守樹。ここの守り樹だ。守樹、この子達はこの辺りの子どもたちらしい。僕もこの地区の一人として協調性?というものを持たないといけないからね。お前の庭の中で遊ばせてやってくれるかな?」
サワサワ
まるでいいよーとでも言いたげに巨大な体をさらに揺らし始める。
「ほら、皆も挨拶してごらん。」
端から見たら大樹に向かって話しかけるちょっとヤバイやつである。知り合いでも普通なら無視する案件だ。
「リーはねー、リーだよー。」
「ミーナはミーナなの。よろしくね。えへへー」
「アレンです。よろしくお願いします。」
純粋な子ども達のなんという可愛さ!
レイヤの言葉をそのまま受け入れて守樹に向けて挨拶してくれるその愛しさ!
守樹も悶えるようにその体をふるわせている。
「ほら、君たちも。」
「……ジャンだ。よろしく。」
「……サラです。よろしくお願いします。」
年上二人組はやはり植物に向かって話しかけることに躊躇しているようだ。
大丈夫。君たちが普通だ!守樹は弄らしそうにそわそわしている。
どうやら子どもたちのことをとても気に入ったようだ。
「皆少し下がって。守樹、この庭にひみちゅきちを造ってやってくれ。」
レイヤがそう言うと、サワサワっと体を揺らし、守樹が光り始めた。
守樹の表面や大地に魔方陣が浮かび上がってくる。
ドーンッ
ものすごい音と共に光が消えると守樹の体にツリーハウスができていた。
上へと上がる階段も完備。すべり台やブランコなどの遊具もついています。夢のツリーハウス!
「「シュジュすごーい!」」
ミーナとリーの言葉に気を良くしたのか、更に魔方陣を発動する守樹。
ドーンッ
「「「わぁあ!」」」
ツリーハウスにバルコニーが出来ました。
ちび達大喜び。良かったね。年上組は唖然としています。
「さてと、今日からここが皆のひみちゅきちだよ。気に入ってくれたかな。まぁ後は皆で好きなように。守樹、お願いね。」
そういってレイヤは扉の向こうへ戻っていった。
中に入ると入り口に向けて置かれた大きな空のショーケースが目に入ってくる。
何も入っていないけれどチビ達の好奇心を刺激したのか、ミーナとリーはテテテっと駆け出してショーケースにビタっとくっついた。そして離れない。
「それ、楽しい?」
「「たのしーのー♪」」
「そう。」
レイヤはショーケースにくっつく2人を後ろから見守っている。
「ふたりともダメだよ。離れて。」
「「いーやー」」
アレン君が声をかけても2人はくっついたままです。
大丈夫ですよ。レイヤは特に気にしてませんから。
むしろちょっと冷やしてひえひえにしてあげようかなとも考えていましたから。
「別にいいよ。リラックスリラックス。アレンは固すぎ。ミーナとリーみたいにくっついておいでよ?」
「う、ぅ・・・。大丈夫です」
「そ?」
ふるふると首をふりながら返事をするアレンですが、目線はミーナとリーの2人、いえショーケースに釘付けのままです。微笑ましいですね。
「何にも入ってないの?」
「まだ開店してないからね。」
「へー。」
「何がはいるの?」
「秘密」
「ひみちゅ?」
「そうひみちゅ。」
「ちゅ~。あっ、ひみちゅきち!忘れてたの!」
本来の目的をようやく思い出してくれたのか、ショーケースからペリッと離れてレイヤのところまで戻ってきた。
「ほら、ひみちゅきちはこっちだよ。」
そう言ってレイヤは再び手をとって奥へと進んでいく。
ショーケースの奥には大きな料理場があった。どうやら料理関係の店のようだ。
「いい匂い~♪」
「甘い匂いするー。」
レイヤはいい匂いにつられて足を止めてしまうちび達を気にせず、どんどん奥へと進んでいく。
「ここだよ」
店の奥の扉の前でレイヤは立ち止まった。
「開けてごらん」
そういってレイヤはチビ達の手を離して後ろへ下がった。
皆、誰が開ける?っとそわそわしている。
「……俺が開ける。」
ジャンが代表して扉に手をかける。ドアノブはない。
どうやって開けるのかと悩んだ末、ジャンが扉をおしてみると
ガチャ
「「わぁ~!!」」
扉の向こうには不思議な空間が広がっていた。
地面は緑に覆われており、いたるところに何かが植えられている畑と大小様々な水溜まりがある。
そしてその中央には巨大な大樹が1本植えられていた。
「突っ立ってないで。ほら。いくよ。」
レイヤの声に後押しされ子ども達は緑の中を進んでいく。
「水溜まりは深いのもあるから気を付けて。畑の作物も危ないのがあるから気を付けて。まぁ、コイツがいれば大丈夫だと思うけどね。守樹。」
大樹の前まで来るとレイヤは大樹触れながらそう話しかけた。
その声に答えるかのように大樹は体を揺らしている。
「この樹は守樹。ここの守り樹だ。守樹、この子達はこの辺りの子どもたちらしい。僕もこの地区の一人として協調性?というものを持たないといけないからね。お前の庭の中で遊ばせてやってくれるかな?」
サワサワ
まるでいいよーとでも言いたげに巨大な体をさらに揺らし始める。
「ほら、皆も挨拶してごらん。」
端から見たら大樹に向かって話しかけるちょっとヤバイやつである。知り合いでも普通なら無視する案件だ。
「リーはねー、リーだよー。」
「ミーナはミーナなの。よろしくね。えへへー」
「アレンです。よろしくお願いします。」
純粋な子ども達のなんという可愛さ!
レイヤの言葉をそのまま受け入れて守樹に向けて挨拶してくれるその愛しさ!
守樹も悶えるようにその体をふるわせている。
「ほら、君たちも。」
「……ジャンだ。よろしく。」
「……サラです。よろしくお願いします。」
年上二人組はやはり植物に向かって話しかけることに躊躇しているようだ。
大丈夫。君たちが普通だ!守樹は弄らしそうにそわそわしている。
どうやら子どもたちのことをとても気に入ったようだ。
「皆少し下がって。守樹、この庭にひみちゅきちを造ってやってくれ。」
レイヤがそう言うと、サワサワっと体を揺らし、守樹が光り始めた。
守樹の表面や大地に魔方陣が浮かび上がってくる。
ドーンッ
ものすごい音と共に光が消えると守樹の体にツリーハウスができていた。
上へと上がる階段も完備。すべり台やブランコなどの遊具もついています。夢のツリーハウス!
「「シュジュすごーい!」」
ミーナとリーの言葉に気を良くしたのか、更に魔方陣を発動する守樹。
ドーンッ
「「「わぁあ!」」」
ツリーハウスにバルコニーが出来ました。
ちび達大喜び。良かったね。年上組は唖然としています。
「さてと、今日からここが皆のひみちゅきちだよ。気に入ってくれたかな。まぁ後は皆で好きなように。守樹、お願いね。」
そういってレイヤは扉の向こうへ戻っていった。
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