【R18】父と息子のイケナイ関係

如月 永

文字の大きさ
13 / 54

12.父さんとデート①

しおりを挟む
大学の友人から遊びに行かないかなんて誘いがあった。
けれど、その日は父さんと出掛ける先約があったので断った。
「ごめんな。また今度」
「また親父さんとかよ。仲良いなぁ」
「は!?別に普通だよ」
「そうかぁ。俺なんて用が無きゃほとんど話さねーけど」
「ウチ、父子家庭で二人だけだから……。なんでも話すし、だから仲良いのかもな!」
なんとか誤魔化した。
単純に親子として仲良しと言われただけなのに、なんだか意識して恥ずかしい。
父さんと僕が恋人兼奴隷なのは誰も知らない秘密。
「じゃあ月曜日は?学校終わってから遊び行くって、事前にオヤジに言っておけば遅くなっても良いし」
「お前の親父さん過保護だなぁ」
「あ、いや、さ。オヤジが夕飯作ってるから、夕飯いらないとか言わないと」
「ふぅん。でも俺月曜日はバイトだわ。ゴメンな」
「うん。じゃあ、またな」
そう言って僕は友人と別れて帰宅した。


玄関を開けると台所の方からトントンと包丁の音やジューという何かを焼く音などが聞こえてくる。
いつも通りの父さんの料理の匂い。
そして僕の帰りに気付いた父さんの「おかえり~」という声が聞こえる。
この瞬間が一番安心する。玄関まで迎えに来てくれる時もあるけれど、それは稀だ。
廊下を抜けてリビングに入ると、テーブルにはもう夕食の準備がほとんど出来ていた。
煮込みハンバーグと野菜たっぷりスープみたいだ。
父さんはエプロンを着けたままキッチンから出て来て、両手を広げながら「おいで」言う。
これもいつものこと。
僕も同じ様に手を広げ、そしてお互い抱き締め合う。
これは僕が小学校を卒業するくらいまでは毎日のようにしていた習慣だった。
それから段々と頻度が減っていって、思春期真っ盛りの高校生になった頃にはしなくなっていた習慣が、最近復活した。
何故なら、愛し合っていると確認できたからだ。
キスしてセックスして、家族以上の関係になったら自然とそうなった。
父さんとのハグは凄く気持ちが良い。
柔らかく包み込むような優しさがあって、温かくて心地好くて……。
いつまでもこうしていられる気がする。
「ただいま」
父さんと軽い口付けをして、部屋着に着替えてきてから席に着いた。
今日あった出来事を話したりしながら食べるご飯はとても美味しい。
そういえばと思い出して聞く。
「ねぇ父さん。予定空けておいたけど、週末はどこ行くの?」
「行きたい所でもあるのか?」
「ううん、特には」
父さんとだったら何処でも楽しいと思う。
「久々のデートだけど、正直まだノープランなんだ。当日までには考えとくよ」
そう言いながらも楽しげに微笑む父さんを見てるとこっちまで嬉しくなってきた。
父さんが喜ぶ事は何だろう? 何をあげたら喜んでくれるかな? 
僕は食事をしながら色々と考えた。

   ◇◇◇

土曜日になり、朝早くに目を覚ました僕は身支度を整えてからリビングに向かう。
今日は父さんとお出掛け。心が弾む。
お出掛けの予定があったので、昨晩のスキンシップはほどほどにしており、朝から元気いっぱいだ。
エスコートは任せてとお茶目にウインクをした父さんにときめく。
もう父さんてば、何をしても格好良いんだから。好き。
いつもは行かない都心の繁華街でウインドウショッピングをしてあれが似合うこれが似合うとお互いに服を選んで買ったり、行列に並んで流行りのドリンクを買ってみたり、ホテルのビュッフェに行ってもう食べれないなんて嬉しい悲鳴を上げたりと盛り沢山で楽しい一日だった。
夕飯は食べれないかもなんて話ながら地下鉄に乗り、連れて行かれた所はやっぱり有名な地名だが、案内されて目の前に現れたのは路地裏のいかがわしい玩具屋だった。
こんな所に連れて来られたのもそうだが、まだ夕飯時前の早い時間なのに開店しているのも驚いた。
「オヤジ、ここ……入るの?」
「なんでも買ってあげるからね。さぁ行こう」
「そういう問題じゃないから!」
「ああ、中に入ったらパパって呼びなさい。本当の親子じゃなくて援交しているパトロンだと思ってくれるから変な目で見られないしな」
父さんはツカツカと躊躇いなく店に入ってしまったので外で待つ勇気もなくて後を追う。
デートの仕上げがこんな所なんて……。いや、父さんらしいかも。
薄暗い店内には様々な大人の玩具が置いてあり、店員と思われるおじさんがカウンターの向こうにいた。
客が入って来たにも関わらず顔を上げずにパソコンを弄っている。
これなら大丈夫かと思い、少しだけ安心して店内を見て回った。
ローターやバイブなど普通の物もあるが、革ベルトや麻縄、ラバーマスクなどどちらかというとSMに特化した玩具が多い気がする。いや、たまたまそういうコーナーが目の前にあるだけだと思いたい。
「欲しいものがあれば呼びなさい」
父さんは探し物があるのか僕を置いて店内の棚の間に消えて行った。
僕はとりあえず近くにあった手錠を手に取り、なんとも言えない気持ちになりそっと元の場所に戻した。
奥の方に行くと鞭や蝋燭といった本格的な道具があり、ドキドキ度が増す。
父さんにされるならどんなプレイでも良いが、まだちょっとハードルが高い。
他にも見ようと隣の棚を覗くとそこには首輪があった。
(あ、これ……)
犬用の首輪に似ているけどこれは多分違うだろう。
そう思って手に取ってみると案の定それはペット用ではなく、奴隷用の本物の首輪だった。
革製のベルトにリング状の金具が三箇所付いている。
(あ、そっか。こっちの手枷と足枷とセットで使えるのか)
同じデザインで手首と足首につける幅広の革ベルトが飾ってあり、そこには首輪に引っ掛ける金具がついていた。パッケージに使用例の写真があって分かった。
これを付けて四つん這いになってご主人様に散歩してもらうのだろう。
(いいな……。こういうの使ってみたいかも)
自分が付けてプレイしている妄想の世界に入り込んでいるといつの間にか同じ棚の列に他の客がいて、慌てて首輪を元に戻し、平静を装ってその場を離れた。
(……びっくりした。こんな時間でもお客さんいるんだ)
人を避けて棚の間を足早に歩くと、ファンシーな書体で『ソフトSMコーナー』なんで書いてあるポップが目に付いた。
痛みや苦しみがある道具ではなく、雰囲気SMごっこがしたい人向けだろうか。
まぁSMという言葉が付くくらいなので変態要素は強いが。
その中でも一つのグッズに目が止まった。
それは卑猥な言葉のタトゥーシールだった。
使い捨てだが、セール価格で値段も安く自分でも買える。
自分の身体にこの文章が貼られて父さんの前でプレイすると考えるだけで甘勃ちしてしまう。
そんな自分が恥ずかしくて、素早く選んでレジに向かう。
欲しいものは買ってくれると言ったが、自分で買って貼付けた身体を見せて父さんを驚かせたい。
喜んでくれるか呆れるか考えるだけで興奮する。
そして父さんに見られないように会計を済ませて鞄にしまった。
いくつかの文字の入った隠語のセットを二種類と、エロマンガでよくある淫紋と呼ばれる図形のセットを一種類買ったが、会計はたった1500円でお買い得だった。
あとで使おうと決めてから父さんを探す。
それほど広くない店舗だからすぐに見つかったが、その買物の中には既にいくつかの玩具が入っていた。
パッケージ箱に入っているので何を買ったのかは分からないが、あまり良い予感はしない。
僕が見ているのに気付いたのか、こちらを向いて手招きをする。
「これなんかどうだい?お前に似合うかなと思って見てたんだ」
何だろうと見ると、淡いピンクのレース生地に小さなリボンがついている可愛らしいパンティーだった。
明らかに女性用のデザインで、僕は困惑しながらそれを眺めた。
ただアダルトグッズ販売店にしては普通のデザインにも思える。
「これは可愛いデザインだけど男性用だよ。ほらお揃いのブラジャーもあるよ」
見せてくれたのはやはり普通女子が着用しているようなデザインの下着だった。
父さんの見ている場所は男性用ランジェリーコーナーと書いてあった。
ブラジャーも見せられたが、胸の無い僕でも着れそうなAAカップのサイズで、きちんと胸が隠され機能的に見える。
もちろん男性の胸板に合わせて製作されており、サイズも用意されている。
「こんな可愛い下着を服の下に隠してデートするのは興奮すると思わないか?」
もし可愛らしい男の娘が可愛いランジェリーを着ていたらそれだけで萌えるが、それはあくまでフィクションだ。
現実にがたいの良い男の僕がそれを着用して外を歩くなんて、変態じみていて……それはそれで『あり』かもしれない。
変態な自分が悩ましい。
ただやっぱり周りバレはリスクが高い。
「家の中でなら着ても良いけど……」
「じゃあ決まり。色は?ピンクで良い?あ、こっちの白も、この黒もエッチでいいな」
「試着も出来るよ。一番似合うのにしよう」
僕の意見は聞き入れられず、結局ピンクの上下一式と、生地の少なすぎる黒のTバックを一枚、そして明らかにエロ目的の穴の開いた真っ赤な紐のショーツを購入することになった。
僕はその商品と他にも色々が入った紙袋を受け取り、父さんは満足げに店を後にした。
良い物が手に入ったのか父さんはウキウキしているように見える。
僕も一日楽しかったし、アダルトグッズ屋なんて初めて興味深かった。
「ちょっと早いけど、前延長すれば宿泊で入れるから、ホテル行こうか」
「えっ!?家に帰るんじゃ……?」
「せっかくのお出掛けなんだから、朝まで楽しもう」
また電車で移動し、ラブホ街に連れて来られた。
宿泊タイムの切替前ということで閑散としていて何処の部屋でも選び放題で、僕たちは部屋を選んで入った。
初めて入るそこは、部屋の真ん中にベッドがあり、テレビとソファとテーブルが置かれているだけのシンプルな作りだった。
壁には鏡張りの所もあり、カーテンが閉められているので中からは見えないようになっている。
照明も薄暗くて雰囲気がある。
本当にヤル為だけに作られた場所という感じがするが、だからこそ逆に興奮する。
とりあえず荷物を置いて、風呂に入ることにした。
父さんが先に入り、次に僕が入る。
父さんが戻って来る前に、さっき買ったばかりのどの下着を着るか決めなければならない。
(うーん……。どれがいいかな。どうせエッチな事をするんだし……あ!あのタトゥーシールも使おう。お尻に貼るならTバックが良く見えてエッチだ)
父さんと入れ代わりで、風呂に入る。見られないようにこっそりと、ちょうど仙骨の辺りに『ご主人様専用』、左尻の真ん中に大きめのシールで『奴』、同じく右尻に『隷』の文字を貼付ける。
ちょっと曲がったが、水で貼付くので初めてでも綺麗に転写できた。
青みがかった黒でくっきりした文字は本物の入れ墨っぽく見える。
たまに企画物のAVで肌に優しい水性マジックペンで隠語を書かれている場面もあったりするが、すぐ消えて汚らしく見えるし、やっぱり印刷されたような文字のほうが管理されているみたいで興奮する。
淫乱、雌豚、性処理奴隷など大きさも様々でまだまだ他の文字もあるので今度は父さんに貼ってもらおう。
タトゥーを隠す面積の無いパンティーを履き、安っぽいラブホのガウンを羽織ってバスルームを出た。
父さんの視線を感じて、ドキドキした。
「お腹空いてないかい?出前もとれるけど」
「ううん。今はいらない。それよりさっきの店で下着以外に何買ったの?」
一つ一つテーブルに置きながら披露してくれる。
「これは尿道プラグで、こっちはおちんちんの貞操帯。あとは……」
「あ、これ!」
それは僕が見ていた首輪のセットだった。
「気に入ったのに持って来ないから、私が買っておいたよ。嬉しいかい?」
嬉しくて何度も首を縦に振る。
今すぐにでも付けて欲しかった。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、あとでねと言って開封しない。
僕は期待で身体の奥がきゅっと締まる気がした。
「お前は電流も好きだからおちんちん用の電流リングとか、クスコとか蝋燭とかね。あ、蝋燭って言っても低温蝋燭だから実際はそんなに熱くないから大丈夫だよ」
父さんは楽しそうに話す。
他にもあるようだが、小さなテーブルに乗せきれない。
「これ、今日全部使うの?」
「ん?全部するには時間が足りないよ。今日は首輪と……ふふ、迷うね」
どれを使うににしても、想像すると下腹部が疼いた。
「父さん、僕我慢できないよ。僕も父さんに見せたくて準備したんだ。見て」
父さんの目の前に立ち、ガウンを肩からするりと床に落とす。
面積の少ないパンツからはみ出そうなほど僕のちんちんは膨らんでいた。
「思った通りエッチで似合っているよ。黒のTバックを選ぶなんてちょっと予想外かな」
「選んだのは……たまたまなんだけど、父さんの買ってくれた黒い首輪とちょうど合ってるよね」
「そうだな。付けてあげよう」
パッケージを開ける父さんに逮捕される人のように両手首を差し出す。
父さんは小さく笑って、片方ずつ手枷を付けてくれた。
まだ金具は連結していないのでリストバンドのよう手首に革ベルトがはまっているだけだ。
次はソファに座る父さんの肩に手を置き、片足を腿の上に置いた。
足枷のベルトを締められている時、少し屈んだ父さんの顔が股間に近くなって息が上がる。
黒い生地がもう濡れているのも、いやらしい匂いを放っているのも気付いているだろう。
足を交代させ、両足にも足枷がはまり、首輪を残すだけになった。
「あのね、父さん。首輪嵌めてくれたら、おまんこ奴隷になるからいっぱい使ってね」
「良いよ」
「あの、それでね、もう奴隷の準備してあるの」
「どういうことだ?」
「父さん専用の奴隷だって一目で分かるようにしておいたんだ」
恥じらいながら後ろを向き、父さんに卑猥な尻を見せた。
肉付きのいい尻には、『御主人様専用奴隷』の文字とTバックの紐が食い込んでいる。
「見て。似合う?」
父さんは感嘆の声を上げた。
「こんな事をしてくれてたんだな。変態なお前には良く似合うよ。むしろお前のためにあるタトゥーシールだね」
「うん。僕もそう思う」
「なんて書いてあるか読み上げてごらん」
「……はい。『御主人様専用奴隷』です。僕は父さん専用奴隷だからお尻まんこに父さんのおちんぽ様を挿れて頂くためだけに生きてます。首輪で所有物だと解らせてください」
「上出来だよ。奴隷の文字がよく見えるように、床に四つん這いになりなさい。雌犬の格好で首輪を付けてあげよう」
父さんは僕の髪を掴んで引き寄せると、そう耳元で囁いた。
それはまるで呪文のような響きだった。
父さんは背後から覆いかぶさり、僕の尻をひと撫でしてから、ゆっくりと首輪を付ける。
カチャリという音とともに首輪の重さが増した。僕が父さんの所有物である証だと思うと嬉しい。
「これで完成だ。……ああ、可愛いよ。とても良く似合う。……そうだ。記念に写真を撮ろう!カメラを持って来るからちょっと待っていなさい」
父さんは立ち上がり、脱いだ服と一緒にスマホを置いていたらしく、脱衣所へ消えて行った。
僕はその間もずっと、尻を突き出した雌犬のポーズのまま待機した。
早く父さんに犯されたい。
首輪の重みが興奮を高める。
今すぐこの場で押し倒して、乱暴にして欲しい。
そんなことを考えているうちに、父さんは戻って来た。
僕の痴態を収めるべく、スマホのレンズを向ける。
シャッター音が響くたび、僕の羞恥心は高まり、身体をくねらせた。
でも雌犬の格好のアングルは顔があまり写らないし、仰向けの格好は尻の文字が見えないのが不満だったらしく、父さんは僕の両足を持ち上げてちんぐり返しにした。
奴隷の偽刻印のある尻が一番上にあり、足枷を付けた脚が顔の近くまで折り畳まれていて、その間に蕩けた僕の顔があるのだ。写真を撮るならベストポジションだ。
ついでにパンツをずらしておちんちんまで見えるようにして納得した父さんは、真上からスマホを構える。
「ほら撮るよ。ピース」
両手を顔横でピースの形に作り、へらりと笑った。
カシャカシャと何度か僕の姿を撮影して父さんは満足げに笑った。
それから僕を立たせて、今度は壁に向かって手を付かせた。
最後にもう一枚写真を撮るとスマホを置く。
「奴隷のお尻振って、挿れてっておねだり出来る?」
おねだりは得意だ。
僕は言われた通り、壁に手をつけがに股気味に腰を突き出し、父さんに見えるように大きく振りながら、淫語混じりで媚びる。
「僕の発情した淫乱な奴隷まんこに、御主人様の立派なおちんぽ様をくださいぃ!父さん専用の奴隷おまんこ使ってください!」
「ふふっ。本当にお前はどうしようもない変態だね。でも、そういうところ好きだよ」
父さんは僕のTバックの紐を横に寄せ、一気に貫いた。


===========
<更新予告>
◆1/9 6:00
12.父さんとデート②
◆1/12 6:00
13.貴方は誰?
◆1/15 6:00
14.おうちデート
◆1/18 6:00
15.おあずけ週間
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

お兄ちゃん大好きな弟の日常

ミクリ21
BL
僕の朝は早い。 お兄ちゃんを愛するために、早起きは絶対だ。 睡眠時間?ナニソレ美味しいの?

父のチンポが気になって仕方ない息子の夜這い!

ミクリ21
BL
父に夜這いする息子の話。

処理中です...