2 / 35
屋根裏のネズミ
2.
しおりを挟む
しかしそんな気持ちとは裏腹に身体は快感を求めて止まない。
「はうぅ、やだ、も、イキたくない……っ!」
涙混じりの懇願。みっともないのにそれしか出来ない。
「射精は気持ち良いものだろう?どうして嫌がるのだ?」
「何回もっ、しゃせっ、つらい……」
「そうかそうか。なら、出さずに達せるようになれば良い」
辰彦が一回手を叩くと、どこかに控えていた小姓が部屋の外から声をかける。
「辰彦様、何をご用意しましょうか?」
「いつもの道具箱と、この前手に入れたアレは湯に浸けておきなさい」
「はい」
すぐに小姓が箱と盥を持ってきて、こちらを見もせずさっさと去っていく。
当然だ。この部屋にいたら媚薬でおかしくなってしまうからだ。
「さあ、お楽しみの時間だよ」
「や、やだ……、やめろぉ……っ」
辰彦が近寄って来て、俺の股間を撫で上げた。それだけで背筋に電流が流れたかのように感じて、軽くイッた。
それを確認してから辰彦は膝立ちだった俺の拘束は解かないままに、位置だけを下げると、俺は四つん這いをするような態勢にされる。
もちろん腕は竹の棒に括られた状態で床に手は付くことは出来なかったが。
辰彦は俺の菊門がよく見えるように肩幅より広く開脚させた。
「ははっ、このデカ尻に褌!いいね!」
六尺褌を愛用していたので、尻側は捩った紐がT字状になっているだけだから、剥き出しの尻を両手で撫で回された。
「撫で…るなぁ……っ!あひぃっ!?」
突然の衝撃。辰彦が尻を叩いたのだ。そのジンジンとするのも快感だった。
「まだ自分の立場を解らないのかい?まぁそちらの方が愉しみ甲斐があるから良いけど」
そう言うと辰彦は小姓から受け取った箱の中から小ぶりの壺を取り出した。中には白くネバネバした液体が入っていた。
その中身を手に出してから、辰彦は俺の褌の捻れた紐を横にずらすと、尻の穴に塗り込んだ。
「ひっ、つめた……ッ!」
ぬちゅりとした感覚に鳥肌が立つ。
媚薬によって敏感になった身体にはそれだけでも刺激が強かった。
辰彦は俺の反応を楽しむ様に指先で穴の縁をなぞったり、円を描くように揉み込んでくる。
指先で丁寧に塗られると、ヒクヒクする穴が恥ずかしい。
「ふふふふふ、絶景だね。四郎のここ、物欲しそうだよ?」
「ち、違ぁ……っ!」
「じゃあ、これは何かな?僕の指を飲み込もうとしてるんだけど」
「んんんんんんっ!!」
人差し指の第一関節まで挿れられると、それだけで身体がビクビクしてしまう。
「あれ?またイったのかい?ひどい雄臭がするよ。でももうすぐ私の雌にしてあげるから」
「俺はっ、雌になんてならないぃ……っ」
中指を足されて、二本の指で内壁を引っ掻かれる。
媚薬と潤滑剤のおかげで痛みはない。
むしろもっと欲しいと思ってしまう自分がいる事に絶望しながら、必死に耐えていた。
辰彦は執拗にそこばかり責めてくる。
三本目を入れられる頃には、俺の陰茎からは精液ではない透明な体液が流れ続けていた。
もう抵抗しようにも力が入らなかった。
それどころか、腹の奥がきゅっと疼くような感覚に襲われ、早くどうにかして欲しいという気持ちすら湧いてきた。
いつの間にか俺の顔は涙と唾液と鼻水でぐちゃぐちゃになって頭巾を汚していた。
「苦しそうだね。頭巾も取ってあげようか?」
濡れた布の不快感はあるが、忍者として素顔を見せる訳にはいかない。
俺は首を縦に振った。
「そう。四郎の可愛い泣き顔が見れなくて残念だ」
その間も後孔への愛撫は止まなかった。
もう理性も羞恥心も全て溶けてしまったようだ。
今となってはこの男の前で痴態を晒す事くらい、どうってことないように思えた。
俺がそう思ったのを見透かしているのか、辰彦はニヤリと笑いながら四本目を狭い穴に捩込んだ。
「んああああっ!あっ!ああっ!やらっ!もぉ無理ぃ……っ!」
「これくらいで泣いてたら私のは入らないよ」
辰彦は俺に見せつけるように、中でバラバラに動かしたり、ぐるりと掻き回したりする。
その頃には褌も緩んでほとんど取れかけて、脚に引っ掛かっているだけだった。
「あっ!やめっ!ひぎぃっ!!やらっ!やめてぇえっ!」
「あぁ、そろそろいいか」
そう言うと辰彦は指を引き抜いて、着物の前を寛げてから己の男根を取り出した。
それは想像以上に太くて長い、凶器のような代物だった。
子供の腕くらいありそうなあんなものが入るはずがない。
恐怖でガチガチと歯が鳴る。
しかしそんな事はお構い無しに、辰彦は俺の後孔に亀頭を擦り付けてきた。
潤滑剤で滑りが良くなったとは言え、太い部分が通る時はかなり痛かった。
痛みで余計に力が入ってしまう。
しかし、辰彦の剛直は容赦なく俺の中へと侵入してきた。
「はうぅ、やだ、も、イキたくない……っ!」
涙混じりの懇願。みっともないのにそれしか出来ない。
「射精は気持ち良いものだろう?どうして嫌がるのだ?」
「何回もっ、しゃせっ、つらい……」
「そうかそうか。なら、出さずに達せるようになれば良い」
辰彦が一回手を叩くと、どこかに控えていた小姓が部屋の外から声をかける。
「辰彦様、何をご用意しましょうか?」
「いつもの道具箱と、この前手に入れたアレは湯に浸けておきなさい」
「はい」
すぐに小姓が箱と盥を持ってきて、こちらを見もせずさっさと去っていく。
当然だ。この部屋にいたら媚薬でおかしくなってしまうからだ。
「さあ、お楽しみの時間だよ」
「や、やだ……、やめろぉ……っ」
辰彦が近寄って来て、俺の股間を撫で上げた。それだけで背筋に電流が流れたかのように感じて、軽くイッた。
それを確認してから辰彦は膝立ちだった俺の拘束は解かないままに、位置だけを下げると、俺は四つん這いをするような態勢にされる。
もちろん腕は竹の棒に括られた状態で床に手は付くことは出来なかったが。
辰彦は俺の菊門がよく見えるように肩幅より広く開脚させた。
「ははっ、このデカ尻に褌!いいね!」
六尺褌を愛用していたので、尻側は捩った紐がT字状になっているだけだから、剥き出しの尻を両手で撫で回された。
「撫で…るなぁ……っ!あひぃっ!?」
突然の衝撃。辰彦が尻を叩いたのだ。そのジンジンとするのも快感だった。
「まだ自分の立場を解らないのかい?まぁそちらの方が愉しみ甲斐があるから良いけど」
そう言うと辰彦は小姓から受け取った箱の中から小ぶりの壺を取り出した。中には白くネバネバした液体が入っていた。
その中身を手に出してから、辰彦は俺の褌の捻れた紐を横にずらすと、尻の穴に塗り込んだ。
「ひっ、つめた……ッ!」
ぬちゅりとした感覚に鳥肌が立つ。
媚薬によって敏感になった身体にはそれだけでも刺激が強かった。
辰彦は俺の反応を楽しむ様に指先で穴の縁をなぞったり、円を描くように揉み込んでくる。
指先で丁寧に塗られると、ヒクヒクする穴が恥ずかしい。
「ふふふふふ、絶景だね。四郎のここ、物欲しそうだよ?」
「ち、違ぁ……っ!」
「じゃあ、これは何かな?僕の指を飲み込もうとしてるんだけど」
「んんんんんんっ!!」
人差し指の第一関節まで挿れられると、それだけで身体がビクビクしてしまう。
「あれ?またイったのかい?ひどい雄臭がするよ。でももうすぐ私の雌にしてあげるから」
「俺はっ、雌になんてならないぃ……っ」
中指を足されて、二本の指で内壁を引っ掻かれる。
媚薬と潤滑剤のおかげで痛みはない。
むしろもっと欲しいと思ってしまう自分がいる事に絶望しながら、必死に耐えていた。
辰彦は執拗にそこばかり責めてくる。
三本目を入れられる頃には、俺の陰茎からは精液ではない透明な体液が流れ続けていた。
もう抵抗しようにも力が入らなかった。
それどころか、腹の奥がきゅっと疼くような感覚に襲われ、早くどうにかして欲しいという気持ちすら湧いてきた。
いつの間にか俺の顔は涙と唾液と鼻水でぐちゃぐちゃになって頭巾を汚していた。
「苦しそうだね。頭巾も取ってあげようか?」
濡れた布の不快感はあるが、忍者として素顔を見せる訳にはいかない。
俺は首を縦に振った。
「そう。四郎の可愛い泣き顔が見れなくて残念だ」
その間も後孔への愛撫は止まなかった。
もう理性も羞恥心も全て溶けてしまったようだ。
今となってはこの男の前で痴態を晒す事くらい、どうってことないように思えた。
俺がそう思ったのを見透かしているのか、辰彦はニヤリと笑いながら四本目を狭い穴に捩込んだ。
「んああああっ!あっ!ああっ!やらっ!もぉ無理ぃ……っ!」
「これくらいで泣いてたら私のは入らないよ」
辰彦は俺に見せつけるように、中でバラバラに動かしたり、ぐるりと掻き回したりする。
その頃には褌も緩んでほとんど取れかけて、脚に引っ掛かっているだけだった。
「あっ!やめっ!ひぎぃっ!!やらっ!やめてぇえっ!」
「あぁ、そろそろいいか」
そう言うと辰彦は指を引き抜いて、着物の前を寛げてから己の男根を取り出した。
それは想像以上に太くて長い、凶器のような代物だった。
子供の腕くらいありそうなあんなものが入るはずがない。
恐怖でガチガチと歯が鳴る。
しかしそんな事はお構い無しに、辰彦は俺の後孔に亀頭を擦り付けてきた。
潤滑剤で滑りが良くなったとは言え、太い部分が通る時はかなり痛かった。
痛みで余計に力が入ってしまう。
しかし、辰彦の剛直は容赦なく俺の中へと侵入してきた。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる