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勇者との再会
搭乗型ゴーレム
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「マルコイさん‥とりあえず聞いてみるけど、これはなんだい‥?」
ん?
見てわからないのか?
「何を言ってるんだスキャン?見てわかるだろう、搭乗型のゴーレムだよ。」
「いや、意味がわからないけど、何かゴゴゴゴッて音がしてるし、雰囲気だけでとんでもない物だとはわかるよ。」
「そうだろうそうだろう。これは今まで俺が考えていた、1番の問題点である関節の可動をクリアした品物だ!今まではゴーレムを動かす時に、関節が曲がらないゴーレムを魔力回路で風を放射する事で前に動かそうとしていたが、関節部位を金属と銅線、ゴムなどを使い、魔力回路による動力を使う事で動かす事が出来るのだ!まあその部分については今のところ俺にしか作ったり修理したり出来ないのが難点だがな。」
しかし設計図があるし、仕組みを俺が教える事で出来る人が出てくるだろう。
ガッスンさんとか。
「ふぁー。意味はよくわからないけど、とにかく凄いって事は伝わってくるよ。」
「おお!さすがスキャン君!この0号の素晴らしさがわかるかね!この0号は従来の考え方では動かす事にそのほとんどを費やす必要があった魔力回路が、可動にほとんど使用しなくてよくなったんだよ!それによって、移動以外の魔力回路を大量に取り付ける事ができたんだ!」
「移動以外の魔力回路‥?」
ふっふっふ。
スキャン君。
興味を持ってくれて嬉しいよ。
こっちを指差しながら、口をパクパクさせているライリーは無視しておこう。
人を指差してはいけませんよ。
「とりあえず乗ってみて、動かしながら説明しよう。」
「わかった。けどマルコイさん、これってどうやって乗ったらいいんだい?」
あっ!
乗り方考えてなかった。
「はしごをつけてもよかったが、敵が掴まったら危ないからな。わざとつけなかったんだ。降りる時に乗りやすいように屈ませてから降りてくれ。」
うむ。
何となくそれっぽい理由になった。
「まずは俺が操縦席まで連れていくから、捕まってくれ。」
俺は時空魔法で空気を圧縮して足場を作り、その上をスキャンを連れて歩いて行く。
「ここに座ってくれ。そして操縦桿が2本あるけど、それを使ってゴーレムを動かすんだ。まだ試作機だから不備はあると思うから使ってみてから感想を教えてくれ。足元にペダルがあるけど、それを踏むと魔力回路が反応して魔力が循環する。踏む強さによって魔力の大きさが変わるから、パワーを出したい時は思いっきり踏んでくれ。」
俺はスキャンにゴーレムの操縦を伝えた。
とりあえず動かせるようになる事が前提だからな。
理論上はスキャンに説明した内容でちゃんと動くはずだ。
あとは操縦に慣れてもらうしかないな。
「それじゃあマルコイさん!動かしてみるよ!」
「ああ頼んだ!」
スキャンがゴーレムの操縦を始める。
ペダルを踏んだのだろう。
魔力回路が反応している。
そして手元の操縦桿を動かした。
それと同時にゴーレムが動き出す。
「おお!動いたっ!素晴らしい!」
「マルコイさん!動いてるよ!すごいよ、これ‥うごっ!」
「どうしたスキャン!何か問題があったのかっ!?」
ゴーレムが数歩進んで動きを止める。
俺はすぐにスキャンの元に駆け寄る。
「何かあったのかスキャン!」
「‥‥‥マルコイさん‥。これ動くたびに衝撃で死にそうになる。身体が飛ばされそうになったから、踏ん張ったら衝撃をまともに身体で受ける事になった‥」
なるほど!
そこは盲点だった!
ゴーレムの動きばかりに気を取られて、乗る人の事を考えてなかった!
「わかった、ちょっと待ってくれ。この場で少し修正する。」
俺は『スペース』から必要な素材を取り出す。
とりあえず衝撃吸収の為に操縦席にアブソーバーを取り付けて、身体が動かないように上から身体に被せるようなバーを取り付ける。
これでゴーレムが激しく動いても身体が放り出されるような事はないはずだ。
ふぅ。
乗るのはスキャンが初めてだからな。
色々と不備が出るだろう。
俺は怪我したら危ないから乗ってないしな。
ん?
見てわからないのか?
「何を言ってるんだスキャン?見てわかるだろう、搭乗型のゴーレムだよ。」
「いや、意味がわからないけど、何かゴゴゴゴッて音がしてるし、雰囲気だけでとんでもない物だとはわかるよ。」
「そうだろうそうだろう。これは今まで俺が考えていた、1番の問題点である関節の可動をクリアした品物だ!今まではゴーレムを動かす時に、関節が曲がらないゴーレムを魔力回路で風を放射する事で前に動かそうとしていたが、関節部位を金属と銅線、ゴムなどを使い、魔力回路による動力を使う事で動かす事が出来るのだ!まあその部分については今のところ俺にしか作ったり修理したり出来ないのが難点だがな。」
しかし設計図があるし、仕組みを俺が教える事で出来る人が出てくるだろう。
ガッスンさんとか。
「ふぁー。意味はよくわからないけど、とにかく凄いって事は伝わってくるよ。」
「おお!さすがスキャン君!この0号の素晴らしさがわかるかね!この0号は従来の考え方では動かす事にそのほとんどを費やす必要があった魔力回路が、可動にほとんど使用しなくてよくなったんだよ!それによって、移動以外の魔力回路を大量に取り付ける事ができたんだ!」
「移動以外の魔力回路‥?」
ふっふっふ。
スキャン君。
興味を持ってくれて嬉しいよ。
こっちを指差しながら、口をパクパクさせているライリーは無視しておこう。
人を指差してはいけませんよ。
「とりあえず乗ってみて、動かしながら説明しよう。」
「わかった。けどマルコイさん、これってどうやって乗ったらいいんだい?」
あっ!
乗り方考えてなかった。
「はしごをつけてもよかったが、敵が掴まったら危ないからな。わざとつけなかったんだ。降りる時に乗りやすいように屈ませてから降りてくれ。」
うむ。
何となくそれっぽい理由になった。
「まずは俺が操縦席まで連れていくから、捕まってくれ。」
俺は時空魔法で空気を圧縮して足場を作り、その上をスキャンを連れて歩いて行く。
「ここに座ってくれ。そして操縦桿が2本あるけど、それを使ってゴーレムを動かすんだ。まだ試作機だから不備はあると思うから使ってみてから感想を教えてくれ。足元にペダルがあるけど、それを踏むと魔力回路が反応して魔力が循環する。踏む強さによって魔力の大きさが変わるから、パワーを出したい時は思いっきり踏んでくれ。」
俺はスキャンにゴーレムの操縦を伝えた。
とりあえず動かせるようになる事が前提だからな。
理論上はスキャンに説明した内容でちゃんと動くはずだ。
あとは操縦に慣れてもらうしかないな。
「それじゃあマルコイさん!動かしてみるよ!」
「ああ頼んだ!」
スキャンがゴーレムの操縦を始める。
ペダルを踏んだのだろう。
魔力回路が反応している。
そして手元の操縦桿を動かした。
それと同時にゴーレムが動き出す。
「おお!動いたっ!素晴らしい!」
「マルコイさん!動いてるよ!すごいよ、これ‥うごっ!」
「どうしたスキャン!何か問題があったのかっ!?」
ゴーレムが数歩進んで動きを止める。
俺はすぐにスキャンの元に駆け寄る。
「何かあったのかスキャン!」
「‥‥‥マルコイさん‥。これ動くたびに衝撃で死にそうになる。身体が飛ばされそうになったから、踏ん張ったら衝撃をまともに身体で受ける事になった‥」
なるほど!
そこは盲点だった!
ゴーレムの動きばかりに気を取られて、乗る人の事を考えてなかった!
「わかった、ちょっと待ってくれ。この場で少し修正する。」
俺は『スペース』から必要な素材を取り出す。
とりあえず衝撃吸収の為に操縦席にアブソーバーを取り付けて、身体が動かないように上から身体に被せるようなバーを取り付ける。
これでゴーレムが激しく動いても身体が放り出されるような事はないはずだ。
ふぅ。
乗るのはスキャンが初めてだからな。
色々と不備が出るだろう。
俺は怪我したら危ないから乗ってないしな。
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