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コスプレ女子高生
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【翌朝8時過ぎ】
昨夜、太一と梨香との旅行後で初の2時間配信をした亜沙美は、平日なら遅刻確定の時間に、ようやく眠い目を擦りながら目を覚ました
「くひゃ~~~( ¯꒳¯ )ᐝふあぁ…よく寝ちゃったなぁ…今日は配信まで何してようかなぁ…」
亜沙美はまだ本調子で働かない脳で、今夜の配信内容以外はノープランな1日をどう過ごすか?考え始めた…確か格闘ゲームをすると言っていた
「格闘ゲームかぁ…ほとんど遊んだこと無いなぁ…あまりに弱すぎて気を使わせても駄目だから練習をしておかないと…そうだ!キャラクリ要素があるんだった!私も何か作っておかないと……くうぅぅぅ!!」
その時、亜沙美の腹の虫が「良い加減に飯を喰わせろ!」…と催促する鳴き声を発した
「そういや昨日のお昼に3人で、名古屋めしを食べてから何も食べてなかったなぁ…冷蔵庫に何かあったかな?」
冷蔵庫を開けてみると……飲料と冷凍食品の焼きおにぎり、それと土産で買ってきた食べ物だけだった
亜沙美は旅行の土産として工芸品や食べ物をたくさん買ってきていたが…唯一の家族の母親は滅多に帰らない。友達と言えるのも一緒に旅行に行った太一と梨香しか居ない……
「私が食べちゃっても良いじゃん!!」
結局、母親が帰宅しない限り特にあげる相手が居ない事に気が付いた亜沙美は、土産物の煎餅やクッキーなどに手を出し空腹を埋めた
【魔法使いアミ】
「よっしゃー!出来た( ー̀дー́)و!」
チュートリアルプレイ報酬によるアイテムと、課金によるアイテムを駆使して……【魔法使いアミ】が爆誕した!時刻は16時過ぎ。配信にはまだまだ時間がある
「キャラクターが出来たら…後は操作だね~。来てくれる人達と、それなりに戦えないと配信映えしないもんね~」
亜沙美はつくりあげた【魔法使いアミ】でCPU相手に練習を始めた
………【1時間経過】………
「( ゜∀゜) ∀゜) ∀゜) ∀゜) ∀゜):∵グハッ!!
あっかーん!!魔法使い弱すぎぃ~!」
【Soul Buster】は本来、武器を持った戦士達が戦うゲーム。サブ的な意味合いで、魔法使い系のキャラクリも出来るようになってはいるが…魔法使いのメイン武器である杖は、間合いがあまりにも狭いため攻撃が当たりにくいのだ
魔法使い系のキャラは、かなりの熟練度を要するみたいで、素人の亜沙美にどうにかなるハズもなかった…
「(;-ω-)ウーン どうする?勝負にならないんじゃ話にもならないよね…魔法使いは諦めて戦士系のキャラクリするか?……くうぅぅぅ…」
亜沙美は作り上げた【魔法使いアミ】がかなり気に入っているので、妥協して戦士系にする事を躊躇(ためら)っていた
【19:50】
「出来たぁ!!……かっわいい♪」
悩みに悩んだ亜沙美は…おかしな方向に労力(チカラ)を注いだ!!それなりに近い服を選び、多少の裁縫をして自ら作り上げた【魔法使いアミ】のコスプレ衣装を完成させた!
「ふんふんふ~ん♪…ルラララ~♪…これで心身共に【魔法使いアミ】とシンクロ出来たよね!…今の私に【敗北】の2文字など、存在しなーい!!」
亜沙美は……配信前から既に心だけは昇天しているようだwすっかり上機嫌になったので、配信開始10分前まで諦めることなくCPU戦に励んでいた!
「……( ゚∀゚):∵グハッ!!あっかーん!可愛いキャラが作れたって、何にも強くなってないんだから勝てる訳ないじゃーん!」
配信開始までの残り時間を、ひたすら練習に注ぎ込んで少しでもマシな対戦が出来るように努力する亜沙美だった
こういう所が母親譲りの性格のようだが、今の亜沙美はまだソレに気が付いていなかった
続く
昨夜、太一と梨香との旅行後で初の2時間配信をした亜沙美は、平日なら遅刻確定の時間に、ようやく眠い目を擦りながら目を覚ました
「くひゃ~~~( ¯꒳¯ )ᐝふあぁ…よく寝ちゃったなぁ…今日は配信まで何してようかなぁ…」
亜沙美はまだ本調子で働かない脳で、今夜の配信内容以外はノープランな1日をどう過ごすか?考え始めた…確か格闘ゲームをすると言っていた
「格闘ゲームかぁ…ほとんど遊んだこと無いなぁ…あまりに弱すぎて気を使わせても駄目だから練習をしておかないと…そうだ!キャラクリ要素があるんだった!私も何か作っておかないと……くうぅぅぅ!!」
その時、亜沙美の腹の虫が「良い加減に飯を喰わせろ!」…と催促する鳴き声を発した
「そういや昨日のお昼に3人で、名古屋めしを食べてから何も食べてなかったなぁ…冷蔵庫に何かあったかな?」
冷蔵庫を開けてみると……飲料と冷凍食品の焼きおにぎり、それと土産で買ってきた食べ物だけだった
亜沙美は旅行の土産として工芸品や食べ物をたくさん買ってきていたが…唯一の家族の母親は滅多に帰らない。友達と言えるのも一緒に旅行に行った太一と梨香しか居ない……
「私が食べちゃっても良いじゃん!!」
結局、母親が帰宅しない限り特にあげる相手が居ない事に気が付いた亜沙美は、土産物の煎餅やクッキーなどに手を出し空腹を埋めた
【魔法使いアミ】
「よっしゃー!出来た( ー̀дー́)و!」
チュートリアルプレイ報酬によるアイテムと、課金によるアイテムを駆使して……【魔法使いアミ】が爆誕した!時刻は16時過ぎ。配信にはまだまだ時間がある
「キャラクターが出来たら…後は操作だね~。来てくれる人達と、それなりに戦えないと配信映えしないもんね~」
亜沙美はつくりあげた【魔法使いアミ】でCPU相手に練習を始めた
………【1時間経過】………
「( ゜∀゜) ∀゜) ∀゜) ∀゜) ∀゜):∵グハッ!!
あっかーん!!魔法使い弱すぎぃ~!」
【Soul Buster】は本来、武器を持った戦士達が戦うゲーム。サブ的な意味合いで、魔法使い系のキャラクリも出来るようになってはいるが…魔法使いのメイン武器である杖は、間合いがあまりにも狭いため攻撃が当たりにくいのだ
魔法使い系のキャラは、かなりの熟練度を要するみたいで、素人の亜沙美にどうにかなるハズもなかった…
「(;-ω-)ウーン どうする?勝負にならないんじゃ話にもならないよね…魔法使いは諦めて戦士系のキャラクリするか?……くうぅぅぅ…」
亜沙美は作り上げた【魔法使いアミ】がかなり気に入っているので、妥協して戦士系にする事を躊躇(ためら)っていた
【19:50】
「出来たぁ!!……かっわいい♪」
悩みに悩んだ亜沙美は…おかしな方向に労力(チカラ)を注いだ!!それなりに近い服を選び、多少の裁縫をして自ら作り上げた【魔法使いアミ】のコスプレ衣装を完成させた!
「ふんふんふ~ん♪…ルラララ~♪…これで心身共に【魔法使いアミ】とシンクロ出来たよね!…今の私に【敗北】の2文字など、存在しなーい!!」
亜沙美は……配信前から既に心だけは昇天しているようだwすっかり上機嫌になったので、配信開始10分前まで諦めることなくCPU戦に励んでいた!
「……( ゚∀゚):∵グハッ!!あっかーん!可愛いキャラが作れたって、何にも強くなってないんだから勝てる訳ないじゃーん!」
配信開始までの残り時間を、ひたすら練習に注ぎ込んで少しでもマシな対戦が出来るように努力する亜沙美だった
こういう所が母親譲りの性格のようだが、今の亜沙美はまだソレに気が付いていなかった
続く
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