87 / 170
化け物たちとの遭遇編
超人類研究所
しおりを挟む
【古代遺跡1階】
開いた入り口から中に入ったアリス達。入ってスグの床に、いわゆる【泥除けマット】みたいな薄い長方形の1枚板が敷かれていた
「プシュン!シュー……」
「うわっ何だ!入り口が勝手に閉まったぞ?」
「魔法の発動は感知しなかったよ?それ以外のエネルギーで動いているのかも?」
「もしや~古代人の失われた技術なのでは~ないでしょうかね~?」
古代遺跡の入り口のドアは彼等が全員中に入ると、自動ドアのように勝手に閉まった。それに驚いたヨシュアとカルーア。その意見に対して、古代人の知識を僅かに有しているエルデスが憶測を話した
実は、床に敷かれている長方形の板が重さを感知し、負荷がゼロになって数秒したら自動で閉まる仕組みが組み込まれているのだが…
「もしかしたらぁ…地球に行った時に見た【自動ドア】ってヤツなのかも知れないよぉ?」
1月前に【賢者の石】の能力(スキル)で地球に行っていたアリスから全員に、自動ドアという物の説明がなされた
一応の理解を示した彼等は、道具による自動的な現象であり近くに敵が居る。とかいう訳ではない事を理解し安堵した
そんな彼等の目の前に【フロントルーム】が現れたのだが…もちろん彼等には、その部屋が何のための部屋なのか?知る由もない
「冒険者ギルドの待ち合い室みたいだねぇ…誰も居ないみたいだけどぉ…」
その部屋は冒険者ギルドの待ち合い室の様な作りになっていて、室内の広さもほぼ同じくらいだ。決定的に違うのは、室内にアリス達以外は誰も居ないという事と部屋の数箇所に機械仕掛けの装置やモニターが有る事だ
「壁や床が蒼く光ってるね。どうやって光ってるんだろう?」
「ん~妙ですね~魔法エネルギーは~全く感知出来ませんね~人力という感じでもなさそうですし~」
カルーアとエルデスが着目したのは、魔法力を使わずに蒼く光る壁と床だった。強過ぎず優しく光る蒼色に、危険かも知れない古代遺跡の中であることを忘れ、心が和まされる感じだ。その時、ヨシュアが実家に有るある物を思い出した
「もしかしたらよ、消去の魔女が作った【冷蔵庫】と似た造りなんじゃねーのか?」
「魔法エネルギーを電気エネルギーに変換して動く、食べ物長持ち箱の事かい?」
3種の神器と言われる【テレビ】【冷蔵庫】【洗濯機】の無いこの世界では、そんな表現をされても仕方ないだろう。ましてや、カルーアの様に森で過ごす種族にとっては尚更と言える
「この板は~何でしょうかね~?」
冒険者ギルドで言うと、カウンターにあたる場所のテーブル上に、電源ケーブルに繋がれたタブレットが幾つか置かれている
「側面に短いボタンと長いボタンがあるよぉ。もしかして起動させるボタンじゃないのかなぁ?」
好奇心で地球で見たいたる物に大して一条優香に質問しまくって、少し知識を得ていたアリスは勘による想像を話した
「だとすると、この長太線(ケーブル)が電気エネルギーを供給する物なのかな?わたしも触ってみようかな?」
姉が触って調べているその板が気になったカルーアは、等間隔(とうかんかく)に置かれている別の板(タブレット)を手に持った
「ヒュォン」タブレットの触感センサーが作動し、液晶画面が光った
「うわっ!何だよコイツ、勝手にわたしから魔力を吸ったぞ!?」
ケーブルから電気が流れて来ないので起動していなかったタブレットは、触感センサーから魔法力を持つ者を感知し、自動で魔力を吸い取り起動した
「【超人類研究所】へ、ようこそ。今回のご用件をタップして選んでください」
「コイツ、動くぞ!?」
タブレットどころかテレビも無いこの世界で板が急に光り、ソコに人物が映し出されて喋ってきただけで、その場の全員が驚愕した
「可愛い女の子がぁ…板の中に閉じ込められてるのぉ?」
「凄いの!喋るの!動いてるの!」
液晶画面の中に映る3DCGの女の子が、捕まっていると思うアリスと、ただ興奮するコハラコ
「女の子以外に枠で囲まれた文字?が表れたけど…どういう事だろうね?」
地球人なら
「研究所について」
「各ルームの説明」
「新しいお知らせ」
と表示されている事が簡単に分かるのだが…外国人どころか宇宙人にあたる彼らが、まるで理解出来なくても当然だ
「エルデス。なんて書いてあるか、分からないか?」
「私も古代人の言葉は伝え聞いている程度のモノですので~あまり期待はしないでくださいね~。ん~と~…
1番上のは~この遺跡についての~説明でしょうか~?
2つ目は~遺跡内の~各部屋についての~説明ですかね~?
3つ目は…知らない単語があるので~全く~分からないです~」
文字と言葉で説明されているのだが、理解出来る言葉に限りがあるので、文字を読む事に関しては8割程度は何とか理解出来るものの、聞いて理解するのはエルデスも無理そうだ
「この部屋には襲ってくる者も居ないようだし、折角だからその説明を見てみようよ」
カルーアの意見に同意し、彼らはひとつのタブレットの前に集まった。文字がある程度読めるエルデスが、タブレットを操作した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え~と、ですね~。この遺跡は~地球という星から来た人達が~この世界に~元から住んでる種族を研究して~より高度な~生命体を作る為の~場所らしいですよ~
読めない文字もありましたので~ある程度は~私の~想像での補完も~入ってます~」
「姉さん!超人類って…」
「うん。エリエスちゃんの事だよねぇ…もしかしたら、こんな感じの遺跡で眠っていたのかなあ?」
エルデスの説明の中にあった【超人類】というワードが気になったカルーアとアリス
「エリエスって…お前達の工房で俺が戦ったあの鍛冶師の女か?…とんでもなく強かったけどよ、ここみたいな遺跡で他所の世界の技術で造られた生命って事なのか?」
「そうですね~仮にエリエスさんが~超天才だったとしても~あの年齢で~ヘパイトス様と同じ~鍛冶スキルを持ってて~剣での戦闘でも~ヨシュア様と互角に戦えるなんて~有り得ませんものね~」
エルデスの説明から導かれた考えは、エリエスが此処か?此処と似た遺跡で造られた生命体である可能性が高いという事だ
「部屋の説明はぁ、なんて書いてあるのぉ?」
「この部屋の右の部屋に~兵器用の~休憩室と~治療室~
左の部屋に~生命体用の~休憩室と~治療室~だそうですよ~
それと~入り口の反対側~……つまり~奥に扉があって~地下の実験場に~降りられるらしいです~」
「実験場ですの?」
「何やら危険な気がするよね」
「あのクソ強いエリエスみたいな奴と戦わせる為の魔物とかが居る。って事だろうよな」
「うーん…だったらさぁ、先に左右の休憩室をぉ、調べてみようよぉ」
サーシャもカルーアもヨシュアも、地下に行くのは危険な気がした。なのでアリスの提案の左右の休憩室から調べる。という案に全員、同意した
初めて目にする化学という技術(チカラ)が生み出した物が数多く存在する古代遺跡。この遺跡で知る事になるのは、エリエスの事だけでは無い!という事を彼らはまだ知らない
続く
開いた入り口から中に入ったアリス達。入ってスグの床に、いわゆる【泥除けマット】みたいな薄い長方形の1枚板が敷かれていた
「プシュン!シュー……」
「うわっ何だ!入り口が勝手に閉まったぞ?」
「魔法の発動は感知しなかったよ?それ以外のエネルギーで動いているのかも?」
「もしや~古代人の失われた技術なのでは~ないでしょうかね~?」
古代遺跡の入り口のドアは彼等が全員中に入ると、自動ドアのように勝手に閉まった。それに驚いたヨシュアとカルーア。その意見に対して、古代人の知識を僅かに有しているエルデスが憶測を話した
実は、床に敷かれている長方形の板が重さを感知し、負荷がゼロになって数秒したら自動で閉まる仕組みが組み込まれているのだが…
「もしかしたらぁ…地球に行った時に見た【自動ドア】ってヤツなのかも知れないよぉ?」
1月前に【賢者の石】の能力(スキル)で地球に行っていたアリスから全員に、自動ドアという物の説明がなされた
一応の理解を示した彼等は、道具による自動的な現象であり近くに敵が居る。とかいう訳ではない事を理解し安堵した
そんな彼等の目の前に【フロントルーム】が現れたのだが…もちろん彼等には、その部屋が何のための部屋なのか?知る由もない
「冒険者ギルドの待ち合い室みたいだねぇ…誰も居ないみたいだけどぉ…」
その部屋は冒険者ギルドの待ち合い室の様な作りになっていて、室内の広さもほぼ同じくらいだ。決定的に違うのは、室内にアリス達以外は誰も居ないという事と部屋の数箇所に機械仕掛けの装置やモニターが有る事だ
「壁や床が蒼く光ってるね。どうやって光ってるんだろう?」
「ん~妙ですね~魔法エネルギーは~全く感知出来ませんね~人力という感じでもなさそうですし~」
カルーアとエルデスが着目したのは、魔法力を使わずに蒼く光る壁と床だった。強過ぎず優しく光る蒼色に、危険かも知れない古代遺跡の中であることを忘れ、心が和まされる感じだ。その時、ヨシュアが実家に有るある物を思い出した
「もしかしたらよ、消去の魔女が作った【冷蔵庫】と似た造りなんじゃねーのか?」
「魔法エネルギーを電気エネルギーに変換して動く、食べ物長持ち箱の事かい?」
3種の神器と言われる【テレビ】【冷蔵庫】【洗濯機】の無いこの世界では、そんな表現をされても仕方ないだろう。ましてや、カルーアの様に森で過ごす種族にとっては尚更と言える
「この板は~何でしょうかね~?」
冒険者ギルドで言うと、カウンターにあたる場所のテーブル上に、電源ケーブルに繋がれたタブレットが幾つか置かれている
「側面に短いボタンと長いボタンがあるよぉ。もしかして起動させるボタンじゃないのかなぁ?」
好奇心で地球で見たいたる物に大して一条優香に質問しまくって、少し知識を得ていたアリスは勘による想像を話した
「だとすると、この長太線(ケーブル)が電気エネルギーを供給する物なのかな?わたしも触ってみようかな?」
姉が触って調べているその板が気になったカルーアは、等間隔(とうかんかく)に置かれている別の板(タブレット)を手に持った
「ヒュォン」タブレットの触感センサーが作動し、液晶画面が光った
「うわっ!何だよコイツ、勝手にわたしから魔力を吸ったぞ!?」
ケーブルから電気が流れて来ないので起動していなかったタブレットは、触感センサーから魔法力を持つ者を感知し、自動で魔力を吸い取り起動した
「【超人類研究所】へ、ようこそ。今回のご用件をタップして選んでください」
「コイツ、動くぞ!?」
タブレットどころかテレビも無いこの世界で板が急に光り、ソコに人物が映し出されて喋ってきただけで、その場の全員が驚愕した
「可愛い女の子がぁ…板の中に閉じ込められてるのぉ?」
「凄いの!喋るの!動いてるの!」
液晶画面の中に映る3DCGの女の子が、捕まっていると思うアリスと、ただ興奮するコハラコ
「女の子以外に枠で囲まれた文字?が表れたけど…どういう事だろうね?」
地球人なら
「研究所について」
「各ルームの説明」
「新しいお知らせ」
と表示されている事が簡単に分かるのだが…外国人どころか宇宙人にあたる彼らが、まるで理解出来なくても当然だ
「エルデス。なんて書いてあるか、分からないか?」
「私も古代人の言葉は伝え聞いている程度のモノですので~あまり期待はしないでくださいね~。ん~と~…
1番上のは~この遺跡についての~説明でしょうか~?
2つ目は~遺跡内の~各部屋についての~説明ですかね~?
3つ目は…知らない単語があるので~全く~分からないです~」
文字と言葉で説明されているのだが、理解出来る言葉に限りがあるので、文字を読む事に関しては8割程度は何とか理解出来るものの、聞いて理解するのはエルデスも無理そうだ
「この部屋には襲ってくる者も居ないようだし、折角だからその説明を見てみようよ」
カルーアの意見に同意し、彼らはひとつのタブレットの前に集まった。文字がある程度読めるエルデスが、タブレットを操作した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え~と、ですね~。この遺跡は~地球という星から来た人達が~この世界に~元から住んでる種族を研究して~より高度な~生命体を作る為の~場所らしいですよ~
読めない文字もありましたので~ある程度は~私の~想像での補完も~入ってます~」
「姉さん!超人類って…」
「うん。エリエスちゃんの事だよねぇ…もしかしたら、こんな感じの遺跡で眠っていたのかなあ?」
エルデスの説明の中にあった【超人類】というワードが気になったカルーアとアリス
「エリエスって…お前達の工房で俺が戦ったあの鍛冶師の女か?…とんでもなく強かったけどよ、ここみたいな遺跡で他所の世界の技術で造られた生命って事なのか?」
「そうですね~仮にエリエスさんが~超天才だったとしても~あの年齢で~ヘパイトス様と同じ~鍛冶スキルを持ってて~剣での戦闘でも~ヨシュア様と互角に戦えるなんて~有り得ませんものね~」
エルデスの説明から導かれた考えは、エリエスが此処か?此処と似た遺跡で造られた生命体である可能性が高いという事だ
「部屋の説明はぁ、なんて書いてあるのぉ?」
「この部屋の右の部屋に~兵器用の~休憩室と~治療室~
左の部屋に~生命体用の~休憩室と~治療室~だそうですよ~
それと~入り口の反対側~……つまり~奥に扉があって~地下の実験場に~降りられるらしいです~」
「実験場ですの?」
「何やら危険な気がするよね」
「あのクソ強いエリエスみたいな奴と戦わせる為の魔物とかが居る。って事だろうよな」
「うーん…だったらさぁ、先に左右の休憩室をぉ、調べてみようよぉ」
サーシャもカルーアもヨシュアも、地下に行くのは危険な気がした。なのでアリスの提案の左右の休憩室から調べる。という案に全員、同意した
初めて目にする化学という技術(チカラ)が生み出した物が数多く存在する古代遺跡。この遺跡で知る事になるのは、エリエスの事だけでは無い!という事を彼らはまだ知らない
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

