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イシス王国&ドルイド王国編

イシス王国到着

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【宿屋の夜の営み】
サーシャは長女からのきつーいお仕置で意識が飛んだ!そしてベッドから降ろされ、ロープで手足を縛られ床に放置されたw

「カルーア…アタシ達は愛し合いましょぅ」

アリスはカルーアを仰向けに寝かせ彼女の顔の上に股を置き、自分の女の子の入り口を指で拡げた。あまりに意外過ぎる長女アリスの行動に言葉も出ないカルーア

「行くよアリス」

アドルはそのまま、アリスの女の子の中に挿入した。カルーアの顔に、姉の股から垂れてくる愛液が落ちてきた

「姉さん…これは?…んあっ!?」

アリスはアドルに突かれながら、魔法癒器をカルーアの女の子の中に挿入した!長さが調整されて処女のカルーアの膜を破かないようにして、妹を優しく愛したアリス

「カルーア大好き!アドル…愛してるぅ!」

3人は末っ子を放置して、愛のある行為を楽しんだ。夜はふけていく
明日の朝、イシスを目指す三姉妹達
観光ついでで立ち寄る臥龍兵の兄妹
監視者を加えて向かう異世界勇者達

更に西の樹海からもイシスを目指す軍団が居る。イシス王国の北の【ベイ城】でも慌ただしい動きがあった



【運命の朝】
宿屋で朝食を済ませ、イシスに向かう準備をする三姉妹とアドルとリリア。朝食前には拘束から解放されたサーシャ

「昼前に王女自らお迎えしてくれるって事は、美味しい昼ごはんをご馳走してもらえるのかな?」

「そうでしょうね、ゴネンマエ、アドルのカツヤクでイシスはたすかったんだからね…」

妖精のリリアは5年ぶりのイシスに、なんだかソワソワしているようだ。嬉しそうでもありツラそうでもある顔をしていた

「王女様って気品ある感じの方なんだろうね」

「あはは…あのコにそれは、ないんじゃないかなぁ?」

カルーアの意見に言葉を被せたリリア。彼女(リリア)は何か知っている感じだった。イシスへ同行する行商人が「道中で何か面倒事に出くわして遅れると良くないから、そろそろ出発しよう」と提案してきた。三姉妹達は少し余裕を持って出発した



【クハナに到着した優輝】
「夜通し走ったから馬を休ませようか?」

「そうだな、腹も減ったしな…おい、【こころ】居るんだろ?…………おいアサシン、出てこいやっ!」

「あっ!?ワタシだった……何か用?」

空間カモフラージュを解いて、アサシンの【こころ】が現れた

「キミは携行食ばかり食べているよね?良かったら一緒にご飯にしようよ!」

「ワタシは監視者…馴れ合いませんよ?…ですが、お腹…空きましたね…御一緒しましょう」

「めんどくせー奴だなw」

いちいち形式を気にする【こころ】にミントスは、イライラが募ってきたようだ。直接イシス王国を目指すつもりだったが、【スズカの街】から長距離を移動していたので馬も疲れたので、この小さな【クハナの町】で食事休憩するようだ


「ハマグリ屋?ここで良いかな?」

3人は小さめな一軒屋に入った

「店の名前?海岸で採れる貝の1種さ、元々高価な物だったんだがね…最近はあまり採れなくなってしまってね。あるには有るけど…高いよ?」

この店で長年働く老夫婦のオバサンが「払えるのか?」と言う感じで聞いてきた

「あんまり贅沢は出来ないけど、1人前頼んで3人で分けよう。後は…この、昼定食を3人前頼みます」

「そんな高級品、ワタシには余裕無いぞ」

「大丈夫、奢らせてもらうよ」

「情けは受けるが…情けは掛けないぞ」

「グダグダ言わずに食えっ、てんだよ!」

どうもミントスと【こころ】は相性が悪い?優輝は【クラウン城】から出る時に出立資金として十分なお金を得ていたので奢ることにした

…………………………

「定食は普通…でも、この貝【ハマグリ】は…美味しいな…その、ありがとう…優輝」

「喜んでもらえて良かったよ♪」

20歳手前くらいに見える18歳の【こころ】が初めて魅せた笑みは、小さな子供の様な不器用な笑みを浮かべていた

「本当に美味いな!…ところでよお、アサシンのお前【こころ】って呼ばれて何で反応しないんだ?だったら本名を教えろよ、不便で仕方ないんだって!」

「そうですね…美味しい物…馳走されたし…【ミクイ・トゥ】です、よろしく…あっ、他人には内密に願います…諜報部なので…」

と、断りを入れたミクイだが…優輝たちと話すようになってからは、そんなルールを忘れ【ミクイ】としか言わなくなっていくのであるw



【イシス王国正門】
正門前は左右に門番が立っていた。アドルが自己紹介すると…「アドル様ですか!?」かつての英雄の帰還に、その荘厳な門は音を立てて開かれた。その奥に数十人が立ち並んで、アドル達を出迎えてくれた

「【勇者アドル様】5年振りの帰還、王女である私【ユーカ・レア】が盛大におもてなしさせていただきます」
 

数十人の最前列の中央に立つ少女。彼女がイシスの王女【ユーカ・レア】らしい…しかし、勇者を出迎える王女様にしては礼儀正しいドレス姿などではなく、動きやすそうなライトなドレスを着ていた

「ほらユーカ、やっぱり正装の方が良かっただろ?アドルさん達、引いてるぞ」

「うっさいわね、あんなヒラヒラしたの着たくないって言ってるでしょ!動きにくいのよっ!」

どうやら王族のような気品ある煌(きら)びやかな感じでの女性ではないようだ。ソレに王女と言うには、かなり若い見た目だ


「えっと、ランスロットと言います。ユーカ様に仕えさせてもらってます。遠路はるばるお疲れ様です。食事を用意させていただいてますので、僕がご案内します」

王女の反対側に立つもう1人の優しい感じの少年は、いかにも気苦労が絶えない真面目な青年のようだった。アドル達は彼に先導されて大広間へと通された
部屋の中央の1番大きい10人掛けくらいの丸テーブルには、一大パーティで並べられるような豪華な料理が沢山置かれていた



続く
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