12 / 464
第1章 はじめてづくし編
初めての戦闘と美少女執事の実力と…… カナエ、狙い撃つ!?
しおりを挟む
「マスター…… 立って、名を下さい」
「あっ、はい! ちょっと待ってね…… とりあえず、これを着て!」
立ち上がった私は、彼女をよく見て…… 全身タイツ見たいな姿に、慌てつつ執事服を渡した。
一瞬で装備したのか? ボーイッシュな美少女執事が立っている……
(執事と言えば…… セバスチャン! でも、セバスチャンは…… 男性だよね? え~っと…… よし、決めた!)
「あなたの名前は、【せつな】! 愛称は、【せっちゃん】です! 私はカナエです。よろしくね♪」
「畏まりました。カナエ様…… 私の名は、せつなです。よろしくお願いたします」
「ちょっといいかな? 僕はギルマスのマイルだよ。よろしくね♪」
「はい、私はカナエです。よろしくお願いします」
「カナエちゃん。ガルジを借りていいかな?」
せっちゃんと互いに名乗り会っていると…… ギルマスのマイルさんも名前を教えてくれた。その後、マイルさんが師匠を指名した。
「ちょっと待って! 鍛冶体験ならテツに任せる。見ての通りだが…… 目が離せん」
「解ったよ…… テッシンには、僕から言っとく。ところで、カナエちゃん。これに触ってくれる?」
「こうですか?」
〔メイン復活場所が、変更されました〕
「はい、これでカナエちゃんの復活場所は…… このギルドの祭壇だよ。安心して冒険してね♪」
「いいですか?」
「いいの♪いいの♪ ね~ガルジ?」
「嬢ちゃんは、俺の弟子なんだろう? 気にするな!」
「そう言う事で、僕は行くね? またね~♪」
ガチャン!
「それでは…… 私も失礼致します。また何か有りましたら…… 何時でも【GMコール】して下さいね」
「ありがとうございました」
ギルマスが去った後、お姉さんも帰りました。
「さて…… 今ならば、まだ個室が開いてか? 武器を貸してやるから選びな。選んだら個室で…… 戦闘訓練代わりに【スコアアタック】しに行くぞ! で、どれにする?」
「カナエ様、私は【守護特化型】です。なので、【大盾】を望みます」
「師匠! せっちゃんに【大盾】をお願いします」
「【大盾】か?【鉄製のカイトシールド】があるが…… 攻撃は、どうする?」
「ならば、【ショートランス】を貸して頂けますか?」
「それなら、こいつで…… どうだ?」
ガルジが、せっちゃんに【大盾】と【ランス】を渡すと……
「じゃあ、行くぞ! こっちだ」
カナエ達は、ガルジに付いていくと……
訓練場の奥に、少し大きめな扉が並んでいる。
その中の一つをガルジが開けて、カナエ達を招き入れた。
カナエ達が扉を潜ると、其処は…… 草原だった。
「個室は、【バトルフィールド】を設定できるからな。【スキル】の確認や技を試すのに持って来いの場所だ。【スコアアタック】で、高得点を出すと…… この世界の金とポイントが貰えるぞ!」
ガルジは、設定しながら、カナエ達に個室の説明をすると……
「とりあえずは、カナエ嬢ちゃんとせつな。二人で……【スコアアタック】して見ろ」
「いきなりですか?」
「負けても、【デスペナルティ】は無いからな…… 練習だと思って気楽にやれ。さて…… 準備できたか?」
「準備完了です」
「はい! お願いします!」
カナエ達が武器を構えると…… カナエ達の眼の前に、ゴブリンが数体現れた!
「参ります!」
せっちゃんが…… 手前のゴブリンに突撃!?
「そこ!」
せっちゃんは、ゴブリンの懐に入ると…… 大盾でゴブリンを真上に突き飛ばした!!
突然の事に、固まるカナエに…… せっちゃんが激を飛ばす!
「カナエ様、トドメを!!」
カナエは、焦りながらも…… 墜ちてくるゴブリンを【でりんじゃー】で狙い撃つ!
「グゲェ!」
カナエの撃った魔弾がゴブリンの頭にヒットすると、ゴブリンの頭が…… 消える!?
「次…… 行きます!」
せっちゃんが次々ゴブリンの体制を、大盾とランスで崩す!
「早いな…… 自分で言うだけあって、盾使いが一流だな」
ガルジが、せっちゃんの動きを誉めてる間も、せっちゃんが吹き飛ばしたゴブリン達に、カナエが【神眼】と【狙撃】をフルで使いながら…… なんとかトドメを射した!
「おっ、そろそろ…… ボスのお出ましだな!」
「えっ? ボスですか!?」
ゴブリンを50体倒すと、鎧姿の二回り大きなゴブリンが現れた!
「せっちゃん気を付けて!【ゴブリンジェネラル】が出た!」
「おお、いきなり【レアボス】か…… 運が良いのか悪いのか…… 判らんなぁ」
「攻撃は私が防ぎます! カナエ様は攻撃に集中して下さい!」
せっちゃんが、ジェネラルの大鉈を受け流す! カナエも攻撃するが…… ボスの鎧と盾を中々抜けずに、ジェネラルのHPを削れないでいた。
メキ!
せっちゃんの大盾が軋む音が響いた!
(ヤバイ、大盾がもたない)
ガッキィィーン! 金属音が鳴り響いて、大盾が壊れた!
その瞬間に…… せっちゃんは、身体を反らしながらランスで…… ジェネラルの頭を突いた!?
「グッウオォォ!」
「上手い!」「今です!」「当たって!」
せっちゃんの一撃は、ジェネラルの兜を飛ばし目を貫く!?
カナエは、無防備になったジェネラルの頭を狙い撃つと……
ゴブリンジェネラルの頭には、穴が開いた……
「良くやった。クリアだ! お疲れさん」
ガルジの言葉に、力が抜けたカナエは……
「師匠…… 疲れました。今日は、もうログアウトします」
「わかった。お~い、シロ! カナエを寝床に連れてけ」
「はい、お姉ちゃんこっち♪」
「ちょっと待って、師匠…… 今日は、ありがとうございました」
「寝っころがったら、ログアウトしな。またな」
「はい、またお願いします」
ガルジと分かれたカナエは、シロちゃんについてくと……
商業施設の奥に、小さなドアがあった。
「ここだよ」
中は…… 六畳間ぐらいの部屋に、少し大きめなベッドとクローゼットがある。
「このベッド使って」
「ありがとう。それじゃあ、シロちゃん、せっちゃん、またね♪」
「お姉ちゃん、おやすみなさい」
「おやすみなさいませ。カナエ様」
カナエは、ベッドに横になり、眠る様に目を閉じて…… ログアウトした。
「あっ、はい! ちょっと待ってね…… とりあえず、これを着て!」
立ち上がった私は、彼女をよく見て…… 全身タイツ見たいな姿に、慌てつつ執事服を渡した。
一瞬で装備したのか? ボーイッシュな美少女執事が立っている……
(執事と言えば…… セバスチャン! でも、セバスチャンは…… 男性だよね? え~っと…… よし、決めた!)
「あなたの名前は、【せつな】! 愛称は、【せっちゃん】です! 私はカナエです。よろしくね♪」
「畏まりました。カナエ様…… 私の名は、せつなです。よろしくお願いたします」
「ちょっといいかな? 僕はギルマスのマイルだよ。よろしくね♪」
「はい、私はカナエです。よろしくお願いします」
「カナエちゃん。ガルジを借りていいかな?」
せっちゃんと互いに名乗り会っていると…… ギルマスのマイルさんも名前を教えてくれた。その後、マイルさんが師匠を指名した。
「ちょっと待って! 鍛冶体験ならテツに任せる。見ての通りだが…… 目が離せん」
「解ったよ…… テッシンには、僕から言っとく。ところで、カナエちゃん。これに触ってくれる?」
「こうですか?」
〔メイン復活場所が、変更されました〕
「はい、これでカナエちゃんの復活場所は…… このギルドの祭壇だよ。安心して冒険してね♪」
「いいですか?」
「いいの♪いいの♪ ね~ガルジ?」
「嬢ちゃんは、俺の弟子なんだろう? 気にするな!」
「そう言う事で、僕は行くね? またね~♪」
ガチャン!
「それでは…… 私も失礼致します。また何か有りましたら…… 何時でも【GMコール】して下さいね」
「ありがとうございました」
ギルマスが去った後、お姉さんも帰りました。
「さて…… 今ならば、まだ個室が開いてか? 武器を貸してやるから選びな。選んだら個室で…… 戦闘訓練代わりに【スコアアタック】しに行くぞ! で、どれにする?」
「カナエ様、私は【守護特化型】です。なので、【大盾】を望みます」
「師匠! せっちゃんに【大盾】をお願いします」
「【大盾】か?【鉄製のカイトシールド】があるが…… 攻撃は、どうする?」
「ならば、【ショートランス】を貸して頂けますか?」
「それなら、こいつで…… どうだ?」
ガルジが、せっちゃんに【大盾】と【ランス】を渡すと……
「じゃあ、行くぞ! こっちだ」
カナエ達は、ガルジに付いていくと……
訓練場の奥に、少し大きめな扉が並んでいる。
その中の一つをガルジが開けて、カナエ達を招き入れた。
カナエ達が扉を潜ると、其処は…… 草原だった。
「個室は、【バトルフィールド】を設定できるからな。【スキル】の確認や技を試すのに持って来いの場所だ。【スコアアタック】で、高得点を出すと…… この世界の金とポイントが貰えるぞ!」
ガルジは、設定しながら、カナエ達に個室の説明をすると……
「とりあえずは、カナエ嬢ちゃんとせつな。二人で……【スコアアタック】して見ろ」
「いきなりですか?」
「負けても、【デスペナルティ】は無いからな…… 練習だと思って気楽にやれ。さて…… 準備できたか?」
「準備完了です」
「はい! お願いします!」
カナエ達が武器を構えると…… カナエ達の眼の前に、ゴブリンが数体現れた!
「参ります!」
せっちゃんが…… 手前のゴブリンに突撃!?
「そこ!」
せっちゃんは、ゴブリンの懐に入ると…… 大盾でゴブリンを真上に突き飛ばした!!
突然の事に、固まるカナエに…… せっちゃんが激を飛ばす!
「カナエ様、トドメを!!」
カナエは、焦りながらも…… 墜ちてくるゴブリンを【でりんじゃー】で狙い撃つ!
「グゲェ!」
カナエの撃った魔弾がゴブリンの頭にヒットすると、ゴブリンの頭が…… 消える!?
「次…… 行きます!」
せっちゃんが次々ゴブリンの体制を、大盾とランスで崩す!
「早いな…… 自分で言うだけあって、盾使いが一流だな」
ガルジが、せっちゃんの動きを誉めてる間も、せっちゃんが吹き飛ばしたゴブリン達に、カナエが【神眼】と【狙撃】をフルで使いながら…… なんとかトドメを射した!
「おっ、そろそろ…… ボスのお出ましだな!」
「えっ? ボスですか!?」
ゴブリンを50体倒すと、鎧姿の二回り大きなゴブリンが現れた!
「せっちゃん気を付けて!【ゴブリンジェネラル】が出た!」
「おお、いきなり【レアボス】か…… 運が良いのか悪いのか…… 判らんなぁ」
「攻撃は私が防ぎます! カナエ様は攻撃に集中して下さい!」
せっちゃんが、ジェネラルの大鉈を受け流す! カナエも攻撃するが…… ボスの鎧と盾を中々抜けずに、ジェネラルのHPを削れないでいた。
メキ!
せっちゃんの大盾が軋む音が響いた!
(ヤバイ、大盾がもたない)
ガッキィィーン! 金属音が鳴り響いて、大盾が壊れた!
その瞬間に…… せっちゃんは、身体を反らしながらランスで…… ジェネラルの頭を突いた!?
「グッウオォォ!」
「上手い!」「今です!」「当たって!」
せっちゃんの一撃は、ジェネラルの兜を飛ばし目を貫く!?
カナエは、無防備になったジェネラルの頭を狙い撃つと……
ゴブリンジェネラルの頭には、穴が開いた……
「良くやった。クリアだ! お疲れさん」
ガルジの言葉に、力が抜けたカナエは……
「師匠…… 疲れました。今日は、もうログアウトします」
「わかった。お~い、シロ! カナエを寝床に連れてけ」
「はい、お姉ちゃんこっち♪」
「ちょっと待って、師匠…… 今日は、ありがとうございました」
「寝っころがったら、ログアウトしな。またな」
「はい、またお願いします」
ガルジと分かれたカナエは、シロちゃんについてくと……
商業施設の奥に、小さなドアがあった。
「ここだよ」
中は…… 六畳間ぐらいの部屋に、少し大きめなベッドとクローゼットがある。
「このベッド使って」
「ありがとう。それじゃあ、シロちゃん、せっちゃん、またね♪」
「お姉ちゃん、おやすみなさい」
「おやすみなさいませ。カナエ様」
カナエは、ベッドに横になり、眠る様に目を閉じて…… ログアウトした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
28
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる