新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る

チキンとり

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第10章 種を超えた妖精は夢と舞踊る編

神衣の特殊能力とカナエ、受難の日々の始まり?

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「フッ…… 朝日が目に染みるぜ……」

「宇宙で、何を言ってるんですか? 物産展会場は最終日の夕方ですよ。衣装もご用意出来ましたから、急いでください!」

「はぁい……」

エナから解放されて三度寝から起きると、物産展の最終日も後少しでした。

ロッテとジュエリーズ達が作った衣装に魔力回路を組み込もうと、手を伸ばすと……

「えっ!?」

手にした衣装が光になって、私の着ているネグリジェの中へ!? ネグリジェが光って、手にしたいた衣装に変わる!

「神衣の能力?」

どうやら…… 装備品を取り込む事で成長強化するみたいだね?

「なるほど、アウターは便利で良いけど…… インナーは?」

「それなんですが……【これ】を」

ロッテが差し出したのは…… 私が着ていた【ゼッケン付きスクール水着(旧型)】でした。

「用意した下着が光になって、スクール水着に吸収されてしまい……」

「スク水も…… 神衣化した?」

「たぶんですが… あっ!?」

スク水が光になって、私を包んだ! 徐々に光がおさまり…… 現れた私の姿は!?

「ちょっ!? ロッテ! 何に作ってるの!!!」

スケスケのネグリジェに大事な処が開いてるセクシーランジェリーに神衣が変わっていた。

「これならば、ジノさんを落とせますね♪」

「いいから! 普通の服装になって!!!」

鼻を押さえて親指を立てるロッテに怒鳴りながら、普通の服装になる様に神衣に願うと……

「そのお姿は……」

「あっ、ちょっと懐かしいね♪」

最初の頃に着ていたゴスロリドレスよりのエプロンドレスにロングコート、バトルグローブとロングブーツ型のバトルブーツ、インナーはスポーツブラとスパッツになった。

「私の初期の装備品を取り込んだのかな…… うん?【選定の首飾り】と【ストレージ付きヒップバック】も変わってる」

選定の首飾りが【キャットエンブレムブローチ】を取り込んだみたいで、【創星神(混沌)の首飾り】になっていた。

見た目は…… フリルとリボン付きの首輪型チョーカーで、リボンの中心に宝石の付いて、チョーカーにキャットエンブレムブローチが胸元にぶら下がってるデザインでした。

ストレージ付きヒップバックは……【創星神(混沌)のヒップバック】になってました。此方の見た目は…… 黒い革製のヒップバックでした。

「わたしが、主さまの眷属になった頃を…… 思い出す衣装ですね♪」

「性能が段違だけどね…… フェアリーガーデンをお願いね。じゃあ、行って来ます」

「「「「「「「いってらっしゃいませ。主さま」」」」」」」

「主様、いってらっしゃい」

「主、留守は任せな」

見送るみんなに頷いて、フェアリエと物産展会場に転移した。

 ・
 ・
 ・

 ~ 物産展会場 ~

「カナエ、遅い! もうすぐ結果発表だよ!」

「ごめん! ターニャ。結果発表って…… 何?」

「売り上げと参加アンケートの投票結果で、出店者達のランキングを付けて発表するの。上位なら…… 色々貰えるみたいよ♪」

「私、投票して無いよ」

「メッセージから投票出来るから、今したら?」

「うん、とりあえず…… トイボックスに投票するね♪」

「いいんじゃない…… カナエ、初期装備にしたの?」

私の姿を見て、ターニャが初期装備と勘違いしてる。

「違うよ。私の進化に合わせて装備品も進化したの♪ 装備品を取り込むと強化して、その型になるみたいなんだ♪」

「それって…… 伝説の装備とかも取り込むって事!? もしも、そうなら…… この新世界の装備品をカナエが独り占め出来るわね」

「うっ…… 気を付ける…… 勝手に取り込まないでね?」

言い聞かせる様に神衣を撫でると…… (わかった)って、返事をする様にコートの襟で私に頬摩りして来た。なんか可愛いな♪

「意思が在るのかな?」

「どうかな? もし、そうなら話せたら良いなぁ」

「アーデちゃんの使い魔みたいに人化したら…… カナエは真っ裸ね」

「それはヤダ!! 人化ダメ! 絶対!!!」

「カナエ…… 人は、それを前フリやフラグやら言うのよ」

「前フリじゃないからね! ダメだよ! 絶対!!」

神衣を握りながら言い聞かせると…… (わかった! わかったから放して!!)って感じで、小刻みに震えたのを感じた。

「やったら…… ストレージから出さないからね」

「おっ! アイロン掛けたみたいにコートがビシッとしたね? 敬礼みたいなものかな?」

「どうかな? 解ってくれたら良いけど…… あっ、発表が始まるよ!」

『ご来場の皆様、そして、出店された皆様、ご参加ありがとうございます。これより、今回の物産展で、売り上げと投票が多いランキングを発表します! ランキング上位の皆様には、豪華な景品と賞金プレゼントです! では…… 第10位から……』

 ・
 ・
 ・

『これにて、物産展は終了です。通常空間に戻りますが、物産展会場は中央バザー市として新世界に残りますので、今後も活用下さい』

「トイボックスは、5位かぁ…… 準備が足りなかったね」

「目玉商品のジョブシリーズの量産が間に合って無いからね…… それよりも、3位がキング&クイーンの機神プロレスで、2位がレオン王とセルフィナ王妃の機神ダンス…… 1位が謎の挑戦者って…… カナエとユキちゃんの事でしょう?」

「うん…… 運営から通知が来てる」

「あの機神…… 普段用なのよね?」

「うん……」

「目立ってどうするの?」

「ターニャ…… どうしようか?」

その後…… しばらく機神を注文したいプレイヤーと緑人達の間で、謎の機神製作者として有名になり…… 逃げ回る事になるカナエでした。

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