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第一章 オカルト刑事《デカ》と、女スラッシャー
退魔団体『弥生の月』の不祥事 (ケヤキ ナオズミ視点
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『弥生の月』は、退魔を稼業としてきた団体である。表向きこそ新興宗教だが、裏は暴力団と言っていい。私兵を持ち、邪魔なライバルなどは武力で潰してきた。
その最高権力者、斗弥生 尚純はスマホを握りしめて配下の報告を聞いていた。
彼は弥生の月の頭領である。
斗弥生一族は、『モノノケヤキ』と呼ばれ、退魔の術に長けていた。
その斗弥生が殺しきれなかったのが、例の【魔王】である。封じるしか、なかったのだ。
長年かけて封印してきた魔王が、復活している。
しかも、息子の天鐘《てんしょう》が魔王に危害を加えた。
そのせいで、魔王は力を得てしまったというのに。
斗弥生は追い詰められている。息子の不祥事で。
「オヤジ、開発反対派のグループを黙らせた。あの土地を好きにできるのは時間の問題だ」
天鐘が帰ってきた。何も知らないバカ息子が。
「おお、よくやった。こっちへ来い。一杯やろう」
息子の天鐘に、ウイスキーのストレートを振る舞う。
バカ息子の天鐘は、ゆうゆうとグラスを掴む。
「やったよオヤジ。これで俺も、ファミリーの一員、んっ!?」
尚純は、天鐘のみぞおちを殴った。
いきなりみぞおちに一撃を喰らい、天鐘がグラスを落とす。
「てめえ、誰にケンカを売ったのかわかってんのか!?」
天鐘の襟を掴み、無理やり立たせる。もう一発、重いのを食らわせた。
さっき飲んだウイスキーを、天鐘は吐き出す。秘書の堂本に視線を向けた。
秘書は、息子を無視する。さも当然、と言う感じで。
「てめえの後始末をするのが、誰かわかってんのか! 俺と、堂本なんだぞ! テメエのケツくらい自分で拭けねえのか!?」
四つん這いでうずくまっている天鐘の頭を、尚純は蹴り上げる。
堂本は、天鐘を助けない。露骨に無視して、一人でウイスキーを嗜んでいる。
実力主義で拾い上げの堂本は、尚純だけにしか忠誠を誓っていない。トラブルメイカーな天鐘を、露骨に嫌っているのだ。
尚純も、堂本を後釜に考えていた。
だからこそ、天鐘は功を焦ったに違いない。自分の地位が脅かされるから。後を告げないから、と。
「準備ができました」
堂本が、ノートPCを持ってきた。
「さっき、テメエのお友だちが死んだよ」
天鐘が、顔を上げる。
「たしか、茶々号とかいう配信者だ」
配信のアーカイブを、天鐘に見せる。
茶々号本人ではない。いわゆる【切り抜き】だ。不謹慎動画扱いされて速攻削除されたが、録画して残っている。
「よく見ろ。テメエが誰を怒らせたのか」
配信風景が流れ始めた。いわゆる『作業配信』という映像だ。配信者が作業する場面を流しつつ、リスナーも作業をするという企画である。
この配信者は、緑茶を茶を点てる場面を作業として流すという変わった企画を立てることで有名だった。それなりにファンが付いている。
『ここのラーメンさあ、町中華なんだけど、おいしいんだよねえ』
町中華のラーメンをすする音だけが、画面から聞こえた。
「おい、こんなところ飛ばせ。つまんねぇだろうが」
イライラしながら、尚純は堂本を急かす。
「人がものを食べる音、好きなんですよ」
「テメエの性癖なんて聞いてねえ。飛ばせってんだ!」
尚純に従い、堂本は渋々、画面下のバーをスクロールする。
『キリちゃすなぁ。どうしちゃったんだろうね』
リスナーの一人が、『キリちゃす』という名を口にした。
別のリスナーたちが、「しらばっくれるな」「お前が追い払ったんだろうが」と悪態をつく。
この茶々号という配信者は、かつて「キリちゃす」という女性配信者とモメていたらしい。キリちゃすがリスナーと交際していることを、自分の配信で暴露した疑惑がたったのである。いわゆる相手の炎上を利用して、自身のリスナーを増やそうとしたのだと。
茶々号は否定している。事実、真犯人との間に入っていたらしい。
結果、どちらも炎上して痛み分けとなった。とはいえ、真犯人は事務所を解雇されて、キリちゃすは行方不明に。
茶々号は、しれっと配信を続けている。
「真相は、茶々号がどちらも潰したのでは?」と、ウワサまでされていた。
『あたし、そんなことしないから。キリちゃすとも、仲良かったし』
リスナーから、「お前のアドレスで、キリちゃすのカレシの住所が割れたじゃん」と、コメントが。
『だからぁ。あれ、あたしじゃないっての!』
お茶を点てる動作が、雑になっていく。お椀から、抹茶が飛び出ていた。
「ここからです」
「おう。続けろ」
突然、カメラが真正面になる。
画面には、清楚っぽいが気が強そうな女性が右半分だけ映っていた。
「おい天鐘、こいつが茶々号の中身でいいんだよな?」
「ああ。アイツは笹塚 史那。弥生の月の構成員だよ」
笹塚は、何が起きたのかわかっていない。
『え、なに? カメラ動かないんだけど?』
カメラの三脚を、笹塚はひねっているらしかった。
「なにこの可愛い生き物」
「ぶっさ」
賛否両論の言葉が、画面に飛び交う。
キレイともカワイイとも取れない、性格の悪そうなオンナという印象を受けた。
その背後で、ドアが開く。
「不審者!」「茶々号! 後ろ!」
視聴者がコメントで呼びかけるが、応答はない。ずっと三脚を気にしていた。
その背後に、フッと女性が現れる。
フワフワのツインテールで、「ノドから手を出せ」と書かれた変T、デニムのナノミニスカートを穿いていた。
「キリちゃすだ!」
「友人宅に、キリちゃすアポ無し凸来た!」
「あら~っ!」
コメントが、一気にざわつく。
「この、『トツ』ってのは?」
「突撃の意味です。この場合、キリちゃすという女性が彼女の家に突撃したと見えたのでしょう」
だが、そんなコメントが一瞬で止まる。
キリちゃすが、笹塚の腕を掴んでテーブルの上で指を切り落としたのだ。
『ぎゃああああ! 痛い痛い! え、キリちゃす!?』
指を切断されて、ようやく笹塚が我に返る。
「お前は、キリちゃすも敵対者も同時に葬った。おまけに、ピの居場所まで奪った。絶対、生かしておけない」
キリちゃすはテーブルに無理やり、笹塚の指を這わせた。
切断した方の指を。
「痛い! 痛いぃ!」
「許さない。許さない。ユルサナイ……」
指どころか、だんだんと腕まで削られていく。驚異的な力だ。
「ユルサナイユルサナイユルサナイ」
「いやあああ!」
キリちゃすは、テーブルに笹塚の頭を何度も叩きつけて、頭蓋骨を砕く。
やがて、笹塚は絶命した。
配信が終わり、天鐘は呆然としている。
「見たか。コイツは、あのときお前と一緒に魔王を殺しに言ったメンバーの一人だろ?」
言葉を失いつつ、天鐘は質問にうなずきで返す。
「ヤツは俺が派遣した駆除隊のスマホを奪って、あのオンナの居所を嗅ぎつけたようだ」
天鐘の身体が、ビクッとなった。
「お、俺にやらせてくれ。自分の不始末は、自分で」
裏拳で、尚純は天鐘を殴る。
「まだわからねえのか!? あのヤロウは、お前らが束になったって勝てねえんだよっ!」
いらいらを押さえるために、尚純はウイスキーをストレートであおった。
「いいか、お前は身を隠せ! 二度と出てくるんじゃねえ! まったく、素人がしゃしゃり出やがって!」
「でも俺、オヤジの役に立ちたくて!」
「ああ。ああ! 余計なことをしてくれやがったぜ、まったくよ!」
飲んでいたウイスキーを、息子に向かってぶっかける。
「今度アイツに手を出してみろ。この私が直々に、お前を殺してやる!」
天鐘は絶望しきっているのか、なにも言い返してこない。
まったく、どうしてこんな無能が斗弥生に生まれたのか。
尚純は、スマホを開く。
「私だ。兵隊をよこせ。今すぐに。相手は魔王。今は、『キリちゃす』とか名乗っている。見つけ次第、殺すんだ」
その最高権力者、斗弥生 尚純はスマホを握りしめて配下の報告を聞いていた。
彼は弥生の月の頭領である。
斗弥生一族は、『モノノケヤキ』と呼ばれ、退魔の術に長けていた。
その斗弥生が殺しきれなかったのが、例の【魔王】である。封じるしか、なかったのだ。
長年かけて封印してきた魔王が、復活している。
しかも、息子の天鐘《てんしょう》が魔王に危害を加えた。
そのせいで、魔王は力を得てしまったというのに。
斗弥生は追い詰められている。息子の不祥事で。
「オヤジ、開発反対派のグループを黙らせた。あの土地を好きにできるのは時間の問題だ」
天鐘が帰ってきた。何も知らないバカ息子が。
「おお、よくやった。こっちへ来い。一杯やろう」
息子の天鐘に、ウイスキーのストレートを振る舞う。
バカ息子の天鐘は、ゆうゆうとグラスを掴む。
「やったよオヤジ。これで俺も、ファミリーの一員、んっ!?」
尚純は、天鐘のみぞおちを殴った。
いきなりみぞおちに一撃を喰らい、天鐘がグラスを落とす。
「てめえ、誰にケンカを売ったのかわかってんのか!?」
天鐘の襟を掴み、無理やり立たせる。もう一発、重いのを食らわせた。
さっき飲んだウイスキーを、天鐘は吐き出す。秘書の堂本に視線を向けた。
秘書は、息子を無視する。さも当然、と言う感じで。
「てめえの後始末をするのが、誰かわかってんのか! 俺と、堂本なんだぞ! テメエのケツくらい自分で拭けねえのか!?」
四つん這いでうずくまっている天鐘の頭を、尚純は蹴り上げる。
堂本は、天鐘を助けない。露骨に無視して、一人でウイスキーを嗜んでいる。
実力主義で拾い上げの堂本は、尚純だけにしか忠誠を誓っていない。トラブルメイカーな天鐘を、露骨に嫌っているのだ。
尚純も、堂本を後釜に考えていた。
だからこそ、天鐘は功を焦ったに違いない。自分の地位が脅かされるから。後を告げないから、と。
「準備ができました」
堂本が、ノートPCを持ってきた。
「さっき、テメエのお友だちが死んだよ」
天鐘が、顔を上げる。
「たしか、茶々号とかいう配信者だ」
配信のアーカイブを、天鐘に見せる。
茶々号本人ではない。いわゆる【切り抜き】だ。不謹慎動画扱いされて速攻削除されたが、録画して残っている。
「よく見ろ。テメエが誰を怒らせたのか」
配信風景が流れ始めた。いわゆる『作業配信』という映像だ。配信者が作業する場面を流しつつ、リスナーも作業をするという企画である。
この配信者は、緑茶を茶を点てる場面を作業として流すという変わった企画を立てることで有名だった。それなりにファンが付いている。
『ここのラーメンさあ、町中華なんだけど、おいしいんだよねえ』
町中華のラーメンをすする音だけが、画面から聞こえた。
「おい、こんなところ飛ばせ。つまんねぇだろうが」
イライラしながら、尚純は堂本を急かす。
「人がものを食べる音、好きなんですよ」
「テメエの性癖なんて聞いてねえ。飛ばせってんだ!」
尚純に従い、堂本は渋々、画面下のバーをスクロールする。
『キリちゃすなぁ。どうしちゃったんだろうね』
リスナーの一人が、『キリちゃす』という名を口にした。
別のリスナーたちが、「しらばっくれるな」「お前が追い払ったんだろうが」と悪態をつく。
この茶々号という配信者は、かつて「キリちゃす」という女性配信者とモメていたらしい。キリちゃすがリスナーと交際していることを、自分の配信で暴露した疑惑がたったのである。いわゆる相手の炎上を利用して、自身のリスナーを増やそうとしたのだと。
茶々号は否定している。事実、真犯人との間に入っていたらしい。
結果、どちらも炎上して痛み分けとなった。とはいえ、真犯人は事務所を解雇されて、キリちゃすは行方不明に。
茶々号は、しれっと配信を続けている。
「真相は、茶々号がどちらも潰したのでは?」と、ウワサまでされていた。
『あたし、そんなことしないから。キリちゃすとも、仲良かったし』
リスナーから、「お前のアドレスで、キリちゃすのカレシの住所が割れたじゃん」と、コメントが。
『だからぁ。あれ、あたしじゃないっての!』
お茶を点てる動作が、雑になっていく。お椀から、抹茶が飛び出ていた。
「ここからです」
「おう。続けろ」
突然、カメラが真正面になる。
画面には、清楚っぽいが気が強そうな女性が右半分だけ映っていた。
「おい天鐘、こいつが茶々号の中身でいいんだよな?」
「ああ。アイツは笹塚 史那。弥生の月の構成員だよ」
笹塚は、何が起きたのかわかっていない。
『え、なに? カメラ動かないんだけど?』
カメラの三脚を、笹塚はひねっているらしかった。
「なにこの可愛い生き物」
「ぶっさ」
賛否両論の言葉が、画面に飛び交う。
キレイともカワイイとも取れない、性格の悪そうなオンナという印象を受けた。
その背後で、ドアが開く。
「不審者!」「茶々号! 後ろ!」
視聴者がコメントで呼びかけるが、応答はない。ずっと三脚を気にしていた。
その背後に、フッと女性が現れる。
フワフワのツインテールで、「ノドから手を出せ」と書かれた変T、デニムのナノミニスカートを穿いていた。
「キリちゃすだ!」
「友人宅に、キリちゃすアポ無し凸来た!」
「あら~っ!」
コメントが、一気にざわつく。
「この、『トツ』ってのは?」
「突撃の意味です。この場合、キリちゃすという女性が彼女の家に突撃したと見えたのでしょう」
だが、そんなコメントが一瞬で止まる。
キリちゃすが、笹塚の腕を掴んでテーブルの上で指を切り落としたのだ。
『ぎゃああああ! 痛い痛い! え、キリちゃす!?』
指を切断されて、ようやく笹塚が我に返る。
「お前は、キリちゃすも敵対者も同時に葬った。おまけに、ピの居場所まで奪った。絶対、生かしておけない」
キリちゃすはテーブルに無理やり、笹塚の指を這わせた。
切断した方の指を。
「痛い! 痛いぃ!」
「許さない。許さない。ユルサナイ……」
指どころか、だんだんと腕まで削られていく。驚異的な力だ。
「ユルサナイユルサナイユルサナイ」
「いやあああ!」
キリちゃすは、テーブルに笹塚の頭を何度も叩きつけて、頭蓋骨を砕く。
やがて、笹塚は絶命した。
配信が終わり、天鐘は呆然としている。
「見たか。コイツは、あのときお前と一緒に魔王を殺しに言ったメンバーの一人だろ?」
言葉を失いつつ、天鐘は質問にうなずきで返す。
「ヤツは俺が派遣した駆除隊のスマホを奪って、あのオンナの居所を嗅ぎつけたようだ」
天鐘の身体が、ビクッとなった。
「お、俺にやらせてくれ。自分の不始末は、自分で」
裏拳で、尚純は天鐘を殴る。
「まだわからねえのか!? あのヤロウは、お前らが束になったって勝てねえんだよっ!」
いらいらを押さえるために、尚純はウイスキーをストレートであおった。
「いいか、お前は身を隠せ! 二度と出てくるんじゃねえ! まったく、素人がしゃしゃり出やがって!」
「でも俺、オヤジの役に立ちたくて!」
「ああ。ああ! 余計なことをしてくれやがったぜ、まったくよ!」
飲んでいたウイスキーを、息子に向かってぶっかける。
「今度アイツに手を出してみろ。この私が直々に、お前を殺してやる!」
天鐘は絶望しきっているのか、なにも言い返してこない。
まったく、どうしてこんな無能が斗弥生に生まれたのか。
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