33 / 71
第五章 底辺配信者 対 魔族三人衆!
第33話 仕掛けだらけのアクティビティ・ダンジョン
しおりを挟む
ボクたちは再び、四層ダンジョンへと向かう。
正規ルートへの入り口には、ウェアウルフが待ち構えていた。配下に、大量のオオカミを従えている。
剣を抜いたボクの前に、コンラッドが。
『ツヨシ殿。ここは、我に任せよ。お主たちを、消耗させるわけにはいかぬ』
コンラッドが、先陣を切った。
ボクたちは、取り巻きのオオカミを片付ける。
「素早いから、気をつけるのよ。コンラッド」
『承知。では、いざ参る!』
盾を前に突き出し、コンラッドが剣を構えた。
ウェアウルフが、爪をジャキンと伸ばす。
『ぬうう。【シールドバッシュ】!』
コンラッドは、敵の爪を盾で弾き飛ばした。
ウェアウルフの爪が、ミスリルの盾で破壊される。
カウンターで、コンラッドはモンスターの心臓に剣を突き刺す。
コンラッドがやると、なんてことのない動作に見えた。ウェアウルフも弱く見える。しかし、実に高度な読み合いの末に勝利したのだ。
並の冒険者なら、もっと苦戦していたに違いない。
「見事だ。入り口は、あっちだぜえ」
ウェアウルフが、事切れる。
「獣人型のモンスターばかりね」
「ほんとに、キャストのつもりなんだろうな」
コルタナさんとセンディさんが、武器をしまう。
「見てください、あれ!」
眼の前に、ボルダリングやパルクール用のアクティビティが。
「ニャハハハ! オイラの」
頂上には、ジャジャとかいうワータイガーが立っていた。
四層のボス自らが相手か。
「今から、オイラの部下を放す。このケットシーは、特殊な魔法を施しているために無敵だ。戦えないが、攻撃しても死なない。首輪に引っ掛けているカギを取ったら、お前たちの勝ちだ」
ケット・シーの首輪には、番号の書かれたウォード錠がぶら下がっている。
「三つとも取れば、次の部屋が開く。オイラと戦いたかったら、部下を捕まえてみるんだな!」
ジャジャが、三匹のケット・シーを開放した。そのまま、ジャジャは姿を消す。
「この! 待て!」
センディさんが、俊足でケット・シーを追いかける。
「カギをゲット……できないわ!」
コルタナさんも、翻弄されている。
「いくわよ。あいた!」
パルクール用のポールに足を引っ掛けて、メイヴィス姫がずっこけた。
「大丈夫ですか、姫?」
ヒヨリさんが、目を回した姫を抱き起こす。
「とんでもないわね、このダンジョン!」
「手分けをしましょう。ボクはあの建物の屋根にいるケット・シーを捕まえます。みなさんは、なんとか残りを捕まえてください」
ボクは、時計塔にいるケット・シーを指さした。
「大丈夫か? あの時計塔は、一〇階建てのビル並だぞ?」
「だから、ボクとワラビでいいと思うんです」
落下しても、ワラビがいるから痛くない。
「行きます!」
ボクはワラビを引き連れ、時計塔の建物の壁を伝う。
「モーフィングだ!」
「承知しました。マスターツヨシ」
ワラビが分裂して、ボクの手足に取り付く。壁はレンガ作りで、所々に凹凸がある。普通の攻略だと、この僅かな窪みや突起に指を引っ掛けるんだろうな。でも、ワラビがいるからその繊細な動きは必要ない。
「おりゃあああああ!」
怒涛の勢いで壁を登ってくるボクに、ケット・シーも驚いている。さらに高い教会の方へと逃げていった。
「待て!」
ボクはさらに、ケット・シーを追いかける。
「ケット・シーが、教会の中に入りました」
ステンドグラス窓を突き破って、ケット・シーが教会の中へ逃げ込む。
「おっとととお!」
教会の内部は、ハリボテでしかなかった。木の板の一本道しかない。建物の下は、礼拝堂である。
そんな狭い通路を、ケット・シーは悠々と伝っていく。
「スケボーだ。モーフィング!」
ワラビをスケボーに変形させて、敵を追いかける。
追いつかれるなんて思っていなかったのか、ケット・シーがスピードを上げた。しかし、木の板が抜けてしまう。
絶望的な顔になって、ケット・シーが落ちていく。
「危ない!」
ボクはジャンプして、モンスターを抱えた。
「ワラビ、クッションだ! 頼む!」
幸い、ワラビが巨大化して大きなクッションになってくれる。
「大丈夫、ワラビ、痛くない?」
「問題ありません。それよりマスターツヨシ、カギは?」
「このとおり」
ボクは、ワラビにカギを見せる。
「ほかの人たちは、苦戦しているみたいだね」
センディさんとコルタナさんは、まだおいかけっこしていた。鉄パイプだらけのジャングルジム相手に、苦戦をしている。
ひとまず、二人のお手伝いをするかな。
「ワラビ、こちらで威嚇して、二人にカギを取ってもらおう」
「はい。その作戦で参ります」
ボクは敵に対し先回りして、ジャングルジムを登る。
ワラビは、障害物をすり抜ける能力を持つ。その要領で、ボクはワラビにコートへとモーフィングしてもらう。人間ではありえない動きで、ケット・シーを追い詰めていった。
驚いたケット・シーが急ブレーキをかけて、そのスキに両サイドからセンディさんたちが敵を挟み込む。ようやく、二つ目のカギが手に。
「最後は、姫とヒヨリさんのパーティだ」
「ああ、大丈夫そうです」
ケット・シーは、ヒヨリさんのスライム【ピオン】に懐いていた。自分からカギまで渡している。
「問題なかったわね」
コルタナさんが呆れた。
ほんとに、ピオンはモンスターに愛されているなあ。部屋の入り口まで道案内までされているし。
「それにしても、ピオンってこんなに愛されキャラだっけ?」
「きっと、ツヨシさんからいただいた、これのせいです」
とある携帯食を、ヒヨリさんが見せてきた。
「ああ! その手があったか!」
ヒヨリさんが持っていたのは、ネコ用のおやつである。
昔、ワラビにあげようとして、拒否されたのだ。
正規ルートへの入り口には、ウェアウルフが待ち構えていた。配下に、大量のオオカミを従えている。
剣を抜いたボクの前に、コンラッドが。
『ツヨシ殿。ここは、我に任せよ。お主たちを、消耗させるわけにはいかぬ』
コンラッドが、先陣を切った。
ボクたちは、取り巻きのオオカミを片付ける。
「素早いから、気をつけるのよ。コンラッド」
『承知。では、いざ参る!』
盾を前に突き出し、コンラッドが剣を構えた。
ウェアウルフが、爪をジャキンと伸ばす。
『ぬうう。【シールドバッシュ】!』
コンラッドは、敵の爪を盾で弾き飛ばした。
ウェアウルフの爪が、ミスリルの盾で破壊される。
カウンターで、コンラッドはモンスターの心臓に剣を突き刺す。
コンラッドがやると、なんてことのない動作に見えた。ウェアウルフも弱く見える。しかし、実に高度な読み合いの末に勝利したのだ。
並の冒険者なら、もっと苦戦していたに違いない。
「見事だ。入り口は、あっちだぜえ」
ウェアウルフが、事切れる。
「獣人型のモンスターばかりね」
「ほんとに、キャストのつもりなんだろうな」
コルタナさんとセンディさんが、武器をしまう。
「見てください、あれ!」
眼の前に、ボルダリングやパルクール用のアクティビティが。
「ニャハハハ! オイラの」
頂上には、ジャジャとかいうワータイガーが立っていた。
四層のボス自らが相手か。
「今から、オイラの部下を放す。このケットシーは、特殊な魔法を施しているために無敵だ。戦えないが、攻撃しても死なない。首輪に引っ掛けているカギを取ったら、お前たちの勝ちだ」
ケット・シーの首輪には、番号の書かれたウォード錠がぶら下がっている。
「三つとも取れば、次の部屋が開く。オイラと戦いたかったら、部下を捕まえてみるんだな!」
ジャジャが、三匹のケット・シーを開放した。そのまま、ジャジャは姿を消す。
「この! 待て!」
センディさんが、俊足でケット・シーを追いかける。
「カギをゲット……できないわ!」
コルタナさんも、翻弄されている。
「いくわよ。あいた!」
パルクール用のポールに足を引っ掛けて、メイヴィス姫がずっこけた。
「大丈夫ですか、姫?」
ヒヨリさんが、目を回した姫を抱き起こす。
「とんでもないわね、このダンジョン!」
「手分けをしましょう。ボクはあの建物の屋根にいるケット・シーを捕まえます。みなさんは、なんとか残りを捕まえてください」
ボクは、時計塔にいるケット・シーを指さした。
「大丈夫か? あの時計塔は、一〇階建てのビル並だぞ?」
「だから、ボクとワラビでいいと思うんです」
落下しても、ワラビがいるから痛くない。
「行きます!」
ボクはワラビを引き連れ、時計塔の建物の壁を伝う。
「モーフィングだ!」
「承知しました。マスターツヨシ」
ワラビが分裂して、ボクの手足に取り付く。壁はレンガ作りで、所々に凹凸がある。普通の攻略だと、この僅かな窪みや突起に指を引っ掛けるんだろうな。でも、ワラビがいるからその繊細な動きは必要ない。
「おりゃあああああ!」
怒涛の勢いで壁を登ってくるボクに、ケット・シーも驚いている。さらに高い教会の方へと逃げていった。
「待て!」
ボクはさらに、ケット・シーを追いかける。
「ケット・シーが、教会の中に入りました」
ステンドグラス窓を突き破って、ケット・シーが教会の中へ逃げ込む。
「おっとととお!」
教会の内部は、ハリボテでしかなかった。木の板の一本道しかない。建物の下は、礼拝堂である。
そんな狭い通路を、ケット・シーは悠々と伝っていく。
「スケボーだ。モーフィング!」
ワラビをスケボーに変形させて、敵を追いかける。
追いつかれるなんて思っていなかったのか、ケット・シーがスピードを上げた。しかし、木の板が抜けてしまう。
絶望的な顔になって、ケット・シーが落ちていく。
「危ない!」
ボクはジャンプして、モンスターを抱えた。
「ワラビ、クッションだ! 頼む!」
幸い、ワラビが巨大化して大きなクッションになってくれる。
「大丈夫、ワラビ、痛くない?」
「問題ありません。それよりマスターツヨシ、カギは?」
「このとおり」
ボクは、ワラビにカギを見せる。
「ほかの人たちは、苦戦しているみたいだね」
センディさんとコルタナさんは、まだおいかけっこしていた。鉄パイプだらけのジャングルジム相手に、苦戦をしている。
ひとまず、二人のお手伝いをするかな。
「ワラビ、こちらで威嚇して、二人にカギを取ってもらおう」
「はい。その作戦で参ります」
ボクは敵に対し先回りして、ジャングルジムを登る。
ワラビは、障害物をすり抜ける能力を持つ。その要領で、ボクはワラビにコートへとモーフィングしてもらう。人間ではありえない動きで、ケット・シーを追い詰めていった。
驚いたケット・シーが急ブレーキをかけて、そのスキに両サイドからセンディさんたちが敵を挟み込む。ようやく、二つ目のカギが手に。
「最後は、姫とヒヨリさんのパーティだ」
「ああ、大丈夫そうです」
ケット・シーは、ヒヨリさんのスライム【ピオン】に懐いていた。自分からカギまで渡している。
「問題なかったわね」
コルタナさんが呆れた。
ほんとに、ピオンはモンスターに愛されているなあ。部屋の入り口まで道案内までされているし。
「それにしても、ピオンってこんなに愛されキャラだっけ?」
「きっと、ツヨシさんからいただいた、これのせいです」
とある携帯食を、ヒヨリさんが見せてきた。
「ああ! その手があったか!」
ヒヨリさんが持っていたのは、ネコ用のおやつである。
昔、ワラビにあげようとして、拒否されたのだ。
4
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
俺を凡の生産職だからと追放したS級パーティ、魔王が滅んで需要激減したけど大丈夫そ?〜誰でもダンジョン時代にクラフトスキルがバカ売れしてます~
風見 源一郎
ファンタジー
勇者が魔王を倒したことにより、強力な魔物が消滅。ダンジョン踏破の難易度が下がり、強力な武具さえあれば、誰でも魔石集めをしながら最奥のアイテムを取りに行けるようになった。かつてのS級パーティたちも護衛としての需要はあるもの、単価が高すぎて雇ってもらえず、値下げ合戦をせざるを得ない。そんな中、特殊能力や強い魔力を帯びた武具を作り出せる主人公のクラフトスキルは、誰からも求められるようになった。その後勇者がどうなったのかって? さぁ…
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる