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第九章 バレンタインライブ!
第101話 どのクッキーが商品化採用?
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ちなみにファン社長が食ったクッキーだが、最初のがオレの作ったものだ。
二つ目に食ったのが、t@N.Δ/Mさんの分。
三つ目は、山梨 水沢のものだ。
結論から言うと、オレのクッキーはボツに。その代わり、メンバーからは一番評判が良かった。「レッスン用の糖分として、定期的に作ってくれ」と、約束をさせられる。
四個目のクッキーを、社長は口に含む。
「うん。うん。おかんの味や」
これはゆーなちゃんの分だ。こちらも、定期的にレッスン用のおやつとなる。
続いて、五個目をいく。これは、OYA・KATAの分だ。
「一番うまいっ! 凝ってはいないんやけど、シンプルで一番うまい。せやけどシンプルすぎて、商品としては弱いかな。せやけど、うまい。これは後日、動画でレシピ公開してくれへんか?」
作った相手はまだ明かせないが、一応了解をしておく。
六個目は、七光ちゃんの分である。
「紅茶が欲しなる味やな。優しい味やね」
こちらもボツなのだが、社長は個人的に一番好きな味だという。
「最後のんは、パズルかいな。これが一番商品化かいな」
「でも、商品にするとなると、尖り過ぎかと思うけどね」
「これくらいでええんちゃうか?」
もしパズル作り中に我慢できなくなって、ピースを食べてしまったとなっても、笑い話になる。「おいしいなら、仕方ないよね」と。
「未完成品になっても、ええやん。どうせピース一個一個に、イラストなんか載せへんのやし。ほんまもんのパズルがやりたかったら、ゲームができるような仕掛けにしたらええ」
「QRコードで、ゲームを吸い出せるようにしようか?」
「せやな。でも味は、一番おとなしいねん。どないしょうかな?」
「どの味が、一番商品として成立しそう?」
「山梨ちゃん」
ファン社長は高齢なので、自分の舌を信用していない。
あくまでも、「子供の舌に合いそうなもの」をチョイスする。
「激甘なんだろ?」
「それくらいが、ちょうどええねんて」
味は山梨水沢の配合にして、「パズルクッキー」は販売の形へ。
スマホでパズルゲームができるQRコードを同封することで、合意となった。
トレーディングカードを、パズルの形で入れることにした。
なんとこれが、大成功となる。
リスナーのみんな、スマホでパズル作りに夢中になっているという。
新年になったばかりなので、「福笑いモード」なるモードを設けてみた。真っ黒なパズルをはめていくというモードで、ピースはハマるのに顔のパースがめちゃくちゃになる。
福笑いアートで、リスナーのSNSがほとんど埋め尽くされることに。
さらにパズルの絵柄に、レアリティを設けたのだ。
トレカにパズル要素を入れたことによって、普通にゲームとして成り立つようになった。
二つ目に食ったのが、t@N.Δ/Mさんの分。
三つ目は、山梨 水沢のものだ。
結論から言うと、オレのクッキーはボツに。その代わり、メンバーからは一番評判が良かった。「レッスン用の糖分として、定期的に作ってくれ」と、約束をさせられる。
四個目のクッキーを、社長は口に含む。
「うん。うん。おかんの味や」
これはゆーなちゃんの分だ。こちらも、定期的にレッスン用のおやつとなる。
続いて、五個目をいく。これは、OYA・KATAの分だ。
「一番うまいっ! 凝ってはいないんやけど、シンプルで一番うまい。せやけどシンプルすぎて、商品としては弱いかな。せやけど、うまい。これは後日、動画でレシピ公開してくれへんか?」
作った相手はまだ明かせないが、一応了解をしておく。
六個目は、七光ちゃんの分である。
「紅茶が欲しなる味やな。優しい味やね」
こちらもボツなのだが、社長は個人的に一番好きな味だという。
「最後のんは、パズルかいな。これが一番商品化かいな」
「でも、商品にするとなると、尖り過ぎかと思うけどね」
「これくらいでええんちゃうか?」
もしパズル作り中に我慢できなくなって、ピースを食べてしまったとなっても、笑い話になる。「おいしいなら、仕方ないよね」と。
「未完成品になっても、ええやん。どうせピース一個一個に、イラストなんか載せへんのやし。ほんまもんのパズルがやりたかったら、ゲームができるような仕掛けにしたらええ」
「QRコードで、ゲームを吸い出せるようにしようか?」
「せやな。でも味は、一番おとなしいねん。どないしょうかな?」
「どの味が、一番商品として成立しそう?」
「山梨ちゃん」
ファン社長は高齢なので、自分の舌を信用していない。
あくまでも、「子供の舌に合いそうなもの」をチョイスする。
「激甘なんだろ?」
「それくらいが、ちょうどええねんて」
味は山梨水沢の配合にして、「パズルクッキー」は販売の形へ。
スマホでパズルゲームができるQRコードを同封することで、合意となった。
トレーディングカードを、パズルの形で入れることにした。
なんとこれが、大成功となる。
リスナーのみんな、スマホでパズル作りに夢中になっているという。
新年になったばかりなので、「福笑いモード」なるモードを設けてみた。真っ黒なパズルをはめていくというモードで、ピースはハマるのに顔のパースがめちゃくちゃになる。
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さらにパズルの絵柄に、レアリティを設けたのだ。
トレカにパズル要素を入れたことによって、普通にゲームとして成り立つようになった。
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