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第七章 魔王のあとしまつ
第60話 魔王が復活した
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魔王城の周囲に、青紫の渦が巻いている。その中心に、球体がある。あれが裏ボスだろう。
城からは上がっている炎は、ゲーミングPCのような色である。渦が、その不気味な炎を吸収していた。城からパワーを奪っているかのように。
「あれが、裏ボスの【混沌神】だ。ホントはもっと呼びにくい名前なんだが、オレも思い出せない。まあ名称なんて、裏ボスでいいだろう」
ユウキが、渦の中枢を指差す。
渦の真下で、ネバネバした物体がムクリと起き上がってくる。正体は、長髪の巨人だ。ネバネバした外壁を爪で切り裂き、青黒い皮膚の巨人が姿を現した。
これが、魔王デュロイルだな?
「デュロイルは、オレがやる。裏ボスはアユム、お前たちに任せてもいいか?」
「何を今更。僕たちに不可能はないよ」
「そうだったな」
ユウキは、手の短い杖を掲げた。
「アユム、裏ボスを頼む」
光る巨人の手が、地面を突き破ってくる。背後からユウキの身体を掴む。
あの杖は、召喚装置だったのか。
巨人となったユウキは、僕たちを両手で包んだ。
僕らの周りを、オレンジ色の光が覆う。
それぞれ四個の球体が、一人ずつ僕たちを覆った。
さらに大きな光る球体が、僕たちを包む。
「この光は、三分しかもたん。その間に、あの球体を破壊するんだ」
「わかった。やってみる!」
「頼む」
ユウキが僕たちを、裏ボスの元へ投げ飛ばす。砲丸投げのようなフォームで。僕を見送ったあと、すぐ魔王との戦闘に入った。
彼が魔王を倒したタイミングで、裏ボスを倒さねばならない。
「準備はいい?」
僕が聞くと、エリちゃんは「OKよ」と返事をした。
マルちゃんはガッツポーズを取り、ユカさんは大型の盾を装備してうなずく。
球体のもとまでやってきた。光沢のある、鈍色に光っている。
思っていたより、大きい。僕たちを乗せた光の玉よりずっと巨大だった。見た目ではそんなことはなかったのに。
「毒を飲ませてあげるわ!」
エリちゃんが、特製の毒薬を裏ボスに撒き散らす。
効果は絶大だったようで、裏ボスが点滅をはじめた。
「ホントに、エリアーヌの猛毒は万能なんだな!」
「すごいな。裏ボスでさえ仕留めてしまうとは」
他の二人も、感心している。
「まだ終わっていないよ。見て!」
裏ボスだと思っていた球体が、人の形を取った。
「なんということだ……魔王を手に入れ、この世界を宇宙人の支配下にしてくれようと思っておったのに、まだこんな輩がいたとは」
球体が、刺々しい甲冑を来た男性の姿になる。
「まあよい。これがおそらく、この星の最強戦力だろう。こやつらを倒せば、確実にこの星を制圧できるはず」
どうやら、裏ボスは宇宙人らしい。
魔王に力を与えたのも、こいつだろう。
城からは上がっている炎は、ゲーミングPCのような色である。渦が、その不気味な炎を吸収していた。城からパワーを奪っているかのように。
「あれが、裏ボスの【混沌神】だ。ホントはもっと呼びにくい名前なんだが、オレも思い出せない。まあ名称なんて、裏ボスでいいだろう」
ユウキが、渦の中枢を指差す。
渦の真下で、ネバネバした物体がムクリと起き上がってくる。正体は、長髪の巨人だ。ネバネバした外壁を爪で切り裂き、青黒い皮膚の巨人が姿を現した。
これが、魔王デュロイルだな?
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「何を今更。僕たちに不可能はないよ」
「そうだったな」
ユウキは、手の短い杖を掲げた。
「アユム、裏ボスを頼む」
光る巨人の手が、地面を突き破ってくる。背後からユウキの身体を掴む。
あの杖は、召喚装置だったのか。
巨人となったユウキは、僕たちを両手で包んだ。
僕らの周りを、オレンジ色の光が覆う。
それぞれ四個の球体が、一人ずつ僕たちを覆った。
さらに大きな光る球体が、僕たちを包む。
「この光は、三分しかもたん。その間に、あの球体を破壊するんだ」
「わかった。やってみる!」
「頼む」
ユウキが僕たちを、裏ボスの元へ投げ飛ばす。砲丸投げのようなフォームで。僕を見送ったあと、すぐ魔王との戦闘に入った。
彼が魔王を倒したタイミングで、裏ボスを倒さねばならない。
「準備はいい?」
僕が聞くと、エリちゃんは「OKよ」と返事をした。
マルちゃんはガッツポーズを取り、ユカさんは大型の盾を装備してうなずく。
球体のもとまでやってきた。光沢のある、鈍色に光っている。
思っていたより、大きい。僕たちを乗せた光の玉よりずっと巨大だった。見た目ではそんなことはなかったのに。
「毒を飲ませてあげるわ!」
エリちゃんが、特製の毒薬を裏ボスに撒き散らす。
効果は絶大だったようで、裏ボスが点滅をはじめた。
「ホントに、エリアーヌの猛毒は万能なんだな!」
「すごいな。裏ボスでさえ仕留めてしまうとは」
他の二人も、感心している。
「まだ終わっていないよ。見て!」
裏ボスだと思っていた球体が、人の形を取った。
「なんということだ……魔王を手に入れ、この世界を宇宙人の支配下にしてくれようと思っておったのに、まだこんな輩がいたとは」
球体が、刺々しい甲冑を来た男性の姿になる。
「まあよい。これがおそらく、この星の最強戦力だろう。こやつらを倒せば、確実にこの星を制圧できるはず」
どうやら、裏ボスは宇宙人らしい。
魔王に力を与えたのも、こいつだろう。
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