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第七章 魔王のあとしまつ
第61話 裏ボスが本性を現した
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「あなたが、魔王を支配している裏ボスか?」
「いかにも。我こそは$;^○:,[¥./@星人」
「……裏ボス星人でいいです」
マジで聞き取れない。
「で、そのあなたの目的はなんですか?」
ことと場合によっては、話し合いで解決できるかもしれなかった。
「この渦状の牢獄から、抜け出すことだ」
あちゃあ。想像以上の悪党でしたか。こりゃ、話し合いはムリかもね。ここって牢屋なんだね?
「この世界の神や魔王は、【別の世界から人を呼び寄せる力】と【対象にチートスキルを発現させる力】を持つ。我はあらゆる星々の住人が持つ【チートスキル】を発動させ、この世界を乗っ取ろうとした。しかし、この世界の神に作戦を知られて、捕らえられてしまったのだ」
チートスキルって、付与するんじゃなくて、持ち主の願望を原動力として発言するものらしい。
ユウキの力も、きっとそうなのだろう。「悪を粉砕する力がほしい」と願ったから。
「チートスキルを与えて世界を蹂躙し、我の力の元で侵略を行わせる。それが割れの目的だったのだ」
つまり彼は、人間を兵器として扱おうとしていたのか。
「魔王でも、我を出すことは不可能だった。この渦のまま召喚されてしまった。召喚の魔法を与えてもなお、魔王は我を出すことはできなかった。ここから通すことができたのが、召喚の魔法だけだった。それをあやつが手に入れて、魔王となったのだ」
裏ボスは魔王もろとも、世界の法則を守る者たちから危険視された。仕方なく、配下の宇宙人たちを召喚したそうである。しかし、いつの間にか平和になっていて、自分のいうことを聞かなくなっていたらしい。
「どいつもこいつも平和ボケしおって!」
「あなたの支配から開放されたと、考えられないのかな?」
「黙れ! 我が支配こそ、最大の美徳なのだ。最も平和で、最も効率が良い。我に支配されて、ようやく人々は安息を得られるのであるっ!」
ダメだこいつ。はやくなんとかしないと。自分こそ支配者とか名乗っている時点で、思考がクソすぎる。
こんな無限の牢獄に、閉じ込められるわけだ。
僕たちでとどめを刺そう。
コイツを倒さないと、魔王も倒せない。
「あなたはここで仕留める。閃空斬!」
剣から、衝撃波を撃つ。
「むう、閃空斬!」
相手が、手刀から閃空斬を放った。
互いの衝撃波が、相殺される。
だったら、肉弾戦で。
「ほほう。クロードの剣戟を学んだか。さすが、我の元指南役よ」
彼は、僕の指導者であるクロードさんを知っているようだ。
「おのれクロード。こうなることを見越して、地球のガキを鍛えておったとは」
「自分のことより魔王の心配をしたら?」
魔王は、ユウキに押されていた。
「くっ。おのれ勇者。復活したばかりでまともに動けない魔王に、やりたい放題ではないか」
あれくらいしないと、魔王は懲りないからね。
しかし、僕たちも決め手に欠けていた。
「ぐ、強い」
ユカさんのシールドも、裏ボスは徒手空拳だけで壊しかけている。
マルちゃんの体術にも、ついていけていた。
エリちゃんの猛毒にも耐える。
ユウキの魔法も、相手の能力で中和されてしまう。
打つ手はもうない?
いや、まだ方法はある。
「ユウキ! 光弾を僕に撃て!」
「いかにも。我こそは$;^○:,[¥./@星人」
「……裏ボス星人でいいです」
マジで聞き取れない。
「で、そのあなたの目的はなんですか?」
ことと場合によっては、話し合いで解決できるかもしれなかった。
「この渦状の牢獄から、抜け出すことだ」
あちゃあ。想像以上の悪党でしたか。こりゃ、話し合いはムリかもね。ここって牢屋なんだね?
「この世界の神や魔王は、【別の世界から人を呼び寄せる力】と【対象にチートスキルを発現させる力】を持つ。我はあらゆる星々の住人が持つ【チートスキル】を発動させ、この世界を乗っ取ろうとした。しかし、この世界の神に作戦を知られて、捕らえられてしまったのだ」
チートスキルって、付与するんじゃなくて、持ち主の願望を原動力として発言するものらしい。
ユウキの力も、きっとそうなのだろう。「悪を粉砕する力がほしい」と願ったから。
「チートスキルを与えて世界を蹂躙し、我の力の元で侵略を行わせる。それが割れの目的だったのだ」
つまり彼は、人間を兵器として扱おうとしていたのか。
「魔王でも、我を出すことは不可能だった。この渦のまま召喚されてしまった。召喚の魔法を与えてもなお、魔王は我を出すことはできなかった。ここから通すことができたのが、召喚の魔法だけだった。それをあやつが手に入れて、魔王となったのだ」
裏ボスは魔王もろとも、世界の法則を守る者たちから危険視された。仕方なく、配下の宇宙人たちを召喚したそうである。しかし、いつの間にか平和になっていて、自分のいうことを聞かなくなっていたらしい。
「どいつもこいつも平和ボケしおって!」
「あなたの支配から開放されたと、考えられないのかな?」
「黙れ! 我が支配こそ、最大の美徳なのだ。最も平和で、最も効率が良い。我に支配されて、ようやく人々は安息を得られるのであるっ!」
ダメだこいつ。はやくなんとかしないと。自分こそ支配者とか名乗っている時点で、思考がクソすぎる。
こんな無限の牢獄に、閉じ込められるわけだ。
僕たちでとどめを刺そう。
コイツを倒さないと、魔王も倒せない。
「あなたはここで仕留める。閃空斬!」
剣から、衝撃波を撃つ。
「むう、閃空斬!」
相手が、手刀から閃空斬を放った。
互いの衝撃波が、相殺される。
だったら、肉弾戦で。
「ほほう。クロードの剣戟を学んだか。さすが、我の元指南役よ」
彼は、僕の指導者であるクロードさんを知っているようだ。
「おのれクロード。こうなることを見越して、地球のガキを鍛えておったとは」
「自分のことより魔王の心配をしたら?」
魔王は、ユウキに押されていた。
「くっ。おのれ勇者。復活したばかりでまともに動けない魔王に、やりたい放題ではないか」
あれくらいしないと、魔王は懲りないからね。
しかし、僕たちも決め手に欠けていた。
「ぐ、強い」
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マルちゃんの体術にも、ついていけていた。
エリちゃんの猛毒にも耐える。
ユウキの魔法も、相手の能力で中和されてしまう。
打つ手はもうない?
いや、まだ方法はある。
「ユウキ! 光弾を僕に撃て!」
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