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第二章 男の娘ニンジャと、はじまりの村
役場の所長、ヴァレンティーン
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酒場の一番いい席を取って、父がごちそうしてくれるそうだ。
「はじめまして、美しいエルフ様、アタシはこの村役場で所長を務めております、ヴァレンティーン・ヴォン・ブランケンハイム。サミュエルの父です。ヴァラと呼んでね」
そう自己紹介して、父ヴァラはキュアノにウインクした。感極まって、愛用のギターまでかき鳴らす。
「どうも。私はキュアノ・エイデス。よろしく」
ボクの首根っこを掴み、父がボクに耳打ちする。
「サミュエルちゃん。こんなかわいい子がいて、どうして紹介してくれなかったのよ? そもそも連絡をよこさなかったの?」
「あんたに会いたくなかったんだよ」
「つれないつれない! ヘルマァ、この子ったら実の父に冷たいの!」
肩をくねらせて、父がヘルマさんに愚痴った。
「キュアノちゃん、アタシが留守中に、この子と仲良くなってくれてありがとっ」
「いいえ。よくしてもらっているのは、私の方」
「やだありがと! 強情なところがママに似ちゃって、人とうまくやれるか心配だったんだけどね」
「その、お母様は?」
キュアノが聞くと、父が黙り込む。
この村にボクがあまりとどまりたくない原因は、父にある。
「ボクが幼い頃に、母が死んじゃったんだ」
「ごめんなさい」
「いいよ。つか話さなきゃって思っていたから」
母の死後、父は『パパもママも、自分がなるんだ』って自分を奮い立たせていた。昼は紳士的な村役場の責任者として。夜は、母親として酒場を切り盛りしている。
「謝るとしたら、ボクだ」
泣き虫だったボクのせいで、父は苦労しただろう。父がこうなってしまったのは、ボクのせいだ。
「あなたは、気にしなくていいのよ。忙しくしているのは、その方が辛いことを忘れられるからだし。女装は趣味だから」
最後の言葉は、聞きたくなかったよ。いい話だったのになぁ。
「ところで、ホルストのご家族は?」
父もボクも、首を横に振る。
「ホルストは孤児で、教会に預けられていた。それを父が、自分の子として引き取ったんだ」
ボクとホルストは、兄弟のように育てられた。
育ててくれた恩こそあれど、ボクは父の姿が恥ずかしくて仕方ない。
「父は昔から、家業を継ぎなさいってうるさくてさ」
こんな何もない村で、小さな村の役員として終わりたくない。父の仕事を差別するつもりはないけれど、ボクはもっと広い世界を見たいんだ。
「どうして、ホルストは旅立ってよくて、ボクはここにいなくてはダメなの?」
親が相手だからか、ややヒステリックな言い方になってしまった。
「あなたがかわいいからよ」
「親の目線だからでしょ? ボクはもういい大人だよ」
「そうね。あなたに彼女ができるなんて思っても見なかったわ」
「えっえっ、誰のことを?」
「違うの? キュアノちゃんでしょ?」
ボクは、キュアノと視線を合わせる。
「キュアノ、は、つい先日、知り合ったばかりだよ。交際だなんて、急すぎる」
「でも、悪い気はしないでしょ?」
「そりゃあ、まあ」
キュアノの方を見ると、うつむいてシードルの入った細長いグラスをクルクル回していた。困ってんじゃん!
「だから、サミュエルちゃんを応援しようって気持ちに……」
「もういいから! この話はなしで!」
お料理とお茶がちょうど運ばれてきたので、話を変えた。それにしても、やはり父の酒場は別格だな。これぞお店の味って感じだ。
「今は魔石の話でしょ?」
「そうよね」
役場で一番足の早い馬を使って、王城まで伝達してもらったという。
「サミュエルちゃん、恒久的にこの村へ戻ってくる気はない? ここはどこよりも安全よ。だってここは魔物や魔族が……」
父はそう言ってくれるが、ボクは首を横に振った。
「ボクは家には帰らないし、父さんの役場だって継がないよ」
「あなたがそういうなら、仕方ないわね。イヤなことをさせてもしょうがないし。でも、ママのお墓参りは行きなさい」
「うん」
まだ、花を添えていなかったっけ。母がいなくなった現実から目を背けたくて、ボクは旅立ってしまった。ろくにお墓参りもせずに。
「母親の死が辛かったから、旅に出た?」
「そうかもしれない」
キュアノの質問が、核心をついているのだろう。逃げているだけなんだろうな。ボクは。
ホルストがここにお屋敷を建てたのも、最初は嫌がらせかなと思っていた。無理にボクと父の仲を解消させようとした、おせっかいなのだと。
けれど、母のお墓に近いところに住まわせたかったのかも。
そう考えると、ホルストっていいやつだ。
「一応、魔石の謎が解明されるまで、ここにはいてあげる。けれど、お屋敷にだっていつまでもとどまるつもりはないよ」
ボクがそう伝えると、ヘルマさんの方が残念がった。
「そうなんですか? 寂しいです。あんなおいしい料理が、食べられなくなるなんて」
「ヘルマさんのお料理も、とってもおいしいですよ。自信を持ってください」
「まったく別の味ですよ。なんだか、アウトドアっぽさの中に、家庭的なエッセンスがありますよね」
ヘルマさんが、ボクの料理をそう表現する。
なんだか、照れくさいな。
「父上、私がサヴを守る。どうか、外出の許可を」
「でもなぁ。ホルちゃんとの約束を保護にするわけにはねえ……」
父が考えごとをしていると……。
「所長、大変です!」
受付嬢のお姉さんが、肩で息をしながら店に入ってきた。
「どうしたの?」
「森に、膨大な魔力が検出されました!」
「はじめまして、美しいエルフ様、アタシはこの村役場で所長を務めております、ヴァレンティーン・ヴォン・ブランケンハイム。サミュエルの父です。ヴァラと呼んでね」
そう自己紹介して、父ヴァラはキュアノにウインクした。感極まって、愛用のギターまでかき鳴らす。
「どうも。私はキュアノ・エイデス。よろしく」
ボクの首根っこを掴み、父がボクに耳打ちする。
「サミュエルちゃん。こんなかわいい子がいて、どうして紹介してくれなかったのよ? そもそも連絡をよこさなかったの?」
「あんたに会いたくなかったんだよ」
「つれないつれない! ヘルマァ、この子ったら実の父に冷たいの!」
肩をくねらせて、父がヘルマさんに愚痴った。
「キュアノちゃん、アタシが留守中に、この子と仲良くなってくれてありがとっ」
「いいえ。よくしてもらっているのは、私の方」
「やだありがと! 強情なところがママに似ちゃって、人とうまくやれるか心配だったんだけどね」
「その、お母様は?」
キュアノが聞くと、父が黙り込む。
この村にボクがあまりとどまりたくない原因は、父にある。
「ボクが幼い頃に、母が死んじゃったんだ」
「ごめんなさい」
「いいよ。つか話さなきゃって思っていたから」
母の死後、父は『パパもママも、自分がなるんだ』って自分を奮い立たせていた。昼は紳士的な村役場の責任者として。夜は、母親として酒場を切り盛りしている。
「謝るとしたら、ボクだ」
泣き虫だったボクのせいで、父は苦労しただろう。父がこうなってしまったのは、ボクのせいだ。
「あなたは、気にしなくていいのよ。忙しくしているのは、その方が辛いことを忘れられるからだし。女装は趣味だから」
最後の言葉は、聞きたくなかったよ。いい話だったのになぁ。
「ところで、ホルストのご家族は?」
父もボクも、首を横に振る。
「ホルストは孤児で、教会に預けられていた。それを父が、自分の子として引き取ったんだ」
ボクとホルストは、兄弟のように育てられた。
育ててくれた恩こそあれど、ボクは父の姿が恥ずかしくて仕方ない。
「父は昔から、家業を継ぎなさいってうるさくてさ」
こんな何もない村で、小さな村の役員として終わりたくない。父の仕事を差別するつもりはないけれど、ボクはもっと広い世界を見たいんだ。
「どうして、ホルストは旅立ってよくて、ボクはここにいなくてはダメなの?」
親が相手だからか、ややヒステリックな言い方になってしまった。
「あなたがかわいいからよ」
「親の目線だからでしょ? ボクはもういい大人だよ」
「そうね。あなたに彼女ができるなんて思っても見なかったわ」
「えっえっ、誰のことを?」
「違うの? キュアノちゃんでしょ?」
ボクは、キュアノと視線を合わせる。
「キュアノ、は、つい先日、知り合ったばかりだよ。交際だなんて、急すぎる」
「でも、悪い気はしないでしょ?」
「そりゃあ、まあ」
キュアノの方を見ると、うつむいてシードルの入った細長いグラスをクルクル回していた。困ってんじゃん!
「だから、サミュエルちゃんを応援しようって気持ちに……」
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お料理とお茶がちょうど運ばれてきたので、話を変えた。それにしても、やはり父の酒場は別格だな。これぞお店の味って感じだ。
「今は魔石の話でしょ?」
「そうよね」
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「サミュエルちゃん、恒久的にこの村へ戻ってくる気はない? ここはどこよりも安全よ。だってここは魔物や魔族が……」
父はそう言ってくれるが、ボクは首を横に振った。
「ボクは家には帰らないし、父さんの役場だって継がないよ」
「あなたがそういうなら、仕方ないわね。イヤなことをさせてもしょうがないし。でも、ママのお墓参りは行きなさい」
「うん」
まだ、花を添えていなかったっけ。母がいなくなった現実から目を背けたくて、ボクは旅立ってしまった。ろくにお墓参りもせずに。
「母親の死が辛かったから、旅に出た?」
「そうかもしれない」
キュアノの質問が、核心をついているのだろう。逃げているだけなんだろうな。ボクは。
ホルストがここにお屋敷を建てたのも、最初は嫌がらせかなと思っていた。無理にボクと父の仲を解消させようとした、おせっかいなのだと。
けれど、母のお墓に近いところに住まわせたかったのかも。
そう考えると、ホルストっていいやつだ。
「一応、魔石の謎が解明されるまで、ここにはいてあげる。けれど、お屋敷にだっていつまでもとどまるつもりはないよ」
ボクがそう伝えると、ヘルマさんの方が残念がった。
「そうなんですか? 寂しいです。あんなおいしい料理が、食べられなくなるなんて」
「ヘルマさんのお料理も、とってもおいしいですよ。自信を持ってください」
「まったく別の味ですよ。なんだか、アウトドアっぽさの中に、家庭的なエッセンスがありますよね」
ヘルマさんが、ボクの料理をそう表現する。
なんだか、照れくさいな。
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