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第六章
第64話
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その日、私はまたパソコンの前に座っていた。
一次の時は、とにかくソワソワしていた。
でも今は、どっちの結果でも受け入れられる。
私はできる限りのことをやった。
もう、先生を追いかけるだけ、という気持ちも変わってきた。
結果が出たら先生にすぐメッセージをする。
先生と離れた三年間、とにかく必死だった。
そして、再会してから先生にもサポートしてもらった。
そして──
時間になって、発表サイトを開いた。
* * *
授業中、とにかく結果が気になった。
ただ、仕事はちゃんとこなさないといけない。
とにかく集中しようとした。
いつもと少し様子が違うのを感じたのか、遼が話しかけてきた。
「もう休んだら?」
そんな事で休めるか。
──いや、重大だ。俺にとっては。
ただ、あいつもこの仕事を目指してる以上、俺はちゃんとこの仕事に集中したい。
「お前は自分の心配だけしてろ」
遼はキレていたが、どうでもよかった。
結果がどちらにしても、あいつが選ぶ道をただ見守るつもりでいる。
ただ、あいつが俺と会えない間に選んだ道──
ここまで頑張ってきたからには、受かってほしい。
でも、結果発表の時間は過ぎてるのに連絡が来ない。
どうした?
落ちたのか?
聞きにくいが気になる。
その時、白乃から着信があった。
「どうだった!?」
自分でも驚くくらい大きな声が出た。
『先生……私、こっちに来ちゃいました』
「は?」
『先生の車の近くに居ます』
俺は急いで職員玄関から駐車場に向かった。
そこには、息を切らした白乃がいた。
「大丈夫か??」
白乃が下を向いていて表情がわからない。
その時、白乃が俺の方を見た。
「先生、合格しました!!」
──その瞬間
あの頃の白乃が見えた。
あの、俺から目を逸らしていた時の。
今は、目をキラキラとさせて、俺を見ている。
「……おめでとう。よく頑張った」
白乃は涙を流しながら喜んでいる。
お前が頑張ったから、この道が開けた。
とうとうここまで来た。
来年になったら、白乃も教員。
もう、先生と生徒は終わりだ。
やっと、本当に対等な立場になれる。
どんどん前に進む白乃を見て、少し切ない気持ちになりつつも、俺の為にここまでできるやつなんてこの世にはいないだろうと、この時やっと『運命』って言葉を信じる事ができた。
一次の時は、とにかくソワソワしていた。
でも今は、どっちの結果でも受け入れられる。
私はできる限りのことをやった。
もう、先生を追いかけるだけ、という気持ちも変わってきた。
結果が出たら先生にすぐメッセージをする。
先生と離れた三年間、とにかく必死だった。
そして、再会してから先生にもサポートしてもらった。
そして──
時間になって、発表サイトを開いた。
* * *
授業中、とにかく結果が気になった。
ただ、仕事はちゃんとこなさないといけない。
とにかく集中しようとした。
いつもと少し様子が違うのを感じたのか、遼が話しかけてきた。
「もう休んだら?」
そんな事で休めるか。
──いや、重大だ。俺にとっては。
ただ、あいつもこの仕事を目指してる以上、俺はちゃんとこの仕事に集中したい。
「お前は自分の心配だけしてろ」
遼はキレていたが、どうでもよかった。
結果がどちらにしても、あいつが選ぶ道をただ見守るつもりでいる。
ただ、あいつが俺と会えない間に選んだ道──
ここまで頑張ってきたからには、受かってほしい。
でも、結果発表の時間は過ぎてるのに連絡が来ない。
どうした?
落ちたのか?
聞きにくいが気になる。
その時、白乃から着信があった。
「どうだった!?」
自分でも驚くくらい大きな声が出た。
『先生……私、こっちに来ちゃいました』
「は?」
『先生の車の近くに居ます』
俺は急いで職員玄関から駐車場に向かった。
そこには、息を切らした白乃がいた。
「大丈夫か??」
白乃が下を向いていて表情がわからない。
その時、白乃が俺の方を見た。
「先生、合格しました!!」
──その瞬間
あの頃の白乃が見えた。
あの、俺から目を逸らしていた時の。
今は、目をキラキラとさせて、俺を見ている。
「……おめでとう。よく頑張った」
白乃は涙を流しながら喜んでいる。
お前が頑張ったから、この道が開けた。
とうとうここまで来た。
来年になったら、白乃も教員。
もう、先生と生徒は終わりだ。
やっと、本当に対等な立場になれる。
どんどん前に進む白乃を見て、少し切ない気持ちになりつつも、俺の為にここまでできるやつなんてこの世にはいないだろうと、この時やっと『運命』って言葉を信じる事ができた。
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