本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる

ハリエニシダ・レン

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if サイラスルート

サイと呼んでみました

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「サイ…」

そう呼んでみた。
サイラスが望んだ通り、別の呼び方で。

子どもたちの名前は全て殿下がつけたし、他にどう呼んだらいいのかわからなくて。結局、何のひねりもなく最初の二文字で呼んでみた。

「…それが僕の名前?」

サイラスに聞かれて頷く。
ダメ、だろうか…。
そっと上目遣いに伺うと、サイラスが笑んだ。

「わかった」

嬉しそうなその顔にほっとする。

「もう一回呼んで?」

促されて。

「サイ…」

呼ぶ。

「もう一回」

「サイ…」

「もう一回」

「サイっ…」

どうしよう。
何故か凄く恥ずかしい。
真っ赤になった私に、サイラスが微笑む。

「もう一回」

「っ…サイっ…」

思わず抗議するように見上げた。

「なぁに?リィ」

でも、甘く微笑まれて、続く言葉が出てこない。

「いっぱいそう呼んで?」

ぐいっとサイラスが中に挿入ってきた。

「サイラスっ…」

「違うでしょ?リィ…」

窘めるように甘く囁かれて。
中を揺さぶられて。

「サイっ…」

呼び直した。

「そう…そうだよ。リィ…」

サイラスの、興奮した嬉しそうな声。

「リィ…愛してるよ…」

「サイっ…サイっ…」

「うん…可愛い…僕のリィ…愛してる…」

与えられる緩い刺激。
どうしようもなく気持ちいい。

「サイっ…」

唇が合わされ、サイラスの舌が口の中をかき回す。

「気持ちいい?」

ぼうっとする頭でコクリと頷くと、嬉しそうに微笑まれて。

「もっとよくしてあげる」

その言葉に期待が膨らんで。
でも怖くなる。
だって…これ以上…?
私の不安を感じとったようにサイラスが微笑んだ。

「大丈夫だよ。僕に任せて…リィ…」

そう言われると身体から力が抜けてしまって。それをサイラスが嬉しそうに笑う。

「そうだよ…リィ…」

そして、本当にさっきよりも気持ちよくされてしまう。

「サイっ…ぁあっ…」

「リィ…可愛い…大丈夫でしょ?」

コクンと頷く。
怖いほどに気持ちいいのに、サイラスの腕の中にいることで安心してしまって。

「サイっ…好きっ…」

素直に縋りつく。
サイラスのモノが中で存在感を増した。

「…っ…大丈夫…大丈夫だからねっ…リィっ…」

気持ちよくて。よすぎて。
その後のことは記憶から消えた。

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