【R18】知らない人と、電話でエッチ

ハリエニシダ・レン

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出会い編

脱ぎ脱ぎ

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「次はどこを触って欲しい?ナナ」

「…次………」

ぼんやりとタケルさんの言葉を聞く。

「まだまだ胸、弄られ足りない?」

「っ…待っ!」

思わず腕で胸を庇った。
くすっとタケルさんが笑う。

「何?ナナ」

「っ…もう…胸…はっ…」

呼吸が乱れる。
なんでこんな、想像だけでっ…

「キスしようか。ナナ」

「え…?」

ちゅうっと音が響いた。

「ナナの唾液美味しい」

「んっ…」

ちゅうちゅうと、キスの音が続く。

「ナナの唇…柔らかくて気持ちいい…」

「んぅっ…」

力が…抜ける…。

「…キスしながら乳首も弄ったげる」

「んぅっ…ぁあっ…んんっ…」

「コリコリだね、ナナの乳首。可愛い…」

「ゃあっ…もうっ…乳首やっ…」

身体を捩るけれど無駄だ。
だって彼は、ここにはいない。
だから逃げられない。

「じゃあ代わりに、どこを触って欲しいの?」

「……………」

…答えられない。
今まで付き合ってきた人とは、こういう会話をしたことがなかった。私がただ身を任せればそれで満足、という人たちだったから。
けれどタケルさんはーー

「代案出さずに反対するのはダメだよ。ナナも社会人ならわかるでしょ?」

叱るようにきゅっと乳首をつままれた気がして腰がビクンと跳ねた。
っ…言わなきゃ……

「っ…タケルさん…下…触って…」

「…下?」

「あの…あそこ…」

「…あそこ?」

「っ…」

「どこのことかな?」

「っ…!意地悪っ…!」

絶対わかってる癖に!
クスリと笑い声がした。

「…ここ?…この、トロトロになってるナナの恥ずかしいところ?」

「っ…!」

一気に羞恥で顔に血が集まった。

「…違うの?」

「………」

答えられない。
そんな恥ずかしいこと。
けれどタケルさんは許してくれなかった。

「ああ………足の裏かな?」

「っ違っ……!」

足の裏をくすぐられる想像をして慌てる。

「じゃあどこ?」

「…もっと上…」

「…膝裏?」

タケルさんの手のひらが上へとすべって、膝裏に触れた気がした。そこも気持ちいいけど…

「もっと上…」

「太ももかな?ナナの太もも、スベスベで気持ちいいね…」

やわやわとタケルさんの手が、私の太ももを揉みながら上へと上がっていく。

「…っ…もう少し…上…」

「…ここより?…うーん。あ、お臍か!」

途端にぴちゃりと音がして、お臍を責められていた時の感覚が蘇った。

「ぃやぁっ…!もっと下っ…!」

「ええ?どこかな?ナナ。どこを触って欲しいのか、俺にちゃんとわかるように言って?」

「っ…っ……」

分かってる癖に、分からない振りで笑われる。

「ほったらかしもかわいそうだから、教えてくれるまではお臍可愛がっててあげるね?」

「んぅっ…ゃあっ…許してっ…」

お臍は…なんかダメっ…

「言ったらちゃんと、そこを触ってあげるよ?」

ピチャリピチャリと、音が響く。
タケルさんが執拗にお臍を舐める音…。

今日初めて触られたお臍は、何だかそこからお腹の中へと舌が入ってしまいそうで。中との距離がとても近くて。頭がおかしくなりそう。
でもタケルさんは、やめてくれない。私がちゃんと言うまで、やめてくれそうにない…。

…もう…ダメ……
耐えきれなくなって観念した。

「あそこ…蜜でドロドロのあそこを触って…お願い…タケルさん…」

初めて口にするとてもいやらしい言葉に、顔がこれ以上ないほど赤くなった。


「ふふっ………」


笑い声の後の沈黙。
ひとまず舐める音が止んだことにほっとする。

「わかった。触ってあげるけど…」

タケルさんがもう一度黙った。
…なに?

「今からナナの手は俺の手だから、俺の言う通りに動かすんだよ?」

「え……」

「できるよね?」

「…ぁ…ぅ…」

それは…要するに…タケルさんに聞かれながら自分のそこをーー

「大丈夫。痛くなんてしないから。ね?」

「…うん」

優しく促されて頷いてしまった。

「いい子だね」

ちゅっと軽くキスされる。

「ナナは指輪とかしてる?」

「ううん」

つける時もあるけど、家に帰ったらすぐ外してる。

「つけ爪とかは?」

「してない…マニキュアくらい…」

「そっか。じゃあ大丈夫だね」

「…大丈夫って?」

「ああ、すっごく奥まで挿れるから、石とかついてると怪我しちゃうかもしれないし、中でつけ爪取れたら大変だから」

「ああ……」

本当に慣れてるんだなと、つい感心してしまった。

「じゃあ先ずは…ショートパンツ脱いで」

「ん……」

ボタンを外してスルリと脱いだ。
…あそこが染みになっていた。
恥ずかしい……

「脱げた?」

「うん……」

「今ナナ、どんな格好?」

「Tシャツと下着だけ…」

「じゃあTシャツも脱いじゃおうか」

「うん」

腕を交差させてTシャツを脱ぐ。
Tシャツの裾が擦れて、プルンと少し胸が揺れた。

「脱げた?」

「うん」

「今はパンツ一枚履いてるだけ?」

「そう……」

改めて声に出して確認されて、羞恥が募る。

「いいね」

タケルさんの興奮した声。

「どんなパンツ?」

「っ…!」

「ね、教えて?」

恥ずかしくはあるけど、期待のこもった声に負けてしまった。

「白…の…」

「うん」

「レースがちょっとついてる…」

「うん」

「スベスベの生地の…」

「…Tバック?」

「違っ!」

大慌てで否定した。
そんなの、生まれてこのかた履いたことがない。
タケルさんは面白そうにくつくつと笑っている。
揶揄われたっ…!

ちょっとむくれる。

「うーん、それお気に入り?」

「えっと、結構…」

肌触りがいいし可愛いから気に入っている。

「じゃあそれも脱いじゃおうか。多分、履いたまま続けたら傷んじゃうから」

…こういう気づかいを喜んでしまうのは、おかしいのだろうか。
でも、前の彼には履いたままされて何枚かダメになってしまったことを思うと、やっぱり嬉しい。

「うん…」

ごそごそとパンツも脱いだ。

「もう何も着てない?」

「うん」

「全裸?」

「っ…うん…」

聞き直さなくても…
顔が赤くなる。

「お揃いだね」

「…うんっ…」

そっか。タケルさんも今何も着てないんだった…
ちょっとほっとする。

「ねぇ、パンツさ…」

「へ?」

いきなり話が戻ってびっくりする。

「………濡れてた?」

「っ…!!!」

真っ赤になって黙る。
聞くかな!?そういうこと!
でも

「ナーナちゃん。俺に教えて?」

軽い調子で聞かれて。

「…濡れてた」

ブスッとしながら答えた。

「どれくらい?」

「っ…!!」

どれくらいって!どれくらいって!!
そんなの答えられる訳がーー

「教えてよ。教えてくれたら…あ、そっかごめん」

唐突に謝られた。
なんで…?

「俺のはもうギンギン」

「っ…!」

「ナナがエロいから」

「~~~っ…!」

「ね、これでフェアでしょ?ナナのも教えて?」

「…っ…っ……」

別に聞いてないのにっ…!
でも思わず想像してしまった。
硬くそそり立つタケルさんのーー
ゴクリと唾を飲み込んだ。

「ナーナ」

促されて、真っ赤な顔で口を開いた。
…どうせこんなことをしてしまっているのだ。
さっき脱いだ時、見えたもの。
もうショートパンツまで染み込むくらいに…

「………っ…ぐちゃぐちゃだった……」

…答えてしまった。
顔から火が出そう。
こんなこと言うなんて…今日、初めて話す人相手に…
もう、恥ずかしくてたまらない…。

私の答えを聞いて、何故かタケルさんは黙った。
ちょっとこのタイミングで黙るのはやめて欲しい。
…いたたまれない。


少しの沈黙の後、電話の向こうからとても嬉しそうな笑い声が聞こえてきた。

「ふふっ…ふふふふっ…そっか…ナナ…今、ぐちゃぐちゃかあ…ふふっ…そっか…ふふふっ…」

「っ……っ……」

恥ずかしすぎて何も言い返せない。

ひとしきり笑った後、タケルさんが声の調子を改めた。

「ねぇ、ナナ」

「………何?」

何だか背筋がゾクリとするような声音。いったい何を言われーー




「今から、めちゃくちゃにしてあげる」


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