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7 前戯なしで
「リチャード」
姫様の、他人に命じ慣れた声。
「今日は、前戯無しで挿れてちょうだい」
「お茶を淹れてちょうだい」と言うのと、何ら変わらない口調だった。
「そういう男性もいるんでしょう?面倒くさいからと。どれくらいで慣れるものなのか知っておきたいわ」
くすりと可愛らしく笑って。
「だって心の準備、しておきたいじゃない?」
そのために、私の身体を使うのだと。なんの躊躇いも見せずに。
…むしろ嬉々として。
「姫様をそのように扱う男性など…」
「いないって保証できる?寝室での出来事は、夫婦の秘密よ?」
リチャード様は、止めようとしたけれど無駄だと悟ったようで、それ以上は言い返さずにこちらを向いた。
リチャード様の手が、足首をつかんだ。
身体が強張る。
脚を大きく開かされ、下着を横にずらされ、リチャード様のモノが、まだ触れられてもいないそこにあてがわれた。
「息を吐いて」
それだけ言うと、リチャード様は体重をかけてきた。リチャード様のモノが、乾いたそこにめり込み始める。
ひきつれる痛みに息をつめると、
「息を吐いて」
もう一度同じことを、今度は耳元で囁かれた。その声に、思わず息が荒くなった。
「そうだ。それでいい」
少しずつ、リチャード様のモノが奥へと挿入ってくる。
目を閉じて、じっとそれに耐える。
「ミリア」
リチャード様が、何度も私の名を呼ぶ。
そのたびに、自然と息が荒くなる。
口を閉じると、服の上から乳首をつままれた。衝撃で口が開く。
「そうだ。ミリア」
そして、時間をかけて、奥までリチャード様のモノが挿入った。
恐れていたほどの痛みはなかった。
けれど、中で皮膚が無理矢理引っ張られる感覚と、狭いところをこじ開けられた圧迫感が酷い。
動きを止めたリチャード様に、姫様が声をかけた。
「奥まで挿入ったの?」
無邪気な問いかけ。
「…はい。姫様」
リチャード様が、屈辱を押し殺したような声で答えた。
「なら、さっさと動きなさいな」
「しかし…」
「痛いのかしら?」
「ええ、彼女がおそらく」
「動きなさい。いきなり挿れられて腰を振られて、どれくらいで濡れるものなのか知りたいの」
「しかーー」
「命令よ」
リチャード様は、ため息を吐くとゆっくりと腰を動かし始めた。
皮膚が擦れて痛い。
目尻に涙が浮かぶ。
「痛いならさっさと濡れなさい。ミリア」
姫様の無茶な命令。意識して濡れるなど…
「リチャード。一回中で出してあげれば?とりあえず何かで濡れてれば、よく滑るでしょう」
当たり前のことを当たり前に命じる声。
リチャード様は悔しそうにぎゅっと目を瞑った。そして目を開けると、私の奥にモノを押し当てたまま揺さぶり始めた。
抜き差しではなく、ただ奥をぐいっと何度も何度も押される。身体の奥から、何かが迫り上がってきた。
「リチャード…様っ…っ…」
未知の感覚に怯え、リチャード様に縋りついた。
「大丈夫だ。そのまま身を任せればいい」
その優しい声に身体の力が抜け、頭の中が真っ白になった。
そして中が潤い、滑りがよくなったのを感じた。
「あら。あらあらあら」
姫様の、楽しげな声。
「男娼顔負けなのではなくて?正騎士リチャード?」
リチャード様に向けられる嘲り。
「真面目そうな顔をして。立派な騎士の振りをして。中身はとんでもないわね?」
リチャード様を、嬲る声。
「いったい何処で、そんなことを「訓練」してきたのかしら?ねぇ、皆の憧れの騎士様?」
リチャード様は俯き、無言で自分の手を睨みつけている。
「それとも騎士の仕事には、女性への奉仕も含まれているのかしら?「身体が熱くて辛いの」って助けを求められれば、いつでも誰でも「助けて」あげているの?」
リチャード様は、歯を食いしばって怒りを堪えている。
強い怒りを間近に感じる。
「答えなさい。リチャード」
何も言わないリチャード様に、姫様が冷たく命じた。
「…っ………決して、そのようなことは…っ…」
歯の隙間から絞り出すような答え。
姫様はそれを嘲笑った。
「あら、そう。じゃあ、あなたが特別なのね」
「くっ…!」
悔しそうな呻き声。
ふふふっ…
姫様は上機嫌に笑うと、短く命令した。
「そろそろ動きなさい。もう動けるでしょう?」
リチャード様が、怒りを湛えた目で私を見た。私ではなく、姫様に向けたいのかもしれない。けれど直接その視線を受け、身体が竦んだ。
リチャード様が、腕に力を込めた。こんな時なのに、服の上からでもわかるその筋肉の動きに目を奪われる。
リチャード様のモノが引き抜かれ、打ちつけられた。
「ぁああっ…!」
「あら、良さそうじゃない」
もう一度、引き抜かれ打ちつけられて、より大きな声が出てしまった。
「ふーん、一度中でイけば、後はもう大丈夫なのね」
淡々と呟く姫様。
もう一度。
だんだん、リチャード様の動きが速くなってきた。いつの間にか、私の腰もそれに応えるように動いている。
「リチャード、止まって」
姫様の唐突な命令に、動きを止めるリチャード様。
けれど私は止まれず腰を揺らし続けた。
「いやらしいのね、ミリア」
姫様が私を嘲笑った。
「リチャードのモノは、そんなにいいの?」
「…っ……」
必死に腰の動きを抑えて、首を横に振った。きっと「いい」と言えば、姫様はリチャード様を更に嬲る。
「リチャード。動いていいわよ」
リチャード様が動きを再開した。
奥が抉られて、気持ちがいいと感じてしまう。私の身体は、この前リチャード様に散々抱かれたことで快楽を拾えるようになってしまっていた。
無意識に、両手をリチャード様の背中に回す。
「リチャード、止めて」
また、リチャード様が止まった。
けれども私の腰は揺れてしまう。リチャード様のモノを求めるように。
必死に止めようと、しても。
「ミリア。私に命令されたリチャードに犯されるのが、そんなに気持ちいいの?」
どうやっても腰を完全には止められない。仕方なく、腰を揺らしながら視線を姫様に向けた。
「質問に答えなさい。ミリア」
答えなければ、姫様は更に嬲るだけだろう。私か、もしくはリチャード様を…
「…は…い……リチャード様のモノ……で…腰が…止まら…ない…で…す…」
リチャード様のモノが、中で存在感を増した。
姫様の唇が釣り上がった。
「じゃあ、リチャードにお願いすることを許してあげるわ」
「…?」
「「どうか好きでもない私を犯して中にあなたの精液を出してください。清廉で高潔なる正騎士リチャード様。お願いですから、私の性欲を満たしてください。辛くてたまらないのです」そう、お願いしてごらんなさいな」
あまりに、酷い言葉だった。
到底、普通の女性が口にするものではない言葉。
私の心を砕き、リチャード様のプライドを踏み躙るための言葉。
言いたくなどない。
けれど、拒絶など許さないと、姫様の視線が強く突き刺さる。
私は仕方なく、姫様に命令された通りのことを口にした。
リチャード様の肩が、ぴくりと震えた。
「ほら、女性があなたにこんなにも助けを求めているわよ?正騎士リチャード?」
姫様は、何度も「正騎士」とリチャード様を呼ぶ。
本来なら、憧れと尊敬をもって口にされるべき肩書きを、貶めるために使う。
「助けて、あげるのでしょう?か弱き女性から助けを求められたなら、それに応えるのが騎士、ですものね?」
姫様がリチャード様を嬲る。
「クソっ…クソっ…」
私にしか聞こえない、小さな声で罵りながら、リチャード様が腰を動かし始めた。その動きに、私はどうしても喘いでしまう。
「クソっ…なんで…私がっ…こんな…っ…」
その微かな罵りの言葉を聞きながら、私はイった。
リチャード様は、止まらない。
姫様のクスクスという笑い声が聞こえる。
「今日も薬をあげるから、思いっきり中に出していいわよ。か弱き女性の求めに応じる、騎士の鑑のようなリチャード」
芸を覚えた犬を褒めるような、姫様の声。
「ミリアの中を、汚していいわよ」
リチャード様が、姫様に命じられた通りに私の中に吐き出した。
怒りを吐き出すように。私の中に。
私の上で荒い息を吐くリチャード様。
こちらに向けられたその瞳には、私を責める色が確かにあった。
姫様の、他人に命じ慣れた声。
「今日は、前戯無しで挿れてちょうだい」
「お茶を淹れてちょうだい」と言うのと、何ら変わらない口調だった。
「そういう男性もいるんでしょう?面倒くさいからと。どれくらいで慣れるものなのか知っておきたいわ」
くすりと可愛らしく笑って。
「だって心の準備、しておきたいじゃない?」
そのために、私の身体を使うのだと。なんの躊躇いも見せずに。
…むしろ嬉々として。
「姫様をそのように扱う男性など…」
「いないって保証できる?寝室での出来事は、夫婦の秘密よ?」
リチャード様は、止めようとしたけれど無駄だと悟ったようで、それ以上は言い返さずにこちらを向いた。
リチャード様の手が、足首をつかんだ。
身体が強張る。
脚を大きく開かされ、下着を横にずらされ、リチャード様のモノが、まだ触れられてもいないそこにあてがわれた。
「息を吐いて」
それだけ言うと、リチャード様は体重をかけてきた。リチャード様のモノが、乾いたそこにめり込み始める。
ひきつれる痛みに息をつめると、
「息を吐いて」
もう一度同じことを、今度は耳元で囁かれた。その声に、思わず息が荒くなった。
「そうだ。それでいい」
少しずつ、リチャード様のモノが奥へと挿入ってくる。
目を閉じて、じっとそれに耐える。
「ミリア」
リチャード様が、何度も私の名を呼ぶ。
そのたびに、自然と息が荒くなる。
口を閉じると、服の上から乳首をつままれた。衝撃で口が開く。
「そうだ。ミリア」
そして、時間をかけて、奥までリチャード様のモノが挿入った。
恐れていたほどの痛みはなかった。
けれど、中で皮膚が無理矢理引っ張られる感覚と、狭いところをこじ開けられた圧迫感が酷い。
動きを止めたリチャード様に、姫様が声をかけた。
「奥まで挿入ったの?」
無邪気な問いかけ。
「…はい。姫様」
リチャード様が、屈辱を押し殺したような声で答えた。
「なら、さっさと動きなさいな」
「しかし…」
「痛いのかしら?」
「ええ、彼女がおそらく」
「動きなさい。いきなり挿れられて腰を振られて、どれくらいで濡れるものなのか知りたいの」
「しかーー」
「命令よ」
リチャード様は、ため息を吐くとゆっくりと腰を動かし始めた。
皮膚が擦れて痛い。
目尻に涙が浮かぶ。
「痛いならさっさと濡れなさい。ミリア」
姫様の無茶な命令。意識して濡れるなど…
「リチャード。一回中で出してあげれば?とりあえず何かで濡れてれば、よく滑るでしょう」
当たり前のことを当たり前に命じる声。
リチャード様は悔しそうにぎゅっと目を瞑った。そして目を開けると、私の奥にモノを押し当てたまま揺さぶり始めた。
抜き差しではなく、ただ奥をぐいっと何度も何度も押される。身体の奥から、何かが迫り上がってきた。
「リチャード…様っ…っ…」
未知の感覚に怯え、リチャード様に縋りついた。
「大丈夫だ。そのまま身を任せればいい」
その優しい声に身体の力が抜け、頭の中が真っ白になった。
そして中が潤い、滑りがよくなったのを感じた。
「あら。あらあらあら」
姫様の、楽しげな声。
「男娼顔負けなのではなくて?正騎士リチャード?」
リチャード様に向けられる嘲り。
「真面目そうな顔をして。立派な騎士の振りをして。中身はとんでもないわね?」
リチャード様を、嬲る声。
「いったい何処で、そんなことを「訓練」してきたのかしら?ねぇ、皆の憧れの騎士様?」
リチャード様は俯き、無言で自分の手を睨みつけている。
「それとも騎士の仕事には、女性への奉仕も含まれているのかしら?「身体が熱くて辛いの」って助けを求められれば、いつでも誰でも「助けて」あげているの?」
リチャード様は、歯を食いしばって怒りを堪えている。
強い怒りを間近に感じる。
「答えなさい。リチャード」
何も言わないリチャード様に、姫様が冷たく命じた。
「…っ………決して、そのようなことは…っ…」
歯の隙間から絞り出すような答え。
姫様はそれを嘲笑った。
「あら、そう。じゃあ、あなたが特別なのね」
「くっ…!」
悔しそうな呻き声。
ふふふっ…
姫様は上機嫌に笑うと、短く命令した。
「そろそろ動きなさい。もう動けるでしょう?」
リチャード様が、怒りを湛えた目で私を見た。私ではなく、姫様に向けたいのかもしれない。けれど直接その視線を受け、身体が竦んだ。
リチャード様が、腕に力を込めた。こんな時なのに、服の上からでもわかるその筋肉の動きに目を奪われる。
リチャード様のモノが引き抜かれ、打ちつけられた。
「ぁああっ…!」
「あら、良さそうじゃない」
もう一度、引き抜かれ打ちつけられて、より大きな声が出てしまった。
「ふーん、一度中でイけば、後はもう大丈夫なのね」
淡々と呟く姫様。
もう一度。
だんだん、リチャード様の動きが速くなってきた。いつの間にか、私の腰もそれに応えるように動いている。
「リチャード、止まって」
姫様の唐突な命令に、動きを止めるリチャード様。
けれど私は止まれず腰を揺らし続けた。
「いやらしいのね、ミリア」
姫様が私を嘲笑った。
「リチャードのモノは、そんなにいいの?」
「…っ……」
必死に腰の動きを抑えて、首を横に振った。きっと「いい」と言えば、姫様はリチャード様を更に嬲る。
「リチャード。動いていいわよ」
リチャード様が動きを再開した。
奥が抉られて、気持ちがいいと感じてしまう。私の身体は、この前リチャード様に散々抱かれたことで快楽を拾えるようになってしまっていた。
無意識に、両手をリチャード様の背中に回す。
「リチャード、止めて」
また、リチャード様が止まった。
けれども私の腰は揺れてしまう。リチャード様のモノを求めるように。
必死に止めようと、しても。
「ミリア。私に命令されたリチャードに犯されるのが、そんなに気持ちいいの?」
どうやっても腰を完全には止められない。仕方なく、腰を揺らしながら視線を姫様に向けた。
「質問に答えなさい。ミリア」
答えなければ、姫様は更に嬲るだけだろう。私か、もしくはリチャード様を…
「…は…い……リチャード様のモノ……で…腰が…止まら…ない…で…す…」
リチャード様のモノが、中で存在感を増した。
姫様の唇が釣り上がった。
「じゃあ、リチャードにお願いすることを許してあげるわ」
「…?」
「「どうか好きでもない私を犯して中にあなたの精液を出してください。清廉で高潔なる正騎士リチャード様。お願いですから、私の性欲を満たしてください。辛くてたまらないのです」そう、お願いしてごらんなさいな」
あまりに、酷い言葉だった。
到底、普通の女性が口にするものではない言葉。
私の心を砕き、リチャード様のプライドを踏み躙るための言葉。
言いたくなどない。
けれど、拒絶など許さないと、姫様の視線が強く突き刺さる。
私は仕方なく、姫様に命令された通りのことを口にした。
リチャード様の肩が、ぴくりと震えた。
「ほら、女性があなたにこんなにも助けを求めているわよ?正騎士リチャード?」
姫様は、何度も「正騎士」とリチャード様を呼ぶ。
本来なら、憧れと尊敬をもって口にされるべき肩書きを、貶めるために使う。
「助けて、あげるのでしょう?か弱き女性から助けを求められたなら、それに応えるのが騎士、ですものね?」
姫様がリチャード様を嬲る。
「クソっ…クソっ…」
私にしか聞こえない、小さな声で罵りながら、リチャード様が腰を動かし始めた。その動きに、私はどうしても喘いでしまう。
「クソっ…なんで…私がっ…こんな…っ…」
その微かな罵りの言葉を聞きながら、私はイった。
リチャード様は、止まらない。
姫様のクスクスという笑い声が聞こえる。
「今日も薬をあげるから、思いっきり中に出していいわよ。か弱き女性の求めに応じる、騎士の鑑のようなリチャード」
芸を覚えた犬を褒めるような、姫様の声。
「ミリアの中を、汚していいわよ」
リチャード様が、姫様に命じられた通りに私の中に吐き出した。
怒りを吐き出すように。私の中に。
私の上で荒い息を吐くリチャード様。
こちらに向けられたその瞳には、私を責める色が確かにあった。
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