ルームシェアしている幼馴染のイケメン2人に、言い寄られて困っています。

aika

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キスだけじゃ足りない

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「なぁ、アンタって、御影のこと好きなの?」

浅葱あさぎが冷めた目で、こちらを見ている。
そんな質問しておきながら、本当に興味があるの?と疑問に思わせる感情の伴わない表情。


野菜スティックを食べながらだらしなくパソコン作業していた私は、一瞬にしてフリーズした。

「な、な、な、なんで?」

良い大人がこんなに動揺するか?という目で、冷ややかに私を見つめる浅葱の視線が痛い。


「なんとなく。アンタいつも御影のこと見てるじゃん。」

「え?そ、そんなことないよ。浅葱のことも見てるよ!」

混乱して、よくわからない主張をする。


「へ?え・・・あ・・・」

浅葱が目に見えて赤面した。
みるみるうちに、彼の顔が真っ赤に染まる。

(え・・・今時こんな純情少年いる・・・?もう高校生だよね・・・?!)


「お、俺の、話は・・・してねーだろ!」

どんどん小声になっていく浅葱に、こちらまで恥ずかしくなってきた。


「み、御影のこと好きなら、応援してやろうと思ったけど、やめた。絶対ぇ応援してやんねぇ・・!」


(反抗期・・・?男子高校生ってわっかんないなぁ・・・)

よくわからないけれど、浅葱を怒らせてしまったみたいだ。
男という生き物は、本当によくわからない。




コンコン、

夜、部屋でパソコンに向かって仕事をしていると、御影みかげが入ってきた。

ドクン、と心臓が大きくなって、一瞬にして冷や汗が体を伝う。


「浅葱と何かあった?」

「え?いや~・・・ないけど。」

こんな言い方じゃバレバレだけど、私はうまく取り繕うということができないダメな大人だ。
それに、御影のことを好きなのかと聞かれた話は、伏せておきたかった。


先日と同じように、彼は私の隣に座る。


「お前、俺のこと、すごく意識して過ごしてたよね。」

「え・・・?なんのこと・・・?!」


「もしかして、キスだけじゃ・・欲求不満になっちゃった・・?」

御影は、私の腰に手を回して引き寄せた。


「俺に何して欲しいの?・・・恥ずかしがらないで、言ってごらん。」

彼は私の耳元に唇を押し当てて、そっと囁く。


「べ、別に・・・っ」

また揶揄からかわれるのが嫌だった。

期待して勝手に突っ走って、相手に気持ちを弄ばれる。
フラれたばかりの私には、辛すぎる仕打ちだ。


「・・・じゃあ、俺がシたいこと、していい?」

太ももをつぅぅっと、彼の指が滑る。


(え・・・え・・・・?!)


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