ルームシェアしている幼馴染のイケメン2人に、言い寄られて困っています。

aika

文字の大きさ
22 / 28

ディープキス

しおりを挟む


「キスだけで、すごく気持ちい。」

私の心の準備が整うのを確かめるように、ゆっくり近づく。
目を閉じて同意を示すと、チュッと可愛い音を立てて、唇が重なった。

唇が離れてお互い見つめ合うと、離れがたくてまた距離を詰める。

チュッ、チュッ、とついばむようにキスをする。

触れるだけのキスが丁寧に何度も何度も繰り返されて、私はたまらない気持ちになった。

(あ~~~!!!浅葱あさぎとディープキス・・・したい・・・・!!!もっと深く・・触れたいよ・・・)


焦らされているのは、私の方だ。


「そろそろ、仕事に戻る時間だろ?」

浅葱と一緒にドラマを見るのは、仕事の合間の楽しみだ。
一本ドラマを見終わると、仕事に戻るのがルーティン。

「うん・・・・。」

「どした?」

「なんか・・・離れがたくて・・・」

「仕事、遅れたらヤバイんだろ?」

私より彼の方がずっと大人だ。
欲望に理性を侵食されている、自制心のない自分が恥ずかしい。

「仕事、頑張ります・・・・」

立ち上がると、浅葱にグイッと手を引かれてバランスを崩す。
勢いよくソファに逆戻り。

「やっぱダメ。もっと、キスしたい。」

「んっ・・・あ、浅葱・・っ」

首の後ろに回った彼の手が、より深く私を求めようと引き寄せる。

情熱的な彼のキスに私の欲望は一気に溢れ出し、コントロールを失った。


クチュッと、彼の口内に舌を差し込む。

(やってしまった・・・・ディープキス・・・気持ちイイ・・・っ)


自分から、一歩踏み込んだ。
もう言い訳できない。

彼の欲望に火がついたのが、わかる。
もう止まらないというように、激しく彼の舌が絡んできて、息が苦しかった。


(こんな時にどうして・・・御影みかげの顔が浮かぶの・・・っ・・?)

浅葱の片手が、私の腰にまわる。
御影が私の身体に触れた、あの日の感触がシンクロしてしまう。

浅葱のぎこちない手つき。
一生懸命私を求める彼の想いに、心が満たされていく。

唇が離れ、ハァハァと肩で息を繰り返す浅葱が、愛おしかった。


告白してくれた返事を保留していたのに、急かさず待っていてくれた浅葱の優しさが心に沁みる。

「私で良かったら・・・浅葱の恋人にしてください。」

「・・・お前が良い。お前じゃなきゃ、やだ。」

驚いたように目を見開いた彼が、赤面する。

ぎゅっと抱きしめる彼の腕が、想像以上に力強くて頼もしかった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

ナイトプールで熱い夜

狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…? この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。

勇者のハーレムパーティー抜けさせてもらいます!〜やけになってワンナイトしたら溺愛されました〜

犬の下僕
恋愛
勇者に裏切られた主人公がワンナイトしたら溺愛される話です。

処理中です...