【※R-18】イケメンとエッチなことしたいだけ

aika

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第二の別邸

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「なんで俺が、あんたを守らなきゃなんねぇんだよ。」

くるくると小さくカールした長い黒髪を鬱陶しそうにかき上げると、男は深いため息を吐き出した。

9つある宮殿別邸。
カナンの宮殿には修復が必要ということで、私とアザトは2つ目の別邸にやってきた。

「シオさん、お久しぶりです。」

「アザト君、久しぶり。悪いけど俺、この人を守るつもりないよ。」

面倒くさいと言わんばかりの表情でこちらを一瞥するその男に、私の胸は高鳴っている。

(新しい・・・♡私にひれ伏さない男・・・これはこれでイイ・・・♡)

イケメンたちに敬われ愛されて、日々この上ない幸せは感じているが、時にはこんな風にそっけなく扱われたい。

女とは、なんて身勝手な生き物なのだろう。

「あんたが俺のものになるならまだしも、他の奴らと共有するんだぜ?やってらんねぇよ。」

「シオさん、そんなこと言わないでください。真美まみ様はあなたに会うのを楽しみにされていたんですよ。」

彼のぞんざいな扱いにもムッとした顔を見せることなく、ニコッと可愛い笑顔を見せるアザトにこちらがドキッとしてしまった。

(アザト・・なんて可愛いの・・・♡本当に誰よりも大人だわ・・・♡)

可愛い見た目なのに、中身は実に成熟している。
身体は大人になりきる手前の未熟さや初々しさを残しているというのに。

シオは、アザトより少し年上だろうか。
大人の男の冷静さと、大人になりきれない少年の生意気さを持ち合わせたようなアンバランスさが魅力的だ。

(この世界って本当に・・・色々なタイプのイケメンが揃ってるわよね・・・♡)

アザトから二つの世界について聞かされた時の驚きと緊張感はどこへやら。
私は全集中力を目の前のイケメンに向けるという能力に長けている。

「久しぶりだね、シオ。」

声に振り返ったシオの表情が固まる。
中庭の木陰から現れたフェロモンムンムンのイケメンに、私はまたしても一瞬で心を奪われてしまった。
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