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一夜明けて
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「真美様を奪い合うのは、終わりにしたいんです。」
アザトはレイに向き合うと、はっきりとその言葉を口にした。
「僕もそうしたいよ、アザト。無駄な争いをせずに好きな女性を抱きたいと思うのは、みんな同じさ。」
アザトとレイ。
2人が並ぶと、最強のショタコンビに思えてならない。
幼さと大人びた表情が混在する、奇跡の年頃。
可愛らしい見た目とは裏腹に、2人とも立派な男としての能力をすでに持っている。
(アザトもレイも、最高だったなぁ・・・♡)
その両方を味わえる私は、なんて幸せ者なのだろう。
「姫、毎晩あんたを抱いてメチャクチャにしてやりてぇよ。」
変態丸出しの顔で2人の美少年を見つめる私は、ナイルの声で我に返った。
「穢らわしい手で、真美様に触るな。」
間に割って入ったカナンが、痣だらけの顔でナイルを睨みつける。
(怪我だらけのイケメン2人・・・これはこれでたまらない・・・♡)
「兄貴もナイルも、僕たちの話聞いてた?争いを無くして、みんなで彼女を愛するって提案に、興味はない?」
「レイが良いなら、俺は従う。お前がやることはいつでも正しいからな。」
ナイルはレイに、絶対的信頼を寄せているらしい。
「お前はどうだ?俺と姫が愛し合ってるのを見て興奮してただろ?次はお前も混ぜてやってもいい。」
「殺されたいか?」
挑発することを忘れないナイルと、売られた喧嘩は必ず買うカナン。
彼らの息はぴったりに思える。
同時に拳を突き出し、一触即発という雰囲気の2人を見て、レイとアザトは顔を見合わせて苦笑した。
「アザト、とりあえず君の提案をみんなに伝えるよ。血の気が多い奴らだから、すぐには返事できないかもしれないけど・・・近々話し合いの場を設けよう。」
「ありがとう、レイ君。」
私の前で泣いていた姿とはまた違う、大人びた表情のアザトに胸が高鳴る。
彼は日々成長し、心も身体も成熟しているのだ。
(アザト・・可愛いのにかっこよくて・・・エロイ・・・!)
成長しないのは、私だけなのかもしれない。
イケメンたちが私をめぐって争うのを、もう少し眺めていたいような気もするけれど・・・
いつでも宵闇の彼らに会える生活も悪くない。
「真美様・・これからどんなことが起きたとしても、僕の手をずっと離さないでくださいね。」
レイとナイルを見送ったあと、アザトは複雑な表情で私の手をぎゅっと握りしめた。
アザトはレイに向き合うと、はっきりとその言葉を口にした。
「僕もそうしたいよ、アザト。無駄な争いをせずに好きな女性を抱きたいと思うのは、みんな同じさ。」
アザトとレイ。
2人が並ぶと、最強のショタコンビに思えてならない。
幼さと大人びた表情が混在する、奇跡の年頃。
可愛らしい見た目とは裏腹に、2人とも立派な男としての能力をすでに持っている。
(アザトもレイも、最高だったなぁ・・・♡)
その両方を味わえる私は、なんて幸せ者なのだろう。
「姫、毎晩あんたを抱いてメチャクチャにしてやりてぇよ。」
変態丸出しの顔で2人の美少年を見つめる私は、ナイルの声で我に返った。
「穢らわしい手で、真美様に触るな。」
間に割って入ったカナンが、痣だらけの顔でナイルを睨みつける。
(怪我だらけのイケメン2人・・・これはこれでたまらない・・・♡)
「兄貴もナイルも、僕たちの話聞いてた?争いを無くして、みんなで彼女を愛するって提案に、興味はない?」
「レイが良いなら、俺は従う。お前がやることはいつでも正しいからな。」
ナイルはレイに、絶対的信頼を寄せているらしい。
「お前はどうだ?俺と姫が愛し合ってるのを見て興奮してただろ?次はお前も混ぜてやってもいい。」
「殺されたいか?」
挑発することを忘れないナイルと、売られた喧嘩は必ず買うカナン。
彼らの息はぴったりに思える。
同時に拳を突き出し、一触即発という雰囲気の2人を見て、レイとアザトは顔を見合わせて苦笑した。
「アザト、とりあえず君の提案をみんなに伝えるよ。血の気が多い奴らだから、すぐには返事できないかもしれないけど・・・近々話し合いの場を設けよう。」
「ありがとう、レイ君。」
私の前で泣いていた姿とはまた違う、大人びた表情のアザトに胸が高鳴る。
彼は日々成長し、心も身体も成熟しているのだ。
(アザト・・可愛いのにかっこよくて・・・エロイ・・・!)
成長しないのは、私だけなのかもしれない。
イケメンたちが私をめぐって争うのを、もう少し眺めていたいような気もするけれど・・・
いつでも宵闇の彼らに会える生活も悪くない。
「真美様・・これからどんなことが起きたとしても、僕の手をずっと離さないでくださいね。」
レイとナイルを見送ったあと、アザトは複雑な表情で私の手をぎゅっと握りしめた。
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