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秋晴れの良い日だな
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兎に角やたら滅多ら魔術をぶち込んだり、双剣で斬りかかったりしてみた。
途中で立ち回るには狭いという事で1部分森を伐採したり、倒れた木が邪魔だったりしたので燃やして灰にしたり、足を取ってやろうと辺り一体水浸しにしたりしてみた。因みに後者は俺が立ち回るのに大変だったので速攻で乾かした。
そんな事をしつつ色々と試していく内に分かった事が幾つかある。
まず、手のひらと足の裏は毛が無い。思い返せば当たり前なんだけど。
あと膝裏、脇、肘の内側は毛が薄い。
あと目で追ってる。魔力を追ってる感じはしない。目で見て確認して攻撃してるね。
なので目を潰して膝裏狙っていったら行けそうだ。
魔術で言えば雷系統が行けそうだ。
双剣に帯電させて斬りかかったら嫌がる素振りが見えた。口の中とか叩き込んでやりたいな。
ケモノの口がこちらに向かって開く。
来る!
「アイスシールド!」
氷の盾を相手の口近くに展開してぶつかって広がる火柱と水蒸気で視界を遮る。
その隙に帯電させた双剣で右の膝裏を狙う。
ざしゅっ
1発まともに入った!電気で痺れたのか1拍程置いて足が俺の方に蹴りあげられる。
それを余裕で避けて蹴り上げられて晒された足裏に剣を突き立てて
「サンダーボルト!」
電流を叩き流した。
すぐさま剣を引き抜き距離をとる。
「はぁ、はぁ。」
息を整えながら相手の様子を伺う。
明らかに今叩いた右足を庇っている。足裏全体を地面に付けようとしていない。よし、効いてるな。
「グガガガガガアアア!!」
地面を蹴り出して間合いを詰めようとしたしたその時、ケモノは上を向いて口を大きく開けて、地に響くような低い声で吠えた。
体がビリビリして動かなくなった瞬間を狙って鋭い爪の手がこちらに振りかぶられる。
「!!っウインド!っっつぅ」
咄嗟に風の魔術で自分の体を後方に飛ばすが左足が鋭い爪に掠った。膝下外側からくるぶし近くまでズボンが裂けて傷が走る。
幸いそこまで深くない、動作も問題ない。
はぁ、まさか吠え声に魔力乗せて叩きつけてくるとは!
こっちだって叩きつけてやる!
「ファイヤアロー!」
体制を整えて右足に炎を纏った矢を数発放つ。
さっき叩いた右足の甲に上から突き刺すイメージで貫、ければ良かったんだけどかすり傷程度しか負わせられ無かった。
「プレス」
さっきのお返しに俺も魔力の板を叩き付ける。
別に思った通りにファイヤアローで串刺しに出来なかったからってイラッとした訳ではない!
俺の魔力に相手の動きが一瞬止まったその隙を逃さず追い討ちをかける!
「アイスニードル!」
ぶちゅっ
両目を細い氷の針で貫いた。
俺の命中率に拍手!
「ギィャァアアア!」
目を潰されて上げたあまりの叫び声にに空気が揺れるが、魔力が乗っていないのでそれだけだ。その大きく開いた口に
「ライトニング!」
雷を叩き込む。
ドカーンっ!!
・・・どっしーんっ!!
俺の最強の雷魔術をぶち込んでやった。
凄い音で後ろに倒れたけど、俺きちんと留め刺せてるよね?
「はぁ、はぁ、はぁ。」
距離をとって息を整える。
流石にここまで動かなかったら大丈夫だよね??
「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅぅ。」
取り敢えずある程度息は整った。
なのでそっと息を殺して、気配を殺して、事切れてるか確認に向かう。仕留めたと思って仕留め損ねていた時が危険なので双剣を構えたまま慎重に近づく。
魔力感知無し、呼吸無し、生命力感知無し、うん大丈夫。
「はぁ。良かったきちんと倒せてる。・・・ジェントルドの方は大丈夫かな?まぁ見た感じ普通のビッグベアーだったしどうこうなるようなもんでも無いか。よしっ」
俺は双剣を仕舞って、採取用にナイフを取り出した。
取り敢えずクラウド先生に渡すように皮膚と毛?針?うーん、パスタ三本分位の太さで先っちょが鋭利、触ってみるとフニフニしてる、毛?かなぁ?取り敢えず場所変えて複数採取っと。爪は取れるかな、うーん硬いね、指切り落とす?血の処理が面倒いけど、ぁ、血も取っとこっと。あとは~、目は俺が潰しちゃったけど持ってったら喜ぶかな?無いよりあった方がいいよね、それから~・・・。
ふぅ!こんなもんかなっ!
俺は自分のマジックバックに採取したものをしまった。
ジェントルドが来る前に採取終了したし、うん、上出来上出来。この討伐遺体の惨状見たら速攻でバレるけどね。グチグチ言われながらやるよりね?
出来ることはやったし、後処理は苦手なので野営地に戻って誰か連れて来ないと。ぽてぽてと歩き出す。
めっちゃ天気良い。陽射しぽかぽか。もう秋も終わり頃で涼しいはずなんだけどなぁ。
ぁぁ、体動かしたからかぁ。運動不足だったから少し動いただけでも体は火照るよね。上脱ごっと。ぁ、そーいえば一部分燃えちゃったんだっけ適当に布当てて繕ったら問題ないかな?無いよね?ぁ、ズボンもか。ズボンはまだ予備があったはず、だから大丈夫。
上着を脱いで黒Tシャツ姿になったから、火照った肌に涼しい風が肌に触れる度にひんやりして気持ちいい。
・・・歩いてるのに眠くなってきちゃったな。
ぁぁそういえばずっと立ったまんまだったし少し休憩して行こうかな。
軽く魔力で周辺に索敵をかけて、うん特に脅威になりそうなものは無いから、あそこの木陰で一休みしようかな。
念の為魔物避けの野草を近くに置いておいてっと。
「ふぅ。」
腰を下ろして気持ちの良い風に当たっていたらだんだん瞼が落ちてくる。
ぁー、やばい気持ち良すぎて寝たい、でもダメだ。ダメダメ、起きて戻らなくちゃ。
ダメなんだけど、ダメなのは分かってるんだけど、少しなら、いや、ダメだ、でもでも・・・。
途中で立ち回るには狭いという事で1部分森を伐採したり、倒れた木が邪魔だったりしたので燃やして灰にしたり、足を取ってやろうと辺り一体水浸しにしたりしてみた。因みに後者は俺が立ち回るのに大変だったので速攻で乾かした。
そんな事をしつつ色々と試していく内に分かった事が幾つかある。
まず、手のひらと足の裏は毛が無い。思い返せば当たり前なんだけど。
あと膝裏、脇、肘の内側は毛が薄い。
あと目で追ってる。魔力を追ってる感じはしない。目で見て確認して攻撃してるね。
なので目を潰して膝裏狙っていったら行けそうだ。
魔術で言えば雷系統が行けそうだ。
双剣に帯電させて斬りかかったら嫌がる素振りが見えた。口の中とか叩き込んでやりたいな。
ケモノの口がこちらに向かって開く。
来る!
「アイスシールド!」
氷の盾を相手の口近くに展開してぶつかって広がる火柱と水蒸気で視界を遮る。
その隙に帯電させた双剣で右の膝裏を狙う。
ざしゅっ
1発まともに入った!電気で痺れたのか1拍程置いて足が俺の方に蹴りあげられる。
それを余裕で避けて蹴り上げられて晒された足裏に剣を突き立てて
「サンダーボルト!」
電流を叩き流した。
すぐさま剣を引き抜き距離をとる。
「はぁ、はぁ。」
息を整えながら相手の様子を伺う。
明らかに今叩いた右足を庇っている。足裏全体を地面に付けようとしていない。よし、効いてるな。
「グガガガガガアアア!!」
地面を蹴り出して間合いを詰めようとしたしたその時、ケモノは上を向いて口を大きく開けて、地に響くような低い声で吠えた。
体がビリビリして動かなくなった瞬間を狙って鋭い爪の手がこちらに振りかぶられる。
「!!っウインド!っっつぅ」
咄嗟に風の魔術で自分の体を後方に飛ばすが左足が鋭い爪に掠った。膝下外側からくるぶし近くまでズボンが裂けて傷が走る。
幸いそこまで深くない、動作も問題ない。
はぁ、まさか吠え声に魔力乗せて叩きつけてくるとは!
こっちだって叩きつけてやる!
「ファイヤアロー!」
体制を整えて右足に炎を纏った矢を数発放つ。
さっき叩いた右足の甲に上から突き刺すイメージで貫、ければ良かったんだけどかすり傷程度しか負わせられ無かった。
「プレス」
さっきのお返しに俺も魔力の板を叩き付ける。
別に思った通りにファイヤアローで串刺しに出来なかったからってイラッとした訳ではない!
俺の魔力に相手の動きが一瞬止まったその隙を逃さず追い討ちをかける!
「アイスニードル!」
ぶちゅっ
両目を細い氷の針で貫いた。
俺の命中率に拍手!
「ギィャァアアア!」
目を潰されて上げたあまりの叫び声にに空気が揺れるが、魔力が乗っていないのでそれだけだ。その大きく開いた口に
「ライトニング!」
雷を叩き込む。
ドカーンっ!!
・・・どっしーんっ!!
俺の最強の雷魔術をぶち込んでやった。
凄い音で後ろに倒れたけど、俺きちんと留め刺せてるよね?
「はぁ、はぁ、はぁ。」
距離をとって息を整える。
流石にここまで動かなかったら大丈夫だよね??
「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅぅ。」
取り敢えずある程度息は整った。
なのでそっと息を殺して、気配を殺して、事切れてるか確認に向かう。仕留めたと思って仕留め損ねていた時が危険なので双剣を構えたまま慎重に近づく。
魔力感知無し、呼吸無し、生命力感知無し、うん大丈夫。
「はぁ。良かったきちんと倒せてる。・・・ジェントルドの方は大丈夫かな?まぁ見た感じ普通のビッグベアーだったしどうこうなるようなもんでも無いか。よしっ」
俺は双剣を仕舞って、採取用にナイフを取り出した。
取り敢えずクラウド先生に渡すように皮膚と毛?針?うーん、パスタ三本分位の太さで先っちょが鋭利、触ってみるとフニフニしてる、毛?かなぁ?取り敢えず場所変えて複数採取っと。爪は取れるかな、うーん硬いね、指切り落とす?血の処理が面倒いけど、ぁ、血も取っとこっと。あとは~、目は俺が潰しちゃったけど持ってったら喜ぶかな?無いよりあった方がいいよね、それから~・・・。
ふぅ!こんなもんかなっ!
俺は自分のマジックバックに採取したものをしまった。
ジェントルドが来る前に採取終了したし、うん、上出来上出来。この討伐遺体の惨状見たら速攻でバレるけどね。グチグチ言われながらやるよりね?
出来ることはやったし、後処理は苦手なので野営地に戻って誰か連れて来ないと。ぽてぽてと歩き出す。
めっちゃ天気良い。陽射しぽかぽか。もう秋も終わり頃で涼しいはずなんだけどなぁ。
ぁぁ、体動かしたからかぁ。運動不足だったから少し動いただけでも体は火照るよね。上脱ごっと。ぁ、そーいえば一部分燃えちゃったんだっけ適当に布当てて繕ったら問題ないかな?無いよね?ぁ、ズボンもか。ズボンはまだ予備があったはず、だから大丈夫。
上着を脱いで黒Tシャツ姿になったから、火照った肌に涼しい風が肌に触れる度にひんやりして気持ちいい。
・・・歩いてるのに眠くなってきちゃったな。
ぁぁそういえばずっと立ったまんまだったし少し休憩して行こうかな。
軽く魔力で周辺に索敵をかけて、うん特に脅威になりそうなものは無いから、あそこの木陰で一休みしようかな。
念の為魔物避けの野草を近くに置いておいてっと。
「ふぅ。」
腰を下ろして気持ちの良い風に当たっていたらだんだん瞼が落ちてくる。
ぁー、やばい気持ち良すぎて寝たい、でもダメだ。ダメダメ、起きて戻らなくちゃ。
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