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密会 〜ニールの災害派遣報告会①〜
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「会長、お仕事大変ですのにいつもご参加頂き誠に恐縮でございます。」
本日の会合のメンバーはあと会長を残すのみとなり仕事で疲れているであろうに、疲れを見せない軽快な足取りで現れた会長に私は声をかけた。
「会長だからね。しっかり集まりには参加しないと、というより欠席したくないしね。」
そう言って会長はにっこりと柔和な笑みを浮かべ着席した。
「では、これより災害派遣時の団長の可愛らしさ報告会を始めます。」
この会は、私ニールと団員のアランが団長就任直後に「ガイウス団長って勝気で世間知らずだけど滅茶苦茶可愛いよね!」と意気投合して時間が合う時に団長を愛でる会をカフェでひっそりと行っていたのが始まりである。
団長就任時から半年程はヒト族なんかの下で働けるか!とちょっとした暴動があったり、反対派集団があったり、団長擁護派も居たけど肩身が狭かったり物理的な力が弱かったりして大きな声では言えなかったのでコソコソと詰所の外のカフェ等でお茶会と称して会を開いていたのである。
そこに気が付いたら今の会長が加わり、何処からか噂を聞き付けて1人、2人…と人数が増えていき、今では会員数が30人を越える大所帯となっている。
団長にバレたら顔を真っ赤にして「今すぐ解散してください!」と言われるのは目に見えているので今でも団長が帰った後にひっそりと集まっているのである。
でも正直言われてみたい。詰め寄られて顔を近付けて真っ赤な顔で言って欲しい。そんな詰め寄られるわけが無いって分かっているけども心のどこかで期待してしまう。
「さて、報告会を始める前に私から一言い良いだろうか。」
起立した会長に皆視線を向けこくんっと頷いた。
「今回、ガイウスから討伐派遣メンバーの打診があった際に俺からの要望を反映してくれたこと心より嬉しく思う。予想した通り、ガイウスは途中で発熱したが良き団員達により無事に帰団することが出来たこと感謝する。」
会長が着席し誰からとも無く拍手が起こる。
今回、団長がメンバー打診でチームを回っていた際に会長がこっそりガイウスに敵対心を抱いているものは入れるな!というお触れを回したので今回のメンバーの八割方がこの会に入会している者で構成された。
お陰で私もメンバー入りすることが出来た。アデルには申し訳ないが心から堪能させて貰いましたとも!
「さてでは今回初の団長チームに入る事が出来たアデルバートは、今回奥様が産気づいてしまったようで急遽欠席です。なので新人団員から話を伺いましょう。」
なんと今回は参加した新人団員が入会している。
しかも彼は団長になる前のガイウスがサワガニを1人で討伐しているのを目撃して入団し入会をした、生粋のガイウス団長ファンである。
今後はこういった入団者が増えることが予想される。
すごく良いと思います!最高です!Theチームガイウス!で騎士団が構成されればいい!よし、今後の方針が決まった。
「…名を名乗って挨拶をしたのですが…新人くんっと目を合わせて呼ばれて…俺もう一生新人くんで良いですぅぅぅ!」
あー、団長は新人の名前は覚えない主義だからね。就任当初ごっそり団員が抜けちゃった事と入団したての新人に「このちっこいガキが団長だなんてやってられるか!」て辞められちゃったのが意外とトラウマになってるっぽくてねぇ。「どーせすぐ辞める新人の名前なんて覚えるだけ無駄です!」って一時期言ってたもんなぁ、くそう拗ねる団長可愛いな。
でも名前呼ばれたら最高だぞ?上目遣いで「ニールっ」なんて呼ばれてみろ。いけない所が反応しそうになるだろ!しかもなんでかわかんないけど「ニ」の前に小さく「ん」って入る時があるんだよね、団長。なんかその舌っ足らずな感じが凄くいい!やばい滾る!落ち着け俺!
それから新人くんは団長の魔術の素晴らしさ、メイソン様と言い合いをしていた時の可愛さを豪語し、新人だった為に帰団時の誰が団長を抱えるか争いに参加出来なかった事を悔やんでいた。
「では次にわたくし事ニールが団長について述べさせて頂きます。」
今回この会に参加しているのは新人くんと私だけだ。
他にもこの会員から派遣員としてチームガイウスに選ばれた者は居たのだが都合がつかなくて欠席している。
「私は今回チーム招集がかかった時に団長が!あのイルヴェス様と口喧嘩して突き飛ばして逃げるように来たって耳にしたんですよ!だから、正直、隙があればつけ狙おうと伺ってました!正直団長少し落ち込んでて、でもそれを必死に隠して指示出ししてるのにめっちゃくちゃ ぐぅかわぁぁあああ!ってなりましたよ!なりますでしょ!」
「かわぃぃ」「最高」「天使ぃ」という声に混じって「で、真相は!?」という声が上がる。
「ただの痴話喧嘩でした。くそうって思ったんですけど、団長が少し目をウルっとさせながら「俺が悪かったのに」とか「イルは心配してくれただけ」とか「帰ったら謝らなくちゃ」とか言ってる団長くっかわ過ぎてヤバかったです!あの時間は俺だけの物!」
「ずりぃぞ」「俺も見たかった」「ニール良いとこ取りすぎる!」等の声が上がるが無視する。
それから俺が見て感じた団長の可愛すぎるとこを滅茶苦茶豪語し、コルテスから聞いたキノコの里の話もする。
「コルテスが団長と同じ平民の出だからか、団長がお兄ちゃんみたいに慕ってるんですよ、コルテスの事!ちょっとどころじゃないヤキモチですよ!だって団長言ってましたもん、耳が大きくて最高だって!もちろん採って来てくれたキノコも最高に美味かったですけど!団長が手ずから採ってきたキノコ!至福!もう下ネタ過ぎる!」
「団長のキノコ食べたいっ」「それ絶対狙ってる」「コルテスに断罪を!」「指導という名の地獄を!」と口々に合いの手が入る。
コルテス、入会せずにひっそりと隠れ団長ファンしてて正解だったな。お前ここに居たら吊し上げられてるぜ?
本日の会合のメンバーはあと会長を残すのみとなり仕事で疲れているであろうに、疲れを見せない軽快な足取りで現れた会長に私は声をかけた。
「会長だからね。しっかり集まりには参加しないと、というより欠席したくないしね。」
そう言って会長はにっこりと柔和な笑みを浮かべ着席した。
「では、これより災害派遣時の団長の可愛らしさ報告会を始めます。」
この会は、私ニールと団員のアランが団長就任直後に「ガイウス団長って勝気で世間知らずだけど滅茶苦茶可愛いよね!」と意気投合して時間が合う時に団長を愛でる会をカフェでひっそりと行っていたのが始まりである。
団長就任時から半年程はヒト族なんかの下で働けるか!とちょっとした暴動があったり、反対派集団があったり、団長擁護派も居たけど肩身が狭かったり物理的な力が弱かったりして大きな声では言えなかったのでコソコソと詰所の外のカフェ等でお茶会と称して会を開いていたのである。
そこに気が付いたら今の会長が加わり、何処からか噂を聞き付けて1人、2人…と人数が増えていき、今では会員数が30人を越える大所帯となっている。
団長にバレたら顔を真っ赤にして「今すぐ解散してください!」と言われるのは目に見えているので今でも団長が帰った後にひっそりと集まっているのである。
でも正直言われてみたい。詰め寄られて顔を近付けて真っ赤な顔で言って欲しい。そんな詰め寄られるわけが無いって分かっているけども心のどこかで期待してしまう。
「さて、報告会を始める前に私から一言い良いだろうか。」
起立した会長に皆視線を向けこくんっと頷いた。
「今回、ガイウスから討伐派遣メンバーの打診があった際に俺からの要望を反映してくれたこと心より嬉しく思う。予想した通り、ガイウスは途中で発熱したが良き団員達により無事に帰団することが出来たこと感謝する。」
会長が着席し誰からとも無く拍手が起こる。
今回、団長がメンバー打診でチームを回っていた際に会長がこっそりガイウスに敵対心を抱いているものは入れるな!というお触れを回したので今回のメンバーの八割方がこの会に入会している者で構成された。
お陰で私もメンバー入りすることが出来た。アデルには申し訳ないが心から堪能させて貰いましたとも!
「さてでは今回初の団長チームに入る事が出来たアデルバートは、今回奥様が産気づいてしまったようで急遽欠席です。なので新人団員から話を伺いましょう。」
なんと今回は参加した新人団員が入会している。
しかも彼は団長になる前のガイウスがサワガニを1人で討伐しているのを目撃して入団し入会をした、生粋のガイウス団長ファンである。
今後はこういった入団者が増えることが予想される。
すごく良いと思います!最高です!Theチームガイウス!で騎士団が構成されればいい!よし、今後の方針が決まった。
「…名を名乗って挨拶をしたのですが…新人くんっと目を合わせて呼ばれて…俺もう一生新人くんで良いですぅぅぅ!」
あー、団長は新人の名前は覚えない主義だからね。就任当初ごっそり団員が抜けちゃった事と入団したての新人に「このちっこいガキが団長だなんてやってられるか!」て辞められちゃったのが意外とトラウマになってるっぽくてねぇ。「どーせすぐ辞める新人の名前なんて覚えるだけ無駄です!」って一時期言ってたもんなぁ、くそう拗ねる団長可愛いな。
でも名前呼ばれたら最高だぞ?上目遣いで「ニールっ」なんて呼ばれてみろ。いけない所が反応しそうになるだろ!しかもなんでかわかんないけど「ニ」の前に小さく「ん」って入る時があるんだよね、団長。なんかその舌っ足らずな感じが凄くいい!やばい滾る!落ち着け俺!
それから新人くんは団長の魔術の素晴らしさ、メイソン様と言い合いをしていた時の可愛さを豪語し、新人だった為に帰団時の誰が団長を抱えるか争いに参加出来なかった事を悔やんでいた。
「では次にわたくし事ニールが団長について述べさせて頂きます。」
今回この会に参加しているのは新人くんと私だけだ。
他にもこの会員から派遣員としてチームガイウスに選ばれた者は居たのだが都合がつかなくて欠席している。
「私は今回チーム招集がかかった時に団長が!あのイルヴェス様と口喧嘩して突き飛ばして逃げるように来たって耳にしたんですよ!だから、正直、隙があればつけ狙おうと伺ってました!正直団長少し落ち込んでて、でもそれを必死に隠して指示出ししてるのにめっちゃくちゃ ぐぅかわぁぁあああ!ってなりましたよ!なりますでしょ!」
「かわぃぃ」「最高」「天使ぃ」という声に混じって「で、真相は!?」という声が上がる。
「ただの痴話喧嘩でした。くそうって思ったんですけど、団長が少し目をウルっとさせながら「俺が悪かったのに」とか「イルは心配してくれただけ」とか「帰ったら謝らなくちゃ」とか言ってる団長くっかわ過ぎてヤバかったです!あの時間は俺だけの物!」
「ずりぃぞ」「俺も見たかった」「ニール良いとこ取りすぎる!」等の声が上がるが無視する。
それから俺が見て感じた団長の可愛すぎるとこを滅茶苦茶豪語し、コルテスから聞いたキノコの里の話もする。
「コルテスが団長と同じ平民の出だからか、団長がお兄ちゃんみたいに慕ってるんですよ、コルテスの事!ちょっとどころじゃないヤキモチですよ!だって団長言ってましたもん、耳が大きくて最高だって!もちろん採って来てくれたキノコも最高に美味かったですけど!団長が手ずから採ってきたキノコ!至福!もう下ネタ過ぎる!」
「団長のキノコ食べたいっ」「それ絶対狙ってる」「コルテスに断罪を!」「指導という名の地獄を!」と口々に合いの手が入る。
コルテス、入会せずにひっそりと隠れ団長ファンしてて正解だったな。お前ここに居たら吊し上げられてるぜ?
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