【完結済】ヒト族ですがもふもふの国で騎士団長やらされてます。

れると

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やりたい事は他にも沢山ある※

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両手にこんもりと泡を乗っけて、それをイルの体に伸ばしていく。

上から順に、首、肩、胸、お腹。背中におしりに、太腿に膝下、足っと。

「はいっ、アワアワもこもこイルヴェスさんの完成です!」
「あれ、洗ってくれるんじゃないの?泡乗っけて終わり?」

イルがくすくす笑いながら聞いてくる。

「終わりじゃないよ。先ずは背中からね。」

俺はイルの正面に立って、ぎゅっと抱き締めて背中に手を回す。そのまま背中に回した手で背中を擦る。

「ぁぁ、なるほど。じゃぁこのまま俺もガイのこと洗ってあげるね。」
「んひぁっ!ちょっ俺は良いから!後で自分でちゃちゃっとやるから!今日は俺がイルにしてあげるの!」
「ええー。でもほら、そしたらガイが自分の事洗ってる間の俺は待ってるだけじゃない?こうしてお互いに洗いあった方が早く終わるよ?」

最初は腰とおしりの境目から首にかけて、真ん中をつつーっと人差し指で滑らせてきた。
そして今度は、泡を両手につけて脇腹と背中の境目辺りをさわさわと優しく、細かく擦ってくる。

「ん、んぅ。はぁ、それっ洗うとは違うっ!」
「ん?きちんと泡泡してるよ?」

こ、このままじゃまたイルのペースになっちゃう!

俺は少し上にあるイルの唇に自分の唇を合わせて、イルの口内に舌を潜りこませた。
イルの舌に自分の舌を絡めて、くちゅくちゅといやらしい音を立てる。
背中に回した手を下に下げていき、イルのお尻を揉みながら泡で擦って行く。

キス滅茶苦茶気持ちいい。

俺はイルの唇に吸い付きながら、キスを堪能する。
胸が擦れて、小さく主張する突起がウズウズしてくる。
堪らず、イルの胸に自分の胸をグイグイと押し付ける。

イルの手は俺の背中と脇腹を洗い終えて、お尻を揉んでる。左右に引っ張られる度、合わせ目が露わになり泡が流れて落ちていく。ちょっと強引に下から上へ揉み上げられるのが気持ちいい。

はぁぁぁ。お口も胸もお尻も気持ちいい。
って違う!俺が気持ちよくなっちゃダメなんだってば。

「んはっ、はぁ。イル、脚洗うから座って?」

イルをイスに座らせて、足先から泡をこんもり付け足して洗っていく。マッサージをしながら足の裏、指の間、足首。ふくらはぎも下から上にマッサージするようにっと。

「イル、気持ちいい?」
「うん、凄く気持ちいいよ。」

さっきからちらちらと視界に入ってくるイルの大事な部分は、既にしっかりと硬くなって上を向いている。
泡と一緒に先端から粘り気の強い涎がたらーっと垂れてきてる。

あそこは最後にゆっくり丁寧に洗ってあげるんだ。はぁ、でもあれ見てるだけでお腹の奥がうずうずしてくる気がする、いや我慢我慢!

両手にまたこんもりと泡を乗せて、太腿を洗っていく。ふくらはぎと同じように下から上へ。内側を揉みながら、脚の付け根は入念に。

次はお腹。上から順に 、胸、お腹、下っ腹。揉みながら擦って行く。

上から「はぁ、ん。ふ。」とイルの吐息が聞こえてくる。この声聞いてるだけでも俺も変な気持ちになってきちゃうんだけど。

そして尻尾。背中の時と同じようにぎゅっと抱きついて後ろに手を回す。
敏感らしいから、優しく丁寧に揉み洗って行く。

「はぁ、ガイ、ガイ。」
「気持ちいい?」
「うん、最高だよ、ガイ。」

イルの目がとろんとして細くなってる。ほっぺたはほんのり赤くなってて、耳が不安げに少し垂れてきてる。

か、可愛い!イルが凄い可愛い!やばい、これはハマるかもしれない!

「はぁぁ。イルが凄い可愛い、っんむ!ん、はっんぅ~!」

イルに強烈なキスをされた。唇が合わさると同時に、口内に舌が侵入してきて蹂躙される。舌を絡め合い、歯列をなぞられ、上顎を執拗に攻められる。

はぁんっ!俺上顎弱いのにぃ!

腰にビリビリっと快感が走り、仕舞いには足に力が入らなくなって来て、イルにしがみつく。

「ぷはぁっ、はぁ、はぁ、はぁ。」
「可愛いのはガイの方だよ?はぁ、俺もガイの洗えてないとこ洗ってあげるね。」

・・・可愛いは地雷だったのかな。可愛かったのにな。

「ふぁっ、ぁんっ、ぁっ、ぁっ!」

イルが魔力を流しながら洗ってくるものだから、いやらしい手つきでも無かったはずなのに、ピリピリピリピリと肌にずっと弱い快感が走っていて、喘ぎが止まらなかった。

「大事なところは一緒に洗おうね。」

と言ったイルに向かい合わせにされて膝の上に乗せられた。

ぁ、さっきので洗われたらすぐにイッちゃう!

と思ったけど今回は魔力は流されずに泡を塗り込められて、揉まれて、弱い力で扱かれて。

魔力が流れなくても安心したのも束の間、これはこれで焦らされてて辛い。

「ほら、ガイも俺の洗って?」
「は、ぁっ、うん。」

イルと同じように泡を塗り込んで、揉んで、先端くりくりして、扱く。

俺のよりも随分と固くて大きいそれを洗い上げていく。

こんな大きいのがいつも俺の中に入ってるのか。

そんな事を考えてしまって、お腹の奥の疼きが強くなる。

「ガイ、もう少し力入れて?」
「はぁ、うん。」

イルのを洗ってるだけなのに、さっきよりも息が上がってしまう。

「もっと力入れて?」
「ぁ、うん。」

さっきよりも力を入れて上下に扱く。
先端からは蜜がぷくぅと膨れて、泡と一緒に流れてくる。なんだか蜜のおかげか、泡が粘っこい気がする。

はぁ、エロい。これ、凄くエロくない?ただ洗ってるだけなのに。

「ガイ、好きだよ。大好き。」
「ん、俺も。は、イルのこと、大好き。」
「~~っ!ガイっ!!」

イルが俺の事をぎゅっと抱きしめようとしたその時、イルの先端から白濁色の液体が俺の顔に飛んできた。

・・・え、あれ?

「は、はぁはぁ。ぁぁ、顔に飛んじゃったね。はは、可愛い。はぁ、流すの勿体ないな、ぁぁ、でも泡も流さなくちゃだし、シャワーかけるよ?」

イルはそう言って俺の顔に飛んできたのと、俺たちの泡を流した。
イルのモノは1回出したにも関わらず、衰えること無く立派に上を向いている。

「・・・ぇ、あれ。俺洗ってただけだよね?」
「ん?必死に両手で扱いてくれてたけど?」

そーいえば、もっと強くって言うから結構力入れ入れて擦ってたな。

「あれ、もしかしてずっと洗ってるつもりだったの?んはは、ガイったら可愛いんだから。ガイも1回出しておこうか。ほら、パンパンだし。」

イルは俺のを指先でつんつんした後に、絶妙な力加減で扱いてきた。

「はぁぁぁんっ、あ!あ!こんにゃの、すぐ、イッちゃうううう!っ、っんぇ?、あっ、まっ、だめぇ!~~~っ!!!」

突然手で扱くのをやめたと思ったら、次にはイルの口の中に収められた。
生暖かい感覚と、イルの魔力に包まれて、イルの舌で裏筋を扱かれる。幾つもの種類の快感に晒されて、俺は呆気なくイルの口の中で果てた。

「はぁはぁはぁはぁ。」

イルが俺の出したものを こくんっと飲み込む。

「んはぁ。俺も、イルの、飲みたい。」
「うん、じゃぁお口でして?いっぱい出してあげるね。」

イルがとろとろの目でにっこり笑って俺に言う。
いっぱいって、そんな顔で言うなんて!反則だよ!
ああああ、エロい、イルがエロいよぉ。

イルの先端のぷっくり膨れて、乗り切らない分はたらーっと垂れてる蜜を舌で掬って舐めとる。

イルの魔力がぽかぽかで口の中が気持ちいい。

いつもみたいに先端をパクッと咥えて、蜜を味わう。
カリ首を舌と下唇で刺激して、下に移動しながら咥えてる部分を増やしていく。
口に入り切らない部分は手で扱いて、口ではジュルジュルとわざと音を立てて扱く。

「あ、ガイ、気持ちいい、いいよ、そこもっと。ん、ん、はぁ。」

イルが気持ちいいって言ってくれるから、俺も頑張って口と手を動かす。蜜は止めどなく溢れてきて、お口の中がぽかぽかでずっと気持ちがいい。

飲み込んだ分も胃でぽかぽかして、お腹の中も気持ちがいい。

もっと欲しい。もっともっと、と俺は動きを早くした。

「あ!ガイっ、出すよ、全部っ飲んでね。ぁ、ガイっ
ガイ!~~っ!」


口の中が、びゅるるるっと熱いもので満たされた。イルのを咥えたまま唇にぐっと力を入れて、一滴も漏れないようにする。そのままゆっくり、何回かに分けてこくん、こくんと飲み干す。


イルのは出したのに萎えてない。2回目なのに。
咥えたまま、また口を上下に動かしてまた扱き始めた。


「え、ガイ待って!もう出したよ?ぁ、ガイっ?ガイ!」


んふふふふ、終わらせないよ?
休みなく扱かれる辛さを味わうがいい!
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