【完結済】ヒト族ですがもふもふの国で騎士団長やらされてます。

れると

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きっと扉はたくさんあるんだろうね?

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過ぎてしまえばあっという間で今日は帰ったら、うへへへへ。

発情期って種族によってバラツキがあるけど大体1週間。周りがイチャコラしてる2週間我慢しての、だよ?

しかも薬切れたらマズイからって、最低限の顔合わせのみで2週間だよ?キスも触れ合いも最低限なんだよ?

そりゃあにやけても仕方ないよね?
ワクワク、ドキドキ、早く就業して家に帰りたいなぁ。

「団長、手が止まってます。動かしてください。」

今日何度目か分からない注意を受けつつ、その時を待つ。

あと少し、あっと少し♪

コンコンッ

その時執務室の扉が鳴った。

レスト副団長が対応してる後ろ姿をぼーっと眺める。

まぁ俺が対応する事も無さそうだなっと思っていたらくるっとレスト副団長が申し訳なさそうに俺を見て言った。

「この時間ですが魔石に魔力補充頼めますか?」











「あーあ、今回魔石少なかったなぁと思ったらコレだよもぉー。事前に周知してたのになんでギリギリに持ってくるんだよもぉー。」

俺は別室で30はあるだろう魔石の魔力補充をブツクサ言いながらしていた。

魔石は、魔道具を動かす動力源である。魔石の中の魔力が無ければ魔道具を動かせない。
魔道具は街中にも広く普及していて、例えば時計。時計の針が動くのは魔石のおかげ。一定のリズムを刻んだりとかするのに回路?とか色々あるらしい。多分そこのところはエディスが詳しそう。
街中で見かけるなら噴水とかもそうかなぁ。あれは水の魔石を使って下の水を汲み上げて上から流して、尚且つ寒くても凍らないようにっていう仕掛けで動いてるらしい。
一般家庭にあるのは電灯っやつかな。暗い所を明るく照らす魔道具。多分雷の魔石で一定の明るさに出来る仕掛け、のはず。気づいたと思うけど、俺、あんまり詳しくないんだよ。

・・・とにかく、生活を便利に快適に華やかにしてくれるのが魔道具というやつで、それを動かすのに魔石が必要って訳。

んで、俺が1週間は休むから魔石の魔力が危ないのあったら魔力補充するから持ってきてねっていう周知を出したのが1週間前。で、今回は少ないなぁ~いえーいとか思ってたんだけどただ単に持ってくるのが遅かったってだけ。いやあの時間ってもうアウトじゃない!?

でも魔力切れて新しい魔石買われても困るし。
それに俺の魔力使って減らしておけば、イルに愛して貰った時に気持ち良さ倍増じゃない??んふふふふ。

俺はちょっと過充填気味に魔力を入れて行った。

この魔石に魔力を充填する作業が実は難しくて。
魔力が空っぽだったら自分の魔力詰めるだけだからそうでも無いんだけど、中に魔力が残ってた場合が少し面倒でね。自分の魔力とか似たり寄ったりな魔力ならそのまま詰めていけば問題ないけど、そうじゃなかった場合は既に入ってる魔力を外に追い出して自分ので満たさなくてはならない。そうしないと魔石の中で異なる魔力同士が摩擦を起こして最悪魔石が粉々になるらしい。見たことないから分かんないけど。
とりあえず、騎士団で使ってる魔石は殆ど俺が充填してるので何の確認もせず次々と入れていく。時々抵抗がある物が出てくるので、それは既にある魔力を追い出していれていく。

「よっし、これで最後っと♪」

普通に残業になっちゃったけどまぁいっか。魔力消費出来たし、イルも引き継ぎで遅くなるかもって言ってたし。
それに今夜からは、んふふふふふふ!

俺はレスト副団長に魔石のその後を託して急いで帰宅した。








「ただいまぁ~」

誰も居ない家に帰宅の挨拶をする。
鍵開けたの自分だし誰も居ないって分かってるけど、もう言うのが癖になっちゃったので言わないとなんか変な感じがする。

改めてイルがまだ帰って来てないのを確認して、脱衣所に向かう。

イルが帰ってくる前にリボンを装着しないと!ええと確か予備の石鹸の棚の奥に、あ、あったあった。

あれから何度も練習したのであっと言う間にリボンを身に纏うことが出来た。そして俺ははたと気付く。

・・・俺、これ着てどこで待ってるのが正解なのかな?脱衣所では無いことは明らかだし、部屋で普通に出迎えるべき?それともベッド?でも、イルは帰ってきたらご飯食べるよね?俺は魔石に魔力充填しながらサンドウィッチ食べてたから大丈夫だけど、俺この格好でご飯食べ終えるの待ってるの?それはイルからしてもどうなんだろう?え?じゃぁやっぱりベッド?でも一緒にお風呂は入るでしょ?あ、あれ!?どれが、どこが正解!!?

ガチャ
「ただいま。」

わ、どうしよう!帰ってきちゃった!結局どこにもスタンバってない!!どうしよう、どうしよう!

「ガイ?どこに居るの?居ないの?」
「あ、い、居るよ!」

あ、つい答えちゃった。いや隠れてる訳でも無いんだけどさぁ!あれ、って事はイルは脱衣所に来るでしょ?って事は結局帰ってすぐ俺の格好を見ることになる訳で、そしたら普通にお出迎えした方が良かったのでは??

「ガイ?シャワー浴びちゃったの?俺も一緒に入っ」

ガチャ。

イルが脱衣所の扉を開けてリボンを身に纏って突っ立ってる俺の姿を見て止まった。

「あ、イル。お、お帰りなさい。」
「・・・・・・。」

イルは俺の事を数秒見て手の平で目元を覆って天を仰いだ。

え、見たくないほど悲惨な格好って事?そのポーズはどういう事??言葉にしてくれないと分からないんだけど???

「はぁぁぁああああ。」

そして盛大な溜息を吐かれた。

え、それはやっぱり宜しくなかったって事ですか?イルがリボン巻いて欲しいって言ったのに!?

「ガイ。」

イルは、涙目になりつつあった俺を静かに呼んだ。
と思ったらいきなりぎゅーっと抱き着かれて下半身を俺にグイグイ押し付けてくる。
俺の耳元でイルのはぁはぁという荒い息遣いが聞こえて来る。

興奮してくれてる?イルの息子さんはいつの間にこんなに急成長したの?って事は俺間違ってなかった?

俺は急に嬉しくなって俺の両手もイルの背中に回して、イルの肩口に頭をグリグリと押し付けた。

「はぁ。ガイ、やる事が可愛すぎるよ。まさか本当にやってくれるとは思ってもなかった。」
「へへ、えへへへへ。俺、イルに喜んで欲しくて。」
「はぁはぁ。ガイ。もう、ガイの事舐めまわしたい。余すところなく舐めたい、舐め尽くして味わいたい。」
「・・・うん?」

今イルは舐めたいって言ったの?
あれ?俺なんかイルの新しい扉開かせちゃった??
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