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夢でも現実でも幻だったとしても
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「・・・イル?なんで泣いてるの?」
自分でもびっくりする程掠れた声が出た。
「っガイ!起きたの!?あ、先生呼んでくるっ。」
そう言ってイルはバタバタと部屋を出て行ってしまった。
・・・水が飲みたいな。さっきの声はヤバいよね、自分で発しておいてなんだけど。
起き上がろうと思って体に力を入れても思い通りに動かなかった。
・・・へ?なんで?
グーパーは出来る腕も上がる、けどそれだけですごく疲労感が半端なく襲ってくる。
え、どういう事??
窓から心地良い風が吹いてくる。
窓の外を見ようと思ってそっちを向くと、見た事ないものが目に飛び込んで来た。
水分の入った透明な袋が高い位置にぶら下げられていて、下には管が付いていてちょっと太めの部分にぽたっぽたっとゆっくり1滴ずつ落ちていく。
その先にも水分の詰まった管が続いていて、先を辿ると俺の右腕に繋がってる。繋がっているだろう部分には布が動かないようにテープで留めてあって見る事は叶わない。
え、俺もしかして管が腕にぶち込まれてるの?
痛みとか無いけどどういう事!?そんな事ある!?
俺の体大丈夫!?
あまりの衝撃に管を何度も往復して目で追ってしまう。
そんな事をしているうちにイルが先生らしき人と義母様を連れて戻ってきた。
あれ?義母様も泣いてる??
涙は流してないが、目が赤く充血してうるうるしていた。
俺はベッドに横になったまま先生の診察を受ける。
熱を測るところから始まって、心音、脈、触診、問診とまるで騎士団入団時の健康診断みたいだ。
問診時に「腕を動かしただけで疲労感が半端ないです」って訴えたら「ははは、それはそうだろうねぇ」と返ってきた。どういう事だ。
「目も覚めたことですし、気になる点も見当たらないので大丈夫かと思います。」と言って先生は部屋を後にした。
パタンと扉が閉まると堰を切ったように、義母様の両目から雫がボタボタと零れ、俺の手を取った。
「ガイウスッ、目が覚めて本当に良かったぁ!!」
「え?え?」
ちょっと状況に着いて行けず困惑する俺を余所に、イルが「おば様、目覚めたばかりなので」と義母様を窘めている。
「ええと?イル、とりあえず起こして貰ってもいい?なんか体がすごく重くて難しくて。」
俺が頼むとひょいっと持ち上げて、ベッドヘッドに背中を預ける形で座らせてくれる。そして何も言わなくても水の入ったコップを差し出された。
「ありがと。」
お礼を言って受け取るけど、水が入ってる割には物凄い軽い気がする。中身を覗いてみると、4分の1程度しか入ってなかった。
「え、少なくない!?」
と言いながらも飲み干す。
「起きたばっかりなんだから少しづつだよ。」
とイルに言われて義母様もうんうんと頷いている。
いやいや、起きたばっかでもコップ1杯ぐらい余裕でしょ?と思ったけど言える雰囲気では無い。
「あ、ところでこの謎の恐ろしい管って俺の腕に刺さってるの?怖いから抜きたいんだけど。」
見て見ぬふりをしていた謎の液体が入ってる管を抜きたいとダメ元で伝えてみる。
「「ダメだよ。」」
ですよね、そんな気はしてました。
「ガイ、これはね。ガイが寝てる間に体に栄養を与えるために付けているんだよ?ご飯もスープのものから少しづつの予定だからまだ抜いちゃダメ。」
イルが説明してくれる。
が、その説明には不可解なもので。
「へ?俺、寝てるだけで死ねないけど。それにお腹ペコペコなのにスープ?なんで?」
ひゅうっ
日が陰ってきたためか、窓から吹いてくる風が先程よりもひんやり冷たい。
もうすぐ夏だけど、まだ夜は冷える時もあるもんね。
「風が冷たいな。窓を閉めてもらおうか。」
俺の問いには答えず義母様がそう言うと、部屋に居た侍従が素早く窓を閉めた。
「もうしばらく経つと冬ですね。」
とイルが相槌を打つ。
冬。そっかぁ、もうすぐ冬だから風が冷たいんだね。
・・・夏は??
「え?待って俺の夏は?なんで冬?だって新人訓練は夏前に実施したから、次は夏でしょ?え?あれ、っていう事は、秋の、っ入団試験は??ど、どういう、こと!?はぁはぁ。」
喋ってるだけで息が切れて、1人ではぁはぁしていると、義母様が背中をよしよしとさすってくれる。
ちょっと疲れてきたから横になりたいけど、横になったら寝ちゃいそうだし、聞きたいことが色々あるし!
義母様とイルは顔を見合わせて、頷きあう。
義母様が俺に向きなってゆっくりと口を開いた。
「ガイウス、よく聞いてくれ。君はあの後森の奥で倒れていてピグが見つけてくれたんだ。そして、それから君は目が覚めることなくて、冬までもう少しとなった今日、やっと目が覚めたんだよ。」
「・・・・・・・・・・・・はぁ。え、なんでピグ?新人訓練の時には居なかったはずですけど。」
「ガイがどこに居るのか騎士団や魔術師だけじゃ分からなくて、もしかしたらって事でピグを連れて来たんだよ。そしたらピグにはガイの居場所が分かってるみたいに走って森に奥に行ってしまって。でも、物凄い大声で嘶いてくれて場所がわかったんだよ。」
「・・・・・・・・・・・・へぇ。ピグって凄いんだね?」
情報量が多くてすぐに反応できない。
そっかぁ、ピグがねぇ。
俺にはいっつも意地悪ばっかりな気がしてるけど、やる時はやる子だね。
「そう言えば、あの後って、ふわぁぁあ。」
まだまだ聞きたい事は沢山あるのに、体は睡眠を求めて大きな欠伸が出てしまう。
体も起きてるのが辛くなってきたし、少し喋るだけでも息が切れてしまう。
「いっぱい喋ったから疲れちゃったね。少しお休みしようか。」
そう言って義母様は俺を寝かせておでこにチュッとキスをして「おやすみ。良い夢を。」と言って部屋を出て行ってしまった。それは子供の頃婆様にして貰っていた寝る時のおまじないにそっくりだった。
イルは俺の背中をトントンしながら「大変だったね、頑張ったね」と言いながら俺を眠りに誘ってくる。
うとうととまぶたが落ちてくるのを感じながら(大変だったのはサンディとライアンと雨の時の国の人たちで、俺は只々見てただけ、なんだよなぁ)と思っていた。
そう云えばあの夢?はライアンが見せたものだったのか。そもそも森の奥で出会った龍はライアンだったのか。ライアンが見せた夢?だとしたらサンディの目線はおかしくないか。
色々不思議で謎なことが多いけど、あの龍みたいな生き物に会った事と夢の話は誰にも言わない方がきっと良いんだろうなぁ、と落ちていく思考の中でぼんやりと思った。
自分でもびっくりする程掠れた声が出た。
「っガイ!起きたの!?あ、先生呼んでくるっ。」
そう言ってイルはバタバタと部屋を出て行ってしまった。
・・・水が飲みたいな。さっきの声はヤバいよね、自分で発しておいてなんだけど。
起き上がろうと思って体に力を入れても思い通りに動かなかった。
・・・へ?なんで?
グーパーは出来る腕も上がる、けどそれだけですごく疲労感が半端なく襲ってくる。
え、どういう事??
窓から心地良い風が吹いてくる。
窓の外を見ようと思ってそっちを向くと、見た事ないものが目に飛び込んで来た。
水分の入った透明な袋が高い位置にぶら下げられていて、下には管が付いていてちょっと太めの部分にぽたっぽたっとゆっくり1滴ずつ落ちていく。
その先にも水分の詰まった管が続いていて、先を辿ると俺の右腕に繋がってる。繋がっているだろう部分には布が動かないようにテープで留めてあって見る事は叶わない。
え、俺もしかして管が腕にぶち込まれてるの?
痛みとか無いけどどういう事!?そんな事ある!?
俺の体大丈夫!?
あまりの衝撃に管を何度も往復して目で追ってしまう。
そんな事をしているうちにイルが先生らしき人と義母様を連れて戻ってきた。
あれ?義母様も泣いてる??
涙は流してないが、目が赤く充血してうるうるしていた。
俺はベッドに横になったまま先生の診察を受ける。
熱を測るところから始まって、心音、脈、触診、問診とまるで騎士団入団時の健康診断みたいだ。
問診時に「腕を動かしただけで疲労感が半端ないです」って訴えたら「ははは、それはそうだろうねぇ」と返ってきた。どういう事だ。
「目も覚めたことですし、気になる点も見当たらないので大丈夫かと思います。」と言って先生は部屋を後にした。
パタンと扉が閉まると堰を切ったように、義母様の両目から雫がボタボタと零れ、俺の手を取った。
「ガイウスッ、目が覚めて本当に良かったぁ!!」
「え?え?」
ちょっと状況に着いて行けず困惑する俺を余所に、イルが「おば様、目覚めたばかりなので」と義母様を窘めている。
「ええと?イル、とりあえず起こして貰ってもいい?なんか体がすごく重くて難しくて。」
俺が頼むとひょいっと持ち上げて、ベッドヘッドに背中を預ける形で座らせてくれる。そして何も言わなくても水の入ったコップを差し出された。
「ありがと。」
お礼を言って受け取るけど、水が入ってる割には物凄い軽い気がする。中身を覗いてみると、4分の1程度しか入ってなかった。
「え、少なくない!?」
と言いながらも飲み干す。
「起きたばっかりなんだから少しづつだよ。」
とイルに言われて義母様もうんうんと頷いている。
いやいや、起きたばっかでもコップ1杯ぐらい余裕でしょ?と思ったけど言える雰囲気では無い。
「あ、ところでこの謎の恐ろしい管って俺の腕に刺さってるの?怖いから抜きたいんだけど。」
見て見ぬふりをしていた謎の液体が入ってる管を抜きたいとダメ元で伝えてみる。
「「ダメだよ。」」
ですよね、そんな気はしてました。
「ガイ、これはね。ガイが寝てる間に体に栄養を与えるために付けているんだよ?ご飯もスープのものから少しづつの予定だからまだ抜いちゃダメ。」
イルが説明してくれる。
が、その説明には不可解なもので。
「へ?俺、寝てるだけで死ねないけど。それにお腹ペコペコなのにスープ?なんで?」
ひゅうっ
日が陰ってきたためか、窓から吹いてくる風が先程よりもひんやり冷たい。
もうすぐ夏だけど、まだ夜は冷える時もあるもんね。
「風が冷たいな。窓を閉めてもらおうか。」
俺の問いには答えず義母様がそう言うと、部屋に居た侍従が素早く窓を閉めた。
「もうしばらく経つと冬ですね。」
とイルが相槌を打つ。
冬。そっかぁ、もうすぐ冬だから風が冷たいんだね。
・・・夏は??
「え?待って俺の夏は?なんで冬?だって新人訓練は夏前に実施したから、次は夏でしょ?え?あれ、っていう事は、秋の、っ入団試験は??ど、どういう、こと!?はぁはぁ。」
喋ってるだけで息が切れて、1人ではぁはぁしていると、義母様が背中をよしよしとさすってくれる。
ちょっと疲れてきたから横になりたいけど、横になったら寝ちゃいそうだし、聞きたいことが色々あるし!
義母様とイルは顔を見合わせて、頷きあう。
義母様が俺に向きなってゆっくりと口を開いた。
「ガイウス、よく聞いてくれ。君はあの後森の奥で倒れていてピグが見つけてくれたんだ。そして、それから君は目が覚めることなくて、冬までもう少しとなった今日、やっと目が覚めたんだよ。」
「・・・・・・・・・・・・はぁ。え、なんでピグ?新人訓練の時には居なかったはずですけど。」
「ガイがどこに居るのか騎士団や魔術師だけじゃ分からなくて、もしかしたらって事でピグを連れて来たんだよ。そしたらピグにはガイの居場所が分かってるみたいに走って森に奥に行ってしまって。でも、物凄い大声で嘶いてくれて場所がわかったんだよ。」
「・・・・・・・・・・・・へぇ。ピグって凄いんだね?」
情報量が多くてすぐに反応できない。
そっかぁ、ピグがねぇ。
俺にはいっつも意地悪ばっかりな気がしてるけど、やる時はやる子だね。
「そう言えば、あの後って、ふわぁぁあ。」
まだまだ聞きたい事は沢山あるのに、体は睡眠を求めて大きな欠伸が出てしまう。
体も起きてるのが辛くなってきたし、少し喋るだけでも息が切れてしまう。
「いっぱい喋ったから疲れちゃったね。少しお休みしようか。」
そう言って義母様は俺を寝かせておでこにチュッとキスをして「おやすみ。良い夢を。」と言って部屋を出て行ってしまった。それは子供の頃婆様にして貰っていた寝る時のおまじないにそっくりだった。
イルは俺の背中をトントンしながら「大変だったね、頑張ったね」と言いながら俺を眠りに誘ってくる。
うとうととまぶたが落ちてくるのを感じながら(大変だったのはサンディとライアンと雨の時の国の人たちで、俺は只々見てただけ、なんだよなぁ)と思っていた。
そう云えばあの夢?はライアンが見せたものだったのか。そもそも森の奥で出会った龍はライアンだったのか。ライアンが見せた夢?だとしたらサンディの目線はおかしくないか。
色々不思議で謎なことが多いけど、あの龍みたいな生き物に会った事と夢の話は誰にも言わない方がきっと良いんだろうなぁ、と落ちていく思考の中でぼんやりと思った。
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