【完結済】ヒト族ですがもふもふの国で騎士団長やらされてます。

れると

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暇だと余計なことを考えがち&それに付き合う人たち

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「俺が騎士団に入団する前の、とある町から首都まで一緒に行動して下さっていた人の事なんですけど、その人はパッと見ヒト族で、俺と一緒のヒト族だ!ってずっと思ってたんですよ。

でもね、ある時に本人から

俺はヒト族じゃない。
生まれた国ではちょっと特殊な種族だったから、周りから隠されて育てられて、ヒト族として暮らして行けるようにさせられた。
この見た目は変化の術で化けてるだけ。

って言われたんですよ。しかもね

小さい頃からずっと変化の術を使ってるから、もう今は無意識状態。元の姿に戻ることの方が超面倒くさい。

っていう事も言ってたんですよね。

それって、もしかしたら、いやきっと俺も実は記憶には無いけど小さい頃に何らかの理由でヒト族に化けさせられてて、今では息をするように術を使ってて本当は正真正銘の獣人だったりして!?

そして実はイルと同じイヌ族だったりして!?」

「それは、とてもめでたい考え方だな?」

「ふふふ、ガイもイヌ族だったらすごく嬉しいよ。」

「でもそれだと発情期が来ない説明がつかないよねぇ。」

















「海ってさ、波に攫われて、亡くなっちゃう人が居るんでしょ?

そこで俺、思ったんですけど、海がしょっぱいのは大地の体液だから、だと思うんですよね。

だから波は意識を持っていて、というか大地の思いの通りに動いていて、気に入った人や動物を波という触手で絡めとって自分の中に引きずり込むんです。

そしてゆっくり美味しくいただく、と。

クラーケンや海に中に住んでる生き物たちは、きっとよく分かんないけど利害関係があるはずです!

あ、大地の血液の中を泳いでいく不埒な船というものを排除してくれる存在?とかですかね!」

「おい設定があやふやだぞ、体液が血液に変わってるぞ。」

「どっちも体液です!一緒です!」

「魚とかはどういう利害関係かなぁ?」

「・・・ドクターフィッシュ的な?」

「たまにどこで覚えたんだろうね?っていう変な知識あるよね、ガイ君って。」

「あとそれだと船で海に出れないじゃねぇか。海って他にも生き物いっぱい居るけど?」

「ええーと、あとは、・・・タコ?」

「うん、海の世界は魚とクラーケンとタコの世界だね。」

「おい、こいつ絶対タコわかってねぇぞ?」

「ガイ君の中では海の世界は美味しい世界なのかなぁ?」














「イルの料理は俺史上第1位。それは絶対に変わらない!
公爵家の料理人、バングさんをはじめとする方々の料理もイルの次に素晴らしい。いつも美味しい!家に帰る時はいつも沢山のお土産も持たせてくれる!素敵!

文句のつけ所がどれだけ探しても見当たりません。

よって俺が料理をする必要性は全くないのです。

ちなみに俺は味音痴では無くて、味覚に対しての許容範囲がきっと、多分、少しだけ、他の人より広いだけで通常範囲です!

料理音痴?違いますけれど?
素材の味を生かしでるだけです!
素材が良ければなんでも美味しい!減塩!素敵!とても健康的!

焼けば基本なんでも美味しいんですよ!」

「・・・俺はノーコメントで。」

「うんうん、ガイの料理はいつもダイナミックでパワフルだよね。」

「何がダイナミックでどこがパワフルなのか気になるんだけれど。今度ご馳走してもらおうかな?」

「では、まず材料の調達に森に連れて行って下さいっ。」

「「却下です。」」

「ふふふ。」


















「あの、俺何度も言ってるんですけどちっちゃくは無いんですよ?

ネズミ族やウサギ族は俺より背が低い人沢山居ますし、公爵家の皆様がデカすぎなんですよ。

俺は普通なのに。だって俺エディスとそんなに変わらないと思いますし、そもそも小型系が多数を占める補給係に混じったら俺大きい方ですからね??

それに筋肉だって基礎値の違いはあれども、毎日筋トレしてたらきちんと着くはずです。周りがおかしい人ばかりなんですよ。

目標は公爵家騎士団団長のスヴァルさんの腹筋くらいにはなれますよ。ええ、なりますよ。

ということで、明日から毎日筋トレをメニューに追加します、決定です。」

「却下に決まってんだろ。おい、明日から筋トレしないように誰か見張っておけ。」

「ふふ、お腹バキバキに割れたら見せてね。」

「ガイウス様から私の名前が出てきたことにとても感動です。まさか覚えて下さっていたとは。」

「スヴァルさん、明日からよろしくお願いしますっ」

「却下だっつってんだろ。」




















「じゃっじゃーん!!
俺、実はイヌ族だったんですよ??

ふふふ、やはり前話した、実は変化の術でヒト族化してる説は事実だったんですよ!

見てこの本物そっくりの耳!

触り心地も抜群で、イルの毛が混じってるから本物のイルの匂いもするんですよ!最高!

見て見て、尻尾もふわっふわに仕上がってるの!すごいの!本物そっくり!いやもう本物ですよ!!

ほら振り向くと、揺れてしっぽがふわって!
ね!

これで俺も麗しき獣人族の一員なのです!」

「・・・麗しき?(っていうか今まで以上にイルヴェスの匂いをつけて歩くのかこいつは。なんて言ったら怒るだろうなぁ、言わないでおこう、本人喜んでるし。)」

「わぁ、ガイ俺と同じだね。お揃いだね。嬉しいなぁ。(時間かかったけど、作ってあげた甲斐があったな。喜んでるガイ、本当に可愛い。)」

「よく似合ってるよ、ガイ君。(麗しきってそこまで獣人族の仲間に入りたかったのか。っていうか耳が4つあるよ。)」
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