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お家に無事に帰るまでが訓練です
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グサッ
足を重点的に狙い、満身創痍となったビッグベアーの心臓に剣を突き立てた。
ドシンッ
力尽きたビッグベアーは俺が後ろに倒れるように蹴ったので、音を立ててそのまま地面に倒れていった。
中型のビッグベアーなら今の俺でも楽勝だね。
「ふぅっ。はい、この様に足を狙って動きを鈍らせてからトドメを刺す!何か質問ある人ー?居ないならチームに別れて討伐行ってー。」
「「「「「はいっ!」」」」」
チームに別れて先輩に着いていく新人たちを見送りながら、今倒したビッグベアーの解体は拠点のメンバーに任せて俺はサミュエル殿下の元へ行く。
「ガイウス。私には質問がある。大いにあるんだぞ。」
「はいはい、何でしょうか?」
ムスッとした顔でサミュエル殿下は俺に言い詰める。
「なんで私の実地訓練がが討伐研修と一緒にされているんだ?こういう時は普通マンツーマンという奴では無いのか?私は新人と一緒の括りなのか?」
「はいはい、不満なのは理解できますが、時間は有限です。殿下だけの為に時間を使うなんて勿体無いです。研修できるなら一辺に!いつ何が起こるか分かりません。明日でいいやってその明日に重大な討伐依頼が入ったらどうするんですか?やっときゃ良かったなんて後悔はしても遅いんです!それに事前にお伝えしておりますよ、きちんと。」
ふっ、言ってやったぜ?俺だって言う時は言うんだぜ?
それに絶対面倒くさいもん、殿下だけとの実地訓練なんて。まぁ、事前に伝えてはあったし、きちんと聞いてなかった殿下が悪いということで。
「無事、怪我なく討伐出来たらビックベアーを心置き無く堪能しましょう!んふふふ、久しぶりのビッグベアー!待ってろよ~!」
今日頑張ったらご褒美はビッグベアー!という気持ちで乗り切るのだ。俺って天才。気持ちの切りかえバッチシね!
「じゃぁ行きますか!」
俺とサミュエル殿下、補佐にミッキィ、護衛を4人連れてぞろぞろ奥へと進む。
道中「そんなにビッグベアー美味いのか?」と殿下が問うから、ビッグベアーの美味しさを懇々と語ってさしあげましたよ。焼いて塩だけでも美味い、煮物にしても、ミンチにしてハンバーグも最高!煮込めば煮込むほどトロトロになるとか、干し肉にしても最高とか、そりゃあもう飽きるほど伝えて差し上げました!俺の村ではよく出るけどご馳走だったんだぞ?ふふふん♪
「あ、この先居ますね。冬眠明けの親子かな?じゃか、殿下には小さいの2匹お願いできます?」
「え!?どうして分かったんだ?」
「勘です。」
「は?」
だって上手く説明出来ないんだもん、でも居るんだよこの先に!
「とにかく小さいの2匹居るんでお願いしますね。大きいのは冬眠明けで空腹だし、子供を守らなくちゃだしって言うことで凶暴なんですよ。」
「わ、私が大きい方を、」
「ダメです。」
「何故だ!」
「殿下の実力が分かりませんので。危ないのでお任せ出来ません。」
「しかし!」
「しかしも何も無いんです。守れないなら戻りましょう。無茶をしに来た訳じゃないので。」
俺がクルッと来た道を帰ろうとすると「分かった。言われた通りにするっ」と焦った声が飛んできて、俺たちはまた奥に向かってる進み始めた。
「じゃぁ、最後にもう一度。殿下はちっちゃいの2匹をお願いします。大きくないのですぐ終わると思うます。俺達も気にかけておきますが、何かありましたら護衛の方に助けて貰ってください。」
俺は殿下の護衛に「よろしくお願いします」と声をかける。
「よぉし、じゃぁミッキィ久しぶりに暴れようか!」
「さっきも暴れたじゃあ無いですかぁ。」
コクリ、と魔力増強ポーションを飲んで双剣を構える。
この双剣が両手に馴染む感じが堪らないよねぇ!
進みながら索敵をかけて相手の動きを探る。
うん、向こうもこっちに気付いてるね。
もう少し、もう少し。
俺はわざと相手を煽るように魔力を少しずつぶつける。
こっちはその子供狙ってるぞ、と。敢えて母親を怒らせるように魔力で挑発をする。
グルルルァアッ!!!
茂みから凄い勢いでビックベアーが飛び出してくる。
襲いかかってくる脅威の爪を剣で受止め、振りかぶって来るもう片方の腕をタイミングを見計らって切りつける。が、怯む様子もなく襲いかかってくるので後退して距離をとる。
んー、どうしようか。
身体強化も前みたいにガッツリ出来ないし。
あんまり至近距離ではやりたくないなぁ。
よし。
俺は右手に持ったいた双剣の片割れに冷気を纏わせた。
「ミッキィ!」
ミッキィに合図を出してビッグベアー目掛けて、冷気を纏った剣を投げる。
カランッ
パキパキパキッ
剣は弾かれて刺さらなかったが、触れた箇所からパキパキッと凍っていく。
ビッグベアーの手先を残した右腕と右肩が氷に包まれた。
ビッグベアーの動きが鈍った瞬間にミッキィが足を狙って刃を切りつける。
ああーちょっと浅かったかな。それにここからだと剣が落ちたところが遠いなぁ。手持ちの投げたら手元に残らないし。
ビッグベアーは体をブルブルと震わせて、体に張り付いた氷を剥がして行く。
しかも殆ど凍って無かった!あぁ。俺マジで魔術の才能無いかも、はぁ、仕方ない。こうなったら魔力使用量で勝負だ!
足に魔力を溜めて狙いを定める。
俺の足元から細い糸のようにビッグベアーの足元に魔力を通してから一気に魔力を流す。
パキパキッ、バキバキッ
ザクッガシュッ
俺の足元から先の鋭利な氷柱が地面からビッグベアーに向かって勢いよく生えていく。
俺の足元には小さい氷柱が生え、ビッグベアーにちかずくに連れて大きく鋭くなっていき、それはビッグベアーの足を遠慮なく貫く。
ガァァアアアアッ!!
ビッグベアーが痛さのあまり大声で叫ぶが、足が氷に貫かれている為その場から動く事が出来ない。
その瞬間にミッキィが死角に回り込み、風魔法で最大限に斬れ味を上げた刃でシュパッと首を落とした。
「はぁ、はぁ、はぁ。」
「団長、さすがです!トドメ刺しやすかったです!あ、大丈夫ですか?」
「はぁ、はぁ、ん、大丈、ぶ。はぁ、」
う、動いてないのに息が上がる。魔力使い過ぎた?いやこれは体が魔力量に耐えられてないのかな。
そのせいか体全身が鉛のように重い。
辺りを見回すと、サミュエル殿下は難なく小2匹を討伐出来ていた。
「ガイウス、大丈夫か?」
「はぁ、大丈夫。後処理して戻りますか。」
サミュエル殿下に心配されたが、本日二本目の魔力増強剤を飲んで後処理をする。
魔力を極力使いたくなかったので、火力補助の魔石を使って燃やした。
あー、普通に燃やすと時間かかるなぁ。
とりあえず本日の残りの目標は無事に帰宅!
討伐も無事終えたし、あとは無事に帰るだけ!
足を重点的に狙い、満身創痍となったビッグベアーの心臓に剣を突き立てた。
ドシンッ
力尽きたビッグベアーは俺が後ろに倒れるように蹴ったので、音を立ててそのまま地面に倒れていった。
中型のビッグベアーなら今の俺でも楽勝だね。
「ふぅっ。はい、この様に足を狙って動きを鈍らせてからトドメを刺す!何か質問ある人ー?居ないならチームに別れて討伐行ってー。」
「「「「「はいっ!」」」」」
チームに別れて先輩に着いていく新人たちを見送りながら、今倒したビッグベアーの解体は拠点のメンバーに任せて俺はサミュエル殿下の元へ行く。
「ガイウス。私には質問がある。大いにあるんだぞ。」
「はいはい、何でしょうか?」
ムスッとした顔でサミュエル殿下は俺に言い詰める。
「なんで私の実地訓練がが討伐研修と一緒にされているんだ?こういう時は普通マンツーマンという奴では無いのか?私は新人と一緒の括りなのか?」
「はいはい、不満なのは理解できますが、時間は有限です。殿下だけの為に時間を使うなんて勿体無いです。研修できるなら一辺に!いつ何が起こるか分かりません。明日でいいやってその明日に重大な討伐依頼が入ったらどうするんですか?やっときゃ良かったなんて後悔はしても遅いんです!それに事前にお伝えしておりますよ、きちんと。」
ふっ、言ってやったぜ?俺だって言う時は言うんだぜ?
それに絶対面倒くさいもん、殿下だけとの実地訓練なんて。まぁ、事前に伝えてはあったし、きちんと聞いてなかった殿下が悪いということで。
「無事、怪我なく討伐出来たらビックベアーを心置き無く堪能しましょう!んふふふ、久しぶりのビッグベアー!待ってろよ~!」
今日頑張ったらご褒美はビッグベアー!という気持ちで乗り切るのだ。俺って天才。気持ちの切りかえバッチシね!
「じゃぁ行きますか!」
俺とサミュエル殿下、補佐にミッキィ、護衛を4人連れてぞろぞろ奥へと進む。
道中「そんなにビッグベアー美味いのか?」と殿下が問うから、ビッグベアーの美味しさを懇々と語ってさしあげましたよ。焼いて塩だけでも美味い、煮物にしても、ミンチにしてハンバーグも最高!煮込めば煮込むほどトロトロになるとか、干し肉にしても最高とか、そりゃあもう飽きるほど伝えて差し上げました!俺の村ではよく出るけどご馳走だったんだぞ?ふふふん♪
「あ、この先居ますね。冬眠明けの親子かな?じゃか、殿下には小さいの2匹お願いできます?」
「え!?どうして分かったんだ?」
「勘です。」
「は?」
だって上手く説明出来ないんだもん、でも居るんだよこの先に!
「とにかく小さいの2匹居るんでお願いしますね。大きいのは冬眠明けで空腹だし、子供を守らなくちゃだしって言うことで凶暴なんですよ。」
「わ、私が大きい方を、」
「ダメです。」
「何故だ!」
「殿下の実力が分かりませんので。危ないのでお任せ出来ません。」
「しかし!」
「しかしも何も無いんです。守れないなら戻りましょう。無茶をしに来た訳じゃないので。」
俺がクルッと来た道を帰ろうとすると「分かった。言われた通りにするっ」と焦った声が飛んできて、俺たちはまた奥に向かってる進み始めた。
「じゃぁ、最後にもう一度。殿下はちっちゃいの2匹をお願いします。大きくないのですぐ終わると思うます。俺達も気にかけておきますが、何かありましたら護衛の方に助けて貰ってください。」
俺は殿下の護衛に「よろしくお願いします」と声をかける。
「よぉし、じゃぁミッキィ久しぶりに暴れようか!」
「さっきも暴れたじゃあ無いですかぁ。」
コクリ、と魔力増強ポーションを飲んで双剣を構える。
この双剣が両手に馴染む感じが堪らないよねぇ!
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うん、向こうもこっちに気付いてるね。
もう少し、もう少し。
俺はわざと相手を煽るように魔力を少しずつぶつける。
こっちはその子供狙ってるぞ、と。敢えて母親を怒らせるように魔力で挑発をする。
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んー、どうしようか。
身体強化も前みたいにガッツリ出来ないし。
あんまり至近距離ではやりたくないなぁ。
よし。
俺は右手に持ったいた双剣の片割れに冷気を纏わせた。
「ミッキィ!」
ミッキィに合図を出してビッグベアー目掛けて、冷気を纏った剣を投げる。
カランッ
パキパキパキッ
剣は弾かれて刺さらなかったが、触れた箇所からパキパキッと凍っていく。
ビッグベアーの手先を残した右腕と右肩が氷に包まれた。
ビッグベアーの動きが鈍った瞬間にミッキィが足を狙って刃を切りつける。
ああーちょっと浅かったかな。それにここからだと剣が落ちたところが遠いなぁ。手持ちの投げたら手元に残らないし。
ビッグベアーは体をブルブルと震わせて、体に張り付いた氷を剥がして行く。
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足に魔力を溜めて狙いを定める。
俺の足元から細い糸のようにビッグベアーの足元に魔力を通してから一気に魔力を流す。
パキパキッ、バキバキッ
ザクッガシュッ
俺の足元から先の鋭利な氷柱が地面からビッグベアーに向かって勢いよく生えていく。
俺の足元には小さい氷柱が生え、ビッグベアーにちかずくに連れて大きく鋭くなっていき、それはビッグベアーの足を遠慮なく貫く。
ガァァアアアアッ!!
ビッグベアーが痛さのあまり大声で叫ぶが、足が氷に貫かれている為その場から動く事が出来ない。
その瞬間にミッキィが死角に回り込み、風魔法で最大限に斬れ味を上げた刃でシュパッと首を落とした。
「はぁ、はぁ、はぁ。」
「団長、さすがです!トドメ刺しやすかったです!あ、大丈夫ですか?」
「はぁ、はぁ、ん、大丈、ぶ。はぁ、」
う、動いてないのに息が上がる。魔力使い過ぎた?いやこれは体が魔力量に耐えられてないのかな。
そのせいか体全身が鉛のように重い。
辺りを見回すと、サミュエル殿下は難なく小2匹を討伐出来ていた。
「ガイウス、大丈夫か?」
「はぁ、大丈夫。後処理して戻りますか。」
サミュエル殿下に心配されたが、本日二本目の魔力増強剤を飲んで後処理をする。
魔力を極力使いたくなかったので、火力補助の魔石を使って燃やした。
あー、普通に燃やすと時間かかるなぁ。
とりあえず本日の残りの目標は無事に帰宅!
討伐も無事終えたし、あとは無事に帰るだけ!
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