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ご飯は大事
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やっぱり今の俺にビッグベアー2匹は無謀だったと思う。
ミッキィがいるから大丈夫だと思ったんだけど、子供を守ろうとする親はやっぱり気持ちから違うんだよね。
お陰で魔力増強剤2本飲んで胃が荒れて、魔力使いすぎて体が滅茶苦茶重かった。
まぁでも他のチームも誰も怪我は無いし、無事に自分の足で帰ってこれたので自己評価は満点の花丸です。
俺は夜が明けきらない時間帯のベッドの上で昨日の反省会を軽く行っていた。
それにしても俺ってやっぱり魔術使うの下手だよね。
これまでが、どれだけ魔力量に頼っていたかが露顕しているなぁ・・・。討伐研修もあんまり出ない方が良いかも知れない、昨日もミッキィに凄い心配かけたしね。それに皆ならもう俺が居なくても大丈夫だし。そもそも1年近く俺居なくても大丈夫だった訳だし。
そういえば俺が小さい時に魔術使い始めた時も、今みたいに使いすぎると体重くなってたなぁ。って言うことは使い続けていたら慣れるのかな。慣れちゃって良いのかな、こういう体質にさせられたのって何か意味があるのかな。
はぁ、でも何でライアンは俺の魔力を持っていったのか。そんなに俺の魔力が美味しかったのかな。それとも何か意味があったのか。
「はぁ。ライアンめ。」
いつしか俺の中であの黒い龍っぽいのはライアンだと決めつけられていた。あのライアンと夢のライアンが違っていたとしてもあいつは俺が名付けた事にすれば万事解決だしねって誰に言い訳してるんだ俺は。
ふぅと一息吐いて、隣ですぅすぅ眠ってるイルを見る。
ふふ、中々寝顔見る機会無いからなぁ。いつも俺が先に寝て俺が後に起きてるからね。今日は、昨日は疲れて早く寝すぎたから、その分早く目が覚めちゃっただけだけど、これはこれで良いもの見れたなぁ。
いつもカッコイイカッコイイって思うけど、寝顔はなんだかあどけなくて可愛いな。
「ふふふっ。」
寝ているイルの頭を撫でる。
髪の毛サラサラ、撫でられるのも好きだけど撫でるのも気持ちいいなぁ。
あんまり撫ですぎると起きちゃうかも、と手を引こうとしたらパッと掴まれて、イルの目が薄く開く。
「もう止めちゃうの?」
そう言ってもっと撫でてというように俺の手のひらをほっぺにくっつけてきた。
「ふふふ、甘えん坊さんイルだ。」
中々見ない姿に愛おしくなって俺も沢山ナデナデスリスリしてあげる。
「今日の騎士団は午後からだっけ?」
「うん、食堂行って昨日討伐したビッグベアー食べてくるよ!」
「本当に好きだよねぇ。ふふふ。」
「だってご馳走だよ?美味しいんだから、食べないと勿体ないよ。」
他愛もない話をしながらゆっくり一緒に起きて、ゆっくり着替える。
ふふふ、まだ婚約なのに結婚しちゃったみたいだなって思った。前はいつも俺が朝早くて夜遅かったからね、ゆっくり出来るって素敵だなぁ。
昨日の討伐でちょこっとだけ無理しちゃったから体が少しだけ重い気がしたけれど、これくらいなら大丈夫大丈夫。顔を洗って、それをいつの間にか現れたジャックが片付けてくれる 。
ジャックはいつも俺の世話をしてくれるけどちゃんと寝ているんだろうか?無意識にじぃっと見つめてしまっていたら「きちんとガイウス様がご就寝の間にお休みになられてますよ」と声が返ってきた。なぜ解ったんだ。俺の周りって心読める人多いよね。何でだろうな。
とりあえず、ジャックがきちんと休んでるなら良かったよ。「朝食の準備が整いましたらお呼びいたします」とジャックは部屋を後にした。
「朝早かったから時間に余裕があって良いね。毎日これくらいだと朝もゆっくりできるね。」
「そうだね。でも、ガイには難しいかもね?早く寝ないと早く起きれないでしょう?」
「そ、そんなことは、あるか。あるね、うん、無理。」
「ふふふ、諦めるの早いよ。ガイ、ところでさ。」
「うん?」
「ライアンって俺の知ってる人?」
「・・・・・・・・・・・・人、じゃない。」
突然の問いかけに俺の頭は思考を停止した。
え、え?聞こえてた?聞かれてた?起きてたの?
「じゃぁ、俺はそれを知ってる?」
「・・・・・・知ら、ない。」
「じゃあ、教えてくれる?」
「う、ん。」
結局俺は、白い靄の奥で出会った黒い生き物と寝てる間に見た夢の事を話す事になった。
「ふぅん。じゃぁその黒いのはライアンの可能性が有るかもね。」
「可能性ねぇ。まぁどっちでもいいんだよ。どうせもう会わないし。」
「うん、そうだね。俺は、ガイが連れて行かれなくて良かったよ。」
そう言ってイルは隣に座っていた俺をぎゅうっと抱きしめる。
「連れて行かれるわけが無いと思うんだけど。」
「可能性の話だけど、ガイがどこかしらサンディに似ていて、ライアンに気に入られてたら、その可能性もあったでしょ?」
「えー、分かんない。だって俺とサンディは違うよ?色は黒くて、そこは同じかもだけど。」
「うん、そうかも知れないね。」
煮え切らない返事を返して、イルは俺をもう一度ぎゅうっとしてから解放した。
「そろそろ朝食の準備が出来たかな?」
そう言って部屋の扉の方へ顔を向けたイルに連れられて俺もそちらを向く。
タイミングよく響いたノックの後に顔を見せたのは、ジャックではなくクーグゥ義兄様だった。
「なんか、協会の遣いの人が、ガイウスに礼を言いたいのと是非見て欲しいから教会に足を運んで欲しいってうちに来るみたいだけど?お前はまた何かしたのか?」
クーグゥ義兄様、ひどい言い掛かりです。
俺、そんなに毎回問題起こしてないですよ?
イルと顔を見合わせて、とりあえず俺たちは朝食の為に食堂へ行くことにした。
ミッキィがいるから大丈夫だと思ったんだけど、子供を守ろうとする親はやっぱり気持ちから違うんだよね。
お陰で魔力増強剤2本飲んで胃が荒れて、魔力使いすぎて体が滅茶苦茶重かった。
まぁでも他のチームも誰も怪我は無いし、無事に自分の足で帰ってこれたので自己評価は満点の花丸です。
俺は夜が明けきらない時間帯のベッドの上で昨日の反省会を軽く行っていた。
それにしても俺ってやっぱり魔術使うの下手だよね。
これまでが、どれだけ魔力量に頼っていたかが露顕しているなぁ・・・。討伐研修もあんまり出ない方が良いかも知れない、昨日もミッキィに凄い心配かけたしね。それに皆ならもう俺が居なくても大丈夫だし。そもそも1年近く俺居なくても大丈夫だった訳だし。
そういえば俺が小さい時に魔術使い始めた時も、今みたいに使いすぎると体重くなってたなぁ。って言うことは使い続けていたら慣れるのかな。慣れちゃって良いのかな、こういう体質にさせられたのって何か意味があるのかな。
はぁ、でも何でライアンは俺の魔力を持っていったのか。そんなに俺の魔力が美味しかったのかな。それとも何か意味があったのか。
「はぁ。ライアンめ。」
いつしか俺の中であの黒い龍っぽいのはライアンだと決めつけられていた。あのライアンと夢のライアンが違っていたとしてもあいつは俺が名付けた事にすれば万事解決だしねって誰に言い訳してるんだ俺は。
ふぅと一息吐いて、隣ですぅすぅ眠ってるイルを見る。
ふふ、中々寝顔見る機会無いからなぁ。いつも俺が先に寝て俺が後に起きてるからね。今日は、昨日は疲れて早く寝すぎたから、その分早く目が覚めちゃっただけだけど、これはこれで良いもの見れたなぁ。
いつもカッコイイカッコイイって思うけど、寝顔はなんだかあどけなくて可愛いな。
「ふふふっ。」
寝ているイルの頭を撫でる。
髪の毛サラサラ、撫でられるのも好きだけど撫でるのも気持ちいいなぁ。
あんまり撫ですぎると起きちゃうかも、と手を引こうとしたらパッと掴まれて、イルの目が薄く開く。
「もう止めちゃうの?」
そう言ってもっと撫でてというように俺の手のひらをほっぺにくっつけてきた。
「ふふふ、甘えん坊さんイルだ。」
中々見ない姿に愛おしくなって俺も沢山ナデナデスリスリしてあげる。
「今日の騎士団は午後からだっけ?」
「うん、食堂行って昨日討伐したビッグベアー食べてくるよ!」
「本当に好きだよねぇ。ふふふ。」
「だってご馳走だよ?美味しいんだから、食べないと勿体ないよ。」
他愛もない話をしながらゆっくり一緒に起きて、ゆっくり着替える。
ふふふ、まだ婚約なのに結婚しちゃったみたいだなって思った。前はいつも俺が朝早くて夜遅かったからね、ゆっくり出来るって素敵だなぁ。
昨日の討伐でちょこっとだけ無理しちゃったから体が少しだけ重い気がしたけれど、これくらいなら大丈夫大丈夫。顔を洗って、それをいつの間にか現れたジャックが片付けてくれる 。
ジャックはいつも俺の世話をしてくれるけどちゃんと寝ているんだろうか?無意識にじぃっと見つめてしまっていたら「きちんとガイウス様がご就寝の間にお休みになられてますよ」と声が返ってきた。なぜ解ったんだ。俺の周りって心読める人多いよね。何でだろうな。
とりあえず、ジャックがきちんと休んでるなら良かったよ。「朝食の準備が整いましたらお呼びいたします」とジャックは部屋を後にした。
「朝早かったから時間に余裕があって良いね。毎日これくらいだと朝もゆっくりできるね。」
「そうだね。でも、ガイには難しいかもね?早く寝ないと早く起きれないでしょう?」
「そ、そんなことは、あるか。あるね、うん、無理。」
「ふふふ、諦めるの早いよ。ガイ、ところでさ。」
「うん?」
「ライアンって俺の知ってる人?」
「・・・・・・・・・・・・人、じゃない。」
突然の問いかけに俺の頭は思考を停止した。
え、え?聞こえてた?聞かれてた?起きてたの?
「じゃぁ、俺はそれを知ってる?」
「・・・・・・知ら、ない。」
「じゃあ、教えてくれる?」
「う、ん。」
結局俺は、白い靄の奥で出会った黒い生き物と寝てる間に見た夢の事を話す事になった。
「ふぅん。じゃぁその黒いのはライアンの可能性が有るかもね。」
「可能性ねぇ。まぁどっちでもいいんだよ。どうせもう会わないし。」
「うん、そうだね。俺は、ガイが連れて行かれなくて良かったよ。」
そう言ってイルは隣に座っていた俺をぎゅうっと抱きしめる。
「連れて行かれるわけが無いと思うんだけど。」
「可能性の話だけど、ガイがどこかしらサンディに似ていて、ライアンに気に入られてたら、その可能性もあったでしょ?」
「えー、分かんない。だって俺とサンディは違うよ?色は黒くて、そこは同じかもだけど。」
「うん、そうかも知れないね。」
煮え切らない返事を返して、イルは俺をもう一度ぎゅうっとしてから解放した。
「そろそろ朝食の準備が出来たかな?」
そう言って部屋の扉の方へ顔を向けたイルに連れられて俺もそちらを向く。
タイミングよく響いたノックの後に顔を見せたのは、ジャックではなくクーグゥ義兄様だった。
「なんか、協会の遣いの人が、ガイウスに礼を言いたいのと是非見て欲しいから教会に足を運んで欲しいってうちに来るみたいだけど?お前はまた何かしたのか?」
クーグゥ義兄様、ひどい言い掛かりです。
俺、そんなに毎回問題起こしてないですよ?
イルと顔を見合わせて、とりあえず俺たちは朝食の為に食堂へ行くことにした。
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