【完結済】ヒト族ですがもふもふの国で騎士団長やらされてます。

れると

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心強い仲間たち

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俺は今、ミッキィとリックステンとエディスとアランに騎士団詰所の応接室中に連行された。

出入口の左右に今日の護衛のレオンとリディック。

扉の前に俺。

その俺の前に扇状に4人が立ち並んでいる。

これは、もしかして、、、、

「・・・これが噂に聞く集団リンチと言うやつか。」
「違います。」

俺の頑張って、すごく頑張って聞き取れないように小さく呟いたつもりだったのだが、高性能高機能な獣人の耳は逃してくれるはずも無かったし、あっさりバッサリとリックステンに切り捨てられた。

「じゃぁなんで俺はとう問い詰められるポジションに?」
「え?それだと逆じゃないですかぁ?問い詰めたりするのなら団長が奥で~、私たちが扉側に居ないと逃げられちゃうじゃないですか~。」
「な、なるほど!ええーと、じゃあ、なんで俺ここに呼ばれたの?」

ミッキィの応えで俺に危害を加えるつもりは無いと分かったので素直に疑問を口にした。

「私たち、団長にお願いがあって集まったんですよぅ。」

そう言いながらミッキィは俺とレオンを交互に見る。
レオンにも関係あるのかな?
俺もレオンを見ると、レオンは首を横に振り、私も知りません、の意を表した。

「お願い?俺に出来ることなら何なりと?」
「んーと、団長だけじゃ無理なんですけどぉ、その~、団長から話を通して欲しくて~。」
「え、俺には無理な事を俺にお願いするの??それってやっぱり・・・イジめ?」
「違います!そうじゃないんです!私たち、その、団長に着いて行きたくて!」

・・・着いて行く?俺この後帰るだけだけど、邸に着いてくるの?なんで?

「ミッキィさん、端折り過ぎです、団長が理解してません!」

エディスがミッキィに訴える。リックステンとアランは何故かハラハラしながら俺たちを見てる。なんだこれ?

「ええと?着いて行く?どこに?俺これ終わったら帰るけど、うちにって事?それはちょっと急すぎて無理だと思うけど・・・?」
「違うんです、団長!団長は団長辞めたら、拝領された領地に行くんですよね?イルヴェス様と!」

リックステンが団長を辞めた後の話を始めた。

「ん?もちろんそうだよ。イルだけじゃなくて、レオンとか他の人も何人か来てくれる話になってるよ?って、ああ、俺に着いて行きたいってそういう事!?」

なるほど、俺と一緒に領地に来てくれるって事か!俺も知り合いが増えるのは嬉しい!イルが居てもやっぱり心細さはあったから、団員で、しかも仲が良かった人達が来てくれるなら凄く嬉しい!

でも、

「嬉しいけど、俺もぜひ一緒に来てくれると頼もしいけど、俺の一存では決められないし、重要な4人が一気に抜けちゃうと騎士団危うくないかな?」
「「「「それは大丈夫です!!」」」」

おおお、4人の声が綺麗に重なった。みんな息ぴったしだね。

「俺たち2人が抜けても問題ないように人数増やしました!」
「もう研修期間も明けます!大丈夫です!」

ああ、確かに執務室ちょっと前から人数増えたんだよね。俺てっきり第2王子殿下がそんなに頼りないのかと思っととと、不敬罪不敬罪、ふははは。

「レスト副団長にも事前に伝えてます!」
「いつ抜けても大丈夫なように準備万端です!」
「ああ、レスト副団長の許可は大丈夫なのね。」

じゃぁ、リックステンとエディスは抜けても問題無さそうだな。まだ一緒に来てくれるのが大丈夫かどうかが分からないけど。

「俺は特に特別な役職が無いので問題ないです!」

アランが元気よく答えてエディスに「アランさん・・・」と同情の目を向けられていた。

「でもアランも良いの?知ってると思うけど俺今ヘナチョコだよ?アランが思い描いてる俺ときっと違うよ?」
「今の団長だからこそ着いて行きたいんです!俺は昔の団長も今の団長も大好きです!ずっと着いて行きたいと思ってます!」

・・・告白された。いや憧れの好きってことくらい分かってるけど。

「そっかぁ。ふふふ、そこまで言ってくれてありがと。」

熱烈な志望動機だよね。嬉しいけど、一緒に来てくれるのが大丈夫かどうかが今は分からないからなぁ。

「ミッキィこそ騎士団抜けられちゃったら大変だと思うんだけど?」

ミッキィに視線を移すと、エッヘンとばかりに腰に拳を当て口を開いた。

「私もバッチリですよ団長!私の代わりになれるように2人も育成しました!レスト副団長からの許可も頂いてますし!討伐で団長のパートナーを務められるのは私だけですからね!」
「ふふふ、そうだね。いつも頼りにしてたよミッキィ。」
「なんで過去形なんですか!?”これからも”でしょう、団長!」

ミッキィは俺の新人研修も担当してくれていた先輩団員で、殆ど一緒に活動してたから息ぴったりなんだよね。

うん、みんな着いてきてくれると凄く心強い。

「ええと、みんな着いてきてくれると凄く心強いんだけど、やっぱり俺の一存では決定出来ないからさ。義母様とイルに話してみるね。」
「「「「はい、お願いします!」」」」

うん、みんな息ぴったし!!最高だね!

とりあえず今日帰ったら義母様とイルに相談しよう!
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