最強な僕は最弱な彼女を守る事にしました。

八花十一

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とりあえずその矛をしまってくれないか?

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(えーーーー。)

とは思ったものの、心当たりはあった。あの鉄板事件である。あれが学校側にばれたのかもしれない。

放課後中講堂にくること

ため息がでる、めんどくさいなぁ。なぜただでさえめんどくさい検査をもう一度しなくてはいけないのか、ひどく憂鬱だ。

終礼がおわる、さっさと済ましてさっさと帰りたい。少し早足で中講堂にむかう、講堂では教官が5人、輪になって話をしていた。こちらには気づいていない様なので、すこし気配を消して近づいてみる。

ヒタヒタヒタヒタ

静かに近づく、後3メートル、2メートル…0
ほぼゼロ距離でも気づいてくれないので

「先生。」

その声と同時に教官達は一瞬で逃げ飛ぶ。

焦った表情でこちらを見る教官、やっと僕に気づいたみたいだ。

「漣か。よく来たな。」

明らかに動揺しているがそれを隠す様に毅然とした態度で答える。

「私は学年主任の河原下(かわらした)だ、君の再検査を担当する。」

はぁ、それは誰でもよいんですが、なぜぼくは再検査なんだ?

「まず君が再検査になった理由を説明しよう。」

気が効くね、頼みます。

「君は10種目の検査、全て手を抜いてやっていたな。私たちは君の本気がみたい。」

まぁ本気じゃなかったのは確かですが、それはそれで良いという判断ではないんだ。

「という訳で」

ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン

5人が一斉に武器を構えた。

「私たち5人と本気で勝負だ。」

いやいや無茶苦茶だな、生徒1人に対して教官5人ですか。

「では行くぞ!」

いやいや、行くぞじゃなくてとりあえずその矛をしまってくれませんか?

教官5人が一斉に武器を振りかざして飛び込んできた。
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