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第四章 王都拘束編
第九話 賭けに勝った?
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「君、魔法が使えるの?」
アルトゥールが前のめりで聞いてきた。
これは興味を持ってもらえたのだから、賭けに勝った……と思いたいが、油断は禁物だ。
「はい、使えます。実際、二度の盗賊討伐にダンジョンボス退治も魔法があったからこその結果でございます」
あまり自分の実績を偉そうに口にするのは好かないが、敢えて『未成年でも魔法があればそれくらい可能だ』と、伝える手段として口にしてみる。
「私のような成人もしていない子ども、ましてや滅多に存在しない魔術が一切使えない人間が、王国の騎士が敵わない相手を倒すなど本来ならあり得ないことでしょう。しかし、私は魔法が使えたので可能でした。……とはいえ、魔法ではなく魔術が使えても可能なのでしょうが」
俺のことを調べたのであれば、魔術が使えないことは知っているだろう。それでも、あまり魔法押しもどうかと思うので、あくまで自分は魔術の代わりに魔法が使えた、ということにした。
「ねえヴィルヘルム、倒された護衛は魔術が使えなかったのかい?」
「いいえ閣下、放出魔術は使えませんでしたが、身体強化の魔術が使える者たちで、隊長は剣に炎を纏わせる魔術が使える者でございました」
魔術では剣を振るいながら放出魔術を使うのは難しく、騎士団が使う魔術は身体強化のみの場合が多い。
「まぁ、騎士団のことは今はいいか。ブリッツェン君、君は剣士ではなく純粋な魔法使いなのかい?」
「いいえ。剣は得意ではございませんが、剣を中心に戦っております。ただ、身体強化の行い方が魔術とは異なります」
身体強化は眠っている自己の能力を引き上げられるが、自分の体の限界値を超える能力は当然出せない。しかし、肉体強化を行えば、本来なら負荷がかかり過ぎる身体強化も、強化した肉体で遺憾無く能力が発揮できる。
魔術にはなぜか存在しない、肉体強化が行える魔法の自己強化が特殊であることを伝えたところ、試しに筋骨隆々のヴィルヘルムと腕相撲でその効果を見せることとなった。
ヴィルヘルムが身体強化の詠唱を行い魔法陣を発動する。
「ん、ブリッツェン君はなぜ身体強化を行わないの?」
既に身体強化を行っているのだが、魔法は詠唱も魔法陣の出現もないので、首を傾げながらアルトゥールはが問いかけてきた。俺は「既に行っておりますのでもう始められます」と伝えると、「そういえば、魔法は詠唱を行う必要がないんだっね」と、アルトゥールは納得していた。
そして、いよいよ腕相撲の開始となった。
ヴィルヘルムと手を組み、内務伯の合図でお互いに力を込める……が、身体強化だけでは土台の筋力が全然違うので、善戦もできずに負けてしまった。
いざ始まった腕相撲対決は、俺があっけなく負けたことで皆の表情が渋かったのだが、そんなことはお構いなしに「次は肉体強化も行います……はい、やれます」と言い、台に肘を付いて構える。
アルトゥールは、『本当に大丈夫なのか』とでも言いたそうな呆れた表情を浮かべており、シェーンハイトは胸の前で両手を合わせ、ハラハラしているような表情でこちらを見つめている。
再びヴィルヘルムと手を組み、内務伯の合図でお互いに力を込める……と、先程は余裕の表情だったヴィルヘルムの表情がみるみるうちに険しくなり、丸太のような腕が『ボコッ』と擬音が目に見えるような勢いで盛り上がり、血管がこれでもかと浮き上がるのだが、二人の拳の位置は微動だにしない。
感嘆の表情のアルトゥールと、一切表情を変えずに穏やかな笑顔を浮かべたままのアーデルハイト、祈るように目を瞑ってしまっていたシェーンハイトも瞼が持ち上がると、何だか嬉しそうな表情に変わったのを視界に収めた。
対面するヴィルヘルムが顔を真っ赤にしていたので、あまり無理をさせて血管でも切れてしまうと大変かと思い、一気に勝負を決めた。
これには全員が驚き、常に笑顔を絶やさず一切表情を変えることのなかったアーデルハイトですら、驚愕の表情へと変貌していた。
「ヴィルヘルム、手を抜いた……わけではなさそうだね」
ヴィルヘルムに手抜きを問い質そうとしたアルトゥールであったが、驚きの表情から一変、悔しそうな表情へと変わっていたヴィルヘルムを見て、本気であったのだと理解したようだ。
「ブリッツェン君、その力で以ってヴィルヘルムを剣で圧倒することも可能かい?」
「いいえ、私の剣は騎士爵家の嗜みとして齧った程度でございます。そのような剣に多少の力が上乗せされたとて、経験や技術に長けたヴィルヘルム様には太刀打ちできません」
「確かに、剣は力が全てでは無いからね。しかし、ヴィルヘルム程ではないにしろ、王国の騎士も日々剣技に磨きをかけているわけだけど、その騎士が敵わなかった盗賊を君は倒しているんだよね。しかもたった一人で。それはどう説明する?」
先程まで余興を楽しんでいたアルトゥールの目は細められ、鋭い視線でこちらを見やる。
力だけで勝てる程剣は簡単ではない、と言ったのは自分だ。アルトゥールが不審に思うのも当然だろう。
「私は冒険者としてはまだ新人ではございますが、幼き頃よりメルケル領内の森に入っており、獣と対峙しておりました。それ故、森の中での戦いであれば整った場での対人戦よりは結果が出せる自信がございます。それと、盗賊は魔法で仕留めました」
魔法で仕留めたという俺の言葉に、アルトゥールはピクリと反応した。
「その魔法を見せてくれないかい?」
計算通り、いい具合に乗ってきてくれた。
これはもう、賭けに勝ったと言っても差し支えないだろう。……と思うのはフラグだ。まだ気を抜くわけにはいかない。
「魔法をお見せることに問題はございませんが、流石にここでは……」
「そうですよ閣下。このような場所で魔法を使わせるのは危険でございます」
ヴィルヘルムも当然のように却下の姿勢を見せる。
「僕もそこまで阿呆ではない」
顔を顰めたアルトゥールが言い放つ。
「魔法は明日にでも見せてもらおうかな。――ヴィルヘルム、訓練場の手配をしてくれるかな」
アルトゥールの命にヴィルヘルムは「ハッ」と答える。
「ところでブリッツェン君、魔法は君の家の者は皆が使えるのかい?」
唐突にアルトゥールが尋ねてきたのだが、この質問は予期していなかった。
自分だけが”劣った者”扱いされるなら……と思い魔法のことを口にしたが、まさか家族まで魔法使いの疑惑が向いてしまうとは。……浅はかだった。少し考えれば当然の疑問だろう。
ここは自分だけだと誤魔化すのが一番簡単だが、アンゲラとエルフィも実際に使える。
エルフィに至っては、魔術師だと思われているようだが、伏魔殿のボスを倒した後に冒険者に魔法を目撃されている可能性もある。
それを考えると、今この場で伝えておいた方が後々問題にならないのではないかと思うのだが、三人だけ……エドワルダも含めれば四人だけの秘密と言い出した自分が、それを破ることに些か後ろめたさがあった。
「どうしかしたかいブリッツェン君?」
「申し訳ございません、アルトゥール様」
もしかすると、既にメルケル騎士爵家はアルトゥールに危険視……いや、駒としてカウントされてしまったかもしれない。それなら、実際に魔法が使える三人だけに目が行くようにするしかない。
油断したつもりはないが、この様だ。俺の見立てが甘かったことを悔やみ、心の中で二人の姉に謝罪しながらアルトゥールに告げた。
「私の他に、二人の姉が使えます。その二人の姉は先程も話題に上がりましたが神殿本部におります。また、その他の家族は私達が魔法を使える事実を知りませんし、当然ながら魔法を使えません」
「神殿にいるお姉様ということは、聖女様も魔法をお使いになられるのですか?」
ここでシェーンハイトが興味津々な様子で尋ねてきた。
こんな状況でなければ、いつも以上の輝きを見せるシェーンハイトの瞳に、吸い込まれるように見惚れていただろう。だがしかし、今の俺にそんな余裕はなかった。
「聖女様が姉のアンゲラを指しているのであればそのとおりでございますし、エルフィも使えますよシェーンハイト様」
まぁ、と嬉しそうにするシェーンハイトであったが、笑える心境ではない俺には、その極上の笑みが攻撃魔法のように俺の心を抉りながら突き刺さってくるのだ。
俺の心に直接攻撃してくるシェーンハイトに、『お願いします、俺だけに興味を持ってください』と、声を大にして言いたくなる。
状況が違えば、ちょっとした愛の告白のような台詞だが、当然そういった意味ではない。
「ブリッツェン君の姉はその聖女以外にも神殿本部にいるのかな?」
「……はい。そもそも、今回私が王都に訪れたのは姉のエルフィを神殿本部まで護衛しながら送り届けるためでしたので。特殊個体ユニコーンを狩ったのも、姉のエルフィを王都まで護衛する途中でたまたまギルドで依頼を受けた結果です。ですので、エルフィはまだ神殿入りして数日でございますが」
最悪だ、次から次へと隠し事を暴露するような流れになってる。駆け引きが苦手で商人など向かないと思っていた俺の対話能力の低さを、まさかこんなところで実感する羽目になるとは……。
俺は頭を抱えたくなるのを堪え、どうにか平静を装った。
アルトゥールが前のめりで聞いてきた。
これは興味を持ってもらえたのだから、賭けに勝った……と思いたいが、油断は禁物だ。
「はい、使えます。実際、二度の盗賊討伐にダンジョンボス退治も魔法があったからこその結果でございます」
あまり自分の実績を偉そうに口にするのは好かないが、敢えて『未成年でも魔法があればそれくらい可能だ』と、伝える手段として口にしてみる。
「私のような成人もしていない子ども、ましてや滅多に存在しない魔術が一切使えない人間が、王国の騎士が敵わない相手を倒すなど本来ならあり得ないことでしょう。しかし、私は魔法が使えたので可能でした。……とはいえ、魔法ではなく魔術が使えても可能なのでしょうが」
俺のことを調べたのであれば、魔術が使えないことは知っているだろう。それでも、あまり魔法押しもどうかと思うので、あくまで自分は魔術の代わりに魔法が使えた、ということにした。
「ねえヴィルヘルム、倒された護衛は魔術が使えなかったのかい?」
「いいえ閣下、放出魔術は使えませんでしたが、身体強化の魔術が使える者たちで、隊長は剣に炎を纏わせる魔術が使える者でございました」
魔術では剣を振るいながら放出魔術を使うのは難しく、騎士団が使う魔術は身体強化のみの場合が多い。
「まぁ、騎士団のことは今はいいか。ブリッツェン君、君は剣士ではなく純粋な魔法使いなのかい?」
「いいえ。剣は得意ではございませんが、剣を中心に戦っております。ただ、身体強化の行い方が魔術とは異なります」
身体強化は眠っている自己の能力を引き上げられるが、自分の体の限界値を超える能力は当然出せない。しかし、肉体強化を行えば、本来なら負荷がかかり過ぎる身体強化も、強化した肉体で遺憾無く能力が発揮できる。
魔術にはなぜか存在しない、肉体強化が行える魔法の自己強化が特殊であることを伝えたところ、試しに筋骨隆々のヴィルヘルムと腕相撲でその効果を見せることとなった。
ヴィルヘルムが身体強化の詠唱を行い魔法陣を発動する。
「ん、ブリッツェン君はなぜ身体強化を行わないの?」
既に身体強化を行っているのだが、魔法は詠唱も魔法陣の出現もないので、首を傾げながらアルトゥールはが問いかけてきた。俺は「既に行っておりますのでもう始められます」と伝えると、「そういえば、魔法は詠唱を行う必要がないんだっね」と、アルトゥールは納得していた。
そして、いよいよ腕相撲の開始となった。
ヴィルヘルムと手を組み、内務伯の合図でお互いに力を込める……が、身体強化だけでは土台の筋力が全然違うので、善戦もできずに負けてしまった。
いざ始まった腕相撲対決は、俺があっけなく負けたことで皆の表情が渋かったのだが、そんなことはお構いなしに「次は肉体強化も行います……はい、やれます」と言い、台に肘を付いて構える。
アルトゥールは、『本当に大丈夫なのか』とでも言いたそうな呆れた表情を浮かべており、シェーンハイトは胸の前で両手を合わせ、ハラハラしているような表情でこちらを見つめている。
再びヴィルヘルムと手を組み、内務伯の合図でお互いに力を込める……と、先程は余裕の表情だったヴィルヘルムの表情がみるみるうちに険しくなり、丸太のような腕が『ボコッ』と擬音が目に見えるような勢いで盛り上がり、血管がこれでもかと浮き上がるのだが、二人の拳の位置は微動だにしない。
感嘆の表情のアルトゥールと、一切表情を変えずに穏やかな笑顔を浮かべたままのアーデルハイト、祈るように目を瞑ってしまっていたシェーンハイトも瞼が持ち上がると、何だか嬉しそうな表情に変わったのを視界に収めた。
対面するヴィルヘルムが顔を真っ赤にしていたので、あまり無理をさせて血管でも切れてしまうと大変かと思い、一気に勝負を決めた。
これには全員が驚き、常に笑顔を絶やさず一切表情を変えることのなかったアーデルハイトですら、驚愕の表情へと変貌していた。
「ヴィルヘルム、手を抜いた……わけではなさそうだね」
ヴィルヘルムに手抜きを問い質そうとしたアルトゥールであったが、驚きの表情から一変、悔しそうな表情へと変わっていたヴィルヘルムを見て、本気であったのだと理解したようだ。
「ブリッツェン君、その力で以ってヴィルヘルムを剣で圧倒することも可能かい?」
「いいえ、私の剣は騎士爵家の嗜みとして齧った程度でございます。そのような剣に多少の力が上乗せされたとて、経験や技術に長けたヴィルヘルム様には太刀打ちできません」
「確かに、剣は力が全てでは無いからね。しかし、ヴィルヘルム程ではないにしろ、王国の騎士も日々剣技に磨きをかけているわけだけど、その騎士が敵わなかった盗賊を君は倒しているんだよね。しかもたった一人で。それはどう説明する?」
先程まで余興を楽しんでいたアルトゥールの目は細められ、鋭い視線でこちらを見やる。
力だけで勝てる程剣は簡単ではない、と言ったのは自分だ。アルトゥールが不審に思うのも当然だろう。
「私は冒険者としてはまだ新人ではございますが、幼き頃よりメルケル領内の森に入っており、獣と対峙しておりました。それ故、森の中での戦いであれば整った場での対人戦よりは結果が出せる自信がございます。それと、盗賊は魔法で仕留めました」
魔法で仕留めたという俺の言葉に、アルトゥールはピクリと反応した。
「その魔法を見せてくれないかい?」
計算通り、いい具合に乗ってきてくれた。
これはもう、賭けに勝ったと言っても差し支えないだろう。……と思うのはフラグだ。まだ気を抜くわけにはいかない。
「魔法をお見せることに問題はございませんが、流石にここでは……」
「そうですよ閣下。このような場所で魔法を使わせるのは危険でございます」
ヴィルヘルムも当然のように却下の姿勢を見せる。
「僕もそこまで阿呆ではない」
顔を顰めたアルトゥールが言い放つ。
「魔法は明日にでも見せてもらおうかな。――ヴィルヘルム、訓練場の手配をしてくれるかな」
アルトゥールの命にヴィルヘルムは「ハッ」と答える。
「ところでブリッツェン君、魔法は君の家の者は皆が使えるのかい?」
唐突にアルトゥールが尋ねてきたのだが、この質問は予期していなかった。
自分だけが”劣った者”扱いされるなら……と思い魔法のことを口にしたが、まさか家族まで魔法使いの疑惑が向いてしまうとは。……浅はかだった。少し考えれば当然の疑問だろう。
ここは自分だけだと誤魔化すのが一番簡単だが、アンゲラとエルフィも実際に使える。
エルフィに至っては、魔術師だと思われているようだが、伏魔殿のボスを倒した後に冒険者に魔法を目撃されている可能性もある。
それを考えると、今この場で伝えておいた方が後々問題にならないのではないかと思うのだが、三人だけ……エドワルダも含めれば四人だけの秘密と言い出した自分が、それを破ることに些か後ろめたさがあった。
「どうしかしたかいブリッツェン君?」
「申し訳ございません、アルトゥール様」
もしかすると、既にメルケル騎士爵家はアルトゥールに危険視……いや、駒としてカウントされてしまったかもしれない。それなら、実際に魔法が使える三人だけに目が行くようにするしかない。
油断したつもりはないが、この様だ。俺の見立てが甘かったことを悔やみ、心の中で二人の姉に謝罪しながらアルトゥールに告げた。
「私の他に、二人の姉が使えます。その二人の姉は先程も話題に上がりましたが神殿本部におります。また、その他の家族は私達が魔法を使える事実を知りませんし、当然ながら魔法を使えません」
「神殿にいるお姉様ということは、聖女様も魔法をお使いになられるのですか?」
ここでシェーンハイトが興味津々な様子で尋ねてきた。
こんな状況でなければ、いつも以上の輝きを見せるシェーンハイトの瞳に、吸い込まれるように見惚れていただろう。だがしかし、今の俺にそんな余裕はなかった。
「聖女様が姉のアンゲラを指しているのであればそのとおりでございますし、エルフィも使えますよシェーンハイト様」
まぁ、と嬉しそうにするシェーンハイトであったが、笑える心境ではない俺には、その極上の笑みが攻撃魔法のように俺の心を抉りながら突き刺さってくるのだ。
俺の心に直接攻撃してくるシェーンハイトに、『お願いします、俺だけに興味を持ってください』と、声を大にして言いたくなる。
状況が違えば、ちょっとした愛の告白のような台詞だが、当然そういった意味ではない。
「ブリッツェン君の姉はその聖女以外にも神殿本部にいるのかな?」
「……はい。そもそも、今回私が王都に訪れたのは姉のエルフィを神殿本部まで護衛しながら送り届けるためでしたので。特殊個体ユニコーンを狩ったのも、姉のエルフィを王都まで護衛する途中でたまたまギルドで依頼を受けた結果です。ですので、エルフィはまだ神殿入りして数日でございますが」
最悪だ、次から次へと隠し事を暴露するような流れになってる。駆け引きが苦手で商人など向かないと思っていた俺の対話能力の低さを、まさかこんなところで実感する羽目になるとは……。
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