144 / 157
第六章 領主準備編
第十話 エルフィはやはり良い姉だ
しおりを挟む
「ブリっち」
「なんだいエドワルダ」
「妖精様が、呼んできなさい、って」
「わかった。ありがとね」
「ん」
エルフィは俺に怒られると思ったのだろう。わざわざエドワルダを使いによこしていた。
気の強いフリをして、こうして俺の機嫌を伺ったりする姉ちゃんは何気に可愛いよな、などと思いつつ、少し離れた場所にいるエルフィの許へ向かった。
「どうした姉ちゃん」
「皆がまだ戻らないのだけれど、大丈夫かしら?」
少し意地悪をしてやろうと、些か不機嫌そうな感じでエルフィに声をかけてみた。
憂いを帯びたような姉の表情に、ちょっと意地悪過ぎたかと思うや否や、そんな俺の態度の所為ではなく、純粋に心配事を抱えているが故の表情なのだと気付き、すぐに思考を切り替えた。
「この本を鵜呑みにするのなら、それ程危険だとは思わないんだよね」
昨夜に軽く目を通しただけではわからなかったことが、先程までにある程度は理解できた。そこから考えると、整備工場までの通路であろう洞穴は、危険度は少ないと思われる。
「でもそれは、まだ稼働していた頃の話でしょ? 今は伏魔殿になっているのだから、魔物が住み着いている可能性もあるわよ?」
「あぁ~、その可能性はあるよね」
元より魔物がいる可能性を考慮して、安全に通行できるか確認に出てもらっていたのだが、いつしか、神殿に魔物が居ないのと同様に、整備工場へと繋がる通路だから魔物は出ない、俺はそう思い込んでしまっていた。
「やっぱり、全員で行動するべきだったかな?」
「……変な意味に取らないで聞いてね。――もし、中で何かあったとしたら、最小限の犠牲で済んだ、そう考えることもできるわ」
「――なっ! いくら姉ちゃんでも今の言葉は許せないよ!」
冒険者などやっていれば、自分を含めて仲間の誰かが大怪我や、下手をすれば命を落とすことはあるかもしれない。そんなことがないように心掛けていても、絶対安全な行動などないだろう。だから万が一なにかあれば、それは受け入れなくてはならないと考えていた。
しかし、そのことをエルフィに言われた俺は、”受け入れる気などない”と言わんばかりに激昂してしまったのだ。
「あ、あくまで可能性の話であって、もしそうだとしたら、シェーンハイト様を巻き込まない判断をした、そう思えるようでなくては駄目よ。――あんたはこれから領主になり、多くの住人を従えていくの。あんたの判断で多くの人の運命が左右される。そんな立場にあんたはなるの。だから、あんたが決めたことで起こることに、一々狼狽えては駄目なのよ」
姉ちゃんの言うことは尤もだ。でも、誰かの命を守るために、他の誰かの命を犠牲にする。それを受け入れる覚悟が、今の俺には足りない……いや、皆無だ。
碌な覚悟もないのにそんな立場になろうとしていることに気付かされ、この先を思うと気が重くなるが、今はそんなことより師匠たちの安否を確認しなければならない。
「怒鳴って悪かったよ姉ちゃん。でも、それは可能性の一つなだけだ。俺は師匠たちが無事であることを信じて、これから探しに出るから」
「何かあったかもしれないのだから、それこそ迂闊な行動は控えるべきよ」
「すぐに行けば助けられるかもしれなかったのに、時間を掛けたがために救えない可能性もあるんだよ」
「……それでも、何の策もなく行くのは駄目よ。あんたは上に立つ立場なのだから、そんなにホイホイ動いてはいけないわ」
こんな押し問答をしている時間が惜しい俺は、エルフィの言葉に答えることなく歩き出そうとした。
すると、この場にそぐわない、笑顔のアンゲラがやってきた。
「二人とも随分と大きな声で言い合いをしていたけれど、こんな所で喧嘩は駄目よ」
「姉さん、悪いけど今は悠長に話している時間がないんだ」
「そんな怖い顔してどうしたの?」
「師匠たちを助けに行くんだよっ!」
八つ当たり気味にアンゲラに言葉を吐き捨てると、俺から怒鳴られたことのない姉は、困惑と驚愕が混じったような複雑な表情を見せた。
「怒鳴ってごめん姉さん。……じゃあ行くよ」
「何処へ?」
「……っ! そんなの決まってるでしょ! 師匠たちを助けに洞穴へいくんだよ!」
八つ当たりをしてしまったことに気付き、それに対して申し訳なく思って素直に謝罪をしたことで、俺の意図はアンゲラに伝わっていると思っていた。それにも拘らずすっとぼけた質問をしてくる姉に、今度は八つ当たりではなく普通にイラッときてしまった俺は、またもや声を荒げてしまったのだ。
「なんじゃ、随分と騒々しいの」
「――!」
この飄々とした喋り方は、紛うことなき師匠のものだ。
「そうそう、今さっき皆さんが戻られたからブリッツェンに伝えに来たのだけれど、二人が言い合っていたから伝えそびれてしまったわ」
「…………」
何とも言えない気持ちになった。
早く言ってくれよ、と思いつつ、それを言わせなかったのは感情的になり過ぎていた自分自身。感情が昂ぶって冷静さを保てないことや、自分の不甲斐なさなどの思いが入り混じり、俺は一切言葉を発することができなくなってしまう。
「なにを騒いでおったのか知らんが、報告がある。こっちに集まってくれんかの」
「そろそろ夕飯の時間ね。ついでに皆でお食事を頂きましょう」
師匠とアンゲラは通常通りに話しかけてくるが、俺は何とも気不味く、ただ頷くことしかできなかった。
「ごめんなさい。あたしが余計なことを言ってしまったから」
すると、エルフィは俺だけに聞こえるくらいの声で謝罪をしてきた。
「いや、姉ちゃんの言ってたことは正しいよ。俺が冷静さを欠いていただけだから。こっちこそごめん」
「あんたが謝る必要はないわ」
エルフィはやはり良い姉だ。かなり過保護な気もするが、それだけ俺を思っていくれている証拠だろう。
先程の助言も、俺を思っているからこそ、敢えて厳しいことを言ってくれていたのだとわかる。
そんな心遣いは、素直に有り難いと思うし、感謝の念に堪えない。
それから皆で交代に見張りを務めながら夕食を済ませる。
その席で、俺は師匠から説明を受けた。
なんでも、モグタンと言う獰猛な魔物が巣食っていたらしく、元来の通路が埋め立てられ、迷路のようにあちこちに道が広がっていたとのことだった。
最初こそは迷路のような道を辿ってみたが、あまりにも入り組んでいることで方角も全くわからなくなってしまい、目印を頼りに一旦戻り、元来あったであろう方向に穴を掘り進めた結果、魔導船が置かれた広場に到達したそうだ。
時間がかかったのはそのような理由があったからで、現在は掘り進めた道を通れば然程時間をかけずに行き来ができると言う。
「モグタンはそれなりに仕留めはしたが、全てを排除したわけではない。ここにいる者達であれば然程問題となる相手ではないが、足場が悪く見通しの効かぬ狭い穴場での戦闘になる。油断だけはせんことじゃ」
「そのモグタンという魔物の名前は初めて聞きましたが、どのような魔物なのですか?」
伏魔殿は様々な地形のものがあり、それに伴い魔物の種類も多種多様で、あまり見掛けられない珍しい魔物も存在している。モグタンも珍しい魔物の一種なのだろう。
「アレは体高が二メートル程のずんぐりむっくりな魔獣型の魔物じゃ。速さはないのじゃが如何せん狭い場所で相対することになるからの、アレの体当たりをもらって壁に打ち付けられると相当効くじゃろうな。それと、硬質で鋭い大きな爪も持っておる。硬い岩盤を砂山を崩すように軽く削れる爪じゃ。用心するに越したことはないの」
広い地上で相対したら大した相手でもないのだろうが、狭く暗い場所で戦うとなるとなかなか厄介そうな魔物だ。
モグタンとか、名前だけ聞くと可愛らしい響きだけど、これは用心が必要だな。
「もう一点、アレは気配などを上手く隠す術を持っおる。が、エドワルダくらいの探索魔法があれば察知はできるじゃろう。一応、気配を探りにくいことは覚えておくとよい」
「わかりました」
今のこちら側のメンバーで、エドワルダと同等かそれ以上の探索魔法が使えるのは、俺を除くとマーヤとシェーンハイトだろうか。
半眼コンビは察知する能力が高いのだが、何気にシェーンハイトの探索魔法は二人に勝るとも劣らない。アンゲラとエルフィも範囲を狭めればなかなかなのだが、広範囲となると一歩劣ってしまう。
そんな感じで、師匠からの情報を元に対策を立て、明日は全員で整備工場へ向かうこととなった。
「なんだいエドワルダ」
「妖精様が、呼んできなさい、って」
「わかった。ありがとね」
「ん」
エルフィは俺に怒られると思ったのだろう。わざわざエドワルダを使いによこしていた。
気の強いフリをして、こうして俺の機嫌を伺ったりする姉ちゃんは何気に可愛いよな、などと思いつつ、少し離れた場所にいるエルフィの許へ向かった。
「どうした姉ちゃん」
「皆がまだ戻らないのだけれど、大丈夫かしら?」
少し意地悪をしてやろうと、些か不機嫌そうな感じでエルフィに声をかけてみた。
憂いを帯びたような姉の表情に、ちょっと意地悪過ぎたかと思うや否や、そんな俺の態度の所為ではなく、純粋に心配事を抱えているが故の表情なのだと気付き、すぐに思考を切り替えた。
「この本を鵜呑みにするのなら、それ程危険だとは思わないんだよね」
昨夜に軽く目を通しただけではわからなかったことが、先程までにある程度は理解できた。そこから考えると、整備工場までの通路であろう洞穴は、危険度は少ないと思われる。
「でもそれは、まだ稼働していた頃の話でしょ? 今は伏魔殿になっているのだから、魔物が住み着いている可能性もあるわよ?」
「あぁ~、その可能性はあるよね」
元より魔物がいる可能性を考慮して、安全に通行できるか確認に出てもらっていたのだが、いつしか、神殿に魔物が居ないのと同様に、整備工場へと繋がる通路だから魔物は出ない、俺はそう思い込んでしまっていた。
「やっぱり、全員で行動するべきだったかな?」
「……変な意味に取らないで聞いてね。――もし、中で何かあったとしたら、最小限の犠牲で済んだ、そう考えることもできるわ」
「――なっ! いくら姉ちゃんでも今の言葉は許せないよ!」
冒険者などやっていれば、自分を含めて仲間の誰かが大怪我や、下手をすれば命を落とすことはあるかもしれない。そんなことがないように心掛けていても、絶対安全な行動などないだろう。だから万が一なにかあれば、それは受け入れなくてはならないと考えていた。
しかし、そのことをエルフィに言われた俺は、”受け入れる気などない”と言わんばかりに激昂してしまったのだ。
「あ、あくまで可能性の話であって、もしそうだとしたら、シェーンハイト様を巻き込まない判断をした、そう思えるようでなくては駄目よ。――あんたはこれから領主になり、多くの住人を従えていくの。あんたの判断で多くの人の運命が左右される。そんな立場にあんたはなるの。だから、あんたが決めたことで起こることに、一々狼狽えては駄目なのよ」
姉ちゃんの言うことは尤もだ。でも、誰かの命を守るために、他の誰かの命を犠牲にする。それを受け入れる覚悟が、今の俺には足りない……いや、皆無だ。
碌な覚悟もないのにそんな立場になろうとしていることに気付かされ、この先を思うと気が重くなるが、今はそんなことより師匠たちの安否を確認しなければならない。
「怒鳴って悪かったよ姉ちゃん。でも、それは可能性の一つなだけだ。俺は師匠たちが無事であることを信じて、これから探しに出るから」
「何かあったかもしれないのだから、それこそ迂闊な行動は控えるべきよ」
「すぐに行けば助けられるかもしれなかったのに、時間を掛けたがために救えない可能性もあるんだよ」
「……それでも、何の策もなく行くのは駄目よ。あんたは上に立つ立場なのだから、そんなにホイホイ動いてはいけないわ」
こんな押し問答をしている時間が惜しい俺は、エルフィの言葉に答えることなく歩き出そうとした。
すると、この場にそぐわない、笑顔のアンゲラがやってきた。
「二人とも随分と大きな声で言い合いをしていたけれど、こんな所で喧嘩は駄目よ」
「姉さん、悪いけど今は悠長に話している時間がないんだ」
「そんな怖い顔してどうしたの?」
「師匠たちを助けに行くんだよっ!」
八つ当たり気味にアンゲラに言葉を吐き捨てると、俺から怒鳴られたことのない姉は、困惑と驚愕が混じったような複雑な表情を見せた。
「怒鳴ってごめん姉さん。……じゃあ行くよ」
「何処へ?」
「……っ! そんなの決まってるでしょ! 師匠たちを助けに洞穴へいくんだよ!」
八つ当たりをしてしまったことに気付き、それに対して申し訳なく思って素直に謝罪をしたことで、俺の意図はアンゲラに伝わっていると思っていた。それにも拘らずすっとぼけた質問をしてくる姉に、今度は八つ当たりではなく普通にイラッときてしまった俺は、またもや声を荒げてしまったのだ。
「なんじゃ、随分と騒々しいの」
「――!」
この飄々とした喋り方は、紛うことなき師匠のものだ。
「そうそう、今さっき皆さんが戻られたからブリッツェンに伝えに来たのだけれど、二人が言い合っていたから伝えそびれてしまったわ」
「…………」
何とも言えない気持ちになった。
早く言ってくれよ、と思いつつ、それを言わせなかったのは感情的になり過ぎていた自分自身。感情が昂ぶって冷静さを保てないことや、自分の不甲斐なさなどの思いが入り混じり、俺は一切言葉を発することができなくなってしまう。
「なにを騒いでおったのか知らんが、報告がある。こっちに集まってくれんかの」
「そろそろ夕飯の時間ね。ついでに皆でお食事を頂きましょう」
師匠とアンゲラは通常通りに話しかけてくるが、俺は何とも気不味く、ただ頷くことしかできなかった。
「ごめんなさい。あたしが余計なことを言ってしまったから」
すると、エルフィは俺だけに聞こえるくらいの声で謝罪をしてきた。
「いや、姉ちゃんの言ってたことは正しいよ。俺が冷静さを欠いていただけだから。こっちこそごめん」
「あんたが謝る必要はないわ」
エルフィはやはり良い姉だ。かなり過保護な気もするが、それだけ俺を思っていくれている証拠だろう。
先程の助言も、俺を思っているからこそ、敢えて厳しいことを言ってくれていたのだとわかる。
そんな心遣いは、素直に有り難いと思うし、感謝の念に堪えない。
それから皆で交代に見張りを務めながら夕食を済ませる。
その席で、俺は師匠から説明を受けた。
なんでも、モグタンと言う獰猛な魔物が巣食っていたらしく、元来の通路が埋め立てられ、迷路のようにあちこちに道が広がっていたとのことだった。
最初こそは迷路のような道を辿ってみたが、あまりにも入り組んでいることで方角も全くわからなくなってしまい、目印を頼りに一旦戻り、元来あったであろう方向に穴を掘り進めた結果、魔導船が置かれた広場に到達したそうだ。
時間がかかったのはそのような理由があったからで、現在は掘り進めた道を通れば然程時間をかけずに行き来ができると言う。
「モグタンはそれなりに仕留めはしたが、全てを排除したわけではない。ここにいる者達であれば然程問題となる相手ではないが、足場が悪く見通しの効かぬ狭い穴場での戦闘になる。油断だけはせんことじゃ」
「そのモグタンという魔物の名前は初めて聞きましたが、どのような魔物なのですか?」
伏魔殿は様々な地形のものがあり、それに伴い魔物の種類も多種多様で、あまり見掛けられない珍しい魔物も存在している。モグタンも珍しい魔物の一種なのだろう。
「アレは体高が二メートル程のずんぐりむっくりな魔獣型の魔物じゃ。速さはないのじゃが如何せん狭い場所で相対することになるからの、アレの体当たりをもらって壁に打ち付けられると相当効くじゃろうな。それと、硬質で鋭い大きな爪も持っておる。硬い岩盤を砂山を崩すように軽く削れる爪じゃ。用心するに越したことはないの」
広い地上で相対したら大した相手でもないのだろうが、狭く暗い場所で戦うとなるとなかなか厄介そうな魔物だ。
モグタンとか、名前だけ聞くと可愛らしい響きだけど、これは用心が必要だな。
「もう一点、アレは気配などを上手く隠す術を持っおる。が、エドワルダくらいの探索魔法があれば察知はできるじゃろう。一応、気配を探りにくいことは覚えておくとよい」
「わかりました」
今のこちら側のメンバーで、エドワルダと同等かそれ以上の探索魔法が使えるのは、俺を除くとマーヤとシェーンハイトだろうか。
半眼コンビは察知する能力が高いのだが、何気にシェーンハイトの探索魔法は二人に勝るとも劣らない。アンゲラとエルフィも範囲を狭めればなかなかなのだが、広範囲となると一歩劣ってしまう。
そんな感じで、師匠からの情報を元に対策を立て、明日は全員で整備工場へ向かうこととなった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる