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第二章 鍛冶と鉱山の国トトリ
第二十五話
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「ありがとうございます、安心しました。」
秋元の現状に安堵した侑は次の質問をした。
「2つ目ですが、これは俺自身の事です。
色々考えて、冒険者登録をしようと思ってます。
ティーターン様の使徒のバトラさんに、今のステータスを改ざん出来る様にと言われスキル隠蔽を覚えました。
スキルは覚えたのですが、ステータスの改ざんが出来ません。
あと、気になったのが人族の後ろにある『?』です。
俺は人族では無いのですか?」
ステータスの改ざんが出来なかったのはLvの問題だと予想していたが、確信が持てない侑はブラフマーに自分が何者なのかを聞いてみた。
「ステータスの改ざんは予想していると思うけど、Lvが足り無いからです。
人物のステータスを改ざんするには、Lv.maxが必要です。
人族の後ろの『?』は転生者だからです。」
予想は当たっていたが、『?』の意味はちょっと納得し辛いと侑は思った。
前に転生者は珍しくないと聞いていたし、神官や教会など神に仕える職種は使徒が多いと聞いていた。だから、確立された種族と考えれば『?』は無い気がした。
「何故、冒険者登録をしようと考えたのですか?」
侑のステータスや戦闘を好まない性格を考えると、ブラフマーには敢えて冒険者登録をしようとする侑の意図が考え辛かった。
「そのうち旅にも出たいと思ってるので、身分証明みたいな物が欲しいのとLv15まで基本レベルを上げるつもりなのでどうせなら討伐依頼とかで少し貢献しようかなって。」
侑はさっきの答えがまだ納得出来てないみたいで口調が変わってる。
「Lv15とはジョブを取る為ですか?
ジョブはもう選んだのですか?」
ブラフマーはジョブに関して、何かあるみたいだ。
「まだ、考えている最中です。
生産系のジョブを選ぼうと思っています。」
侑はジョブに関しての知識があまり無い為、Lv15までに考えようと思っていた。
「それなら、提案があります。
侑様が転生されて来た時に、貴方の為に考えたジョブを追加しておきました。
もし、宜しかったら今カスタマイズでLv15にしてジョブを付与しましょうか?」
ブラフマーは侑の為に考えて作ったジョブがあると言う。
「俺の為のジョブですか?
固有のジョブですか?
ジョブは気になりますが、カスタマイズでLv15にするのはありがたいですがお断りします。」
侑はバトラ達と知り合って共に戦い、自分でレベルを上げる喜びを大切にしたかった。
「侑様の為に考えたジョブですが、固有では無く誰でも選ぶ事ができます。
ジョブ名は『クリエイター』です。
修得条件は、四つ以上の生産系ジョブをLv5にする事です。
Lv15になりましたら、お越し下さい。
侑様が最初の『クリエイター』になる事が私の願いですから、其れだけは叶えさせて下さい。」
ブラフマーはジョブの内容を説明し、Lv15まで待つのを条件にジョブの付与をお願いした。
「分かりました。
Lv15になったら、付与をお願いします。」
ブラフマーからお願いされたら、侑が折れるしか無かった。
「ありがとうございます、お待ちしてますね。
それと、冒険者登録ですがステータスを隠蔽するという発想は悪く無いですがもっと周りを頼りましょう。
ティーターンの所に行けば、簡単に済む話です。
ティーターンも顔を見たがってますから、直接聞いて下さい。」
ブラフマーはBにティーターンの所へ回廊を繋げる様に指示した。
「分かりました。
ティーターン様の所への行ってきます。
用事が終わりましたら、杖の件が有りますので此方へ戻ってきます。」
侑はブラフマーの杖の話を忘れてなかった。
「忘れてなかったのですね、嬉しいです。
それではお待ちしてますね。
あと、ミチルは残って下さい。
ガールズトークをしましょう。」
ブラフマーはミチルと話があるみたいだが、『ガールズトーク』って単語に侑は引いていた。
「では、後ほど。」
侑は回廊に出た。
秋元の現状に安堵した侑は次の質問をした。
「2つ目ですが、これは俺自身の事です。
色々考えて、冒険者登録をしようと思ってます。
ティーターン様の使徒のバトラさんに、今のステータスを改ざん出来る様にと言われスキル隠蔽を覚えました。
スキルは覚えたのですが、ステータスの改ざんが出来ません。
あと、気になったのが人族の後ろにある『?』です。
俺は人族では無いのですか?」
ステータスの改ざんが出来なかったのはLvの問題だと予想していたが、確信が持てない侑はブラフマーに自分が何者なのかを聞いてみた。
「ステータスの改ざんは予想していると思うけど、Lvが足り無いからです。
人物のステータスを改ざんするには、Lv.maxが必要です。
人族の後ろの『?』は転生者だからです。」
予想は当たっていたが、『?』の意味はちょっと納得し辛いと侑は思った。
前に転生者は珍しくないと聞いていたし、神官や教会など神に仕える職種は使徒が多いと聞いていた。だから、確立された種族と考えれば『?』は無い気がした。
「何故、冒険者登録をしようと考えたのですか?」
侑のステータスや戦闘を好まない性格を考えると、ブラフマーには敢えて冒険者登録をしようとする侑の意図が考え辛かった。
「そのうち旅にも出たいと思ってるので、身分証明みたいな物が欲しいのとLv15まで基本レベルを上げるつもりなのでどうせなら討伐依頼とかで少し貢献しようかなって。」
侑はさっきの答えがまだ納得出来てないみたいで口調が変わってる。
「Lv15とはジョブを取る為ですか?
ジョブはもう選んだのですか?」
ブラフマーはジョブに関して、何かあるみたいだ。
「まだ、考えている最中です。
生産系のジョブを選ぼうと思っています。」
侑はジョブに関しての知識があまり無い為、Lv15までに考えようと思っていた。
「それなら、提案があります。
侑様が転生されて来た時に、貴方の為に考えたジョブを追加しておきました。
もし、宜しかったら今カスタマイズでLv15にしてジョブを付与しましょうか?」
ブラフマーは侑の為に考えて作ったジョブがあると言う。
「俺の為のジョブですか?
固有のジョブですか?
ジョブは気になりますが、カスタマイズでLv15にするのはありがたいですがお断りします。」
侑はバトラ達と知り合って共に戦い、自分でレベルを上げる喜びを大切にしたかった。
「侑様の為に考えたジョブですが、固有では無く誰でも選ぶ事ができます。
ジョブ名は『クリエイター』です。
修得条件は、四つ以上の生産系ジョブをLv5にする事です。
Lv15になりましたら、お越し下さい。
侑様が最初の『クリエイター』になる事が私の願いですから、其れだけは叶えさせて下さい。」
ブラフマーはジョブの内容を説明し、Lv15まで待つのを条件にジョブの付与をお願いした。
「分かりました。
Lv15になったら、付与をお願いします。」
ブラフマーからお願いされたら、侑が折れるしか無かった。
「ありがとうございます、お待ちしてますね。
それと、冒険者登録ですがステータスを隠蔽するという発想は悪く無いですがもっと周りを頼りましょう。
ティーターンの所に行けば、簡単に済む話です。
ティーターンも顔を見たがってますから、直接聞いて下さい。」
ブラフマーはBにティーターンの所へ回廊を繋げる様に指示した。
「分かりました。
ティーターン様の所への行ってきます。
用事が終わりましたら、杖の件が有りますので此方へ戻ってきます。」
侑はブラフマーの杖の話を忘れてなかった。
「忘れてなかったのですね、嬉しいです。
それではお待ちしてますね。
あと、ミチルは残って下さい。
ガールズトークをしましょう。」
ブラフマーはミチルと話があるみたいだが、『ガールズトーク』って単語に侑は引いていた。
「では、後ほど。」
侑は回廊に出た。
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