16 / 119
16.ヤマユリ商会開店
しおりを挟む
今日は土曜日、店を開ける日である。1階の店をクリーン魔法できれいにして、商品の陳列棚に、アイテムボックスから商品を並べ値札をつけていく。
この世界には値札をつけるという習慣はないようだが、これをしないとレンが値段を分からなくなってしまう。
並んだ商品は、リバーシ(銀貨1枚)、栄養剤(小銀貨2枚)、アクセサリー(銅貨3枚)、水墨画(小銀貨1枚)、木製置物(銅貨3枚)、木製食器(銅貨3枚)、陶器の食器(小銀貨1枚)、ううん、商品が少ない。陳列棚に空きがある。
それで、裏の庭のところに行って、陶磁器の食器ができないかダメもとでやってみた。
前世の記憶をもとに、陶磁器の皿やコーヒーカップを思い浮かべて土に魔力を込めた。最初はうまくいかなかったが、込める魔力をだんだん多くしていったら前世で見たような陶磁器の食器ができた。
絵模様を描こうかと思ったが、いい絵柄が思い浮かばなかったので、索敵で風景を探して、気に入った景色を転写してみた。そしたら白い色にうまくマッチしていたのでこれをいくつか作った。
これを持って戻ったら、レンが
「きれい」
と叫んで寄ってきた。
これは異世界人にも受け入れられるようである。さてこれをいくらにするか。難しいところである、前世では〇〇〇均にも売っていたような記憶があるが、ここは異世界、込める魔力の量からしても簡単にはできないと思い、銀貨1枚とすることにした。売れなかったら値段を下げればよい。
陳列棚が埋まったので、店を開けたが、お客さんが来ない。
表通りでもないし、宣伝もしてないし、当たり前といえば当たり前である。
暇なので、レンと一緒に喫茶コーナーに行って料理をすることにした。まず、アイテムボックスから果実の実をとって、果実ジュースを作った。甘さが足りない場合は糖液を入れてみた。
レンに飲ませたら
「おいしい」
と言って、感激していた。
しかし、糖液はあまりないので、これは砂糖が庭で作れるようになってからにすることにした。
魔獣の肉を取り出して、焼き肉にしてみたが、ソースもなければ、タレもない。味気ない。
レンは
「おいしい」
と言って食べていたが、前世の味を思い出した俺としては、すっきりしない。
することがないので、レンに店を任せて、俺は裏の庭に行って、店で売る商品の生産にいそしんだ。
陽が傾き始めたころ、レンが来て
「店をしめてもいいか」
と聞いてきたので
「いい」
と言った。
結局、今日は、お客さんは一人も来なかった。次の日曜日も土曜日と同じような時間を過ごした。そして、この日も、お客さんは来なかった。
この世界には値札をつけるという習慣はないようだが、これをしないとレンが値段を分からなくなってしまう。
並んだ商品は、リバーシ(銀貨1枚)、栄養剤(小銀貨2枚)、アクセサリー(銅貨3枚)、水墨画(小銀貨1枚)、木製置物(銅貨3枚)、木製食器(銅貨3枚)、陶器の食器(小銀貨1枚)、ううん、商品が少ない。陳列棚に空きがある。
それで、裏の庭のところに行って、陶磁器の食器ができないかダメもとでやってみた。
前世の記憶をもとに、陶磁器の皿やコーヒーカップを思い浮かべて土に魔力を込めた。最初はうまくいかなかったが、込める魔力をだんだん多くしていったら前世で見たような陶磁器の食器ができた。
絵模様を描こうかと思ったが、いい絵柄が思い浮かばなかったので、索敵で風景を探して、気に入った景色を転写してみた。そしたら白い色にうまくマッチしていたのでこれをいくつか作った。
これを持って戻ったら、レンが
「きれい」
と叫んで寄ってきた。
これは異世界人にも受け入れられるようである。さてこれをいくらにするか。難しいところである、前世では〇〇〇均にも売っていたような記憶があるが、ここは異世界、込める魔力の量からしても簡単にはできないと思い、銀貨1枚とすることにした。売れなかったら値段を下げればよい。
陳列棚が埋まったので、店を開けたが、お客さんが来ない。
表通りでもないし、宣伝もしてないし、当たり前といえば当たり前である。
暇なので、レンと一緒に喫茶コーナーに行って料理をすることにした。まず、アイテムボックスから果実の実をとって、果実ジュースを作った。甘さが足りない場合は糖液を入れてみた。
レンに飲ませたら
「おいしい」
と言って、感激していた。
しかし、糖液はあまりないので、これは砂糖が庭で作れるようになってからにすることにした。
魔獣の肉を取り出して、焼き肉にしてみたが、ソースもなければ、タレもない。味気ない。
レンは
「おいしい」
と言って食べていたが、前世の味を思い出した俺としては、すっきりしない。
することがないので、レンに店を任せて、俺は裏の庭に行って、店で売る商品の生産にいそしんだ。
陽が傾き始めたころ、レンが来て
「店をしめてもいいか」
と聞いてきたので
「いい」
と言った。
結局、今日は、お客さんは一人も来なかった。次の日曜日も土曜日と同じような時間を過ごした。そして、この日も、お客さんは来なかった。
15
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
召喚獣スライムに転生したが、美少女召喚士が自分のすごさにまったく気づかない
椎名 富比路
ファンタジー
美少女召喚士リップルに召喚される形で、スライムの【ロピ】ちゃんとして転生したヒロミ。
リップルは誰しも認める天才美少女召喚士で、召喚獣からも慕われている。
なのに、本人はまったく無自覚で、自分の力より召喚獣のほうが優秀だと思っている。
だが、ロピちゃん本人も、自分が最強だと気がついていなかったのである……。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜
Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。
だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。
赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。
前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、
今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。
記憶を失ったふりをしながら、
静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。
しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。
――これは復讐でも、救済でもない。
自由を求めただけの少年が、
やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。
最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。
重複投稿作品です
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
2025/09/12(金)5巻発売!同日コミカライズ開始!
2026/03/16(月)コミカライズ1巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
貞操逆転世界の「内助の功」~掃除と料理を極めた俺が、脳筋幼馴染を女王にするまで~
ありゃくね
ファンタジー
前世の記憶が目覚めたそこは、男女の貞操が逆転した異世界だった。
彼が繰り出すのは、現代知識を活かした「お掃除アイテム」、そして胃袋を掴む「絶品手料理」。 ただ快適に暮らしたいだけのマシロの行動は、男に飢えた女騎士たちを狂わせ、国の常識さえも変える一大革命へと繋がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる