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32.勉強会の建物建設
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公爵邸で、寄子の貴族の令息令嬢を集めての勉強会は急きょ決まったため、勉強室と宿舎は俺が土魔法で作った。
まず、前世の鉄筋コンクリートの建物を思い浮かべて、1階に勉強室4つ、食堂、洗面室、トイレ、風呂、管理人室、売店、2階3階に学生の部屋を配置した建物を作った。
勉強室と食堂は前世の学校を思い浮かべて、同じような広さにした。トイレは水洗にした。風呂にはシャワーだけでなくサウナまでつけた。そして石鹸と洗髪用の液体石鹸を配置した。これらの品は、以前俺とレンが使うように作ったものである。また洗面所には洗濯機を作って配置した。
学生の部屋はメイドや従者を連れてくることを考慮して10畳ぐらいの部屋を2つ作った。そしてベッドと机とロッカーを配置した。
建物全体に絶えずクリーンの魔法がかかるように魔法陣を設置した。そして、夏は冷房、冬は暖房がかけられる魔道具を設置し、配管で冷風と温風が各部屋に送れるようにした。
また、教室や食堂それに廊下や各部屋には照明パネルを設置した。土魔法でできないものは公爵様にお願いして購入してもらった。
この建物をアベリアお義母様やユリアーネお義姉様や執事の方に見てもらった。そうしたら、
「公爵邸より立派だ」
と言われた。
水洗のトイレもシャワーもサウナも洗髪用の液体石鹸も洗濯機もないとのこと。石鹸も公爵家の使っているものより品質がいいそうである。
余裕が出たらこれらの品を公爵邸にも設置するように言われた。
勉強会の建物に石鹸、洗髪用の液体石鹸を配置したことから、これらを公爵邸にも作るように言われた。これらの品は少量だったので、俺のアイテムボックスの中で材料を加工して作っていたが、量が増えてくると面倒である。そこで領都に工場を作ってそこで製造することにした。
石鹸の主な材料は、植物性のオイル、苛性ソーダ、水のはず。植物性のオイルは菜種を圧搾して作ることにした。そのため圧搾機を土魔法で作った。この圧搾機には石鹸に不必要な成分を分離する魔法陣を設置した。
次に苛性ソーダ、これが厄介である。苛性ソーダは水酸化ナトリウム(NaOH)のはず。確か非常に危険な薬品で、塩化ナトリウム(NaCl)が塩で、その食塩水を電気分解して、+の電極に塩素ガス(Cl₂)が、そして-の電極に水素ガス(H₂)ができて、イオン交換膜で水酸化ナトリウム(NaOH)を集めて作っているはず。
このへんの知識は、あやふやである。まず、電気を作ることから始めた。土魔法で銅線を作り、その銅線でコイルを作り、そのコイルと回転の魔法陣を組み合わせて発電機を作った。
次にイオン交換膜である。これは、土魔法で作った微細な穴の開いた板に+イオンと-イオンを通す魔法陣を組み込んで作った。
そして鑑定を駆使して最適量を把握しながら、なんとか苛性ソーダを作ることに成功した。鑑定がなかったらたぶんできなかったと思う。
なお、+の電極に発生する塩素ガス(Cl₂)はすぐに水に溶けるので次亜塩素酸水として消毒用に利用することにした。
-の電極に発生する水素ガス(H₂)は今のところ利用方法が見つからないので、空気中に放出することにした。
こんな複雑な工程をこの世界の人間にやらせようとしても無理である。それで、工場ではこの辺の工程を一連の作業として行うかなり大きな魔道具を作った。
作業員は、菜種を圧搾機に入れる。圧搾機からオイルができる。そのオイルと塩と水と臭い付けの香料を魔道具に入れる。すると、石鹸の生地と消毒液が出てくる。
作業員は、その生地を型に入れて、1から2日たったら適当な大きさにカットして、さらに1か月ぐらい成熟乾燥させて出来上がり。
消毒液については、この世界にはどうも消毒と言う概念がないみたいで、消毒液としては売れないと思ったので、消臭液として販売することにした。
「嫌な臭いのところに散布すると嫌な臭いが消えます」
という謳い文句で販売することにした。
次に洗髪用の液体石鹸である。これには、さきほどの石鹸を作る魔道具に香料の代わりにエタノール(アルコール)を入れて作る部分を追加で作った。これにより、この魔道具はさらに大きくなった。エタノールは市販の酒を購入して、これを蒸留して作った。これも魔道具にした。
作業員は、液体石鹸を作るときは、オイルと塩と水とエタノールを魔道具に入れる。すると、液体石鹸と消臭液が出てくる。
また、洗濯機は、水槽に回転の魔法陣とクリーンの魔法陣を組み込んで作った。水槽を含む躯体部分は外注にして俺は魔法陣を組み込むだけにした。
この魔法陣はパネル式にして、事前に俺が作っておいて、工場ではめ込むようにした。
なお、今回作った石鹸と洗髪用液体石鹸を作る魔道具と、洗濯機は商業ギルドで魔道具として登録した。
作業員はマリアンナさんに集めてもらった。ついでに
「工場も管理して」
と言ったら、嫌そうな顔をしていたので
「給金を今までの月金貨1枚から3枚に増やす」
と言ったら了承してくれた。
ついでにヤマユリ商会を管理する人間も雇いたかったが、これはなかなかリスクがある。今後の課題である。
現在のヤマユリ商会の商品は以下のとおりである。
リバーシ(銀貨1枚)、栄養剤(小銀貨2枚)、アクセサリー(銅貨3枚)、水墨画(小銀貨1枚)、木製置物(銅貨3枚)、木製食器(銅貨3枚)、陶器の食器(小銀貨1枚)、陶磁器(小銀貨5枚)、照明パネル(銀貨1枚)、照明棒(小銀貨2枚)、ヘル照明(銀貨1枚)、振動の少ない車輪(4輪取り換えで金貨50枚)、マジックバッグ容量小(金貨100枚)、石鹸(小銀貨1枚)、洗髪用液体石鹸(小銀貨1枚)、消臭液(小銀貨1枚)、洗濯機(金貨2枚)
*振動の少ない車輪とマジックバッグは常時店に並べず、注文を受けてからの販売。
なお、商店の棚には並んでいないが、毎月中級ポーション(銀貨6枚)を30本、初級ポーション(銀貨1枚と小銀貨2枚)を100本商業ギルドに納めている。(合計金貨30枚)
まず、前世の鉄筋コンクリートの建物を思い浮かべて、1階に勉強室4つ、食堂、洗面室、トイレ、風呂、管理人室、売店、2階3階に学生の部屋を配置した建物を作った。
勉強室と食堂は前世の学校を思い浮かべて、同じような広さにした。トイレは水洗にした。風呂にはシャワーだけでなくサウナまでつけた。そして石鹸と洗髪用の液体石鹸を配置した。これらの品は、以前俺とレンが使うように作ったものである。また洗面所には洗濯機を作って配置した。
学生の部屋はメイドや従者を連れてくることを考慮して10畳ぐらいの部屋を2つ作った。そしてベッドと机とロッカーを配置した。
建物全体に絶えずクリーンの魔法がかかるように魔法陣を設置した。そして、夏は冷房、冬は暖房がかけられる魔道具を設置し、配管で冷風と温風が各部屋に送れるようにした。
また、教室や食堂それに廊下や各部屋には照明パネルを設置した。土魔法でできないものは公爵様にお願いして購入してもらった。
この建物をアベリアお義母様やユリアーネお義姉様や執事の方に見てもらった。そうしたら、
「公爵邸より立派だ」
と言われた。
水洗のトイレもシャワーもサウナも洗髪用の液体石鹸も洗濯機もないとのこと。石鹸も公爵家の使っているものより品質がいいそうである。
余裕が出たらこれらの品を公爵邸にも設置するように言われた。
勉強会の建物に石鹸、洗髪用の液体石鹸を配置したことから、これらを公爵邸にも作るように言われた。これらの品は少量だったので、俺のアイテムボックスの中で材料を加工して作っていたが、量が増えてくると面倒である。そこで領都に工場を作ってそこで製造することにした。
石鹸の主な材料は、植物性のオイル、苛性ソーダ、水のはず。植物性のオイルは菜種を圧搾して作ることにした。そのため圧搾機を土魔法で作った。この圧搾機には石鹸に不必要な成分を分離する魔法陣を設置した。
次に苛性ソーダ、これが厄介である。苛性ソーダは水酸化ナトリウム(NaOH)のはず。確か非常に危険な薬品で、塩化ナトリウム(NaCl)が塩で、その食塩水を電気分解して、+の電極に塩素ガス(Cl₂)が、そして-の電極に水素ガス(H₂)ができて、イオン交換膜で水酸化ナトリウム(NaOH)を集めて作っているはず。
このへんの知識は、あやふやである。まず、電気を作ることから始めた。土魔法で銅線を作り、その銅線でコイルを作り、そのコイルと回転の魔法陣を組み合わせて発電機を作った。
次にイオン交換膜である。これは、土魔法で作った微細な穴の開いた板に+イオンと-イオンを通す魔法陣を組み込んで作った。
そして鑑定を駆使して最適量を把握しながら、なんとか苛性ソーダを作ることに成功した。鑑定がなかったらたぶんできなかったと思う。
なお、+の電極に発生する塩素ガス(Cl₂)はすぐに水に溶けるので次亜塩素酸水として消毒用に利用することにした。
-の電極に発生する水素ガス(H₂)は今のところ利用方法が見つからないので、空気中に放出することにした。
こんな複雑な工程をこの世界の人間にやらせようとしても無理である。それで、工場ではこの辺の工程を一連の作業として行うかなり大きな魔道具を作った。
作業員は、菜種を圧搾機に入れる。圧搾機からオイルができる。そのオイルと塩と水と臭い付けの香料を魔道具に入れる。すると、石鹸の生地と消毒液が出てくる。
作業員は、その生地を型に入れて、1から2日たったら適当な大きさにカットして、さらに1か月ぐらい成熟乾燥させて出来上がり。
消毒液については、この世界にはどうも消毒と言う概念がないみたいで、消毒液としては売れないと思ったので、消臭液として販売することにした。
「嫌な臭いのところに散布すると嫌な臭いが消えます」
という謳い文句で販売することにした。
次に洗髪用の液体石鹸である。これには、さきほどの石鹸を作る魔道具に香料の代わりにエタノール(アルコール)を入れて作る部分を追加で作った。これにより、この魔道具はさらに大きくなった。エタノールは市販の酒を購入して、これを蒸留して作った。これも魔道具にした。
作業員は、液体石鹸を作るときは、オイルと塩と水とエタノールを魔道具に入れる。すると、液体石鹸と消臭液が出てくる。
また、洗濯機は、水槽に回転の魔法陣とクリーンの魔法陣を組み込んで作った。水槽を含む躯体部分は外注にして俺は魔法陣を組み込むだけにした。
この魔法陣はパネル式にして、事前に俺が作っておいて、工場ではめ込むようにした。
なお、今回作った石鹸と洗髪用液体石鹸を作る魔道具と、洗濯機は商業ギルドで魔道具として登録した。
作業員はマリアンナさんに集めてもらった。ついでに
「工場も管理して」
と言ったら、嫌そうな顔をしていたので
「給金を今までの月金貨1枚から3枚に増やす」
と言ったら了承してくれた。
ついでにヤマユリ商会を管理する人間も雇いたかったが、これはなかなかリスクがある。今後の課題である。
現在のヤマユリ商会の商品は以下のとおりである。
リバーシ(銀貨1枚)、栄養剤(小銀貨2枚)、アクセサリー(銅貨3枚)、水墨画(小銀貨1枚)、木製置物(銅貨3枚)、木製食器(銅貨3枚)、陶器の食器(小銀貨1枚)、陶磁器(小銀貨5枚)、照明パネル(銀貨1枚)、照明棒(小銀貨2枚)、ヘル照明(銀貨1枚)、振動の少ない車輪(4輪取り換えで金貨50枚)、マジックバッグ容量小(金貨100枚)、石鹸(小銀貨1枚)、洗髪用液体石鹸(小銀貨1枚)、消臭液(小銀貨1枚)、洗濯機(金貨2枚)
*振動の少ない車輪とマジックバッグは常時店に並べず、注文を受けてからの販売。
なお、商店の棚には並んでいないが、毎月中級ポーション(銀貨6枚)を30本、初級ポーション(銀貨1枚と小銀貨2枚)を100本商業ギルドに納めている。(合計金貨30枚)
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