転生者とバグでない異世界人の物語

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33.勉強会

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 勉強会の時間割は、月曜日は午前中が国語、午後が数学、火曜日は午前中が魔法の座学、午後が外国語、水曜日は午前中が地理と歴史と主な貴族領の特徴、午後が貴族のマナー、木曜日は午前中が法律、午後がダンスの実技、金曜日と土曜日は魔法と剣術の実技ということで俺とレンが指導することになった。
 俺は魔物退治によるレベル上げをすることにした。これが一番効果がある。そして日曜日は休みということになった。月曜日から木曜日までの講師はこれまで公爵邸で教えていた人が引き続き教えてくれることになった。

 王都にある学院は10歳から3年間とのこと。王族や公爵家や侯爵家の子弟は試験の結果のいかんにかかわらず入学できるが、それ以外の貴族や平民は試験に合格しないといけないそうだ。
 今回の勉強会は一応学院の入試に向けての勉強会ということになっている。それで、今年7歳になる子から10歳になる令息令嬢が50人集まったが、今年学院を受験する今年10歳になる子は少なかった。
 学生が入寮してきた。学生たちは宿舎の設備の立派さに驚愕し、さすが公爵家と言ってほめていた。

 講師の先生は、授業のレベルをどのあたりにするか迷っていたが、公爵家の勉強会ということでユリアーネお義姉様のレベルですることになった。
 ただし、4学年同じにするわけにはいかないので、年齢別に分けてすることになった。ただし、進んでいる子は自習していてもよい、また遅れている子は夕食後に補習が行われることになった。

 俺とレンが指導する魔法の実技と剣術の日になった。公爵の馬車で森へ行ってのレベル上げである。危険なので学生全員に魔力の防具をセットした。魔力の防具については、詳細を言わずに支援魔法のようなものだと説明した。
 鑑定をかけたところ、学生のレベルは1から3ぐらいだったので、夏までには5、今年中に10にすることを目標に、魔物狩りをさせることにした。
 最初はスライムを狩らせた。学生が50人もいると討伐用のスライムを確保するのが難しい。そこでレンにスライムを捕まえてきてもらった。
 午後はレンに頼んでゴブリンを捕まえてきてもらって学生にとどめを刺してもらった。
 2日目も同様に午前中は角兎、午後はコボルトをレンに捕まえてきてもらって、とどめを刺す訓練をした。

 それから、魔力量を増やすには魔力を使い切って寝るのがいいということはわかっているが、これは一般的に知られていないので、これは公にできない。
そこで、
「教室や宿舎のある建物では、多くの魔石が使われており、そのため、多くの魔石を必要としている。そのため、空の魔石に魔力を充填して魔力を使い切って寝るように」
お願いした。

 そして、夏ごろには、ほとんどの学生がレベル5以上になった。また、魔力量も当初の10倍以上、概ね500以上になった。レベルと魔力量が増えると知力や器用度が増えて学習の効率が上がる。これはレンの時に見られた傾向であるが、同様の傾向が今回も見られた。

 そして、学院の試験を受験した5人が全員合格するという快挙となった。これらの子は下級貴族の子弟で例年だとほとんど合格しない状況だったことから、勉強会の名声が一挙に広がった。
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