転生者とバグでない異世界人の物語

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34.公爵家騎士とレアのレベル上げ

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 勉強会での効果が上がると、公爵家の騎士についてもレベル上げをしてほしいという話になった。

 ハルトの場合、月曜日と火曜日の科目はほとんど学ぶことがないことから、この日を使って騎士団のレベル上げをすることになった。
「大人の場合、勉強会の講義と同じように魔物を狩って、魔力を使い切って寝ても、子供と同じようにレベルが上がらないのではないか」
と考えハルトの実家から妹のレアを呼び寄せて、同様の訓練をして比較したいと、ジグムントお義父様にお願いしたところ、了解を得られた。
 レアの場合、まだ5歳なので、騎士と同じメニューは無理なのでレア用の特別メニューである。レアは春のスキル授けの儀式で水魔法のスキルを与えられており、話をしたら喜んで領都にやってきた。

 レアが領都にやってくると、ジグムントお義父様の計らいで公爵邸に住まわせてもらった。
 レンの場合、着飾るには程遠い容姿だったので、アベリアお義母様もユリアーネお姉様も何もしなかったが、レアはハルトに似て容姿がよかったことから、お人形さんみたいだと言って着せ替え人形にされていた。

 そのようにして始まったレアの訓練であるが、魔力量の伸びが著しい。騎士団のほうは2割から3割増しといったところだが、レアの場合10倍、100倍といった感じで増えていき、半年ほどで魔力量が5,000を超えた。

 1年もすると魔力量30,000越えとなった。それに伴って魔法の威力も増して、魔法だけだと騎士と同じような戦いができるようになった。
 レアの戦い方は氷の槍を浮かべてそれを魔物に打ち込む方法と、ウォータージェット工法のように細く鋭い水で魔物を切る方法であった。
 レンと同じように遠距離攻撃ができないのでクロスボウの練習もさせた。魔力量の増大に伴って、離れた場所にも氷の矢を出せるようになった。
 また魔力の防具も何とか習得できた。ちなみに魔力の防具をセットできるのは公爵家では今のところ俺とレン、レアの3人だけである。

 レアの戦闘力が公爵家の騎士団長クラスになってきたのと、魔力の防具までセットできるようになると、他の貴族に狙われる恐れがあるということで、レアも公爵家の養子になった。

 その後1年してレアが7歳になると、勉強会に参加することになった。このころにはレアの戦闘力はさらに上がり公爵家ではハルトとレンに次ぎ3番目の実力を有するようになった。
 そして勉強会ではハルトとレンに混ざって魔獣の捕縛にも参加するようになった。
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