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55.グ7平原会戦
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春の訪れとともに、俺は魔道馬車でネイメー子爵領へ移動した。武装魔道馬車はまだ秘密にしたかったので新たに作った魔道馬車で移動した。
ネイメー子爵領へ移動するのは領兵800人と文官50人、メイド50人、文官とメイドの募集もジグムントお義父様にお願いした。計900人、魔道馬車50台に分乗してもらった。武装魔道馬車200台は俺のアイテムボックスに入れた。
なお、レンはお腹が大きくなったので、テー公爵領に残り、出産後落ち着いてからネイメー子爵領へ移動することになった。エバとアンナは俺に同行した。
なお、ヤマユリ商会のテー公爵領店はマリアンヌさんに任せ、アンナには領都ネイメーで新たにヤマユリ商会の店舗を構え、ヤマユリ商会の全体の取りまとめをしてもらうことになった。
ハルト13歳、平民だと春に1つ年をとるので14歳だが、貴族になったので10月までは13歳である。
領都ネイメーに到着し、5月の終わりには引継ぎを終えアムスム王国の駐留軍や文官は引き上げていった。現地雇用の文官とメイドはほとんど残ったのでそのまま継続雇用とした。
魔道馬車50台というのは目立つようで、うわさが広まっていった。
「このうわさが広まれば、ユルノギ王国のハウゼンバー侯爵家も何もしないのでは」
と思ったが、そううまい話にはならなかった。
ハウゼンバー侯爵軍3000人が国境に現れたのは、アムスム王国の駐留軍が引き揚げた3日後であった。
俺は敵軍の動きに合わせて、国境の村々に魔道馬車を派遣して住民の避難を行った。武装魔道馬車はまだ秘密である。
なお、村民の食料などは極大のマジックバッグに入れて収納してもらった。とにかく敵軍に食料を与えない。これで、敵軍は補給が続かなければ撤退する。
国境から30km程度の範囲の住民の避難が完了すると、冒険者を傭兵として雇った部隊を森の中に潜ませ、とにかく補給の馬車を襲うように指示した。
また俺も転移魔法で敵軍の後ろに回り、補給物資を積んだ部隊を攻撃した。その結果、敵軍は国境から20km程度行ったところで、進軍を停止した。補給路の掃討作戦をするようである。
この状況で俺は魔道馬車50台で領都ネイメーを出発した。敵軍から30km手前の地点で、武装魔道馬車200台を出して、兵士800人に魔道馬車から武装魔道馬車に乗り換えてもらって、魔道馬車を収納した。ここで1泊して、朝の訪れとともに、決戦の地グ7平原を目指した。
30分後に見えた敵軍は、一部部隊を補給路に回したこともあり、陣地というにはあまりにもお粗末な、長く延びた部隊が適当に集まっているという状況であった。武装魔道馬車といっても高出力の魔法攻撃を受けると破壊される。そのため、索敵で敵軍の魔法反応のあった場所を調べると、魔法士はかなり後ろの方にいた。
そこで、魔法攻撃の届かないあたりまでは、武装魔道馬車による体当たり作戦で敵軍を蹴散らしていった。最初は果敢に突撃してくる騎士もいたが、簡単に跳ね飛ばされると、もう突っ込んでこなくなった。それで逃げ惑う騎士や歩兵を追い回していった。まさに蹂躙である。
そして、敵の魔法攻撃が届くあたりまで来ると、武装魔道馬車による一斉砲撃で敵魔法士の殲滅を行った。30分ぐらいの一斉砲撃で敵法導士は全滅したか敗走したようで、敵の魔法攻撃はなくなった。
通常だと、ここで掃討戦に移行するのであろうが、うちの軍には歩兵がいないので、掃討戦は不可能である。武装魔道馬車から出た時点で殺されてしまう。
仕方がないので、敵の指揮官を捕獲することにした。索敵で、敵の指揮官を探したところ、ここから東へ10kmぐらい行ったところを馬でかけている集団がある。敵の指揮官はかなり早い段階で戦線を離脱したようで、このままだと国境を越えてしまう。
今回俺は領地に侵入した敵を撃退した。そういう説明をするつもりなので国境を越える気はない。
足止めすれば追いつけるかなと思い、先頭を走る馬の足もとに石を出してみた。すると、馬がつまずいて騎士が落馬した。そして後ろの馬がこの騎士にぶちあたった。そしてまた騎士が落馬した。その騎士をよけようとして、また何人かの騎士が落馬した。そうしたらこの集団が動かなくなった。
監視装置を送ってみると、この落馬した騎士の中に今回の侵攻の指揮官らしき人がいるようで手当てを受けている。そこで、武装魔道馬車20台を率いて現地に急行した。残った部隊にはグ7平原での敵軍への体当たりによる殲滅を指示した。
現地に着くと、1人の指揮官らしき人を守って10人ほどの騎士が抜剣して構えていたが、俺が眠り魔法で無力化した。そして、この11人を縛って猿轡をはめてアイテムボックスから出した馬車に入れた。そして武装魔道馬車に連結して引いていくことにした。
グ7平原に戻るまでの間に遭遇した敵軍の内、偉そうな人間のいる集団は眠り魔法で無力化して拘束し馬車に入れていった。そうしたら捕虜が50人ほどになった。
グ7平原に戻ると現地の敵軍はほぼ敗走したようである。負傷して動けなくなっている敵軍を眠り魔法で無力化して拘束していったら捕虜は500人ほどになった。これもまた馬車に入れていったら、捕虜の移送だけで馬車が30台ほどになった。そこで、一旦領都ネイメーに戻ることにした。
敵軍が置いていった物資と死体を俺のアイテムボックスに回収しながら、途中武装魔道馬車から魔道馬車に乗り換えて、夕方には領都ネイメーに帰ってきた。こちらの損害は0、敵軍は死者300人、これはアイテムボックスに収納した人数である。敵軍の負傷者はわからん。捕虜は500人。
次の日、俺は領民を徴用したり冒険者を雇ったりして200人ほどの歩兵を確保した。そして魔道馬車20台をつけて掃討戦を始めた。索敵で山の中に隠れている敵がいれば追い立て捕まえ、道端に倒れている負傷者がいれば捕まえて手当てをした。
こうして10日ほどすると掃討戦は終了した。その後住民を元の村に戻した。敵軍の死者は400人になった。捕虜は800人になった。
ネイメー子爵領へ移動するのは領兵800人と文官50人、メイド50人、文官とメイドの募集もジグムントお義父様にお願いした。計900人、魔道馬車50台に分乗してもらった。武装魔道馬車200台は俺のアイテムボックスに入れた。
なお、レンはお腹が大きくなったので、テー公爵領に残り、出産後落ち着いてからネイメー子爵領へ移動することになった。エバとアンナは俺に同行した。
なお、ヤマユリ商会のテー公爵領店はマリアンヌさんに任せ、アンナには領都ネイメーで新たにヤマユリ商会の店舗を構え、ヤマユリ商会の全体の取りまとめをしてもらうことになった。
ハルト13歳、平民だと春に1つ年をとるので14歳だが、貴族になったので10月までは13歳である。
領都ネイメーに到着し、5月の終わりには引継ぎを終えアムスム王国の駐留軍や文官は引き上げていった。現地雇用の文官とメイドはほとんど残ったのでそのまま継続雇用とした。
魔道馬車50台というのは目立つようで、うわさが広まっていった。
「このうわさが広まれば、ユルノギ王国のハウゼンバー侯爵家も何もしないのでは」
と思ったが、そううまい話にはならなかった。
ハウゼンバー侯爵軍3000人が国境に現れたのは、アムスム王国の駐留軍が引き揚げた3日後であった。
俺は敵軍の動きに合わせて、国境の村々に魔道馬車を派遣して住民の避難を行った。武装魔道馬車はまだ秘密である。
なお、村民の食料などは極大のマジックバッグに入れて収納してもらった。とにかく敵軍に食料を与えない。これで、敵軍は補給が続かなければ撤退する。
国境から30km程度の範囲の住民の避難が完了すると、冒険者を傭兵として雇った部隊を森の中に潜ませ、とにかく補給の馬車を襲うように指示した。
また俺も転移魔法で敵軍の後ろに回り、補給物資を積んだ部隊を攻撃した。その結果、敵軍は国境から20km程度行ったところで、進軍を停止した。補給路の掃討作戦をするようである。
この状況で俺は魔道馬車50台で領都ネイメーを出発した。敵軍から30km手前の地点で、武装魔道馬車200台を出して、兵士800人に魔道馬車から武装魔道馬車に乗り換えてもらって、魔道馬車を収納した。ここで1泊して、朝の訪れとともに、決戦の地グ7平原を目指した。
30分後に見えた敵軍は、一部部隊を補給路に回したこともあり、陣地というにはあまりにもお粗末な、長く延びた部隊が適当に集まっているという状況であった。武装魔道馬車といっても高出力の魔法攻撃を受けると破壊される。そのため、索敵で敵軍の魔法反応のあった場所を調べると、魔法士はかなり後ろの方にいた。
そこで、魔法攻撃の届かないあたりまでは、武装魔道馬車による体当たり作戦で敵軍を蹴散らしていった。最初は果敢に突撃してくる騎士もいたが、簡単に跳ね飛ばされると、もう突っ込んでこなくなった。それで逃げ惑う騎士や歩兵を追い回していった。まさに蹂躙である。
そして、敵の魔法攻撃が届くあたりまで来ると、武装魔道馬車による一斉砲撃で敵魔法士の殲滅を行った。30分ぐらいの一斉砲撃で敵法導士は全滅したか敗走したようで、敵の魔法攻撃はなくなった。
通常だと、ここで掃討戦に移行するのであろうが、うちの軍には歩兵がいないので、掃討戦は不可能である。武装魔道馬車から出た時点で殺されてしまう。
仕方がないので、敵の指揮官を捕獲することにした。索敵で、敵の指揮官を探したところ、ここから東へ10kmぐらい行ったところを馬でかけている集団がある。敵の指揮官はかなり早い段階で戦線を離脱したようで、このままだと国境を越えてしまう。
今回俺は領地に侵入した敵を撃退した。そういう説明をするつもりなので国境を越える気はない。
足止めすれば追いつけるかなと思い、先頭を走る馬の足もとに石を出してみた。すると、馬がつまずいて騎士が落馬した。そして後ろの馬がこの騎士にぶちあたった。そしてまた騎士が落馬した。その騎士をよけようとして、また何人かの騎士が落馬した。そうしたらこの集団が動かなくなった。
監視装置を送ってみると、この落馬した騎士の中に今回の侵攻の指揮官らしき人がいるようで手当てを受けている。そこで、武装魔道馬車20台を率いて現地に急行した。残った部隊にはグ7平原での敵軍への体当たりによる殲滅を指示した。
現地に着くと、1人の指揮官らしき人を守って10人ほどの騎士が抜剣して構えていたが、俺が眠り魔法で無力化した。そして、この11人を縛って猿轡をはめてアイテムボックスから出した馬車に入れた。そして武装魔道馬車に連結して引いていくことにした。
グ7平原に戻るまでの間に遭遇した敵軍の内、偉そうな人間のいる集団は眠り魔法で無力化して拘束し馬車に入れていった。そうしたら捕虜が50人ほどになった。
グ7平原に戻ると現地の敵軍はほぼ敗走したようである。負傷して動けなくなっている敵軍を眠り魔法で無力化して拘束していったら捕虜は500人ほどになった。これもまた馬車に入れていったら、捕虜の移送だけで馬車が30台ほどになった。そこで、一旦領都ネイメーに戻ることにした。
敵軍が置いていった物資と死体を俺のアイテムボックスに回収しながら、途中武装魔道馬車から魔道馬車に乗り換えて、夕方には領都ネイメーに帰ってきた。こちらの損害は0、敵軍は死者300人、これはアイテムボックスに収納した人数である。敵軍の負傷者はわからん。捕虜は500人。
次の日、俺は領民を徴用したり冒険者を雇ったりして200人ほどの歩兵を確保した。そして魔道馬車20台をつけて掃討戦を始めた。索敵で山の中に隠れている敵がいれば追い立て捕まえ、道端に倒れている負傷者がいれば捕まえて手当てをした。
こうして10日ほどすると掃討戦は終了した。その後住民を元の村に戻した。敵軍の死者は400人になった。捕虜は800人になった。
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