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千鶴の戸惑い
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高校生は忙しい。
学校の出席日数の関係もあって、麻琴はIR総合病院を二週間程度で退院し、地元の那覇市内の市民病院で治療を続けることになった。
彼の母親はとっくに東京を後にし、沖縄に帰っていた。
ずっと彼の手を握り、ただただ、病状の回復を祈っていたのは他ならぬ千鶴だった。
入院中のリハビリで、麻琴は歩けるようになっていたし、両腕、両手も動く。長時間の座位も取れるようになった。頭のボヤッとした感じもなくなって来ていた。受験勉強もできそうだ。少しずつ。
「病院の会計、済ませてきたよ。お義母さんから頂いた入院費、余っちゃった。」
「誰に、向かってお義母さんだ!いつから根路銘家の嫁になったんだ?」
「昨日から・・・」
千鶴は恥ずかしそうに俯きながら舌を出した。
「それじゃ、ちづを自由にしていいんだな!ぐぇえええええええええ!」
「もう!近づいて来ないで!キミはまだ身体に包帯巻いたキョンシーなんだよ。私がちゃんと医者になって、治療してから私を自由にして?それまでに、心、決めて置くから。」
「キョンシーってなんだよ!死人扱いか?俺は。いずれ復活するけんだけど。それに、心、決めるって・・・」
「北池袋で死にかけて、新宿中央公園で私に助けられた癖に!本当に心配したんだから!キョンシーみたいに復活したけど。」
「そうそう、何で、ちづが真っ先に病院に駆けつけてくれたのかが、一番の謎なんだ。俺、ちづに連絡した?東京に来たのどうして知ってんの?」
「ふふっ・・・キミと私は以心伝心なのだよ。霊魂の部分で繋がってるの。言ったじゃない。私達は愛するために産まれてきたの。」
「あーっ!下らねぇな!やってらんね。つまんねぇ講釈聞いてられねぇよ。外は晴れかなぁ・・・」
麻琴は立ち上がり、ブラインドの隙間から外の様子を伺った。穏やかな五月晴れのようだった。近くに都庁がそびえ建っていた。何という圧倒的な存在感。他の新宿のビル群にない壮健さ。素直に美しいと思える瞬間。
「心配したのはホントだよ?・・・無視しないでよ。」
涙ぐみながら、千鶴が麻琴の背中からお腹にかけて両手を回わした。病院で二人で過ごすようになってからお互いの密着度と言うか彼女と自分自身の距離がグッと縮まったような気がする。何より千鶴からのボディタッチが増えた。
「ち、ちづさん?・・・」
「は・・・はい?」
「大きな胸が背中に当たってるんですけど・・・」
「キミが退院するまでちゃんとリハビリ頑張れたから、今日はご褒美だよ。」
「あ、あの・・・ちづさん?」
「ダメ?気に入らない?これ、麻琴の匂いを感じられて、私もご褒美もらえたみたいで嬉しいんだけどなぁ・・・」
「いや、良いんですけど・・・いや、ホントは良くないんですけどっ!か、下半身がっ・・・」
麻琴は朝でもないのに下半身にテントを張っている。若い血潮が彼の下腹部に集中している。病院着の下に履いているボクサー型のパンツを彼のオトコが突き破ってしまったようだ。その部分に千鶴の無垢で真っ白な細長い両手が触れた。
「あっ!これが、麻琴の・・・熱くて、か!硬くて・・・おっきい・・・はーっ!・・・」
背中から千鶴の心拍が彼に聴こえてくる。互いにドキドキ、ドキドキと心臓の鼓動は強くなるばかりである。すぐ近くに医療用ベッドもある。麻琴はケガをしているが、その気になれば彼女を押し倒すこともできる。千鶴の手は彼のオトコを先端から根本まで行ったり来たりして触れている。もう、二人とも頭がクラクラして、どうにかなってしまいそうだった。
「ち、ち、ちづ?」
「あっ!う、うん?あっ!」
感じているのか?急に彼女が大人の熱い吐息を洩らした。
「あの・・・ちづは、性交渉って、経験ある?・・・よね?」
なぜか、麻琴が早口になる。
「あっ!ああっ!・・・何だろう、こんな気持ち・・・私、おかしくなってる!」
しばらく、二人は身体をまさぐり合っていた。麻琴は千鶴の薄桃色のブラウスを脱がそうとボタンに手をかけた。
彼女もガマンできなさそうに身体をクネクネさせて身悶えしている。
久し振りの女体。もう、好きになったばかりの千鶴の裸を見たい。彼女と肌を重ねあって泥々に溶け合いたい。麻琴は既に彼女を性の対象として観ていた。
「私ね。生物的な雄は医学の教科書で読んで知ってるの・・・でも、本物に触れるのは・・・初めて・・・あーっ!なんで陸上で全力疾走したわけでもないのに、こんなに息が荒くなるのっ!・・・こ、怖い!麻琴、私、怖い!初めてなのこんな気持ち!」
「は、初めてなんだな?・・・」
彼女はコクリと頷き、手を振るわせながら彼の病院着を帯から脱がせていく。
麻琴は彼女の薄桃色のトップスとベージュのスカートをスルスルと一気に脱がせてしまった。千鶴は上下揃いの花柄の可愛い下着を身に纏っているだけである。
今時の女の子は清楚な風をして、淫乱という子もいないわけでもない。
しかし、千鶴は絶対に処女だと分かっていたから、初めてかそうでないか聞けたのかも知れない。
彼は彼女をベッドに軟着陸させ、抱き寄せ、ルージュの引いていないにしては紅すぎる唇にそっと口付けをした。
千鶴にとっては初めてで子供の頃から心に決めた人にだけ与えたいと心に誓ったキス。胸が熱くなり、全身が照れで真っ赤になった。しかし、キス以上は彼女は想像ができなかった。
だが、麻琴はその後も経験している。それが、何となく悔しくもあり、18歳という女子高生である彼女が興味をそそられる部分でもあった。
どうしよう???・・・彼女の心拍数は更に高くなり、このままでは心臓が口から飛び出てしまいそうになる。
麻琴は千鶴によって、全裸になった。怒り立ったオトコがヒクついて自己主張が強い。彼女も下着を上下とも丁寧に脱がされた。その優しさが千鶴を性世界へと誘う。彼女の人生の新たなステージ。
千鶴は麻琴に全てを許す覚悟を決めた。もう、どうなってもいいと思った。
「もう、好きにしていいのっ!抱かれたいのっ!あなたにっ!」
触れられずとも、彼女の下半身はもう、じっとりと濡れていた。彼もオトコの先から白濁色のDNAが先走って怒張していた。
学校の出席日数の関係もあって、麻琴はIR総合病院を二週間程度で退院し、地元の那覇市内の市民病院で治療を続けることになった。
彼の母親はとっくに東京を後にし、沖縄に帰っていた。
ずっと彼の手を握り、ただただ、病状の回復を祈っていたのは他ならぬ千鶴だった。
入院中のリハビリで、麻琴は歩けるようになっていたし、両腕、両手も動く。長時間の座位も取れるようになった。頭のボヤッとした感じもなくなって来ていた。受験勉強もできそうだ。少しずつ。
「病院の会計、済ませてきたよ。お義母さんから頂いた入院費、余っちゃった。」
「誰に、向かってお義母さんだ!いつから根路銘家の嫁になったんだ?」
「昨日から・・・」
千鶴は恥ずかしそうに俯きながら舌を出した。
「それじゃ、ちづを自由にしていいんだな!ぐぇえええええええええ!」
「もう!近づいて来ないで!キミはまだ身体に包帯巻いたキョンシーなんだよ。私がちゃんと医者になって、治療してから私を自由にして?それまでに、心、決めて置くから。」
「キョンシーってなんだよ!死人扱いか?俺は。いずれ復活するけんだけど。それに、心、決めるって・・・」
「北池袋で死にかけて、新宿中央公園で私に助けられた癖に!本当に心配したんだから!キョンシーみたいに復活したけど。」
「そうそう、何で、ちづが真っ先に病院に駆けつけてくれたのかが、一番の謎なんだ。俺、ちづに連絡した?東京に来たのどうして知ってんの?」
「ふふっ・・・キミと私は以心伝心なのだよ。霊魂の部分で繋がってるの。言ったじゃない。私達は愛するために産まれてきたの。」
「あーっ!下らねぇな!やってらんね。つまんねぇ講釈聞いてられねぇよ。外は晴れかなぁ・・・」
麻琴は立ち上がり、ブラインドの隙間から外の様子を伺った。穏やかな五月晴れのようだった。近くに都庁がそびえ建っていた。何という圧倒的な存在感。他の新宿のビル群にない壮健さ。素直に美しいと思える瞬間。
「心配したのはホントだよ?・・・無視しないでよ。」
涙ぐみながら、千鶴が麻琴の背中からお腹にかけて両手を回わした。病院で二人で過ごすようになってからお互いの密着度と言うか彼女と自分自身の距離がグッと縮まったような気がする。何より千鶴からのボディタッチが増えた。
「ち、ちづさん?・・・」
「は・・・はい?」
「大きな胸が背中に当たってるんですけど・・・」
「キミが退院するまでちゃんとリハビリ頑張れたから、今日はご褒美だよ。」
「あ、あの・・・ちづさん?」
「ダメ?気に入らない?これ、麻琴の匂いを感じられて、私もご褒美もらえたみたいで嬉しいんだけどなぁ・・・」
「いや、良いんですけど・・・いや、ホントは良くないんですけどっ!か、下半身がっ・・・」
麻琴は朝でもないのに下半身にテントを張っている。若い血潮が彼の下腹部に集中している。病院着の下に履いているボクサー型のパンツを彼のオトコが突き破ってしまったようだ。その部分に千鶴の無垢で真っ白な細長い両手が触れた。
「あっ!これが、麻琴の・・・熱くて、か!硬くて・・・おっきい・・・はーっ!・・・」
背中から千鶴の心拍が彼に聴こえてくる。互いにドキドキ、ドキドキと心臓の鼓動は強くなるばかりである。すぐ近くに医療用ベッドもある。麻琴はケガをしているが、その気になれば彼女を押し倒すこともできる。千鶴の手は彼のオトコを先端から根本まで行ったり来たりして触れている。もう、二人とも頭がクラクラして、どうにかなってしまいそうだった。
「ち、ち、ちづ?」
「あっ!う、うん?あっ!」
感じているのか?急に彼女が大人の熱い吐息を洩らした。
「あの・・・ちづは、性交渉って、経験ある?・・・よね?」
なぜか、麻琴が早口になる。
「あっ!ああっ!・・・何だろう、こんな気持ち・・・私、おかしくなってる!」
しばらく、二人は身体をまさぐり合っていた。麻琴は千鶴の薄桃色のブラウスを脱がそうとボタンに手をかけた。
彼女もガマンできなさそうに身体をクネクネさせて身悶えしている。
久し振りの女体。もう、好きになったばかりの千鶴の裸を見たい。彼女と肌を重ねあって泥々に溶け合いたい。麻琴は既に彼女を性の対象として観ていた。
「私ね。生物的な雄は医学の教科書で読んで知ってるの・・・でも、本物に触れるのは・・・初めて・・・あーっ!なんで陸上で全力疾走したわけでもないのに、こんなに息が荒くなるのっ!・・・こ、怖い!麻琴、私、怖い!初めてなのこんな気持ち!」
「は、初めてなんだな?・・・」
彼女はコクリと頷き、手を振るわせながら彼の病院着を帯から脱がせていく。
麻琴は彼女の薄桃色のトップスとベージュのスカートをスルスルと一気に脱がせてしまった。千鶴は上下揃いの花柄の可愛い下着を身に纏っているだけである。
今時の女の子は清楚な風をして、淫乱という子もいないわけでもない。
しかし、千鶴は絶対に処女だと分かっていたから、初めてかそうでないか聞けたのかも知れない。
彼は彼女をベッドに軟着陸させ、抱き寄せ、ルージュの引いていないにしては紅すぎる唇にそっと口付けをした。
千鶴にとっては初めてで子供の頃から心に決めた人にだけ与えたいと心に誓ったキス。胸が熱くなり、全身が照れで真っ赤になった。しかし、キス以上は彼女は想像ができなかった。
だが、麻琴はその後も経験している。それが、何となく悔しくもあり、18歳という女子高生である彼女が興味をそそられる部分でもあった。
どうしよう???・・・彼女の心拍数は更に高くなり、このままでは心臓が口から飛び出てしまいそうになる。
麻琴は千鶴によって、全裸になった。怒り立ったオトコがヒクついて自己主張が強い。彼女も下着を上下とも丁寧に脱がされた。その優しさが千鶴を性世界へと誘う。彼女の人生の新たなステージ。
千鶴は麻琴に全てを許す覚悟を決めた。もう、どうなってもいいと思った。
「もう、好きにしていいのっ!抱かれたいのっ!あなたにっ!」
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