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【本編】
02
しおりを挟む星の綺麗な夜空に響く、甲高い音を覚えている。
その夜の空はえらく晴れ渡っていて、月もさることながら星がとても綺麗だった。
俺は翌朝のコーヒーに入れる牛乳が切れていることに気づいて、近くのコンビニまで買いに行くために家を出たのだ。
まあ、近くといっても、歩いてじゃ行けない。チャリンコでもちと遠い。原チャでぷらぷら行くのが丁度良いくらいの距離にあるコンビニだ。
まあ、田舎だから仕方がない。
原チャで行ける距離にコンビニがあるってだけでも感謝しないといけないんだろう。
兎に角、俺は十六の誕生日から丁度二ヵ月後に、ようやく兄貴から貰うことの出来た愛車「花子一号」に乗ってそのコンビニに向かったのだ。
牛乳買って、ついでに雑誌も手に取って、なんの問題もなく夜中の買い物は終わるはずだった。だのに。
事件が起きたのはその帰り道だ。
混乱していたから、その辺はよく覚えていない。
けど、照明の切れかけた交差点で、甲高い音を聞いたのを覚えている。飛び出してきたデカい単車と接触しそうになって、慌てて避けたのも。
急に飛び出してきたそれに驚いて、ハンドルを右に捻ったのはただの条件反射だった。
向こうも驚いたことは動きでわかった。
何故なら、とっさに左に捻ったらしいその単車は、ものの見事に歩道に突っ込んで引っ繰り返ったからだ。
物凄い音と、派手に引っ繰り返ったそのふたつ、視覚と聴覚からの情報に思考は完全に停止した。息をするのもしばらく忘れた。
ノーヘルだった。
きらきらとした金色と、見開かれた目が、一瞬で脳裏に焼きついた。
「……」
ノーヘルであの転び方って……どうなんだろう?
もしかしたら打ち所が悪くて、死んだかもしれない。いや、かもしれないじゃない。きっと死んだ。
死んだに決まっている。
「……!」
そう思うと急に怖くなって、引っ繰り返った単車を確認することもできずに一目散に逃げ出した。道中ずっと、心臓の音が煩くて……眩暈と吐き気が交互に襲ってきた。
一瞬だけかち合った、合ってしまった、その目が忘れられなかった。
*****
ああ、きっと。
神さまってのは本当にいるんだろう。
そうでなければ、こんなにも罪悪感に苛まれることはないはずだ。どうせ誰も見ていなかったと、すぐに忘れてしまえるはずだ。
ああ、いっそ。
引っ繰り返ったのは俺の方で、記憶喪失にでもなってしまえばよかったのに。そうすれば、この罪悪感は消えるのに。
ごめん、本当にごめんなさい金髪の人。
わざとじゃないから、どうかどうか化けては出て来ないで欲しい。
俺はアンタの目をばっちり覚えていて、多分それをもう一生忘れることはできないだろうから……
「……」
……なにか聞こえる。鳥の声と、なにか。なにか眩しいし……そうか、もう朝か。
「……二、」
っていうか、煩い。
夏休みくらい昼まで寝たって罰は当たらないだろ。やっとラジオ体操にだって参加しなくてよくなったんだから。
ゆさゆさするな。俺はまだ眠っていたい。
くすぐるな。どうせ兄貴だ。
どうせ仕事手伝えとか、そんなんに決まってる。
どうせ。
「涼二……いい加減起きねえと……おまわりさん呼んじゃうぞ?」
「ッ!」
耳元で聞こえてきた「おまわり」という物騒な単語と共に、意識が否が応にも現実に引き摺り戻された。
反射的にびくんと震え、ばっちりと両目を開く。
最悪だ、兄貴じゃあるまいし、そんな単語に敏感に反応するようになるなんて。
一息で全開した目の前には灰色の目と、薄い金色の髪の毛が見えた。
眩しかったのはこれじゃないかというくらい、もう殆ど白に近いくらいにまで脱色されたそれは、中途半端に長いせいで向こうが覗き込む体勢を取ると容易く俺の顔にかかる。
くすぐったいと感じていたのは、この髪に対してだったらしい。
「オハヨウ」
「……お早う……ゴザイマス…」
枕を抱え込んだまま目線だけ上げて凍りつくその頭上で、池田はにこりと爽やかに笑った。
きらりと輝く白い歯、炭酸水と青い海が似合いそうなそれに、何故か背筋が寒くなった。
そしてその青春色の笑顔のまま投げかけられた言葉に、やっとこ自分の置かれた状況を思い出した。
「あー、腹減った。メシ作ってね、メシ」
「……」
そうだ。
ここは築三十五年の傾きかけた愛しの我が家じゃない。縁もゆかりも無い、他所様のお宅だ。
窓から見えるテレビドラマに出てきそうな景色も、頭上に見える上品なクリーム色の天井も、ふんわり身体を包み込む布団もふかふかの枕も、まったく馴染みのないものだ。
そりゃ当たり前だ。
初めて見たのが昨日の夜のことなんだから。
寝起きでうまく働かない頭で、それでもむしゃむしゃ咀嚼するみたいに状況を分析していると、池田は俺の観察に飽きたようにひとつ欠伸をかまし、ぐっと伸びをした。
差し込む朝日に、髪がきらきらしている。
なんとなくそれに見蕩れていると、池田の目がまたこっちに戻ってきた。
「肉食いたいな、肉。分厚いやつな。こんくらいの」
「……」
親指と人差指の隙間からこっちを覗きつつ、にっこり笑顔でそう宣言。
と同時に思考が凍りついた。
爽やかな寝起きに、油にまみれて俺に肉を焼けと……?
いや、爽やかな朝ならまだ良いが……時代はすでに暑苦しい夏休みだ。ただでさえ暑いこの時期に、朝っぱらから俺に肉を焼けというのか?
ていうか、寝起きに肉食えるなんて胃腸強すぎだろ。
普通朝はさっぱり系か優しい系の味だろ。サラダとか味噌汁とかスープとか出汁巻き卵とか。
朝からがっつり肉なんて食ったら、じゃあ夜はなに食うのって話になるじゃん。一日のメインが朝食でもう終わっちゃうじゃん。
変だよ朝から肉なんて暑苦しいよおかしいよ。
……なんて、思っても口には出せない俺にはそんな権利は無い。
「……朝っぱらから……肉、ですか……」
それでもわずかながらの抵抗を示すと、さっさと部屋を出て行こうとしていた池田が、ゆっくりとした動作でこちらを振り向いた。
その顔に浮かぶ炭酸水の笑みに、それでも背筋が寒くなる俺は臆病者だろうか……
いや、まだ十六になったばかりの俺がすべてに達観した巨木のごときオーラを纏えるはずもない。
つい昨日初めて言葉を交わしたような相手に、おいそれと油断したり親しみを感じたりなどできるわけがない。
警戒心を隠してにっこり相手が出来るほど人生経験積んでない。
俺は悪くない。
悪いのは感情の読めない池田のこの態度だ。
「スタミナあるモン食わないと、骨くっつかねえだろ?」
大袈裟に吊り下げられた左腕をちらつかせながらそういわれ、反撃の余地は完全になくなった。
頬に貼られたでっかいガーゼも、吊り下げられた左腕も、ひび割れたらしい左足も、なにもかも全部俺の責任なのだ。
池田玖朗。
これが、俺が轢き殺したと思い込んでいた相手の名前。
そしてここは、池田の部屋。
俺が池田の家に下僕として投入されてから初めての朝は、こんな風にやって来た。
*****
世間の学生さんたちが浮き足立つこの季節、夏。
夏休み。
高校生の夏休みといえば、初めてできた彼女と思い切って冒険しちゃおっかな、とか、ちっちゃな計画に胸踊らせるちょっと特別な長期休みだ。
そんな嬉し恥かしトキメキのはずである青春の一ページを、下僕として過ごすこととなった俺ってどうなんだろう……?
いや、池田が生きていたことには純粋に感謝している。
本当、我を忘れて窓から涙ながらに万歳三唱したくらいに、ほっとした。
奴が命を取り留めたお陰で、俺は殺人者にならずに済んだのだ。
とはいえ……
「おう片山。夏休みだってのにどうした、補習か?」
ふと背中を叩かれて、虚しい思考はひとまず途切れた。
振り向いてみると、髭面熊面の……兄貴と仲の良かった織田という名の教師がいた。
担任でもない上に学年まで違うから、はっきりいって俺の方は全然親しみなど抱いていない。
けど「あの片山の弟」として、織田さんの方は随分と俺に親近感を持ってくれているらしい。
顔を合わせると、姿を見かけると、元気か病気か困って無いかとなにかと声をかけてくれる。
……まあ、それが有難いか迷惑かはさて置き。
「補習なんか受けませんよ……兄貴じゃあるまいし……図書室で宿題しようと思って来ただけです」
なにせ築三十五年の我が家にはエアコンなんて高価なものはない。
夏は暑さと、冬は寒さと戦いながら過ごさなければならない位、ちょっとの地震であちこちから物凄い家鳴りが聞こえてくるくらいのボロ家なのだ。
……まあ、池田の部屋には立派なエアコンついてたけど。
只でさえ肩身が狭いのに、たとえどれだけ快適に空調を施されていようとも、よく知りもしない相手とふたりきりで一日中あの部屋にいるなんて耐えられない。
そう思い、負け犬上等でさっさと逃げ出すことにしたのだ。
池田には適当にいい繕って来た。
溌剌としたその顔に、反対に元気を持っていかれながら呟くと、織田さんは声を上げて笑った。
「兄貴と違って、弟は真面目だな。結構結構」
「……そりゃどうも」
わっはっはと豪快に笑われ、げんなりとしてしまう。
俺はどうも、この人は苦手だ。
けど、兄貴はこの人に随分と恩があるらしい。
両親が一気に亡くなった四年前、残ったモトショップを継ぐんだと卒業間際にして高校を中退しようとした兄貴を引きとめたのは、この織田さんだったのだとか。
高校くらいは出てないといけないとか何とか、説得して。
どうせ出席日数だって足りてないだろうし、と兄貴が言うと補講までしてくれたらしい。
兄貴が無事高校を卒業できたのはこの人のお陰なのだとか。
それまで族とかやって暴れてた兄貴が、急にぴったり大人しくなって真面目に学校に通いだしたときには……弟の俺が一番驚いた。
当時まだ俺は小学生だったが、子供心にきっと兄貴はそのままやくざにでもなっちゃうんだろうな、とか、密にそんな風に考えていたから。
兄貴みたいにはならない、という俺の口癖は、その日を境に二度と口をついて出なくなった。
「どうだ、兄貴は元気にしてるか」
「はあ、もう無駄に元気というか……」
だが、真面目になったからといって、兄貴の性格が変わったというわけではない。
面白がりで嬉しがりで、怪獣みたいなところは今も変わらないままだ。
「まあ、元気なのは何よりだな」
「はあ、まあ……そうですね」
兄貴がしょぼくれているところなんか見たこともない俺には、兄貴の元気の有難さは今ひとつわからない。
けどまあ、病気でうんうん唸っていたりするよりは余程良いだろう。
そういった大らかな判断から、一応頷いて織田さんの言葉に同意を返した。
「まあ、その内また顔出させてもらうから、兄貴にもそういっておいてくれ」
「はあ……はい」
そういえば、兄貴曰く、この織田さんも単車の改造だの何だのが物凄く好きなのだといっていた……ような気がする。
要は同類なのだと。
じゃあ、と朗らかに片手を上げて去っていく織田さんに、ぽつねんと取り残され、ようやく肩から力が抜けた。
去り行く背中をぼんやりと眺めながら、なんとも遣る瀬無い気分になる。
悪いけど織田さん、兄貴に伝言は……無理だ。
残念ながら俺には今「自宅出入り禁止令」なるものが発令されているのだ。
家に帰ることは出来ないし、帰ったとしても中に入れてはもらえない。
合鍵も取り上げられた。
従って兄貴と顔を合わせることもない。
俺は夏休みの一ヵ月半を、池田の家で下僕として暮らすことが決定しているのだから。
いや、断じて俺が望んだわけじゃない。
悲鳴をあげて情けなくも失神した俺が目を覚ましたときには、すでに兄貴と池田の間で話が纏まってしまっていた。
池田への慰謝料単車の修理費警察その他、全部を見逃す代わりに、全治一ヶ月でひとりでは生活するのも不自由な池田の部屋へ、家政夫代わりに奉仕に行け、と。
出来るならいっそ、警察に行って、然るべき処置を取って、ひいひいいいながらでも慰謝料を払っていく方が余程よかったのかもしれない。
だのに。
「俺の知り合いを轢き殺した罪は重い」
兄貴はきっぱりとそういい放ち、さっさと荷物を纏めて二時間後には出て行けと命じてきた。
兄貴は魔王だ。
これと決めたらてこでも動かず、たったひとりの肉親である可愛い弟のこの複雑な心境を、微塵も感じ取ってもくれやしない。
結局死んでなかったじゃん、だとか、よく考えれば池田が勝手にハンドルを取り損ねて引っ繰り返っただけで、俺関係ないんじゃん、とか、そういったいい訳じみた抵抗は、ものの見事にぴしゃりと叩き潰された。
わあわあ喚いては兄貴に纏わりつく俺を、池田はなにが可笑しいのかずっと笑いながら眺めていた。
灰色の目に涙まで浮かべて。
「それに、うちには馬鹿高い慰謝料払うような余裕も財産もねえ。お前一匹で事足りるならお安い御用だ」
さも友情が大事という態度を取りながら、本音を暴露しやがった。
「それともなにか? お前はじいさんの代から細々と続いてきたこの店を畳んじまえとでもいうのか?」
これは問いかけじゃなくて脅迫だ。
薄情な兄貴は、貧乏を盾にして池田に俺を売った。
そして実際、兄貴は言葉通り、きっかり二時間後には泣きながら荷物を纏めた俺と池田をぽいとばかりに表に放り出したのだ。
ぴしゃっと目の前でドアが閉められ、目の前が真っ暗になった。
俺は、極度の人見知りというわけじゃないが、決して人懐っこいわけでもない。
見知らぬ相手と今夜から一緒に暮らせといわれたところで、素直にうんと頷けるわけがなかった。
だが、閉じられた扉の前で待てど暮らせど再びドアが開くことはなく、それどころか風呂場から鼻歌まで聞こえてきて、抵抗する気力はぽっきりと折れた。
斯くして俺は、「モトショップ カタヤマ」の存続のために、池田玖朗の元に人身御供に出されたわけだ。
万歳三唱するくらいの喜びなんて、その頃にはすっかりと消し飛んでいた。
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