凶悪ハニィ

文字の大きさ
50 / 96
【本編】

50

しおりを挟む





 *****


 笑い声で目が覚めた。
 最初は幻聴かと思った。
 けれども、意識がはっきりしてくると同時に夢じゃないことが分かった。
 笑う声、喋る声、高い声、低い声。
 混ざり合う様々な声音が騒音じみた響きで耳に届く。
 部屋の外からだ。
「……客?」
 珍しい……というか、俺がこの部屋に転がり込んできてから初めてのことだ。
 夕飯の後、あんまり眠いからちょっと居眠りしてきますと部屋に篭ってから……既に数時間。
 三日ぶりの一人寝は思いのほか心地好く、予定よりも沢山寝すぎてしまったらしい。

 もうあっちの部屋は使わないだろ、と不穏な問いかけをされてから三日、なんと俺は本当に客間を利用していない。
 いや違う、断じて自分の意思じゃない。
 客間を使うなら寝込みを襲うと堂々宣言してきた池田の所為で、恐ろしくて使えなくなったのだ。
 そんなことを言って、横に転がった瞬間飛び掛られるんじゃないかと警戒もしたが、意外にも池田は何もしてこなかった。
 時折こめかみやうなじに唇を寄せられはしたけど、服の中に手を突っ込んでくるような真似はしなかった。
 本当に、ただの添い寝。
 何もされない添い寝を断固拒否して戦々恐々と客間で夜を過ごすくらいなら、抱き枕になった方が余程マシだった。
 隣に人が居る状況で眠ることにだって、大分慣れてきたようにも思う。
 けど、やっぱり眠っていても頭のどこかが緊張していたんだろう、二人寝を始めてから日中眠気に襲われることが多くなった。
 いよいよそれに耐えられなくなったのが、数時間前だ。
 その数時間の間に、誰かが訪ねてきたらしい。
 のっそりベッドから身を起こし、頭を捻る。
 客が来ているのなら、俺はここで大人しくしていた方が良いかもしれない。
 けど、トイレに行きたい。
 切羽詰ってもうどうしようというほどじゃないけど、一体いつ帰るのかも分からない客を気にして延々部屋に閉じ篭っていられるほど余裕があるわけでもない。
 そうだ、携帯。
 こういうときのための携帯電話だ。
 あれなら、部屋から出ることなく池田に「部屋から出てっても大丈夫ですか」とお伺いを立てることが出来る。
 文明の利器って素晴らしい。
「……」
 そう思いいそいそ枕元を漁ったが、綺麗な飴色のそれはいつまで経っても手の中に飛び込んでこない。
 ……そういえば、部屋に篭る時にぽんと台所のカウンタに置いたような気もする。
 携帯せずに携帯電話とは笑わせる。
 頭の中でそんな皮肉を思いながらも、がっくり肩が落ちた。
 どうしよう。
 ベッドを降りてドアに近付き、耳を欹ててみる。
 結構外は賑やかだ。
 この様子なら、そっとドアを開けてねずみ小僧ばりにこそこそ出て行けば案外気付かれないかもしれない。
 客間のドアはダイレクトにリビングに続いているけど、この部屋はリビングというよりは台所の方が近い。
 テレビでもついていて皆がそっちを向いていればめっけもんだ。
 リビングから少しずれたこの部屋のドアから誰かがこっそり出てきたとしても、背を向けた状態の人間には余程のことがなければ気付かれまい。
 そうだ、まずはテレビがついているかを確認しよう。
 息を潜めてドアノブに手をかけそっと扉を押し開くと、鉛筆みたいに細く長く、光の線が室内に走った。
「……」
 その隙間に顔を近付けて外の様子を窺うが、幅が狭すぎてよく分からない……もう少し、
「お?」
 鉛筆からマジックペンくらいの幅に隙間を広げると、同時に頭上から声が降ってきた。
 ぎょっとして顔を上げると、覗きこんでくる目が見えた。
 反射的に閉じようと力を込めたドアの隙間に、手が差し込まれてくる。
「!」
 その行動に更に仰天、背筋を冷たい汗が伝った。
「おい玖朗、開かずの間から何か出てきたぞ! 空き巣かもよ!」
 また声が降ってきた。
 差し込んできた手の主だ。
 わざわざ池田に声をかけた男の声に、ノブを掴む掌からじわり汗が滲んで出たのが分かった。
 折角人がこっそり行動しようとしているのに、何でわざわざリビングの人間全員にばれるようなことを言うのか。
 案の定、何事かというような声が幾つか上がり、このドアへと関心が向けられてくる。
 ……多い。
 二、三人程度の客かと思っていたけど、少なく見積もっても五、六人は居る。
 へたり込みドアノブを掴んだまま硬直、呆然と外を眺めていれば、すらりと長い足が近付いてきた。
 池田だ。
「そのドアは触んなって言ってんだろ。癖の悪い手はへし折るぜ」
 聞き慣れたはずの池田の声に、背中がひやりとした。
 あれだけわいわい騒いでたんだから、来てるのって……友達、だよな?
 池田は普段から、友達に対してこんなに冷たい調子で喋るんだろうか。
「何切れてんだよ、何か出てきたから教えってやっただけだろ」
 けど、不穏なその気配に気付いているのかいないのか、友達らしき男の声はさっぱり気にする風もなくそれでもドアから手を離した。
 その代わりのように、池田の手が入り込んでくる。
 少し開いていたドアの隙間を更に広げ、目の前にしゃがみ込んで目線を合わせてきた。
「……ごめん、邪魔しないようにこっそり出るつもりだったんだけど、」
「邪魔? 邪魔じゃねえよ。邪魔なのはあいつらだ」
 あいつら、と指差す先に目を向ければ、リビングに集っていた全部の人間が目に入った。
 一人残らず興味深げな顔をしてこっちを向いている。
 派手な……いや、良く言うなら華やかな顔ぶれだった。
 お洒落さんな池田の友達は、やっぱりお洒落さんなのかもしれない。
 ティシャツジーンズでどこにでも出かける兄貴とは大違い。
 状況も忘れて思わずそんなことを考えていると、伸ばされた池田の手が左腕を掴んできた。
 引き起こしてくる力に逆らわずに立ち上がると、軽く髪を掻き混ぜられた。
 見上げるとにっこり笑顔を向けられる。
「しょうもねえ連中はさっさと追い出すから、ちょっとだけ我慢してイイ子しててね、ダーリン?」
 おい、本人たち真後ろにして何口走ってるんだ。
「……や、気使わなくて良いよ、トイレ行こうと思っただけだし。ごゆっくり」
 酷い物言いの池田の言葉に逆に気を使ってしまう。
 何となく背中を向けるのが恐ろしくて、リビングに身体を向けたまま横這いに移動。
 じりじり距離を取りトイレに駆け込むと同時に、どっと疲れて肩が落ちた。
 詰めていた息を深々吐き出す。
 ぐっすり眠ってすっきりしたはずなのに、もう疲れた。
 もう一度あのリビングから目の付く場所に行くのは憂鬱だが、行かなければ逃げ隠れする場所も無い。
 さっと戻ってさっと部屋に入ろう。
 礼儀もなってない奴を置いているんだなと池田の心象を悪くさせないよう、一応会釈くらいはしておこう。
 カウンタで携帯を拾って、さささと部屋に引っ込もうそうしよう。
「……よし」
 意を決してトイレから脱出、早足でリビングの方へ戻ってドアノブに手をかける。
 と同時に、目の前に華奢な手が伸びてきた。
 開きかけたドアを、ぱたんと閉じられる。
 何事かと振り向いて見れば、綺麗な女の人がにっこり微笑んでいた。
「……あの、」
「一緒に飲もう」
「へ?」
 つやつやの赤い唇の隙間から、白い歯が見える。
 意味が分からなかった。
 状況が分からず硬直しながらも、女の目線が自分より少しだけ高いことに気付いてちょっとだけ傷付いた。
 女は、ぽかんと呆ける俺に呆れる風もなく、もう一度同じ言葉を繰り返した。
「一人で部屋閉じこもっててもつまんないっしょ。一緒に飲もう?」
「や、えーと……」
「おい千鶴、そいつ未成年だから。ちょっかい出すな」
 返答に詰まっていれば、リビングからすかさず池田の声が飛んできた。
 けれども女……千鶴さんが聞き入れる様子は無い。
 ドアから伝うようにノブまで手を這わせると、するりと指を絡めてきた。
 細い。
 身長は俺より高いのに、身体は俺よりもずっと華奢だ。
 女の指なんてまともに触ったこともなく戸惑っていると、くるりと身体を反転させられ、両肩に手が乗ってくる。
「いいじゃん、ジュースだってあるんだし。暗い部屋に閉じ込めてたら可哀想っしょ」
「てめえらの相手させるほうが余程可哀想だよ」
「玖朗がそんなだから悪いんだよ。いいもんこの子に遊んでもらうから」
 言いながらぐいぐい肩を押されると、勝手に足が進んだ。
 抵抗しなかったというよりは、出来なかった。
 逆らうにしたって、どの程度の力で逆らえば良いのかが分からなかった。
 交際経験はないけど、俺にも一応女友達くらいは居る。
 けど、そいつらの指や身体に触ったことは一度も無い。
 家に帰れば居るのは兄貴一人。
 一番身近な女だった母親は、四年前にいなくなった。
 お陰で俺は、女をどう扱ったら良いのかがよく分からない。
 加減を間違えて転ばせてしまったらどうしよう、うっかり怪我をさせてしまったらどうしようと思うと、何も出来なかった。
 そうこうしているうちにリビングに連れ込まれ、半ば無理矢理ソファに座らされた。
 すぐに千鶴さんが真横に腰を下ろして身体を寄せてくる。
 戸惑い逃げればにっこり笑顔で距離を詰めてくる。
 それを何度か繰り返している間に、とうとうソファの端まで追い詰められた。
 客の総数は、七人。
 男が四人に、女が三人。
 広いリビングに、それぞれが思い思いの場所に座っている。
 池田はコーヒーテーブルを挟んだ向かい、俺の真正面にあるソファで非常にわかりやすく不機嫌全開の顔をしていた。
 片手にはビールの缶。
 テーブルにも床にも、既に空の缶や瓶が大量に転がっている。
 凄い数だった。
 七人であけるにしても、少し多すぎるんじゃないかと思うくらいに。
 これを明日、俺が片付けることになるんだろうかと思うと……状況も忘れてちょっとだけげんなりした。
 と、頭にこつんと何かが乗せられた。
 見上げてみれば、さっきドアに触って怒られていた男が銜え煙草で見下ろしてきている。
 短髪に顎鬚、男の俺から見てもなかなか格好良い。
 髭かっこいい。
「何歳?」
「十六……です」
「名前は?」
「片山……」
「名字じゃなくて名前だよ」
「涼二」
「了解。こーこーせーの涼ちゃんにはオレンジジュースな」
 頭に乗せられてきたのは、ビールの缶だったらしい。
 それを千鶴さんに手渡し、短髪顎鬚は一つ頷くと台所へと向かった。
 それを見送っていると、半ば寄りかかるようにして千鶴さんが肩を寄せてきた。
 手渡されていた缶をもう開けている。
「涼二くんさ、玖朗の親戚か何か?」
「え、いや……違います」
「違うんだ?」
 何なんだろう。
 ちらりと上目遣いで見詰めてくる千鶴さんに、背中を冷や汗が伝う。
 女には慣れてないんであんまり密着しないでくださいと訴えたいけど、それが失礼なことかもしれないと思うと口に出せない。
 さり気なく距離を取ろうにも、もうソファの端っこで逃げる場所がない。
 池田に助けを求めようにも、池田は池田で両脇を男と女に固められて心底迷惑そうな顔をしている。
 何だか暑い。
 いつもは極寒で、ブランケットに包まりながらも池田に寄り添っていなければ耐えられないくらいなのに。
 部屋に居る人間が多いから、それだけ室温が上がっているんだろうか?
 そう考えると同時に、違うと否定の言葉が頭の中で響いた。
 違う。
 人が多いから極寒の部屋でも平気なんじゃない、部屋の中の温度自体が、いつもより高いんだ。
 考えてもみれば、池田の部屋からそっと外の様子を窺ったときだって、ドアの隙間から底冷えするような冷気は入り込んでこなかった。
 一体どうしたんだろう。
 いつもと違う部屋の中に戸惑えば、またこつんと頭に何かが乗せられた。
「はいお待ち」
「あ、すみません」
 リビングに戻ってきた短髪顎鬚にグラスを差し出され、咄嗟にそれを受け取る。
 しゅわしゅわ気泡の上がるオレンジの液体の中に、ストローが差し込まれている。
「じゃ、かんぱーい」
 ごつ、とグラスに缶がぶつけられる。
 そのまま缶を呷った千鶴さんの喉を横目に見て……不意にどくん、と心臓が鳴った。
「あ……」
 顎の線に目が釘付けになった。
 この人……ゆらゆら女だ。
 茶色の長い髪を結い上げているから、気付かなかった。
「はい失礼、ちょっとそっち寄って」
 頭上で声。
 見上げてみれば、短髪顎鬚が俺と千鶴さんを追いやるように、無理矢理ソファに腰を下ろしてくる。
 千鶴さんが身体を少しずらして俺がそれに流されるようにならえば、仲良く三人並んで座る格好になった。
 右隣にはゆらゆら女。
 左隣には短髪の顎鬚男。
 その間にちんまりと挟まれた、俺。
 物凄く居心地が悪い。
 どうしよう……ちょっとトイレに行きたかっただけなのに、何か変なことになった。






しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

2度目の恋 ~忘れられない1度目の恋~

青ムギ
BL
「俺は、生涯お前しか愛さない。」 その言葉を言われたのが社会人2年目の春。 あの時は、確かに俺達には愛が存在していた。 だが、今はー 「仕事が忙しいから先に寝ててくれ。」 「今忙しいんだ。お前に構ってられない。」 冷たく突き放すような言葉ばかりを言って家を空ける日が多くなる。 貴方の視界に、俺は映らないー。 2人の記念日もずっと1人で祝っている。 あの人を想う一方通行の「愛」は苦しく、俺の心を蝕んでいく。 そんなある日、体の不調で病院を受診した際医者から余命宣告を受ける。 あの人の電話はいつも着信拒否。診断結果を伝えようにも伝えられない。 ーもういっそ秘密にしたまま、過ごそうかな。ー ※主人公が悲しい目にあいます。素敵な人に出会わせたいです。 表紙のイラストは、Picrew様の[君の世界メーカー]マサキ様からお借りしました。

孤独な蝶は仮面を被る

緋影 ナヅキ
BL
   とある街の山の中に建っている、小中高一貫である全寮制男子校、華織学園(かしきのがくえん)─通称:“王道学園”。  全学園生徒の憧れの的である生徒会役員は、全員容姿や頭脳が飛び抜けて良く、運動力や芸術力等の他の能力にも優れていた。また、とても個性豊かであったが、役員仲は比較的良好だった。  さて、そんな生徒会役員のうちの1人である、会計の水無月真琴。  彼は己の本質を隠しながらも、他のメンバーと各々仕事をこなし、極々平穏に、楽しく日々を過ごしていた。  あの日、例の不思議な転入生が来るまでは… ーーーーーーーーー  作者は執筆初心者なので、おかしくなったりするかもしれませんが、温かく見守って(?)くれると嬉しいです。  学生のため、ストック残量状況によっては土曜更新が出来ないことがあるかもしれません。ご了承下さい。  所々シリアス&コメディ(?)風味有り *表紙は、我が妹である あくす(Twitter名) に描いてもらった真琴です。かわいい *多少内容を修正しました。2023/07/05 *お気に入り数200突破!!有難う御座います!2023/08/25 *エブリスタでも投稿し始めました。アルファポリス先行です。2023/03/20

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

必ず会いに行くから、どうか待っていて

十時(如月皐)
BL
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと…… 帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。 生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。 そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。 そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。 もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。 「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...