凶悪ハニィ

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【本編】

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 池田は最初、俺の手を取り指先に唇を寄せた。
 それは恭しく。
 俺と池田は捕食者と被捕食者で、池田は遊ぶ担当、俺はおもちゃ担当のはずなのに。
 跪いて口付けるその仕草は、まるで俺の方がご主人様みたいだった。
 何となく背中がむず痒くて眉根を寄せれば、池田は無邪気に笑んで舌を覗かせた。
 その舌が、指に触る。
 爪先から側面を辿って甲の位置でまた一度啄ばまれた。
 手首の内側からゆるゆると肘に移動して、二の腕の位置でまた一度。
 途中軽く歯を立てられて、驚いて肩を弾ませれば笑いながら唇が離れる。
 ゆったりと弧を描く流し目が、顔色を窺って向けられてくる。
「もう怖い?」
 からかう口調に眦を吊り上げれば、あやすように目尻にキスされた。
 思わず首を竦めると、ギプスの左手が顎の角度を調節してきた。
 足の時と同じだ。
 多分もう殆ど骨はくっ付いているんだろう。
 ギプスを嵌めたままでも、自分でいけると踏めば池田は勝手に使い始める。
 痛くないから平気、という恐ろしいほどに感覚だけを頼った自信で。
 逆らうことなく……というか、力が入らず逆らえずに縮めていた喉を伸ばすと、喉仏の位置に舌が這わされた。
「ッ、」
 ゆったりと骨の尖りを沿う動きに、くすぐったさと羞恥がない混ぜになって息が詰まる。
 どうしよう、という言葉が、頭の中で輪になってぐるぐるしている。
 どうしよう。
 どうせ逃げられないなら大らかな気分の今のうちに、なんて考えたけど……早速後悔し始めてる。
 頬に、顎に、肩に、指に、触ってくる感触に時折身体が跳ねるのに、冷や汗が噴き出す。
 早まったか?
 俺、早まってないか?
 いくら池田の遊び相手が俺しかいないからといって、好きに身体を触らせるのはちょっと違くないか?
 足。
 そうだ、考えてもみれば、もう足は自由なんだから、大人の遊びがしたければゆらゆら女のところへ行って来いと言えば良かったんだ。
 自分勝手な判断で、手だって使い始めてる。
 ここは完結した二人だけの世界だけど、池田はもう自由に出て行く足を持っているはずだ。
 羽のない蝶々じゃない。
 それなのに。
「……ちょっと、あの、玖朗?」
「ん?」
 ぽつりと呼びかけると、返事はすぐにあった。
 けど、首筋に埋まる顔はそのまま、上げて視線を合わせようという意思は感じられない。
 ギプスの左手に抱え込むように頭を捕まえられている所為で、逃げることも出来ない。
 舌が、首筋を這う。
 太い血管を辿り、鎖骨の窪みを抉り、顎の付け根の柔らかい部分を愛撫する。
「あのさ、あんまじわじわ触られるとさ……その、こっ恥ずかしいっていうか……もうちょっと男気ある感じで、さくっと」
「冗談」
「ッ、」
 終わらせてもらえないでしょうか、という提案は、最後まで言わせてもらえなかった。
 ねちねち首筋を舐っていた舌が耳元に移って、身体が弾んだ。
 多分俺は、耳が弱いんだろう。
 ちょっと舐められただけで……いや、少し息がかかっただけでも背筋が震える。
 悪寒の向こうの方で、ほんの少しの甘さがこっちに向かって存在を主張するみたいに「いるよ!」って手を振っている。
 ぴちゃぴちゃわざとらしく音を立てられると、鼻の奥の辺りでじわりとオレンジ色の火が灯る。
 気持ち悪いのと気持ち良いのと後ろめたいのと恥ずかしいのがぐるぐる撹拌して、どんな顔をすればいいのか混乱する。
「ぅ、」
「せっかくお許しが出たんだ、時間かけてじっくり食わなきゃ勿体無えだろ?」
 鼓膜に直接吹き込むような低い声に、背筋が震えた。
 ぎゅっと瞑った目尻に、勝手にじわりと涙が浮かぶのが分かる。
 泣くな涼二。
 泣くのはまだ早い。
 兄貴はいつも言っている、男は泣いたら負けだと。
 池田にいいようにされていても、負けたくない泣きたくない怖がって震えたくない。
「……やだって言ったら止めるって約束、」
「覚えてる覚えてる。けどまだ、いけるだろ?」
 頭を抱え込んでくるギプスの左手が、悪戯を仕掛けるみたいに髪を軽く引っ張ってくる。
 差し出された舌が、耳からうなじにかけてを執拗に愛撫してくる。
 服の裾から差し込まれた右手は、宥めるみたいにゆるゆる腹を撫でてくる。
 脇腹から臍の窪みをくすぐって、肋骨を辿って胸板に移る。
 指先が時折胸の先端を掠めると、大袈裟なくらいに身体がびくついた。
「涼二、ちょっと」
「?」
 ふと池田の体温が離れたのに目を開けると、人の太腿にどっかり座り込んだままの池田が手を差し伸べてきた。
 わけも分からずにその手を取ろうと腕を持ち上げるが……重い。
 腕が重い。
 頭も重い。
 身体を動かすのがこんなにも億劫だと感じたのは生まれて初めてのことかもしれない。
 ゆるゆる持ち上げた腕が池田の手に辿り着くよりも先に、池田の手が迎えに来た。
 まずはしっかりと右手、それから添える程度の力で、左手。
「よ、と」
 ぐい、と引き起こされると、がくんと顎が仰け反った。
 引き寄せられれば抵抗する力も湧かないうちに額が池田の鳩尾辺りにぶつかる。
「はは。すっかりくらげだな」
「……」
 笑われるのは面白くないが、笑いたくなる気持ちはよく分かった。
 頭は結構はっきりしているのに、自分でもびっくりするくらい身体が言うことをきかない。
 宇宙空間を漂うみたいに、こつんと小突かれたら何かにぶつかるまで止まれそうにない。
 自分の意思じゃどうにもならない。
「涼二、腕上がる? 万歳してみ、ばんざーい」
「……ばんざーい、」
「出来てねえよ」
 受けた池田が、笑いながら腕を取ってきた。
 片方ずつ丁寧に持ち上げて、自分の肩に引っ掛ける。
 俺から抱き付いているような格好だ。
「あ、良いなこの構図。記念写真撮っとくか」
「しね」
 普通に考えれば、俺から池田に抱きつくなんて考えられない。
 どこかうきうきとした池田の言葉を叩き潰すと、池田はそれでも気を悪くした風もなく笑った。
 おもちゃで遊ぶ許可を得て、退屈を持て余していたご主人様は上機嫌だ。
「そのままくっ付けるとこまでくっ付いてろよ」
「いやら」
 条件反射のように抵抗しながらも、ゆるゆる池田が身を寄せてくるとそれに合わせて身体が傾いだから、咄嗟に腕に力を込める。
 落下した先にあるのは枕だと分かっていても、後ろ向きに倒れるのはちょっと怖い。
 が、しがみ付く力も大して出るわけじゃない。
 ずるりと腕が滑ってぱたんと身体が落ちると、その動きを利用するみたいに腕からシャツが抜けた。
 ひんやりとした空気が肌に纏わり付いてくると、ほっと息が漏れた。
「あーきもちいい……」
 暑いくらいだった身体に、その冷たさは心地好い。
 ついでに団扇でも持ってきて扇いでくれたらもっといい感じ。
 と思ったら、団扇じゃなくて池田がきた。
 ひんやり心地好かった肌に、あったかい身体が密着してくる。
 これはこれで気持ちいい。
 掌がゆるゆる髪を撫でてくる。
 吸い付いてくる唇は、欲を煽るというよりは愛しむ親鳥みたいに優しい。
 恐怖心が薄らいで、遠ざかっていた眠気がじわじわ甦ってきた。
 あったかい体温に擦り寄りたい。
 このまま眠りたい。
「くろ、ねむくなってきた……」
「うっそ、そりゃねえだろ」
 うとうとまどろみながら訴えれば、素っ頓狂な声が上がった。
 髪を撫でていた手が止まった。
 それが不満で薄く目を開くと、伸び上がるようにして顔を覗き込んでくる池田と目が合った。
 その目は酷く真剣で、鋭く眇めて凝視してくるのに頭を捻れば、どこか諦めたような溜息が降ってきた。
「逃げの体勢……てわけでもなさそうだな。いいよ、眠けりゃ寝ろ。完全に落ちたら止めてやるよ」
「……」
 うっそ、マジで?
 ラッキー!
 ……頭の中ではそう思ったけど、多分表には出ていないだろう。
 閉じた目を開く気力が湧かない。
 頬に触ってきた掌に、自分から顔を寄せた。
 もっと触っていて欲しい。
 俺が眠りに落ちるまで。
 と、手が離れた。
 それから体温も。
 ぎしりとベッドが軋む音。
 ひたひたと足音。
 蝶番が軋む音。
 池田が部屋から出て行ったんだろうか?
 何で?
 そう思っても、目を開けてそれを確かめようとは思わなかった。
 いっそこのまま眠ってしまえ。
 完全に落ちれば止めてやると池田も言っていたし、眠ってしまっても怒られはしない。
 意識が急激に沈んでいく。
 それから、暗転。


 か細く、すすり泣くような声でゆるゆると意識が浮上した。
 途切れ途切れに、涙声の悲鳴が混じる。
 誰の声だ?
「ッあ、やだ、いやだ……」
「やだじゃねえだろ? 寝惚けてても逆らうんだな」
 含み笑いの低い声。
 これは誰の声だ?
 腹が熱い。
 いや、身体中が熱い。
 目の奥が特に熱い。
 熱がせり上がって来る。
 荒い息遣いが聞こえる。
 盛りついた犬みたいに、耳障りな音だ。
 これは誰の音だ?
 ――俺だ。
「ッ、つ……ぁ、」
 頭の中で光が弾ける。
 と同時に、張り詰めていた身体が弛緩する。
 息が苦しい。
 どっと力の抜けた身体を投げ出すと、寄り添うように体温が近付いた。
 薄く目を開くと、間近で池田が笑っていた。
 愉悦に煌めく、極上の微笑。
「イき顔、ごち」
 艶やかな笑みで掌に舌を這わせる。
 その手首を、どろりとした液体が伝ったのを見た瞬間、眩暈がした。





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