凶悪ハニィ

文字の大きさ
59 / 96
【本編】

59

しおりを挟む





 一体どのくらい、そうやってただ抱き合っていたんだろう。
 痛みの感覚が引いて、ただ圧迫感だけが残るようになるまでだから……多分結構経っていると思う。
 池田はただ寄り添って、俺の息が整うのを待っているようだった。
 右手が肩口を撫でて、ギプスの左手指があやすように内腿を辿る。
 と、
「ん……ッ、ちょ、動かすなッ、」
 ゆったり腰を揺すられて、閉じていた目が反射的に開いた。
 治まっていた痛みが目を覚ます予感に身体が震える。
「動かさなきゃいけねえじゃん……つって、本当はこのままでも十分いけそうなんだけどさ。ちょっとそろそろ理性も限界っていうか、切れて無茶苦茶やっちまわねえように、ちょっとだけ動かさして」
「は……ッ? え、や、ちょ……ッ」
 甘えるようにねだる声だが、その内容がとんでもない。
 死刑宣告めいた恐怖のおねだりに慄く間もなく、ゆっくりと、少しだけ進入が退いていく。
「つ……ッ、う」
 少し引いては奥まで戻り、また少し退いては進入を繰り返す。
 ゆらゆらと揺蕩うような波の動き。
「ん、んぅ……」
 眠りを誘うような緩やかさで、やわやわと浅く繰り返される。
 掌が頭を、額を、頬を、胸を撫でてくる。
 唇が耳朶に、顎に、目尻に、首筋に寄せられる。
 浅く引いて、深く戻ってくる。
 違和感の後退に身体がほっとする間もなく、奥まで押し広げられて首が仰け反る。
 優しいだけだった動きが、芯を持ち始める。
「ん、んぁ、あッ、は……ッ」
 腹の中をずるずると灼熱の塊が行き来する。
 その熱に、頭の中が熔かされる。
 引いては押し込み、退いては侵略する。
 さんざ指で引っ掻き回されて喚いた箇所に、時折痺れのような疼きが走る。
 肉が掠めて電流を起こす。
 痛い。
 痛い。
 痛いのに。
 ……痛いだけじゃない。
「くろ、くろ、あんま動ッ」
 思考が波に呑まれる。
 深度が増す。
 深く引いて、深く戻ってくる。
「……流石に、立て続けに三回は、無理か」
 しょんぼり項垂れた股間に手を伸ばして、池田は独り言のように「残念」と呟いた。
 波の動きが繰り返される。
 浅く引いて深く戻る動きから、深く退いて深く侵略する動きへ。
 突き入れられるたびに身体がゆれる。
 ゆらゆらというにはぎこちなく、激しい。
 思考が焼き尽くされる。
 波の動きに攫われる。
 怖い。
「くろ、や、やだ、怖、あ……ッ、」
 怖い。
 何も考えられなくなるのが怖い。
 痛い。
 痛いだけじゃないのが怖い。
 頭を抱きこまれて、堪らず目の前の胸に額を押し付ける。
 身体に手を回して爪を立てる。
 上半身は優しく労わってくるのが分かるのに、下半身は容赦が無い。
 深く引いて、深く戻る。
 何度も。
 何度も。
「ごめんな涼二」
 宥めるように頭が擦り寄ってくる。
 ベッドがぎしぎし悲鳴を上げている。
 囁きかけてくる池田の言葉が、もう聞こえない。
「けどオレ、決めてたんだよ。お前は抱くって……ずっと前から」
「や、やだ、あッ、あ、あ……ッ」
 思考が侵略される。
 頭の中が犯される。
 混ざり合う体温に眩暈がする。
 縋り付くからだが熱い。
 穿ってくる肉があつい。
「あ、あ、や、やだ……ッ」
 打ち付けられる振動が下肢から全身に響く。
 深く深く深く。
 熱の塊が膨張して、
「や、あ……ッ!」
「ッ、」
 弾ける。
 波というよりは嵐の動きは、唐突に緩やかになって……それから止まった。
 荒い息に喘いでうっすら目を開くと、押し留めていた涙がぼろぼろ落ちた。
 緩慢な動きで池田が身体を引き起こす。
 眉間に皺。
 肩で息をしている。
 硬く目を閉じて痛みに耐えるようなその表情は、壮絶に色っぽい。
 余裕の無いその顔を見て、翻弄されたのが俺だけじゃないのだと分かって、不思議と安堵した。
 顎から離れた汗が鎖骨に落ちてきた、その感触にすら。
「……風呂、入れてやろっか?」
 額に張り付いた前髪を払いながら、池田がうっとり微笑みかけてきた。
 嫌だと訴えるのをさんざ無視して好き勝手したくせに、反省の色など微塵も感じられない幸福そうな微笑。
 毒気を抜かれる。
 腕を振り上げて殴り付けたい気もするけど、そんな体力はもう残っていない。
「……いい。もう指一本も動かしたくない」
 ふいと顔を背けてそう訴えた後のことは……覚えていない。


 *****


 目覚めると腕の中だった。
 ゆるゆると目を開いて、最初に目に飛び込んできたのは喉仏。
 最初それが何か分からずぼんやり眺め、次に瞼が全開した。
「……ッ!」
 気分的にはがばりと跳ね起きるくらいの驚きだったけど、実際は身体がびくんと痙攣しただけに終わった。
 がっちりと肩に腕を回されていた所為だ。
 俺が池田に抱き枕にされているのか、池田が俺に腕枕をしているのか分からない格好。
 目だけで頭上を確認してみれば、瞼はぴたりと綺麗に合わさって灰色の目は隠れていた。
「玖朗……?」
 そっと呼びかけてみるが、反応は無い。
 寝てる。
 本当に眠っている。
 今まで池田の寝顔を見たことは幾度となくある。
 ただそのどれもが、本当に寝ているのかタヌキ寝入りなのか判別し難いものばかりだった。
 ぱちりと唐突に開かれるその目に、寝起きの余韻が残っていたことは一度も無い。
 そんな池田が、目の前でささやかな寝息を立てていて、呼びかけても無反応。
 酷く無防備なその姿に、咄嗟に目を逸らした。
 見てはいけないものを見てしまった気分だ。
「……」
 少し考えて、それから肩にかかる腕をそっと、そーっと退ける。
 叩き起こすには忍びない穏やかな寝顔。
 俺は多分、今ここに居たらいけない。
 池田は多分……無防備な姿を見られたくないタイプの人間だ。
 野生の獣みたいに。
 だったら気付かれないうちに、そっとベッドを抜けたほうがいい。
 そう思い身を捩った瞬間――
「い……ッ!」
 有り得ない場所がずきんと痛み、思わずベッドに突っ伏した。
 何でこんなところがと手を遣りかけて硬直、早送りの引き潮みたいに頭から音を立てて血の気が引いていく。
 大変なことを思い出した。
 昨夜の記憶。
 ところどころ抜け落ちてはいるけど、断片的に思い出されるその内容がとんでもない。
 とんでもない。
 別の意味でベッドから逃げ出したくなり、痛むケツを抑えながらもかさかさ移動した。
 また服を着ていない事実に慌てて視線を巡らせ、床にほっぽり出されていたパンツをむんずと掴む。
 馬鹿だ俺は。
 さんざ好き勝手されといて、無防備な獣を気遣ってそっとベッドを抜けようなんて……どんだけお人好しなんだそれただのアホだろ。
 俺は良い子だが、アホの域に達するほどのお人好しではないはずだ。
 今のはそう、寝起きのはっきりとしない思考がそうさせた……そうだそうだ、きっとそうだ。
「……逃げよう」
 ぽつりと呟き、ベッドを降りる。
 と思いきや、膝が笑って転がり落ちた。
 慌てて背後を確認してみるが、池田はぴくりともしていない。
 そうかそうか、久々の発散は物音に気付かない気付けないくらい寝入ってしまうほど好かったか人のケツさんざ引っ掻き回して……しね。
 ぎりぎり背後を睨み付け、それでも逃げ腰の俺は格好悪いことだろう。
 けど、もう昨日の醜態以上に格好悪いことなどないと思えるから、そんなものへっちゃらだ。
 途中でスウェットを拾い、タンクトップを拾い、這い蹲って部屋を抜ける。
 まさか、人様のお宅で匍匐前進とかする日が来るなんて思いもしていなかった。
 昨夜以上の醜態などそうそう無いとは思いつつも、あまりの格好悪さに既に涙目だ。
 部屋から抜けきってそっと扉を閉じると、ほっと息が漏れた。
 どうしよう。
 今すぐ逃げ出そうにも、身体がいうことをきかない。
 痛みを堪えて立ち上がろうにも、すぐに膝から力が抜ける。
 腰が、ケツが、痛くて重くて堪らない。
 ともすれば気力が尽きて気を失いたくなる。
 人様の家の中でパンツ握り締めて気絶とか、絶対に嫌だ。
 今すぐ逃げ出したい。
 けど、それは無理だと身体が言っている。
「……どうしよう」
 這い蹲りながらもぽつりと零すが、咄嗟に妙案なんて思い浮かばない。
 ぐっすり寝入ったあの様子なら、池田も暫くは起き出してはこないだろう……そう思うけど、リビングのソファで身体を休める気は起きなかった。
 池田と顔を合わせるのが怖い。
 どんな顔をしたらいいのかが分からない。
 赤くなればいいのか青くなればいいのか、いっそ死人のように真っ白に燃え尽きればいいのか。
「……さいっあくだ、」
 また一人で悪態を零し、カウンタに縋るようにして身体を起こす。
 と、昨夜ほっぽり出したままで後悔していた携帯電話が目に入った。
 綺麗な飴色のそれが、朝の光に艶々輝いている。
 咄嗟にそれを捕まえる。
 そうだ、逃げ出すのは後からでも遅くない。
 幸い、池田は離れていても連絡の取れる便利なものを、頼んでもいないのに与えてくれたじゃないか。
 一先ずどこかに隠れて、身体の調子が少し良くなったらこっそり部屋を抜け出そう。
 それではさようなら、と、ほとぼりが冷めた頃に外からメールを入れれば、全てが終わる。
 あとは隠れる場所さえ確保できれば……
「……トイレは、だめだな」
 風呂場もすぐに見つかる。
 ベランダに出ていても良いけど、いつ池田がひょっこり出てくるか分からないから落ち着けないだろう。
 池田が普段寄り付かなくて、更には殆ど手もつけないような……そんな、すっかり存在感のなくなったところは……
 きょろきょろ辺りを見回すと、ふと客間の扉が目に留まった。
 と同時に、ぱちんと名案が閃いた。
 壁伝いによたよたと移動、服と携帯だけはしっかり持って。
 明るい部屋の中でも扉を閉じれば漆黒に包まれるそこに、ずるりと身体を滑り込ませる。
 ちっちゃい身体で良かったと思ったのは、初めてのことだ。
 しっかり扉を閉めてうつ伏せに転がると漸く肩から力が抜けて、緩やかに意識が遠のいた。






しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

2度目の恋 ~忘れられない1度目の恋~

青ムギ
BL
「俺は、生涯お前しか愛さない。」 その言葉を言われたのが社会人2年目の春。 あの時は、確かに俺達には愛が存在していた。 だが、今はー 「仕事が忙しいから先に寝ててくれ。」 「今忙しいんだ。お前に構ってられない。」 冷たく突き放すような言葉ばかりを言って家を空ける日が多くなる。 貴方の視界に、俺は映らないー。 2人の記念日もずっと1人で祝っている。 あの人を想う一方通行の「愛」は苦しく、俺の心を蝕んでいく。 そんなある日、体の不調で病院を受診した際医者から余命宣告を受ける。 あの人の電話はいつも着信拒否。診断結果を伝えようにも伝えられない。 ーもういっそ秘密にしたまま、過ごそうかな。ー ※主人公が悲しい目にあいます。素敵な人に出会わせたいです。 表紙のイラストは、Picrew様の[君の世界メーカー]マサキ様からお借りしました。

孤独な蝶は仮面を被る

緋影 ナヅキ
BL
   とある街の山の中に建っている、小中高一貫である全寮制男子校、華織学園(かしきのがくえん)─通称:“王道学園”。  全学園生徒の憧れの的である生徒会役員は、全員容姿や頭脳が飛び抜けて良く、運動力や芸術力等の他の能力にも優れていた。また、とても個性豊かであったが、役員仲は比較的良好だった。  さて、そんな生徒会役員のうちの1人である、会計の水無月真琴。  彼は己の本質を隠しながらも、他のメンバーと各々仕事をこなし、極々平穏に、楽しく日々を過ごしていた。  あの日、例の不思議な転入生が来るまでは… ーーーーーーーーー  作者は執筆初心者なので、おかしくなったりするかもしれませんが、温かく見守って(?)くれると嬉しいです。  学生のため、ストック残量状況によっては土曜更新が出来ないことがあるかもしれません。ご了承下さい。  所々シリアス&コメディ(?)風味有り *表紙は、我が妹である あくす(Twitter名) に描いてもらった真琴です。かわいい *多少内容を修正しました。2023/07/05 *お気に入り数200突破!!有難う御座います!2023/08/25 *エブリスタでも投稿し始めました。アルファポリス先行です。2023/03/20

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

必ず会いに行くから、どうか待っていて

十時(如月皐)
BL
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと…… 帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。 生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。 そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。 そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。 もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。 「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...