凶悪ハニィ

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【本編】

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「おま、片山って……え? マジかよ、」
 朝比奈さんが漫画みたいに動揺している。
 飲みかけの缶を片手に、空いたもう片方の指が俺の鼻先を指し、池田の鼻先を指し、また俺に戻ってくる。
 驚きで怒りも吹っ飛んだのか、吃驚眼をそのままにどこかおろおろとする朝比奈さんは、何となく可愛い。
 池田は俺にべったり擦り寄ったまま、にやにや笑っていた。
 状況を把握出来ていないだろう朝比奈さんに、手を差し伸べてやる様子は微塵も無い。
 意地の悪い男だ。
「あの……兄ちゃ、兄貴と知り合いなんですか?」
 仕方なくそう声を掛けると、うろうろと彷徨っていた朝比奈さんの手が漸く止まった。
 ゆるりと指を握り込んだ手が膝に落ちかけて宙で止まる。
「や、知り合いっていうか……まあ、そんな感じ」
「親友だよな?」
 補足するように横槍を入れた池田を、朝比奈さんはじろりと睨んだ。
 この様子だと、どう考えても「親友」じゃない。
 というより寧ろ、仲悪いんじゃないか……?
 そう邪推せずにはいられないくらい、俺が兄貴の弟だと認識してからの朝比奈さんの態度はぎこちない。
 じっと見つめてみれば、決まって目を逸らされる。
 その目がちらりと戻ってくるのを眺めていると、朝比奈さんはどこか疲れたように深く息を吐き出した。
「池田……お前よりにもよって片山の身内に手出したのか」
「そう。だからお前味方に付けとこっかなって思ってさ」
 な、と、にっこり相槌を求められても、俺には返事のしようがない。
 朝比奈さんも大概混乱しているけど、俺だって今の状況がさっぱりと分からない。
 王様気分のベッドを抜け出してみれば半裸の朝比奈さんと池田にばったり出くわし、何でか分からないけど同じ空間で向かい合って座っている。
 何でこんなことに?
 朝比奈さんを俺に会わせた意図は、さっき池田に聞いた。
 けど多分、それだけじゃない。
 俺を朝比奈さんに会わせた意図も、恐らく何かある。
 それを池田が口にしないことには話が進まない。
 兄貴の身内だと知って朝比奈さんはすっかり俺に警戒してしまっているし、そんな相手ににっこり笑顔で話しかけられるほど俺は人懐っこく無い。
 もじもじ盗み見し合っていても埒が明かない。
 さっき朝比奈さんは明日も仕事があるからさっさと眠りたいと言っていた。
 朝寝坊し放題の俺たち学生とは違うんだ、と。
 だったら池田は、さっさと種明かしをして朝比奈さんを解放してやるべきだ。
 社会人がどれほど大変なのかは正直よく分からないけど、少なくとも夏休みがないことは知っている。
 だから、この人に俺を引き合わせた意図を白状し、この人が口にした疑問の答えを返して……
「……ん?」
 今、何か引っかかった。
 何かが引っかかった。
 思わず一人頭を捻り隣を見てみるけど、池田におかしなところはない……というか、結構いつもおかしいから何とも言えない。
 ちらりと朝比奈さんを盗み見てみるけど、初めて顔を合わせた相手にいきなり違和感を見出せるほど俺は千里眼じゃない。
 なら何だ?
 何が引っかかった?
 池田の部屋から出てきたら、半裸の朝比奈さんが居て。
 それから、服を着てきた朝比奈さんが目の前に不機嫌そうに座って池田を睨んで。
 俺が片山だと、兄貴の弟だと知ると引っ繰り返りそうな勢いで驚いて。
 兄貴と朝比奈さんは多分あんまり仲が良くなくて。
 朝比奈さんは、よりにもよって兄貴の身内に手を出したのか、と……
「……」
 これだ。
 朝比奈さんは池田に、よりにもよって片山の身内に手を出したのか、と訊ねた。
 片山の身内ってのは、俺のことだ。
 俺に、手を出したのかと。
「……ちょっとタンマ!」
 漸く違和感の正体に気付いたと同時に、頭から血の気が引いた。
 反射的に悲鳴を上げて、ごろごろ懐いてきていた池田を放り出す。
 驚愕の目を、テーブル越しの男に向ける。
 朝比奈さんは、俺の視線にぎょっとしたように目を剥いた。
 この人なんで分かったんだ?
 池田が、俺に手を出したと。
 手を出す、という言葉が「そういう」意味だってことくらいは俺にも分かる。
 けど、何で何も言っていないのにこの人はさらりと手を出したのかなんて問いかけてきたんだ?
 一般人のふりをしているけど、実はエスパーだとか……いやいやエスパーなんてこの世にはいない、流石にもうサンタクロースを夢見る年頃じゃない。
 というか、生まれてこの方我が家にサンタクロースが来たことは一度も無い。
 何でと訊ねたら親は揃って「サンタが来るならお父さんとお母さんは家を出て行かないといけない」なんて言ってきた。
 二人がいなくなるのは嫌だったから、俺はサンタが家に来なくても文句を言わないようになった。
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 問題は、何故当たり前のように朝比奈さんが「池田が政一の身内に手を出した」なんて発言出来たのか、だ。
 俺が部屋で寝てる間に池田が言った?
 それならいい。
 いや根本的に考えれば嫌だけど、それならまだマシだ。
 けど、もしそうじゃなかったら……?
「あの、俺ちょっと用事を思」
「待て待て待て」
 そそくさと立ち上がりかけると、池田がその腕を掴まえてきた。
 けど、それに対して素直に足を止める気にはならない、なれない。
 目の前にいる初対面の男が、当たり前みたいに池田が俺を手篭めにした事実を口にした。
 要するに、一目見て分かる変化が俺にあるということだ。
 どこも変わっていないなんて池田の優しい嘘に、すっかりと騙されるところだった。
 早く隠れないと。
 誰にも会わない、誰からも見えない、暗くて狭い場所に。
「離せよ玖朗。俺は行かないといけない」
「こんな時間にどこ行く気だよ、ドラえもん」
「……」
「泣いてねだったって表札なんか買ってやんないぞ」
 すっかり行き先を見透かした池田の言葉に、じっとり恨みがましい目を向ける。
 だがこれで確信した。
 やっぱり俺には、目に見える変化が、一発でおかまと分かる何かしらの変化が訪れている。
 優しい嘘は、時に罪だ。
 お陰でのこのこ光の下に出てきてしまったじゃないか。
「離せって。おかまになったなんてばれたら兄貴に殺される。もうクローゼットに住むしかない。表札なんてなくてもいいよどうせ誰とも会わないし」
「まあまあ、落ち着けって。ヒナ」
 わしわしよじ登るみたいに、池田の手が手首から二の腕に移動してくる。
 と、ひょいと引かれて足が滑った。
「わ……いッてえ!」
 どすんと尻餅をつくようにソファにケツから落ちれば、途端に激痛。
 モロに圧迫されたケツが悲鳴を上げる。
 反射的に飛び出しかけた涙をぐっと堪えて唾を飲み込むと、俺の痛みなど気付く素振りもなく池田の腕が首筋に絡んできた。
「ご覧の通り、政一の弟にしては可愛げがあるっていうか……単純なところは一緒っていうか、思い込みが激しいっていうか、そんな奴だから、お前よろしくしてやってよ」
 そういうのの相手、得意だろ、と。
 にっこり笑顔でそう告げる池田に、朝比奈さんはびきりとこめかみを引き攣らせた。
 けど「得意じゃねえよ」と小さく吐き捨てる声にはあまり元気がない。
 戸惑うような怒ったような困ったような微妙な視線が、池田と俺に交互に注がれる。
 俺を見て、池田を見て、また俺を見て、溜息。
 それを何度も繰り返した後、朝比奈さんは力尽きたように肩を落としてソファに身体を沈めた。
「……何となく、言わんとしてることは分かったよ」
 ぽつりと呟くその言葉は、多分敗北宣言だったんだろう。
 池田が満足げに口角を吊り上げる。
 薄情そうな灰色の目がゆったりと弧を描く。
 状況に付いていけていないのは、ヘッドロックでもかけるみたいに羽交い絞めにされている俺だけだ。
 今度は俺がうろうろと視線を彷徨わせる番だった。
 対岸の朝比奈さんを見て、頭上の池田を見上げて、また対岸の朝比奈さんに目を戻す。
 それを何度か繰り返した後、ぱちりと対岸と目が合った。
「お前、オレの言うことあんま信じないしな。何か聞きたいこととか困ったことあったらヒナ頼んな。目付きはおっかねえけど面倒見は良いよ」
「……」
 薄情そうな目の池田におっかねえと言われた朝比奈さんは、また不快気に眉を顰めた。
 頼んな、なんて言われても……それじゃあと身を乗り出す気にはなれない。
 何せ初めて会った人だ。
 池田の友達で兄貴の知り合いと聞けば、平常よりは親近感も抱きやすいけど、だからといってすぐさまごろにゃんと懐けるわけがない。
 第一、頼まれた側の朝比奈さんがそれはそれは迷惑そうな顔をしている。
 池田にとっては付き合いの長い相手かもしれないが、俺にとってはそうじゃない。
 池田はそれに気付いていない。
 人類皆兄弟と声を大にして謳うような相手でもない限り、おいそれと近付けるわけがない。
 と、また引き寄せる力が加わって、上体が完全に池田の膝に乗り上げた。
「ヒナ、お前からも言ってやってよ。こいつ、俺に抱かれたから自分はおかまになっちまったってすげえ落ち込んじゃって、すっかり情緒不安定なんだよ。別にそんな風には見えねえっつってんのに、なあ?」
「……おかまって、」
 不穏な単語にびくりと身体が震える。
 自分で口にするよりも、他人が口にした方が余程打撃のある言葉だ。
 恐る恐る目を向けてみれば、何とも言い難い微妙な顔をした朝比奈さんが見えた。
 朝比奈さんの目が、頭のてっぺんから足の先まで撫でて行く。
 戦々恐々とそれを見守っていると、また視線が顔に戻ってきた。
「別に、そんな風には見えないけどな」
「うそだ」
 ぽつりと呟く声に、安堵するどころか反撃の言葉が漏れた。
 力強く全否定というよりも、不安に負けて零れてしまったというような頼りない響きだったけど……それでも朝比奈さんにとっては意外だったらしい。
 軽く目を瞠る動作に、池田の膝の上でぎゅっと拳を握り締めた。
「じゃ、じゃあ……何で分かったんですか……玖朗がその、俺に手、手出したとか……普通に考えたら、ぱっとみて分かるはずがない」
 搾り出した声が掠れた。
 池田の練習相手だと聞かされたって、俺には朝比奈さんがおかまには見えない。
 けど、それは朝比奈さんだからであって、俺も一緒とは限らない。
 安心するかなと引き合わせたと池田は言ったけど、全然安心なんて出来ない。
 明るい場所に居るのが不安だ。
 周り中から後ろ指をさされそうで。
「……痕だよ」
 ぽつりと朝比奈さんが呟いた言葉を、咄嗟に理解できなかった。
 まるで独り言のような言葉に思わず目を眇めると、朝比奈さんは俺の視線から逃れるように気まずげに目を斜め下に落とした。
「痕」
「あと?」
「身体中に山ほどキスマーク付いてりゃ、嫌でも気付くだろ。おかまとかそういうのは関係ない」
「キスマー……、ッ!」
 馬鹿の一つ覚えみたいに反芻しかけ、顔が沸騰した。
 がばりと頭上を振り仰げば、池田がへらりと笑う。
 頭を抱えるみたいなさり気ない仕草で朝比奈さんが示してきたのは、鎖骨、首筋、うなじ、耳の後ろ、他。
 その箇所を教えるように日に焼けた肌の上を次々指が触っていくのに、くらりと眩暈がした。
 バレたのは、そういう理由?
 顔が変わったわけでもなく、声が変わったわけでもなく、仕草が変わったわけでもなく……ただ単に、肌の上に痕跡があっただけ?
 それはそれで物凄く格好悪いけど、それでも……
「じゃ、俺、おかまみたいには見えないですか……」
「見えないよ」
 きっぱりと頷く朝比奈さんに、どっと肩から力が抜けた。
 安堵して。
 池田が自分で言うように、今まで散々振り回された所為で幾ら大丈夫といわれたとしても俺は池田を信じ切れていなかったんだろう。
 完全に他人である朝比奈さんが押してくれた太鼓判は、ぐったり全身脱力して目の前の膝に突っ伏してしまうくらい心強かった。
「……よかった」
 本当によかった。
 ドラえもんにならなくて済んだというよりは、堂々と兄貴に会いにいける自分のままで居られたことに死ぬほど安心した。
 けど。

「大丈夫、どこからどう見ても普通の中学生にしか見えない」

「……高校生です」
 だめ押しするように投げかけられた朝比奈さんの言葉に、別の意味で泣きたくなった。






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