凶悪ハニィ

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【本編】

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 さくらが振り返る。
 その目が朝比奈さんを見つけて、弧を描き……かけて、固まった。
 唇は笑みを象ったまま、完全に石化している。
「……涼……くん、かな?」
 ぽつりと問いかけてくる声に、ぎょっとした。
 俺はさくらを一方的に見て知っているけど、まさかさくらが俺を見て名前まで当ててくるなんて思ってもいなかった。
 思わずまた足が止まりそうになるのに、朝比奈さんが「ほら」と促してくる。
 確かに俺は、さくらに会ってみたいと言った。
 けど、まさか昨日の今日で会えるなんて思いもしていなかった。
 池田にしろ朝比奈さんにしろ、行動力あり過ぎだろ。
 絶妙な距離で互いに見詰め合うこと数秒、先に我を取り戻したのはさくらの方だった。
「ちょっと圭一くん、これどういうこと?」
 振り返り、立ち上がったままの男の袖をぐいぐい引いている。
「私まだ会っちゃ駄目って言われてんのに、政一にバレたら叱られるじゃん!」
「まあまあ、バレなきゃ大丈夫だよ」
「バレるに決まってるでしょ。野生の本能で嗅ぎ当ててくるって絶対」
 兄貴のことをよくご存知のようだ。
 宥める男に、一応ひそひそながらにもわあわあ喚くさくら。
 いや全部聞こえてますよと、言おうにも呆気に取られて動けない、俺。
 ちらりと盗み見てみれば、朝比奈さんは何が可笑しいのか肩を揺らして笑いを堪えている。
 この人の笑いのツボはよく分からない。
「……朝比奈さん、俺どうしたら良いと思いますか」
 さくらは、俺には会いたくなかったらしい。
 一目瞭然の慌てっぷりに、我に返ったは良いけど足が凍りついたみたいに動かない。
 拒絶……というわけではなさそうだけど、ただただ慌てている。
「さあ。一応初対面なんだし、自己紹介でもしとけば?」
「……」
 適当だ。
 あまりにも適当すぎる答えに恨みがましい目を向けてみるけど、朝比奈さんはどこ吹く風で呑気に口笛でも吹きそうな勢いだ。
 自己紹介は、確かに必要だろう。
 互いに互いを認識していたことには驚きだけど、初対面であることには変わりない。
 けど、すっかりテンパって大騒ぎの人間に、ずかずか近付いて「初めまして」と声をかける勇気は俺にはない。
 さくらに会おうとしたのは間違いだった。
 俺の方が会いたいと望んだところで、向こうがそうとは限らない……というか、あの感じからしてあっちも完全にだまし討ちだ。
 何をどうしたら良いのか分からずに凍り付いていれば、一通り騒いで漸く気が済んだのか、さくらの目がまたこっちに向けられてきた。
 騒いでいたことを誤魔化すみたいにぱぱぱと前髪を整えたりしているけど、遅い。
 遅いですよ、と突っ込みたくて堪らない。
 天然の匂いがする。
 へら、と取り繕うような笑みに、漸く会釈するみたいにちょっとだけ頭を動かすことが出来た。
「片山涼二です……あの、何かすみません」
 思わず謝ってしまった。
 朝比奈さんが促してくるのに、やっと凍り付いていた足が溶け、間近に迫るとさくらはまたにこりと微笑んだ。
「はじめまして。村上さくらです。涼くんじゃなくて涼二くんだったんだね」
 政一がいつも「涼」「涼」って言ってるから、涼くんだと思ってた、と。
 さくらは言いながら身体を少し横にずらした。
 隣に座れと促されていることに気付いて、ちょっと躊躇いつつも結局腰を下ろすことにした。
 が。
「……」
 どうしよう。
 続く言葉が一つも出て来ない。
 漠然と会ってみたいとは思ったけど、何を話したいとか、そういうことを全く考えていなかった。
 頭が真っ白になる。
 そんな自分が情けなくて、ゆるゆる視線が落ちて勝手に項垂れていく。
 沈黙が重い。
 と、さくらが先に口を開いた。
「政一……お兄ちゃんにさ、ぶたれなかった?」
「え?」
 思わず顔を上げると、さくらはどこか困ったように肩を竦めた。
「この前、すごい剣幕で涼迎えに行くんだーって飛び出してったからさ、勢い余って暴れるんじゃないかって気になってたんだよね」
「……」
 それは、飛び出していった時に側に居たということだ。
 池田が家を訪ねて、何かしらの言葉で兄貴を煽って、まんまと乗せられた兄貴が怒鳴り込んできた。
 その時に、この人は兄貴のそばに居た。
 それを隠そうともしないさくらの態度に、腹がぎゅっと縮むような気がした。
「あー……暴れる勢いではあったけど、殴られはしなかったから大丈夫です」
「そっか。なら良かった」
 あっさりと頷き、また沈黙。
 気付けば、朝比奈さんと男の姿が無い。
 こんなにも会話の続かない俺とさくらを置いて何処かへ行ってしまったらしい。
 内心舌を打ち、ちらりと隣を盗み見る。
 改めて見たさくらは、可愛らしいことは可愛らしいけど、絶世の美人というほどじゃない。
 きわめて普通の女の人だ。
 華やかさで言えばゆらゆら女の方が数倍可愛い。
 兄貴は、この人のどこが好きになったんだろう。
 俺がいない間に部屋に連れ込むくらいに。
 そんな意地の悪いことを考えて自己嫌悪、また頭が項垂れそうになったところで、頭の隅で豆電球が光った。
 池田が訪ねたとき、さくらは同じ場所に居た。
 それをどろどろ後ろ向きに考えるんじゃくて、前向きに考えたらどうだろう?
 俺がどうしてもどうしても知りたかった、兄貴と池田の喧嘩の原因……それを、さくらは知っているんじゃないか?
「あの、」
「ん?」
「兄ちゃ……兄貴が俺を迎えに来ることになった原因、知ってますか? 俺、本当は夏休み終わるまで家に帰らない予定だったんですけど……何か急に怒鳴り込んできたから、驚いて……」
 これは卑怯な訊ね方だと、分かっている。
 けど、他に言い方が見付からない。
 アンタが嫌でごねたから、池田と兄貴が喧嘩したんですけど原因知ってますか、なんて……流石に本人の前では言えない。
 途切れ途切れに訊ねるぎこちない問いかけに、さくらはぱちりと瞬きをした。
 その目が、ふと宙を泳ぐ。
「……や、よく知らない……かな、」
「教えてください」
 嘘吐け。
 咄嗟に飛び出しそうになった言葉をぐっと喉で押し留めた。
 この人、嘘を吐けないタイプだ。
 あまりにもあからさまに怪しいその態度は、却って可愛らしいくらいだが、ここで引き下がるわけにもいかない。
 仲直りしてくれと池田には言ってあるけど、本当にするかどうかはまだ分からない。
 兄貴のあのブチ切れようから言って、池田の方から歩み寄って行ったとしても突っぱねる可能性がある。
 もしそうなった時、原因さえ知っていれば俺だって何か出来るかもしれない。
「俺が原因だって分かってるのに、何も出来ないのは嫌です」
 そう、嫌だ。
「初対面の人にこんなこと聞くのもあれだけど、俺、どうしても原因が知りたいんです。二人とも、俺には何も教えてくれないから」
「……」
 じっと見詰めて繰り返せば、ゆらゆら漂っていたさくらの目が戻ってきた。
 ちらりと俺を見て、また他所に視線を投げ、それがまた戻ってくる。
 何度かそれを繰り返した後、漸く諦めたように肩を落とし深い溜息を吐いた。
「……後で圭一くん、殴らないといけないな」
 ぽつりと呟く恨み言は、俺じゃなく兄貴じゃなく、ベンチで並んで座っていた男に宛てられたものだ。
 どうやら、自分が俺と引き合わされたのは、喧嘩の原因を吐かせるためだと思ったらしい。
 実際はそういうわけではなかったけど、勘違いして白状してくれるならそれはそれでいい。
 じっと隣を窺ったまま、僅かな変化も見逃すまいと反応を監視する。
 さくらは、行儀良く揃えた膝の上で手を組んだ。
 指が迷うように遊んでいる。
「本当に、あんまりよく聞いてなかったんだけど……途中で部屋追い出されちゃったし、」
「途中まででも良いです」
「……昼間、池田くんが来たんだよね。何か急にひょっこり。で、久しぶりだねって普通に喋ってたんだけど……」
 まごまごと指を遊ばせながら紡ぐ言葉は、ぎこちない。
 それでもはっきりと喋るから、言葉自体は聞き取りやすい。
 こういうところは結構嫌いじゃない。
 意識はさくらの言葉に集中するのに、頭の片隅でそんなことを考えた。
「急に池田くんが、その……涼くんこのまま返さないで良いかなって言い出して」
「は?」
「うちの子にしたいから頂戴って、さらっと言うからびっくりした」
「……」
 麦茶片手ににっこり笑顔でそう告げる池田が、ありありと想像できる。
 けど、それだけで兄貴があんなに切れるものだろうか。
 池田の言葉なんて、八割方が冗談だ。
 いちいち真に受けていたら神経がもたないだろう。
 たった一ヶ月の付き合いで俺にだって分かったんだ、それよりもっと付き合いの長い兄貴が認識していないわけがない。
 馬鹿馬鹿しいお願いに「アホか」と返すだけで話は終わったはずだ。
「……それで?」
 俄かに混乱し始めた思考を宥めるように、殊更ゆっくりと先を促した。
 またさくらの目が泳ぎ始める。
「何馬鹿なこと言ってんだ、って政一が流そうとしたんだけど、そしたら池田くん、お前にはさくらがいるから良いじゃん、て」
「……」
「さくら居んだから、涼はいらねえだろって」
 心臓が刻まれた。
 あまりにもあっさりと放たれたさくらの……いや、池田の言葉に、ぐらりと眩暈がした。
 直球の言葉が塞がりかけた傷を抉る。
 が。
「馬鹿だよねー、池田くんも。政一が涼くん要らなかったら、私家に呼ばれたりしなかったのに」
「……え?」
 はは、と乾いた笑いと共に吐き出されたさくらの言葉に、反射的に顔が上がった。
 フォローか?
 咄嗟にそう思ったけど、軽く笑うさくらの横顔は、どこか淋しそうに見えた。
 いや、どこかじゃない。
 普通に淋しいんだろう。
 はははという笑い声が、最後は「へえ」という何ともおっさん臭い溜息で終わる。
 笑顔が消えると、さくらはすとんと肩を落としベンチに背中を預けた。
 軽く伸びをすると、ひんやりとした風に乗って良い匂いがした。
「ガード固いんだよなー政一。やっと家にお呼ばれだーって喜んで飛んでったら肝心の涼くんいないし、たった二晩でほっぽり出されるし、散々だよ」
「……」
 愚痴が入ってきた。
 燦々輝く月を見上げながら、さくらが唇を尖らせる。
 飾らないその仕草は、可愛いと思った。
「二晩の間に、私何回「おい涼!」って呼ばれたと思う? 八回だよ、八回」
「……数えてたんですか」
「そりゃ数えるでしょ! だって八回だよ? 信じられないっしょ。そんなに涼くん恋しいなら呼び戻したら良いじゃんって言ったら、そんな格好悪い真似出来るかって怒るんだよ。踏んだり蹴ったりだよもう」
 まあ、確かに間違われた方は面白く無いだろう。
 さくらのぼやきに、話が横道に逸れてかけていることには気付いていた。
 けど、止めることは出来なかった。
 毒気を抜かれたように呆然とさくらを眺めながらも、頭の中が猛烈な勢いで姑息な計算をするのが分かる。
 今のさくらの言葉を要約すれば、こうだ。
 俺がいないから、さくらが呼ばれた。
 これは変わりないことだ。
 けど、理由が違う。
 俺がいないからとまんまとさくらを呼んだんじゃなく……悪い言い方をすれば、俺がいないその「代わり」に、さくらが呼ばれた。
 そう取れないか?
 いや、そうとしか捉えられない。
「……ッ、」
 仮定が確信に変わると同時に、背中にどっと汗をかいた。
 思わず変な声が漏れそうで、慌てて口許を掌で覆う。
 ごめんさくら。
 ざまあみろさくら。
 兄ちゃんはまだ俺のもんだ。
 汚れきった歓喜が腹の底から噴き出してくる。
 ごめん、と、ざまあみろが頭の中で混ざり合う。
 やっぱり俺は汚い。
 汚くてずるい。
「……ま、そういうわけだからさ」
 ふと、さくらの声音が変わった。
 どこかすっきりしたように、溌剌とした声だ。
 後ろめたい気分いっぱいで顔を上げれば、かちりと視線が絡んでさくらが笑う。
「もし池田くんに「うちの子になってー」って頼まれても、うんって言ったら駄目だよ。政一あれですっごい淋しがりだからさ。もうちょっと側に居てあげて?」
「……」
「あの二人は、放っておいても大丈夫だよ。昔からすっごい仲良いもん。本人達は認めないけどね。でも大丈夫」
 ぽんと背中を叩かれた反動で、思わず涙が出そうになった。
 ぼやく素振りで慰められた。
 なにこの変化球。
 頭の中ではざまあみろなんて思っている俺を、まるで当たり前みたいに慰めてきた。
 兄貴がこの人を好きなのは、こういうところなのかもしれない。







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