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四章 聖女エデル
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聖女エデルは、教会に使えるごくごく普通の巫女であった。
教会に駆け込んでくる冒険者たちの怪我を治し、宿がない人々のために住居を貸す、ときどき被災して家がなくなった人々を避難させる、本当に当たり前のことしかしていない。
そんな彼女が聖女と呼ばれるようになったのは、教会の神官……それこそエデルが会えるような立場ではないくらいに身分の高い人……に呼び出され、唐突に言われたのだ。
「聖女エデルよ、勇者に選ばれし少年と共に、魔王を屠れ」
そんなことを言われても。当然ながら、彼女は途方に暮れた。
こうして、ただの巫女エデルは、聖女エデルとなった。
しかし神官がエデルを聖女に選んだのは、なにもただの人身御供でも、魔王を屠るための生贄でもなかったというのは、後々わかる話であった。
普通魔法は、賛美歌を歌ったり、聖書の一節を唱えたりと、音に魔力を乗せなければ使えなかった。しかし聖女エデルは豊潤過ぎる魔力を、一秒たりとも音に乗せることなく魔力を練り込んで魔法を使えるのであった。
寝かせなければならない怪我人を起こすことなく魔法で治療ができ、予言を読み解き、魔物や魔獣に悟られることなく結界を展開することのできる聖女。一見すると大人しく自己主張のできない娘であり、儚げな銀髪を揺らす様で侮られるが、彼女の力を見た途端に誰もかれもが驚愕し、彼女であったらきっと魔王を倒すことができるだろうと、崇められるようになったのである。
聖女エデルが時の王城に向かい、国王により会わせられた少年と出会った。
彼はそもそも剣士でもなければ騎士でもなく、貴族でもなければ商才がある訳でもない、ごくごく普通の農民だったのを見たとき、彼女が真っ先にしたのは国に対する抗議であった。
「いくらなんでもあんまりです! 魔王との戦いで、民間人に死ねと命令するのですか!?」
「たったひとりの民間人と大陸全土の国民を選べというのなら、私はたったひとりに死ねと命令しよう。たったひとりを選んだがために、国民全てに死ねと言える王など、どこにいようか」
王の言葉に、聖女エデルは怯んだ。
それはただの巫女であった彼女が、聖女として祀り上げられたことと同じ。ただの巫女に聖女なんて仰々しいふたつ名をかざさなければならないほどに、この大陸は魔王によって傷つき、少しずつ少しずつ人の住める領地が減ってきていたのだから。
聖女エデルが唇を噛んでいる中、少年は綺麗な瞳で彼女を見た。
「んー……俺はただ呼び出されたから来ただけだけどさあ……うちの村、魔獣狩りに駆り出されて女子供と年寄りしかいないんだよな。仕方ないとは言ってもな、魔獣を狩らないと、来年の分の作物が獲れないんだからさ」
なにが言いたいのだろうと、エデルは困った顔で少年を眺めると、少年……アビーは農民らしく言う。
「俺はあんまり学がねえし、文字だって読めないけどさあ。うちの村に町の学校に行かせたほうがいいっていうような頭のいい奴がいるんだ。あいつが戦争で死ぬのはもったいないと思うし。この間結婚したばかりなのに、いきなり旦那が魔獣狩りに駆り出されて未亡人になったのだって増えてきている。俺ひとりが行けば、他の奴らは結婚できるし、作物育てられるし、学校にも行ける。腕っぷししかねえ俺が役に立てるなら、本望だ」
その少年の裏表のない言葉に、エデルは言葉を失った。そして彼の心根を知り、思ったのだ。
……彼は絶対に死なせてはいけないと。
それからふたりでの長い旅がはじまった。
腕っぷし以外なにもなかった彼に魔法を教えるにしても、魔力を練る方法から教えなければならなかったため、教会で修業をしたこともない民間人にいちから教えるのは骨が折れた。
アビーが勇者に選ばれたのは、魔力の量の多さ故だろうか。エデルからしてみれば無駄な量を使ってもなお、余っている魔力の量には目を見張るものがあった。
それから魔獣を狩り、ときには魔族を倒しながら、少しずつ仲間を増やしていった。
民間人のアビーが勇者になったことに不服を申し立てた剣士バルドリックと決闘をしたものの、丸一日戦ったものの、途中で魔族の襲撃に遭い、中断。共に力を合わせて戦ったことで友情が芽生え、ふたりでじゃれるように戦いながら鍛錬をするようになっていった。
旅の途中で資金を盗んだ盗賊コニーを拘束して教会に連れて行こうとしたら、そのまま何度も手を合わされて、仕方なく旅に連れて行ったら、彼がとんでもなく遺跡の罠の解除や隠し通路を見つけ出すのが上手く、それにより何度も何度も助けられることとなった。
魔族により滅ぼされた町の生き残りだった吟遊詩人ラウラを、どこかに保護してもらおうとしたが、彼女が暗記していた古代の歌によりヒントを得て、遺跡の罠の解除や魔獣の支配する森の横断方法を見つけ出したため、そのまま彼女を守りながら旅を続けることとなった。
全てが戦いの記憶だけだった訳ではない。
雨宿りのためにしばらく滞在することになった町で、賞金目当てでダンスコンテストに飛び入りで参加したことがある。
ダンスなんてしたことのない勇者アビーと聖女エデルのペアがとんちんかんなダンスを披露して失笑を勝っている中、剣士バルドリックと吟遊詩人ラウラのペアがあまりにも麗しいダンスを披露したがために、飛び入りとは言えど特別賞を獲って、一番いい宿に泊まることができたり。
大きな街の豪商の娘が誘拐されたとかで解決にあたった際に、盗賊コニーの口から出まかせを信じ込んでしまった娘が惚れこんでしまったがために、どうやって断るかで皆で膝を交えてさんざん話し合うことになってしまったり。
そんな優しくて温かい思い出は、残念ながら今代にはほとんど残ってはいない。
何故なら当事者の過半数は魔王討伐の際に命を落としてしまい、唯一居場所がたしかだった吟遊詩人ラウラもエルフの隠れ里で静かに余生を過ごしたものの、魔王討伐に同行できなかったがために、真相を知らないのである。
そう──たったひとりを残して、あのときになにがあったのかを覚えているものが、いないのである。
教会に駆け込んでくる冒険者たちの怪我を治し、宿がない人々のために住居を貸す、ときどき被災して家がなくなった人々を避難させる、本当に当たり前のことしかしていない。
そんな彼女が聖女と呼ばれるようになったのは、教会の神官……それこそエデルが会えるような立場ではないくらいに身分の高い人……に呼び出され、唐突に言われたのだ。
「聖女エデルよ、勇者に選ばれし少年と共に、魔王を屠れ」
そんなことを言われても。当然ながら、彼女は途方に暮れた。
こうして、ただの巫女エデルは、聖女エデルとなった。
しかし神官がエデルを聖女に選んだのは、なにもただの人身御供でも、魔王を屠るための生贄でもなかったというのは、後々わかる話であった。
普通魔法は、賛美歌を歌ったり、聖書の一節を唱えたりと、音に魔力を乗せなければ使えなかった。しかし聖女エデルは豊潤過ぎる魔力を、一秒たりとも音に乗せることなく魔力を練り込んで魔法を使えるのであった。
寝かせなければならない怪我人を起こすことなく魔法で治療ができ、予言を読み解き、魔物や魔獣に悟られることなく結界を展開することのできる聖女。一見すると大人しく自己主張のできない娘であり、儚げな銀髪を揺らす様で侮られるが、彼女の力を見た途端に誰もかれもが驚愕し、彼女であったらきっと魔王を倒すことができるだろうと、崇められるようになったのである。
聖女エデルが時の王城に向かい、国王により会わせられた少年と出会った。
彼はそもそも剣士でもなければ騎士でもなく、貴族でもなければ商才がある訳でもない、ごくごく普通の農民だったのを見たとき、彼女が真っ先にしたのは国に対する抗議であった。
「いくらなんでもあんまりです! 魔王との戦いで、民間人に死ねと命令するのですか!?」
「たったひとりの民間人と大陸全土の国民を選べというのなら、私はたったひとりに死ねと命令しよう。たったひとりを選んだがために、国民全てに死ねと言える王など、どこにいようか」
王の言葉に、聖女エデルは怯んだ。
それはただの巫女であった彼女が、聖女として祀り上げられたことと同じ。ただの巫女に聖女なんて仰々しいふたつ名をかざさなければならないほどに、この大陸は魔王によって傷つき、少しずつ少しずつ人の住める領地が減ってきていたのだから。
聖女エデルが唇を噛んでいる中、少年は綺麗な瞳で彼女を見た。
「んー……俺はただ呼び出されたから来ただけだけどさあ……うちの村、魔獣狩りに駆り出されて女子供と年寄りしかいないんだよな。仕方ないとは言ってもな、魔獣を狩らないと、来年の分の作物が獲れないんだからさ」
なにが言いたいのだろうと、エデルは困った顔で少年を眺めると、少年……アビーは農民らしく言う。
「俺はあんまり学がねえし、文字だって読めないけどさあ。うちの村に町の学校に行かせたほうがいいっていうような頭のいい奴がいるんだ。あいつが戦争で死ぬのはもったいないと思うし。この間結婚したばかりなのに、いきなり旦那が魔獣狩りに駆り出されて未亡人になったのだって増えてきている。俺ひとりが行けば、他の奴らは結婚できるし、作物育てられるし、学校にも行ける。腕っぷししかねえ俺が役に立てるなら、本望だ」
その少年の裏表のない言葉に、エデルは言葉を失った。そして彼の心根を知り、思ったのだ。
……彼は絶対に死なせてはいけないと。
それからふたりでの長い旅がはじまった。
腕っぷし以外なにもなかった彼に魔法を教えるにしても、魔力を練る方法から教えなければならなかったため、教会で修業をしたこともない民間人にいちから教えるのは骨が折れた。
アビーが勇者に選ばれたのは、魔力の量の多さ故だろうか。エデルからしてみれば無駄な量を使ってもなお、余っている魔力の量には目を見張るものがあった。
それから魔獣を狩り、ときには魔族を倒しながら、少しずつ仲間を増やしていった。
民間人のアビーが勇者になったことに不服を申し立てた剣士バルドリックと決闘をしたものの、丸一日戦ったものの、途中で魔族の襲撃に遭い、中断。共に力を合わせて戦ったことで友情が芽生え、ふたりでじゃれるように戦いながら鍛錬をするようになっていった。
旅の途中で資金を盗んだ盗賊コニーを拘束して教会に連れて行こうとしたら、そのまま何度も手を合わされて、仕方なく旅に連れて行ったら、彼がとんでもなく遺跡の罠の解除や隠し通路を見つけ出すのが上手く、それにより何度も何度も助けられることとなった。
魔族により滅ぼされた町の生き残りだった吟遊詩人ラウラを、どこかに保護してもらおうとしたが、彼女が暗記していた古代の歌によりヒントを得て、遺跡の罠の解除や魔獣の支配する森の横断方法を見つけ出したため、そのまま彼女を守りながら旅を続けることとなった。
全てが戦いの記憶だけだった訳ではない。
雨宿りのためにしばらく滞在することになった町で、賞金目当てでダンスコンテストに飛び入りで参加したことがある。
ダンスなんてしたことのない勇者アビーと聖女エデルのペアがとんちんかんなダンスを披露して失笑を勝っている中、剣士バルドリックと吟遊詩人ラウラのペアがあまりにも麗しいダンスを披露したがために、飛び入りとは言えど特別賞を獲って、一番いい宿に泊まることができたり。
大きな街の豪商の娘が誘拐されたとかで解決にあたった際に、盗賊コニーの口から出まかせを信じ込んでしまった娘が惚れこんでしまったがために、どうやって断るかで皆で膝を交えてさんざん話し合うことになってしまったり。
そんな優しくて温かい思い出は、残念ながら今代にはほとんど残ってはいない。
何故なら当事者の過半数は魔王討伐の際に命を落としてしまい、唯一居場所がたしかだった吟遊詩人ラウラもエルフの隠れ里で静かに余生を過ごしたものの、魔王討伐に同行できなかったがために、真相を知らないのである。
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